XMで口座開設を行う際、登録フォームの入力や口座有効化の承認で躓いてXMの口座開設ができないケースがあります。
入力のミスだったりコンプライアンスの問題だったりと原因は様々で、XM側でもかなり厳正な審査が行われるので、小さな事が口座開設できない原因となります。
本記事では、「XMで口座開設できない」ケースにスポットをあてて、原因と解決方法を紹介します。
口座開設できない原因と解決法
XMの口座開設の流れを説明すると、以下のように3ステップにわかれます。
自分がどの工程で止まっているのかチェックして原因を探っていきましょう。
口座開設フォームの入力情報でミスがないか、まずはチェック
登録フォームで入力ミスの多いケースをチェック表にしました。
メールアドレスは間違っていないか?
口座開設作業を進めていくと「Eメールアドレスをご確認ください」というメッセージボタンが出現します。
その際、XMから送られたEメールアドレスを確認してメール内リンクからジャンプすることで認証プロセスが完了します。
この時にEメールアドレスを間違えて入力していると、認証メールが届かず、口座開設作業をそれより先に進めることができません。
メールアドレスを間違えていた場合、もう一度最初から口座開設作業をやり直し、すぐに受け取れるメールアドレスを正確に入力しましょう。
迷惑メールフォルダに入っている可能性も?
また、別の要因としてGmailを利用していた場合、認証メールが迷惑フォルダに分類されていたり、他のフォルダに分類されてしまっている可能性もあります。
住所の英語表記は間違っていないか?
住所の英語表記を間違ってしまうケースも多くあります。
普段、海外に郵便などを出さない限りは、自宅の住所を英語で書く機会はないので、慣れてない方もいると思います。
そういう場合は、日本語の住所を英語住所に翻訳してくれるサービスもありますので、そちらを利用して英語住所を書き込むのも良いでしょう。→ Judress
POINT
ちなみに、XMで登録した住所は、出金時の受取銀行で登録してある住所と同じである必要があります。
もし、住所が異なっている場合、スムーズに出金することが難しくなります。
海外からの入出金について規制が厳しくなっている昨今、手続き上のケアレスミスで出金が遅れることが多発していますので、注意しましょう。
住所を間違えて登録して、エラーが出てきた場合は、さきほど紹介したJudress(http://judress.tsukuenoue.com/)などの翻訳サイトを利用して入力しましょう。
もし、そのまま登録できてしまった場合は、後からXMサポートデスクにその旨を伝えて住所変更手続きを行うことが望ましいでしょう。
名前と苗字が逆になっていないか?
名前と苗字は、1,名前 2,苗字の順番が正しい順番です。
反対に入力してしまうと、後からの本人確認書類との整合性がとれなくなるので、本人確認書類に合わせた書き方に気を付けましょう。
おそらく、そのまま登録はできますが、後から行う口座有効化(本人確認書類とのマッチング)の際に、確認を求められる可能性があります。
ですが、大きな問題ではないので、XM側から確認されることで解決すると思います。
電話番号表記は間違っていないか?
電話番号は冒頭に国番号(+81)をつけ、ハイフンなしで090~…と続けて正確な数字を記入します。
冒頭のゼロを省く必要はありません。
XMでは現在、Eメール認証を行っており、SMS認証(ショートメールを使った認証)はないので、海外渡航先で口座開設をする場合でも日本の番号を入力することが望ましいです。
電話番号を間違えたとしても口座開設に問題はありませんが、確認やトラブル等があった際に、電話がかかってくる場合もあるので、正確に入力する方が望ましいです。
カタカナ入力箇所は間違っていないか?
XMの口座開設では自分の名前のフリガナを入力する際に、「カタカナ入力」をする必要があります。
カタカナ入力は、IMEパッド部分で右クリックすると入力候補が表示されるので、その中から全角カナ入力を選べます。
しかし、パソコンの機種によって全角カナを選べない場合、自分の名前と同じカタカナをWeb上で検索し、コピー&ペーストを行うという荒業もあります。(口座開設に支障はありません)
Windowsの場合は、IMEパッドを右クリックで全角カナを選択できます。
Macの場合は、SHIFT+かなボタンを同時に押すと、全角カナに切り替わります。
投資家情報でふさわしくない答えをしていないか?
登録フォームを入力していくと、「投資家情報」という部分で、ユーザーの資産状況を入力する画面があります。
実は、ここで何を答えてもXMの口座登録には支障がないと言われています。
ただ、あまり聞かれることのない質問のため、どう答えていいか不安になってしまいますよね。
この質問で気にするべき部分は、最初の投資額の部分のみです。
もし、投資額を2万ドル以上と入力をすると、最大レバレッジを200倍に制限されてしまうこともあるそうです。
「投資家情報」で資金額を極端に少なく答えても、投資目的を「投機」と答えても、この答えによって口座開設できないケースはほとんどないようです。
XMの口座開設では、ユーザーの身元の確認を重点的に行っています。
過去にブラックリストに載った経験のあるユーザーは、この段階で口座開設を拒否されますが、日本在住で身元がはっきりしている方ならば、ほとんど問題なく口座を開設できるでしょう。
XMが恐れているのは、反社会的勢力によるマネーロンダリングに利用される可能性や犯罪行為へ加担する事です。
そのため、反社会的勢力でないことを審査しているので、多くの一般ユーザーにとっては、入力ミスがないようにしておけば問題はありません。
XMでは、入力ミスが原因で口座開設ができないケースがほとんどだそうですので、入力には細心の注意を払いましょう。
それでは、ここから先は、入力ミス以外の原因もご紹介します。
入力ミス以外で口座開設できない場合
入力ミス以外で口座開設できないケースをチェック表にしました。
公式サイト外で口座開設をしている
公式サイト外からの口座開設というのは、いわゆる「口座開設代行」や「XMを装った別会社」で、口座登録情報を入力する行為です。
この場合、XMの公式サイトで口座開設するのに比べて、数日遅くなると言われています。
口座開設代行を使用しなくてもXMなら自分で全部出来ます!
POINT
海外口座を作るのが初めての場合、業者に任せた方が安心だと思う人もいるかもしれませんが、XMの日本語サポートのスタッフは全て日本人で、口座開設でつまずいた場合などには、丁寧なサポートをしてくれます。
正しく口座開設をしたい場合はXM公式サイトから行いましょう。
過去に口座を開設した経験がある
XMでは1人1アカウントの原則があり、過去に口座を開設したことがあれば、その口座が休眠・凍結していたとしても、その口座の復活&継続利用を求められます。
筆者も以前、口座開設して2年ほど放置した後に、口座を再開した経験があります。
その時は、直接、XMサポートに連絡をして、再開手続きを踏み、無事再利用することができました。
XMですでに8口座を保有している
XMの同一アカウント内で持てる口座数の上限は8口座です。
すでに8口座保有している場合は、新たな口座開設はできません。
もし、新規でさらに口座を作りたい場合は、過去に作った口座を削除してから、追加口座を作るようにしましょう。
XM側のブラックリストに載っている可能性も…
口座開設できない原因の最後に残った可能性は、海外FX業者のブラックリストに載っている可能性です。
過去に別の海外業者であっても不正行為を行い、口座アカウントを削除された経験がある場合、XMのブラックリストに載っている可能性があります。
海外FX業者間では、不正ユーザーの情報をシェアしており、違法な行為を繰り返すユーザーを締め出そうとしています。
口座の有効化ができない原因と解決法
口座登録情報を入力した後、次のステップは「口座の有効化」です。
口座有効化でつまづいてしまうケースを見ていきましょう。
口座の有効化では、XMに登録した情報と本人確認書類画像との照合が大きなポイントとなります。
登録情報と提出した本人確認書類の情報が異なる場合、「口座開設ができない」原因となります。
登録情報との非マッチの場合は、登録フォームへの入力をやり直す必要がありますので、前章を見返しましょう。
ここからは、本人確認書類が不適格だった場合の対処法について紹介していきます。
提出した本人確認書類が不適格ではないか、まずはチェック
本人確認書類の画像でよくあるミスをチェック表にしてみました。
書類の有効期限は切れていないか?
「住民票」や「公共料金の請求書」や「クレジットカードの明細書」などの有効期限は、直近6ヶ月です。
6ヶ月以上前の本人確認書類は、証明書類として使用できません。
また、免許証やパスポートなどの写真付き身分証も、身分証の期限を越えてしまうと利用できませんので、注意しましょう。
公共料金の請求書に全住所が書かれているか?
公共料金の中には、世帯ごとの契約ではなく建物全体で契約しているものもあります。
その場合は、請求書に部屋番号などは記載されておらず、証明書類として使用できません。(ガス会社の請求書には、このパターンが多いようです)
請求書に全住所が記載されていない場合は、住民票など別の書類で本人確認に応じるようにしましょう。
ファイル形式を間違えていないか?
XMの本人確認書類画像は、ファイル形式「GIF、JPG、PNG、PDF」と定められています。
画像のサイズが大きすぎないか?、小さすぎないか?
アップロードできるサイズは5MBまでです。
画像のサイズがオーバーした場合は、アップロードできずに弾かれてしまう可能性があります。
また、反対に画像が小さすぎると、本人確認書類に記載された文字が見えず、審査に落ちてしまう可能性があります。
適度な画像サイズに気を付けましょう。
POINT
大きすぎる画像を圧縮してくれるWEBサイトもあります。
→Tinypng(pngやjpgの圧縮サイトです)
光が反射して不鮮明になっていないか?
光が反射して画像が不鮮明になってしまった場合も、審査からは落ちることがあるようです。
特にパスポートなどは、本人写真部分がコート加工してあるので光が反射しやすく、撮影するのに工夫が必要です。
蛍光灯の真下で撮るのではなく自然光のある昼間に撮影すると良いでしょう。
画像データを加工していないか?
画像データに加工した痕跡があると、審査で落とされてしまうことがあります。
XMでは提出画像のみで本人確認しているため、偽造パスポートや偽造免許証に対して目を光らせており、画像については無加工で提出することが望ましいようです。
写真加工アプリを使用していないか?
こちらも、上と同じ理由で審査落ちしてしまう原因です。
写真加工アプリの場合、特に設定していなくても最初から元画像を加工する機能が備わっており、これらも加工の一種とみなされてしまうことがあるようです。
スマートフォンで撮影する場合は、デフォルトのカメラ機能を使って撮影することをおすすめします。
書類提出から3日営業日以上経過しているか?
口座有効化に要する審査日数は、数分~最大で3日営業日と言われています。
営業日で3日以上経過しているのに、XMから口座開設完了のお知らせが届かなければ、サポートに問い合わせしましょう。
本人確認画像が正常にアップロード出来ていない可能性もあります。
会員ページのプロフィール欄で、書類アップロード画面のステータス部分が「受領済」に変化していれば、アップロードが上手くいっています。
居住国に間違いは無いか?
XMは口座開設者の居住国によりサービス提供範囲が分かれており、日本の居住者であればXMTradingのサービスを受ける事になります。
もし、XMTRADINGのサービス範囲外となる場合は口座を開設することが出来ません。
例えば、国籍が日本で、日本の身分証明書、住所証明書を用意出来たとしても、一時的に海外に居住しているだけで口座の有効化が出来ません。
その場合は日本語サポートも受けることが出来ず、XMGLOBALやXM.comへの登録が必要になります。
口座開設できない、よくある質問(FAQ)
自分の名前の正確なスペルがわからない
- 自分の名前の正確なスペルがわからない
-
例えば「シンジ」をローマ字表記した場合「SHINJI」でも「SINZI」でも同じように「シンジ」と発音できます。
結論から伝えると、自分の名前の正確なスペルがわからない場合はパスポートの英語表記に合わせるのが正しいです。
(パスポートの英語表記は自分で設定できます)ちなみに、銀行の海外送金を使う場合も、名前のローマ字表記を使用しますので、基本的には、公共機関でのローマ字表記は統一しておくことが、賢明です。
住所に字(あざ)や上ル下ルが入ってる場合の英語表記はどうすればいい?
- 住所に字(あざ)や上ル下ルが入ってる場合の英語表記はどうすればいい?
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住所に字(あざ)や上ル下ルが入ってる場合でも省略せずに、すべて書き入れましょう。
郵便の場合は、字(あざ)表記は省略可能ですが、口座開設や海外送金に伴う英語住所表記では、省略せずに書き入れる必要があります。
例)〒604-0000 京都府京都市中京区間之町通押小路下ル(さがる)左京町
(英語表記)
↳Ainomachitoori osikouzi sagaru sakyoutyou, Kyoto Shi Nakagyo Ku, Kyoto Fu, 604-0000, Japan複雑な住所でも、免許証などと同じ様に記入します。
(参考:JuDress)
結婚して苗字が変わった場合はどうする?
- 結婚して苗字が変わった場合はどうする?
-
結婚して苗字を変更した場合でも、本人確認書類(免許証やパスポート)と一致していれば問題はありません。
しかし、まだ未変更だった場合は、口座開設作業は完了できません。
公的書類の変更を急いで行う必要があります。また、すでに開設済みの口座を保有していて苗字変更した場合、速やかにXMサポートデスクに、その旨をメールで報告し、新しい身分証をアップロードする必要があります。
引っ越して住所が変わって入力情報と異なる場合はどうする?
- 引っ越して住所が変わって入力情報と異なる場合はどうする?
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引っ越して住所が変わった場合、口座有効化の前なら、口座登録情報を書き直す必要があります。
XMサポートデスクに伝えて、新しく口座登録をやり直しましょう。口座有効化の後なら、XMサポートデスクにメールで住所変更の旨を伝えて、新しい新住所確認書をXMにアップロードする必要があります。
▶新住所確認書のアップロードはマイページから→<XMマイページ>
登録したメールアドレスを変更したい
- 登録したメールアドレスを変更したい
-
登録したメールアドレスを変更したい場合は、口座有効化の前なら、口座登録をやり直せば問題ありません。
口座有効化後なら、XMサポートデスクに口座番号と名前、以前登録したメールアドレスと新しいメールアドレスを通知してください。
XMで使えるメールアドレスは1人1つなので、以前の登録したメールアドレスを削除する必要があります。
同様の内容を直接Eメールで通知する場合は、必ず旧アドレス(XMに登録してあるEメール)から行ってください。
口座開設できない場合の原因と解決方法についての記事は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、次回またお会いしましょう!
- MT4をダウンロードしたい場合はこちらの記事を参考にしてください。
- XMに入金したい場合はこちらの記事を参考にしてください。
XMで口座開設について思うこと
入力ミスに気を付けましょう
本記事でも解説していますが、「XMで口座開設ができない」という方のほとんどが、名前や、住所の英語表記などの入力ミスが主な原因だそうです。
特に住所の英語表記を間違ってしまうケースが多いようです。
自宅の住所を英語で書く機会はないので、慣れてない方もいるのではないでしょうか。
そういう場合は、日本語の住所を英語住所に翻訳してくれる翻訳サイトJudress(http://judress.tsukuenoue.com/)を利用してみましょう。
登録フォームへの入力は15分以内を目安に
実は、記事内では触れていないのですが、XMの口座登録フォームへの入力は1ステップ15分以内に入力しないと、勝手にログアウトされる仕様になっています。
だから、頑張って入力し終わった後に、「ステップ2へ」というボタンをクリックしたら、時間切れでまた最初に逆戻りしてしまう、ということがたまにあります。
これは、セキュリティ上、必要な措置なのですが、それを知らないと戸惑ってしまいますよね。
僕が初めて口座開設した時も、同じように1ステップ15分以上かけてしまい、タイムアウトになってしまった経験があります。
なので、初めて口座開設する人は、事前に必要な情報をまとめておくことをおすすめします。そうすれば、タイムアウトにならずスムーズに口座開設できますからね。
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