XMのデモ口座は、仮想の資金を使用して、実際の口座と同様の取引環境でデモトレードを体験することが可能です。
デモ口座の開設には、メールアドレス以外の本人確認も必要なく、所要時間3分ほどで開設できます。
本記事では、XMのデモ口座の開設からMT4/MT5へのログイン、デモ口座を運用する上での注意点、残高リセットの方法、リアル口座との違いなどを解説しています。
XMのデモ口座を開設する方法
- XM公式サイトよりデモ口座登録へアクセス
- 個人情報の入力
- 取引口座詳細の入力
- 口座パスワードを設定
- Eメールを確認
- XMデモ口座のログイン情報を取得
XMのデモ口座を開設する手順
入力箇所は全て半角英数字で入力してください。
- 下のお名前 = 例:Taro
- 姓 = 例:Yamada
- 居住国 = Japan(リストから選択)
- 都道府県・市 = 例:Hokkaido
- 電話 = 例:+81 09012345678*
- Eメール = 例:xm@gmail.com
- 希望言語 = 例:日本語
個人情報の登録フォームでは、簡単な個人情報の入力でOKです。
正確に入力する必要があるのはメールアドレスのみです。
(同一アドレスで開けるのは5口座まで。)
MT4/MT5の選択、口座タイプ、基本通貨、レバレッジ、投資額を選択していきます。
※MT5を選択するとKIWAMI極口座は表示されません。
- 取引プラットフォーム = MT4 or MT5を選択
- 口座タイプ = スタンダード or Zero or KIWAMI極から選択
- 口座の基本通貨 = 円、ドル、ユーロから選択
- レバレッジ = 例:1:1000
- 投資額 = 例:100,000(初期の残高を選択)
取引口座詳細は、将来どんな条件でリアル取引するかを想定しながら選ぶと良いでしょう。
リアル口座とデモ口座を同条件で作るのがおすすめです。
MT4とMT5はどっちがおすすめ?
→MT4は初心者や自動売買する人に、MT5は裁量取引をする人におすすめですが、現状ではMT4を利用するトレーダーが大多数であり、MT5を利用する方は極少数となっています。
- MT4
- MT4は、全世界人気No.1の取引プラットフォームで、EAやカスタムインジケーターの種類が豊富です。
使い方の解説サイトも多いので、問題があった際は対処しやすいのが特徴です。
また、メモリの消費量が少ないので、パソコンのスペックが低い場合でも利用しやすいのも魅力です。 - MT5
- MT5は、動作速度などが向上したMT4の次世代ソフトです。
「動作スピードが向上」「時間足が倍以上に増えている」など、環境設定がより細かくなり操作性も向上しています。
口座タイプはどれがおすすめ?
→まずは標準的なスペックのスタンダード口座がおすすめです。
- スタンダード口座
- スタンダード口座は、標準的なスペックを持つ口座タイプです。
XMのレバレッジ1000倍を体験でき、残高と取引量のバランスを考えるのに最適な口座です。 - ゼロ口座
- ゼロ口座は、取引コストが低いECN方式を採用した口座タイプです。
最大レバレッジは500倍と低めなので、他の口座タイプより多くの資金を必要とします。
ECN方式を試してみたい方はゼロ口座を選択しましょう。 - KIWAMI極口座
- 最大レバレッジは1000倍で、スプレッドが狭く、取引コストが最も安い口座です。
また、メジャー通貨ペア、金・銀がスワップフリーとなっているので、余計なコストを気にせず取引可能。
口座パスワードを設定して、入力漏れがないことを確認して、デモ口座開設をクリックします。
- 口座パスワード = 希望するパスワードを入力
- チェックボックス = XMからのニュースメールを希望する方は、チェックを入れる
口座パスワードはアルファベットの「大文字」と「小文字」、「数字」の3種類を含み、10~15文字以内にする必要があります。
口座パスワードは後から通知されないため、大切に管理するようにして下さい。
メールアドレスを正しく情報を入力できていれば、XMから認証メールが届きます。メール内の「こちら」または「Eメールアドレスをご確認ください」をクリックしてください。
メールアドレスの認証が完了すると、再度XMからメールが届きます。そのメールの中に取引フォームへのログイン情報が書かれています。
※メールに書かれているIDとサーバー番号が、MT4/MT5へのログイン情報になります。
XMでは非会員でもデモ口座を開設することができますが、リアル口座も同時に開設したい方は、XMのリアル口座開設の記事を参考にしてください。
以上でXMのデモ口座の開設は完了です。
取引プラットフォームをダウンロード
XMのデモ口座開設手続きが完了したら、次に取引プラットフォームをダウンロードしましょう。
利用するデバイスの選択
取引フォーム(MT4/MT5)はスマホでもパソコンでも利用可能です。自分が利用するデバイスの取引フォームをダウンロードしましょう。
まずは、利用するデバイス(スマホ・パソコン・タブレット)を選択します。
XM公式サイトの画面上部にあるメニューをクリックして、取引プラットフォームの一覧を開きます。
取引プラットフォーム一覧の中からダウンロードしたいものをクリックして個別ページに入ってください。
最初にXM公式サイトの画面上部にある「メニュー」をタップして、一覧から「プラットフォーム」を選択してください。
すると「取引プラットフォーム」の一覧が表示されます。
そのままスクロールしていくと、「MT4の説明とデバイス別MT4のリスト」と「MT5の説明とデバイス別MT5のリスト」が表示されます。
「デバイス別MT4/5のリストから」ダウンロードしたいものをタップして、個別ページに進んでください。
PC対応MT4/MT5 | Windowsで動くMT4/MT5 XM公式サイトからDL・インストール |
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Mac対応MT4/MT5 | Macで動くMT4/MT5 XM公式サイトからDL・インストール |
MT4/MT5 WebTrader | ブラウザ上で動作するMT4/MT5 ダウンロード・インストールの必要なし |
iPhone対応MT4/MT5 | iPhoneで動くMT4/MT5アプリ アプリショップからダウンロード |
iPad対応MT4/MT5 | iPadで動くMT4/MT5アプリ アプリショップからダウンロード |
Android対応MT4/MT5 | アンドロイドで動くMT4/MT5アプリ アプリショップからダウンロード |
Androidタブレット対応MT4/MT5 | androidタブレットで動くMT4/MT5アプリ アプリショップからダウンロード |
デモ口座開設の際に選択したプラットフォーム(MT4かMT5)を選択しないと、ログインできないので注意しましょう。
MT4/MT5をダウンロード
Windows版やMac版を選択した方は個別ページに進むと「ダウンロード」ボタンがあるので、そちらをクリックしましょう。
Windows版、Mac版のMT4/5の個別ページで「ダウンロード」ボタンをクリックすると、そのままダウンロードが開始します。
お使いのパソコンにファイルがダウンロードされたら、各パソコンのインストール手順に従ってインストールを行ってください。
スマホ/タブレットアプリを選択した方
スマホ/タブレットアプリを選択した方は「App Store」または「Google Play」ボタンから各アプリストアに進み、MT4/MT5アプリをインストールしてください。
WebTraderを選択した方
WebTraderを選択した方は「MT4/MT5 WebTraderへアクセス」というボタンをクリックしてください。
WebTraderではMT4/MT5のダウンロードやインストールは必要無いので、そのままログインに進んでください。
各プラットフォームの使い方を知りたいという方は、XM公式ヘルプセンターの取引プラットフォームのカテゴリーにて、詳細や使い方がまとめられています。
また、基本的な使い方については、MT4の基本編の記事を参考にしてください。
XMのメールからダウンロードも可能
デモ口座開設完了メールからダウンロードすることも可能
XMの取引プラットフォームは、デモ口座開設が完了した際に届いたメールからもダウンロードが可能です。
口座開設完了メールの「XM取引プラットフォームをダウンロードする。」というボタンをクリックすると、「取引プラットフォーム」のページに入れます。
一覧からダウンロードしたいものをクリックし、個別ページに入ります。
あとは公式サイトから入った場合と同じ手順でMT4/MT5のダウンロードを行って下さい。
MT4/MT5にログイン
ここからウィンドウズ対応MT4を例にログインする方法を紹介していきますが、MT5でも同じ要領でログインできるので試してみてください。
また、スマホアプリ版MT4/MT5へのログイン方法はPCとは異なるので、以下のバナー内部で解説しています。(PCに比べて簡単です)
スマホ版MT4/MT5のログイン方法
MT4/MT5のアプリを立ち上げ、右下の設定ボタンをタップし、新規口座をタップしてください。
証券会社を選択します。
XMと出ていない場合は、「XMTrading」と検索してください。
ログインIDやパスワードを入力します。
パスワード保存ボタンを押して、サインイン(ログイン)します。
サインインした後、設定画面に戻ります。
右上にREALもしくはDEMOと表示され、トラフィック情報が表示されていれば、ログイン完了です。
MT4を起動してサーバーを選択
MT4/MT5がインストールできたら、起動してログインを行って下さい。
起動すると以下のように、「適切な取引サーバーを選択して下さい」と表示され、サーバーの一覧が表示されます。
XMからのメールに記載されているサーバー番号を選択して、「次へ」をクリックします。
この時、上手くいかないことが度々あるようですので、対処法を以下に記載しておきます。
サーバーの一覧画面が出てこない?
MT4/MT5を起動しても、サーバー一覧画面が出てこない、または間違えて閉じてしまった場合は、画面上部にあるメニューバーからログインできます。
画面左上にある「ファイル」→「取引口座にログイン」をクリックします。
すると以下のようにログイン情報の入力画面が表示されるので、必要な情報を入力してログインします。
一覧にサーバー名が無い場合は?(MT4)
サーバー一覧に自分のサーバー番号が無い場合は、サーバー番号を検索して表示させることができます。
サーバー一覧をスクロールすると、一番下に検索ワードが入力できる項目が出てきます。
サーバー番号はメールからコピーして貼り付けるのが簡単です。
サーバー番号が入力できたら「スキャン」をクリックします。
サーバーの読み込みが完了したら、サーバー一覧に入力したサーバーが表示されます。
一覧にサーバー名が無い場合は?(MT5)
MT5では、MT4の対処法と少し異なります。
ログイン情報の入力
- 「既存のアカウント」にチェック
- MT4/MT5のIDを入れる
- デモ口座開設の際に作成したパスワードを入れる
- 「パスワードを保存」にチェック*
- 「完了」を選択
サーバーを選択して「次へ」をクリックすると、「アカウントタイプを選択」という画面が表示されます。この画面にXMのログイン情報を入力していきます。
※パスワードの保存はしなくてもログインできますが、保存しないとソフト起動時に毎回ログイン情報の入力が必要になります。
ログインの手順は以上です。
ログインの成否の確認方法やログインできない場合は、以下を参考にしてください。
ログインの成否を確認する方法
ログインの成否を確認する方法
画面右下の接続状況をみて、ログインできているか確認ができます。
以下の画像のように、データ送受信量(通信速度)の数値が表示されていればログイン成功です。
ここに「無効な口座」や「回線不通!」と表示されている場合は、ログイン失敗です。
MT4/MT5 設定→口座で接続状況をみて、ログインできているか確認ができます。
以下の画像のように、データ送受信量(通信速度)の数値が表示されていればログイン成功です。
またスマホの場合は、ログイン時にエラーがあると、次のように表示されます。
ログインに失敗している場合は、なんらかの入力ミスの可能性があるので、再度ログイン情報を入力してみて下さい。
ログインできない場合の原因とは?
MT4/MT5にログインができない
- デモ口座を開設したのに、MT4/MT5にログインができないんだけど?
- 以下のような理由が考えられます。
・ログイン情報が間違っている
・プラットフォーム選択が間違っている
・口座を90日以上使用していない
・古いバージョンのプラットフォームでログインしようとしている
・回線の接続に問題が発生している
ログイン情報が間違っている
MT4/MT5のIDやサーバー番号、または口座パスワードが間違っている可能性があります。
MT4/MT5のIDとサーバー番号は、口座開設完了時にXMから送られてくるメールに記載されています。
口座パスワードは口座開設時に自分で決定したものです。
もし口座パスワードが分からなくなってしまった場合は、再度デモ口座を開設するか、XMのサポートに連絡してください。
サポートデスクに連絡すると、古いパスワードをリセットして新たなパスワードを発行してくれます。
取引プラットフォームの選択を間違えている
デモ口座開設時、取引プラットフォームで「MT5」を選択したのに、ダウンロードしたプラットフォームが「MT4」だった場合はログインできません。
もし自分が選択したプラットフォームを忘れた場合は、デモ口座開設完了時に届いたメールから確認可能です。
MT4/MT5のIDが書かれている所の横に記載があるので確認してみて下さい。
取引プラットフォームは後から変更できません。
もし取引プラットフォームの選択を間違えてしまった場合は、また新たにデモ口座を開設して下さい。
口座を90日以上使用していない
XMデモ口座は90日以上トレードしていないと自動的に閉鎖されてしまいます。
一度閉鎖されたデモ口座を復活させることは出来ません。
しばらく使用しないデモ口座を閉鎖させたくない場合は、少額でも良いので取引をするようにしましょう。
もし取引を忘れてデモ口座が閉鎖されてしまった場合は、新たにデモ口座を開設して下さい。
古いバージョンのプラットフォームでログインしようとしている
古いバージョンのMT4を使っていると、自分のサーバーが出てこなかったり、ログインできないことがあります。
その場合はXM公式サイトからMT4/MT5を再インストールして下さい。
- 現在インストールされているMT4/MT5をPCからアンインストール
- PCを再起動
- XM公式サイトの取引プラットフォームからインストールするMT4/MT5ファイルをダウンロード
- ダウンロードしたMT4/MT5のファイルをPCにインストール
回線の接続に問題が発生している
MT4/MT5の右下の接続状況を表示する場所がありますが、そこに「回線不通!」と表示されてログインできない場合があります。
その場合はサーバーとの接続が完了していない状態なので、インターネット回線の未接続など、なんらかの問題が発生していないか確認しましょう。
また、XMが事前連絡なしにデモサーバーのメンテナンスを行っている場合もあります。
ほとんどの場合、メンテナンスは長くても10分程度なので、しばらくしてからもう一度ログインしてみて下さい。
XMデモ口座の期限・リセット・複数開設について
XMのデモ口座の有効期限やリセットのやり方について、利用する際に気になるところをまとめました。
XMデモ口座の有効期限は無期限
XMのデモ口座に有効期限はありません。
XMのデモ口座は半永久的に使う事ができるので、納得のいくまでトレードを試すことができます。
ただし、90日以上取引を行っていない場合は、自動的に凍結されてしまうので注意しましょう。
「デモ口座が凍結されるのは困る」という方は、少額でも良いので時々取引をしておくようにしてください。
もし取引を忘れてデモ口座が凍結されてしまった場合は、新たにデモ口座を開設しましょう。
デモ口座で投資金の追加やリセットについて
デモ口座の残高がなくなった時は、XMのサポートに連絡すれば、投資金の追加をすることができます。
投資金を追加することで結果的にリセット状態にすることも可能です。
XMのサポートに「追加したい仮想資金(=投資金)の金額」を明記してメール or ライブチャットすることで対応してもらえます。
XMのサポートには日本人スタッフが在籍しており、問い合わせのメールも日本語で書いても問題ありません。以下の画像はメールの文例です。
関連記事:XMサポートの問い合わせ方法
デモ口座は複数開設・運用できる
XMでは同じメールアドレスで最大5つまでデモ口座を持つことができます。
スタンダード口座とZERO口座の違いを試したり、MT4/MT5の使い勝手を確認することができます。
デモ口座の開設はリアル口座と異なり、個人情報の入力や本人確認書類の提出の必要がありません。
名前や電話番号は必ずしも正確に入力する必要はなく、ログイン情報を受け取るためのメールアドレスさえ正確に入力すれば、デモトレードが開始できます。
また、複数のアドレスを持っていれば、同じ要領で多数のデモ口座を開設できます。
MT4/MT5の表示時間がズレている
リアル口座とデモ口座の両方に言えることですが、XMのMT4/MT5のタイムゾーンはGMT+2(サマータイム中はGMT+3)を採用しているため、MT4/MT5の表示時間は日本時間とズレています。
PC版MT4/MT5に日本時間を表示するには、カスタムインジケーターを導入するのが簡単な方法です。
MT4への日本時間表示インジケーターの導入は、MT4の使い方まとめで実践しながら解説しています。
MT4/MT5のスマホアプリでは、表示時間を日本時間に変更することはできません。
スマホアプリで取引する時などは時差を計算して取引する必要があります。
また、キプロスではサマータイムが導入されているため、時期によって計算方法が変わります。
- 日本のGMT時間
- GMT+9
- キプロスのGMT時間
- GMT+2(冬時間/通常時間)
- GMT+3(夏時間/サマータイム)
- キプロスのサマータイム
- 3月の最終日曜日から10月の最終日
サマータイム期間中は、MT4/MT5の表示時間に6時間を足せば日本時間になります。
サマータイム期間外は、MT4/MT5の表示時間に7時間を足せば日本時間になります。
サマータイム切り替え時期が近づくと、XM公式サイトのお知らせで情報が更新されるのでチェックしましょう。
XMデモ口座はインジケーターやEAが利用できる
XMのリアル口座同様、デモ口座でもEAやカスタムインジケーターの利用ができます。
EAやインジケーターは膨大な種類が存在していて、どのツールが自分に合っているのか、デモ口座でしっかり検証したいところです。
また、そもそもカスタムインジケーターやEAの導入にも不慣れな方は、リアル口座の前にデモ口座で練習しておいた方が良いでしょう。
すでにリアル口座を開設している人でもデモ口座開設が可能なので、操作が不安な箇所の再確認、検証に利用してください。
デモ口座とリアル口座の違い・メリットデメリット
デモ口座とリアル口座の違い
XMのデモ口座は、レバレッジや銘柄数、スプレッド、スワップは、リアル口座と同じ条件で取引ができます。
デモ口座では、マイクロ口座を選択する事はできません。
リアル口座 | デモ口座 | |
---|---|---|
口座タイプ | 5タイプ (マイクロ/スタンダード/Zero/KIWAMI) |
3タイプ (スタンダード/Zero/KIWAMI) |
レバレッジ | 1~1000倍 | |
資金 | 入金金額による | 1万円~500万円から選択して設定 |
資格 | XMの会員 | 非会員でもできる |
複数口座 | 8個まで | 5個まで |
EAの利用 | 可能 | |
プラットフォーム | MT4/MT5 | |
取扱い銘柄数 | 98銘柄(通貨ペア・CFD) | |
有効期限 | 無期限 90日未使用で休眠 |
無期限 90日未使用で凍結 |
ボーナス | アリ | 無し |
また、デモ口座とリアル口座では、環境面で2つのポイントが異なります。
リアル口座に移行した時に戸惑わないように以下のポイントについては留意しましょう
- サーバーが違う
- 約定力が違う
1.サーバーが違う
デモ口座とリアル口座では、置かれているサーバーが違います。
サーバーが違うという事は通信環境も異なるので、ほぼ同期してはいますが約定スピードやレートに差が出ます。
2.約定力が違う
デモ口座は実際に市場に注文を通すわけではないので、どんな状況でも注文の約定は迅速です。
しかしリアル口座の場合は、自分や他のトレーダーの注文が市場に影響を与えます。
大きなイベントがある時(経済指標発表時など)や相場が荒れた時などは、一時的に重くなって注文が通りにくくなったり、瞬間的にスプレッドが広がったりする場合があります。
デモ口座のメリット・デメリット
デモ口座を利用する上で注意しておきたいメリット・デメリットを整理して、3つずつ挙げてみました。
- ハイレバトレードに慣れることができる
- リスクゼロで手法をシミュレーションできる
- MT4/MT5の扱い方に慣れることができる
- 損切りが甘くなって大雑把なトレードになる
- ボーナスがない
- 利益が出ても出金できない
デモ口座を利用するメリット
メリットとしては、やはりハイレバトレードを練習できる点が挙げられます。
実際にトレードして、残高がどれくらいのスピードで増減するのか経験できるのは大きなメリットです。
XMは国内業者に比べて自由度が高く、自らを厳しく律してトレードする感覚を養うことが得策だと思います。
また、初めて海外FXを利用する場合は、MT4/MT5に慣れる意味でもデモ口座で練習するのは有効な手段です。
デモ口座を利用するデメリット
本当のお金ではないから、散漫なトレードの癖がついてしまうのは気を付けたいポイントです。
精神的なストレスや緊張感が全くない状態で取引した場合、全く同じ手法のつもりでも、損切や利確の判断基準は大きく変わってしまうこともあります。
そして、「ボーナスがない」、「利益が出ても出金できない」というポイントは、リアル口座とは違うポイントです。
低リスクでMT4/MT5の練習ができる口座としてマイクロ口座を開くのもおすすめです。
マイクロ口座とは、XMが用意しているミニ口座のことで、低リスクの小口取引に最適化した口座です。
リアル口座なので、ボーナスも受取れますし、実際に利益が出たら出金ができます。
XMデモ口座に関するよくある質問(FAQ)
XMデモ口座では、どの口座タイプが開設できるの?
- XMデモ口座では、どの口座タイプが開設できますか?
- XMデモ口座では、MT4/MT5のスタンダード口座とZERO口座、MT4のKIWAMI極口座が開設可能です。マイクロ口座は、MT4/MT5ともに開設できません。
XMデモ口座は複数開設できますか?
- XMデモ口座は複数開設できますか?
- XMのデモ口座は、同一メールアドレスで最大5つのデモ口座を開設することができます。
XMデモ口座に有効期限はありますか?
- XMデモ口座に有効期限はありますか?
- いいえ、XMのデモ口座に有効期限はありませんが、90日間取引が無い口座は閉鎖されます。「デモ口座が閉鎖されるのは困る」という方は、少額でも良いので時々取引するようにしましょう。
XMデモ口座で表示できるチャートは何があるの?
- XMデモ口座で表示できるチャートは何がありますか?
- XMのリアル口座と同じ通貨ペア・チャートで取引できます。CFD銘柄も同様で、日経225などの株価指数の先物・現物、原油やコーヒーなどの商品、GOLDなどの貴金属が取引可能です。
XMデモ口座ではインジケーターやEAは利用できますか?
- XMデモ口座ではインジケーターやEAは利用できますか?
- はい、可能です。リアル口座同様、XMデモ口座でもEAやカスタムインジケーターの利用ができます。
デモ口座を開設したけど、注文できません
- デモ口座を開設したけど、注文できません。どうして?
-
以下のような理由が考えられます。
- ログインができていない
- 表示しているチャートが口座タイプに合っていない
- 注文種別が正しく入力できていない
- CFD取引での注文数量が正しくない/または取引時間外
注文ができない場合の対処法
①ログインができていない
ログインに失敗している時は注文ができません。
ログインが成功か失敗かは、画面右下MT4/MT5 設定→口座の接続状況から確認できます。
接続状況に「無効な口座」や「回線不通!」と表示されている場合はログインに失敗しています。
以下の画像のように、データ送受信量(通信速度)の数値が表示されていればログイン成功です。
②表示しているチャートが口座タイプに合っていない
ログインした口座タイプと通貨ペア名が一致していないと注文できません。
スタンダード口座では通貨ペアの名称そのままですが、ZERO口座では最後に「.(ドットマーク)」が付きます。
- スタンダード口座:「USDJPY」
- ZERO口座:「USDJPY.」
- KIWAMI極口座:「USDJPY#」
チャートウィンドウのカスタマイズは【XM】MT4の使い方まとめを参考に行ってください。
こちらはMT4の記事ですが、MT5でも同じ要領でカスタマイズできます。
③注文種別が正しく入力できていない
「Buy Limit(指値買い=価格が下落した際に買い注文すること)で、現在価格より高い価格を入力している」など、注文種別(指値注文)の設定に相違がある場合は注文できません。
設定を確認して、もう一度発注を行ってみてください。
指値注文に関する詳細は【XM】MT4の使い方まとめで解説しているので参考にしてみてください。
④CFD取引での注文数量が正しくない・または取引時間外
CFD取引では銘柄によって取引できない時間帯があります。
また、CFDは注文できるLOT数量も通貨ペアとは異なります。
例えば日経225の最低LOT数は1LOTで、通貨ペアのように0.01LOTからの取引はできません。
関連記事:XMのCFDのレバレッジや取引時間
XMのデモ口座について思うこと
XMデモ口座は50個くらい作りました
XMのデモ口座は、リアル口座に移行した後も利用できるので、これまで作った数を合計すると50個くらいは作ったでしょうか。
新しい手法の研究や、口座タイプごとの使用感の違いなど、デモ口座で確かめられることを色々試していたら、3年でその数になりました。
作成時に登録するメールアドレスを変えれば、いくらでも作れてしまうというのは、本当に便利です。
ゲーム感覚にならないために
デモ口座の利用でやっぱり気をつけなきゃいけないのは、ゲーム感覚になってしまうことです。
人間不思議なのは、デモ口座の金額が増えても「どうせデモ口座だし…」と気にならないのに、減った時は逆に腹が立って、「どうせデモ口座だし…いっか!」と一発逆転を狙った無茶なトレードをしがち、という所です。
それでは、せっかくのデモ練習の意味がないので、トレードは負けが込んでいる時こそ大事と肝に銘じて、デモ口座の運用をした方がよいでしょう。
とはいえ、「いつかはリアル口座でお金を増やす」という目的があるので、デモ口座で操作に慣れた後は、少しずつリアル口座に移行していくのが理想的です。
XMの場合は、マイクロ口座が最初のリアル口座としては最適でしょうか。
マイクロ口座の最低ロットなら損益金額は10円未満で抑えられますし、マイクロ口座の開設でも3,000円のクレジットボーナスはもらえますからね。
皆さんには、将来XMでお金を増やすための経験をデモ口座やマイクロ口座で積んで欲しいと思います。
関連記事:マイクロ口座のメリット・デメリット
XMデモ口座開設の概要を動画にまとめているのでご活用ください。
- XMのマイクロ口座はEA対応で1ロット1000通貨から取引できる 2023-02-17
- XMのIBキャッシュバック|デメリットや利用方法を詳しく解説 2023-02-06
- XMにログインできない原因と対処法|アプリ/MT4/MT5/会員ページ 2023-02-02
6月末まで 口座開設13,000円
fxは初めてであり、初期設定が大変、トレードも難しい、勤務で時間もない場合は、自動で行うことが良いですね。リアル版でMT4は利用できますか?
コメントありがとうございます。
XMでは、リアル口座でもデモ口座同様にMT4を利用して取引可能です。
MT4/MT5に関する記事一覧に、MT4や自動売買の設定方法などに関する記事などございますので、そちらも参考にしてください。