時折「XMで出金拒否された、出金できない」という口コミを見かけますが、XMではルールを守れば出金拒否されることはありえません。しかし、出金申請からの着金が遅かったり、批判的な口コミを見ると不安に駆られますよね。
本記事では、XMの出金拒否についての口コミの紹介から、出金トラブルにならない為に、「XMで出金拒否/出金できない場合にありがちなミス」や「知らずに違反しやすい禁止事項」などを解説します。
XMの出金拒否・トラブルに関する口コミ
XMの出金拒否について調べましたが、情報ソースの不確かな口コミ・ツイートしかなく、XM側の理不尽な理由による出金拒否は無いという結論です。
XMの出金拒否に関する実際の口コミ
少なからずXMで出金拒否を訴えているツイートもありましたが、どれも出金拒否されたという証拠がなく信憑性に欠ける情報ばかりでした。
それに対しXMの利用者が出金拒否を疑問視しているツイートが多く目につきました。
XM で出金拒否?私は一度もない。負けすぎての嫌がらせだろーな。八つ当たりは良くない。一から勉強し直すべき。
XM使用者としては、XM出金拒否ツイートを見ると心配になるけど、出金拒否証拠をちゃんとアップする人が皆無なのはそういうこと。
手っ取り早いのは自分で稼いで多額を出金してみて確かめたいね。
次は、「出金ルールを守っていない」や「規約違反」で出金拒否されたのではないかというツイートです。
XMに関しては出金拒否ツイートが出回るが、はっきりとした証拠を提示するものは皆無である。
ただ、違約違反を行えばありうるというところですかね。
使用者としては、はっきりとした証拠があれば直ぐにでも国内へ移行するのだが。。
XMでルール違反以外で出金拒否されてる人なんて一度も見たことないわ笑。現に数百万円単位の出金なんて何度もできてるし。
実際のXM利用者からの声を見ていると、XMで不当な出金拒否があったという事例はありませんでした。
口コミから分かる「XMで出金拒否された人」
以上の口コミで「XMで出金拒否された人」は、予測も含めると以下の3種類でした。
- 別の意図があって悪い噂を流している
- 出金ルールの理解不足からくる単純ミス
- XMで禁止された取引を行った
別の意図があって悪い噂を流している
理由は分かりませんが、中にはブローカーの悪い噂を故意に広めようとする人がいます。
Xで特定のブローカーについての悪い点ばかりで他のつぶやきが一切ない場合など悪い噂を広める為に作成したアカウントなどもあるので注意が必要です。
出金ルールの理解不足からくる単純ミス
XMではマネーロンダリングなどを防ぐ為に、入出金のルールが厳しく設定されています。
ルールは出金ページに記載されているので、出金前によく確認する必要があります。
XMで禁止された取引を行った
XMではいくつか禁止取引が定められており、知らずにトレードしていると故意でなくても違反してしまう可能性もあります。
違反すると出金できないだけでなく、口座凍結や利益の取消になる可能性もあるので、予めルールを把握した上でトレードするのが大切です。
XMでは不当な出金拒否はない
口コミから分かるとおり、XMでは正当な理由なく出金拒否が行わる可能性は非常に低いです。
それでは次に、XMの信頼性・安全性はどうなのか見ていきましょう。
XMの金融ライセンス
日本人顧客向けのXMTradingは、Tradexfin Limitedが運営するセーシェル金融庁(FSA)の金融ライセンスと、Fintrade Limitedが運営するモーリシャス金融サービス委員会(FSC)のライセンスを取得しています。
- Tradexfin Limited:セーシェル金融庁(FSA)/ライセンス番号SD010
- Fintrade Limited:モーリシャス金融サービス委員会(FSC)/ライセンス番号GB20025835
XMは、他にもキプロスやオーストラリアの厳しい金融ライセンスを持っており、正当な理由なく出金を拒否するとは考えにくいです。
XMでは顧客の資金は分別管理
XMではセーシェル及びモーリシャスのライセンス規制に基づいて顧客資産の分別管理を行っている、と公式HPに明記されています。
引用元:XMヘルプセンター
XMのサポートに問い合わせたところ、「ドイツやスイスの優良銀行にて完全分別管理しているので、万が一XMが倒産しても、資金は差し押さえられることはなく、全額保障される」ということでした。
XMは、海外業者の中でも信頼性・安全性があると言えますが、万が一に備えて必要以上に資金を預けないなど自分自身でリスク管理を行いましょう。
XMで出金拒否/出金できない場合にありがちなミス
XMから出金拒否/出金できないと勘違いしないためにも、まずは出金ルールを理解しておきましょう。
入金方法と同じ方法で出金する
XMから出金する際は、入金した方法と同じ方法で出金しなければならないというルールがあり、XM公式サイトには下記のように記載されています。
引用元:XMヘルプセンター
例外もあるので注意
JCBカード、コンビニ払い、Apple PayでXMに入金した場合、銀行送金での出金となります。
また、VISAカードでXMに入金している場合の出金は、以下の場合だと例外となります。
- VISAカード入金して一定期間(3ヵ月)が過ぎた場合
- 入金で利用したカードを解約した場合
上記の場合、VISAカードへの返金(キャンセル)処理ができないため、銀行送金での出金となります。
銀行送金以外でXMに入金した場合は出金額に注意
XMでは、VISAカードで入金した場合、VISAカードへの出金は、「入金額と同額まで」となり、入金額を超える金額をカードで出金することはできません。
例えば、XMにカードで5万円入金した場合、カード出金できる金額は5万円までです。
入金額を超える金額(利益分)は、銀行送金でのみ出金可能です。
bitwallet、STICPAY、BXONEも同様となります。
複数の方法でXMに入金した場合、出金の優先順位に注意
複数の方法でXMに入金した場合、出金する際は、以下の優先順位に従って出金しなければなりません。
- クレジット・デビットカード(VISA)
- bitwallet、STICPAY、BXONE
- 銀行送金
XMで出金を行う際は、上記の順番で、入金額と同額を相殺する必要があります。
例)カードで3万円、bitwalletで2万円
入金後、利益分と合わせて10万円出金する場合
- クレジットカードに3万円出金
- bitwalletに2万円出金
- 利益5万円を銀行送金で出金
カードへの返金処理期限が過ぎている
クレジットカードへの出金は入金した金額分の「返金・キャンセル処理」が行われます。
ただし、カード決済会社により異なりますが、原則3ヵ月以上前に入金した分は返金(キャンセル)処理ができません。
下記のように「返金期限を過ぎた場合」や「カードを解約した場合」は、当然クレジットカードには出金できないので、銀行送金で出金する事になります。
出金リクエストの入力ミスに注意
出金先の金融機関で登録している名義が自分のものでない場合は、出金できないので注意しましょう。
他人名義の銀行口座などへの送金ができないのはもちろん、アルファベット表記の自分の名前が間違っている場合も出金できないので注意が必要です。
「Yuuji」を「Yuji」や「Yuugi」と入力するなど、一文字のミスでも弾かれる場合があります。
「XMに登録した名前」と「金融機関に登録した名前」が違うという場合は、XMのサポートに連絡すれば、XMの登録名を変更してもらうことが可能です。
XMに登録した住所と銀行に登録した住所が異なる
出金先の銀行で登録している住所が、XMへ登録している住所と異なる場合も出金できないので注意しましょう。
引越や結婚などで住所が変わっているにも関わらず、「利用している銀行の住所を変更していなかった」という事もよくあります。
この場合は銀行の登録住所を変更し、再度XMに出金を申請すればOKです。
XMから出金先として利用できない銀行に注意
XMでは、SWIFTコードがない銀行やXMからの送金を受け付けていない銀行には出金できません。
- みずほ銀行(インターネット支店のみ不可)
出金後の証拠金維持率が150%を下回る
XMではポジション保有中でも出金することができますが、出金後の証拠金維持率が150%を下回ってしまう金額は出金できないので注意しましょう。
また、必要な証拠金維持率は、平日と週末では異なります。
日本時間 | 必要な証拠金維持 |
---|---|
平日(月08:00 ~ 土06:50) | 150% |
週末(土06:50 ~ 月08:00) | 400% |
出金する時はポジションを閉じるようにするのが理想的ではありますが、長期でポジションを保有している場合など、そうもいかない時もあるでしょう。
そういう場合は、以下の計算式で算出可能です。
「出金できない金額」は「保有ポジションの証拠金」×「150%」
「出金できる金額」は「口座残高」-「出金できない金額」
証拠金維持率の計算は面倒ですが、FXをしていると何かと必要になってくるので、「証拠金に関する基礎知識」はしっかりと身に付けておきましょう。
証拠金維持率の計算方法は、以下の記事で解説しています。
XMの出金処理にかかる日数の理解不足
出金申請をすると即時にXMの取引口座から出金金額が引かれますが、この時点では出金処理は完了していないので注意しましょう。
XMに出金申請を出してから「出金処理完了メール」が届いて初めてXM側の出金処理が完了した事になります。
「出金処理完了メール」が届くまでは出金申請をしてから最大で1営業日ほどかかります。
さらに、ここから出金先の金融機関へ着金するまで日数は、出金方法によって異なります。
出金ルート | 着金時間の目安 |
---|---|
銀行送金 | 2~5営業日 |
クレジットカード | 最大2ヶ月 |
bitwallet | 即時~24時間以内 |
STICPAY | 即時~24時間以内 |
BXONE | 即時~24時間以内 |
「着金時間の目安を過ぎても着金していない」という場合
銀行送金で出金する場合、たまに5営業日を過ぎても指定銀行に着金しないケースが見受けられます。
そういった場合、次の2つの原因が考えられます。
- 日本の銀行で入金処理が止まっている。
- XM側の銀行で送金処理が止まっている。
日本の銀行で入金処理が止まっている場合
海外から送金があった場合、一部の銀行では、本人へ電話で着金確認を行っています。
何らかの原因で、本人がこの電話に出られない場合、銀行側で口座への入金処理が止まってしまいます。
よって、XMからの出金が5営業日を経過しても銀行口座へ反映されない場合は、まずはご利用の銀行へ電話連絡してみるのが良いかと思われます。
XM側の銀行で送金処理が止まっている場合
ごく稀に、XM側の利用している銀行で送金処理が中断してしまっているケースがあります。
この場合、XMからXM側の銀行へ問い合わせてもらう必要があるので、日本語サポートへ「5営業日以上が経過しているのに着金がない」旨を伝えましょう。
すると、すぐにXM側の担当部門で調査が入り、銀行側で止まっていた送金処理が再開されます。
どうしても銀行へ着金しない場合
私たちで把握している限り、今までXMから出金できなかったというケースはありませんが、念のため最終手段を記載しておきます。
XMもXM側の銀行も「送金した」と主張していて、日本の銀行も「着金していない」と主張している状態、つまりお金がどこにあるか分からなくなった場合は、XM側の銀行に「MT103」を発行してもらうようXMサポートへ要請しましょう。
この「MT103」があれば、資金が現在どのような状態にあるかを確認する事が可能です。
知らず知らずにやりかねないXMの取引禁止事項
XMでは、取引時のルールとして禁止事項がいくつか設けられています。
いずれも不正防止や顧客保護の観点から設けられたルールですが、これを把握しておかないと、知らないうちに禁止されている取引をしてしまう可能性もあります。
たとえ故意ではなかったとしても、「禁止行為を行った」とXM側に判断され出金拒否や口座凍結されてしまう恐れがあるため注意しましょう。
複数口座間や別業者間の両建て
XMでは1つの取引口座でのみ両建てを認めています。
ただし、複数口座間の両建てや別業者間との両建ては禁止されています。
まず、口座Aと口座Bで両建てします。
その後大きく値動きがあり、一方は大きな利益が出て、もう一方は大きな損失が出てしまいます。
XMでは証拠金維持率20%で強制ロスカットされるため、それ以上の損失は発生しませんが、利益は伸び続けることになります。
これを重要イベント時に行ったり、ボーナスやゼロカットを利用するなどした、更に悪質なケースもありますが、XMでは全て禁止されています。
結果として上記の行為は、トレーダーはリスクを限定しつつ利益を出すことができますが、業者側は、ゼロカットのマイナスを補填で損失ばかり被ることになってしまいます。
口コミを見ていると「複数口座での両建てが業者にバレて即口座凍結された」という投稿を見かけます。複数口座での両建ては、特に重いペナルティを課されやすいので、絶対にしないようにしましょう。
裁定取引(アービトラージ)
XMではいかなる裁定取引も禁止しています。
裁定取引とは、「似た値動きをする銘柄」や「異なる業者間」などで生まれる、一時的に発生したレートの差や歪みを狙って両建てを行い、その差が縮んだ時に同時に決済することで、利鞘を得る手法。
裁定取引は異なる業者間でやるのが一般的ですが、「EURUSDとEURJPY」など似た値動きをする銘柄間でやってもペナルティを受ける可能性があるので注意しましょう。
特にEAや自動売買を利用されている方は、知らず知らずのうちに上記の禁止事項に該当してしまう可能性があるので注意しましょう。
レートエラーや接続遅延を利用した取引
上記の裁定取引とも似ていますが、サーバー異常によりレートの提示に異変が発生した場合に、それを狙って取引を行う事も禁止されています。
稀なケースですが、スイスフランショックのような異常な相場変動が起こった時など、サーバーに負荷がかかり接続遅延が発生することがあります。
このような適切な相場価格を提示できない状態のレートを意図的に狙って取引を行うと、XM側に判断され出金拒否や口座凍結の対象となります。
週明け(月曜日)の窓開けを狙った取引
XMでは、週明けの窓開け・窓埋めを狙った取引自体は禁止されていませんが、毎週のように窓開け・窓埋めだけを狙って取引をした場合、XMの判断で禁止行為とみなされます。
週末に大きなイベントがあることを見越して、フルレバレッジでポジションを保有するような、利益かゼロカットになるのを意図的に狙う行為はペナルティを受ける可能性があります。
実際に、「ペナルティとしてレバレッジが制限された」という人もいますので、週明けの窓開けだけを狙った取引は注意しましょう。
XMPやボーナスの不正取得や悪用
XMではボーナスを悪用する行為も禁止されています。
- 口座開設ボーナス
- 入金ボーナス
- XMポイント
「他人のふりをして口座開設ボーナスを何度も受け取る」「XMPを稼ぐために両建てする」など、ボーナスのシステムを悪用して取引を行う行為もまた、出金拒否や口座凍結を受ける対象となります。
出金トラブルを避けるためにも、XMで取引を行う前に利用規約を確認しておきましょう。
XMの利用規約は、XM公式サイトから会員ページにログインし、「口座」→「法的文書」と進むと契約条件などが書かれたPDFファイルがダウンロードできます。
XMの契約条件の内容は変更になる場合もあるので、時折確認した方が良いでしょう。
会員ページにログイン
XM公式サイトのログイン画面が開きます。
契約条件などは英語版のみとなっているので、Google翻訳などを活用しましょう。
「出金拒否・出金できない」に関するよくある質問(FAQ)
最後にXMの出金拒否に関するよくある質問を簡単にまとめているので参考にしてください。
XMで出金拒否って本当にありますか?
カードに出金したら出金拒否された。
銀行に出金しようとしたら拒否されました。
XMと銀行で登録した住所が違う場合どうしたらいいですか?
XMで出金トラブルを避けるにはどうしたらいいですか?
10月末まで 口座開設13,000円