XMのゼロ口座のアイキャッチ画像

XMTrading(エックスエム)のゼロ口座は、最小0.1pip~のスプレッドで取引できる代わりに、別途の取引手数料が発生する口座タイプです

スプレッドや取引手数料はいくらなのか、ボーナスは受け取れるのかなど、気になる点があると思います。

本記事では、ゼロ口座の取引手数料やスプレッドを解説しつつ、ボーナスの有無や他口座と比べたメリットとデメリットも合わせて紹介しています。

XMのゼロ口座ってどんな感じ?
  • スプレッドがXMで最も狭い
  • スプレッド以外に取引手数料がかかる
  • ボーナスは口座開設ボーナスだけ
  • 最大レバレッジ500倍
  • 仮想通貨CFDは取引できない
  • XMで唯一ECN方式を採用している

XM公式HP

XMゼロ口座を他の口座タイプと比較|どんな人におすすめ?

XMのゼロ口座と他口座との主な違いは、「注文方式・取引コスト・ボーナスの有無・最大レバレッジ・取引銘柄」の5種類です。

ゼロ口座を他の口座タイプと比較し、ゼロ口座がおすすめな人、おすすめでない人を紹介します。

XMの口座比較表

▼XM口座タイプ比較表
比較項目 Zero Standard/
Micro
KIWAMI極
注文方式 ECN STP
USDJPYの
取引コスト
1.6pips※1 2.4pips 1.3pips
取引手数料 往復
10通貨/Lot
無料
最大
レバレッジ
500倍 1000倍
1Lot単位 10万通貨
最大
取引サイズ
50Lot
(500万通貨)
最小
取引サイズ
0.01Lot
(1,000通貨)
最低入金額 5ドル
ボーナス
付与
口座開設
ボーナスのみ
対象 口座開設
ボーナスのみ
CFD取引 可※2
仮想通貨
取引
不可
※1 スプレッド+ECN手数料、
※2 一部CFDの取引条件は全口座タイプ共通
ECN方式って何?

ECN方式とは注文方式の1種で、顧客の注文がFX業者を介さず、直接電子取引所に流れる方式のことを言います。

業者の介入がないので、取引の透明性が高く、約定拒否やリクオートがないとされています。

ECN方式の方がスプレッド狭くなりますが、別途取引毎にECN手数料が必要になります。

ゼロ口座のメリットやデメリットは?

XMゼロ口座の最大のメリットは、スプレッドが0.1pip~という点ですが、注意すべきデメリットもあります。

  1. スプレッド0.1pips~と狭い
  2. 別途の取引手数料が発生する
  3. ボーナスは一部のみ対象
  4. 最大レバレッジが500倍と低め
  5. 仮想通貨を取引できない

以上のメリット・デメリットから「ゼロ口座でのトレードをおすすめできる人」、「ゼロ口座でのトレードをおすすめできない人」をまとめました。

XMのゼロ口座が向いている人

ゼロ口座をおすすめできる人

  • スキャルピングメインでトレードする人
  • 透明性の高い取引環境を求める人

ゼロ口座をおすすめできない人

  • XMのボーナスを全て活用したい人
  • 最大レバレッジ1000倍でトレードしたい人
  • 仮想通貨を取引したい人
男性講師2

ZERO口座は、ECN環境で透明性の高い取引を行いたい「中・上級トレーダー」向けの口座タイプと言えます。


XMゼロ口座の特徴 | ボーナス/レバレッジ等

XMゼロ口座の主な特徴は、「取引コスト・CFD取引・受け取り可能なボーナスの種類・最大レバレッジ」の4点です。

ゼロ口座の特徴メニュー

取引コストはKIWAMI極口座より高くスタンダード口座より安い

スプレッドだけで比較すると、ゼロ口座がXM口座タイプの中で最も狭くなっていますが、ゼロ口座には別途往復10通貨/Lotの取引手数料が発生します。

この取引手数料も加味すると、ゼロ口座の取引コストはKIWAMI極口座より高く、スタンダード口座より安くなります

ゼロ口座の取引コストの比較

▼平均スプレッド/取引手数料/合計コストの比較
ZERO Micro/
Standard
KIWAMI極
USDJPY 平均スプレッド 0.4 1.9 0.9
手数料 1.0 0 0
合計コスト 1.4 1.9 0.9
EURUSD 平均スプレッド 0.2 1.8 0.8
手数料 1.1 0 0
合計コスト 1.3 1.8 0.8
GBPUSD 平均スプレッド 0.3 2.6 1.2
手数料 1.2 0 0
合計コスト 1.5 2.6 1.2
AUDUSD 平均スプレッド 0.5 2.0 1.2
手数料 0.7 0 0
合計コスト 1.2 2.0 1.2
GOLD 平均スプレッド 1.9 3.6 1.3
手数料 1.9 0 0
合計コスト 3.8 3.6 1.3
(表内の単位は全てpips)

ゴールドとシルバーも低スプレッドで取引可能

xmゼロ口座cfd銘柄

XMのゼロ口座は、通貨ペア・ゴールド・シルバーを低スプレッドで取引できます。

なお、XMではゴールド・シルバー・仮想通貨を除き全口座タイプでCFD銘柄の取引条件は同じなので、ゼロ口座を利用しても低スプレッドで取引することはできません。

男性講師2

ZERO口座やその他口座タイプのスプレッドは、XM公式サイトから確認できます。


入金ボーナスとXMポイントは対象外

xmゼロ口座は入金ボーナスが付与されない

ゼロ口座で受け取れるボーナスは新規口座開設ボーナスのみです。

XMは「入金ボーナス・XMポイント(XMP)」も提供していますが、ゼロ口座では受取れないので、全てのボーナスを利用したい方は、スタンダード口座やマイクロ口座を追加しましょう。

▼口座タイプ別ボーナス対応表
口座タイプ
ボーナス名 Standard Micro KIWAMI Zero
口座開設
ボーナス
緑丸-マル 緑丸-マル 緑丸-マル 緑丸-マル
100%+20%
入金ボーナス
緑丸-マル 緑丸-マル バツ印 バツ印
XMポイント 緑丸-マル 緑丸-マル バツ印 バツ印

最大レバレッジは500倍でロスカット水準は20%

xmゼロ口座の最大レバレッジは500倍PC版

XMゼロ口座の最大レバレッジは500倍モバイル版

最大レバレッジはゼロ口座が500倍、スタンダード口座/KIWAMI極口座が1,000倍です。

ロスカット水準は全口座共通で20%となります。

▼最大レバレッジ・ロスカット水準
ZERO その他口座
最大レバレッジ 500倍 1000倍
ロスカット水準 20%
マージンコール 50%

レバレッジ規制は8万ドルから

XMでは、保有している全ての口座の合計有効証拠金額が、4万ドルを超えるとレバレッジ制限が始まります。

ただし、ゼロ口座の場合は、元々の最大レバレッジが500倍なので、規制がかかるのは、有効証拠金が8万ドルを超えてからです。

▼有効証拠金によるレバレッジ規制
有効証拠金 ゼロ口座 その他口座
$40,000以下 500倍 1,000倍
$40,001~$80,000 500倍
$80,001~$200,000 200倍
$200,001以上 100倍

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ゼロ口座の取引手数料(ECN手数料)

ゼロ口座の取引手数料

XMゼロ口座(ZERO口座)は取引手数料(ECN手数料)が発生する代わりにスプレッドが狭い口座タイプです。

取引手数料の額や徴収タイミングは、取引銘柄や取引プラットフォームによって異なるので、取引前にあらかじめ理解しておくことが大切です。

ゼロ口座の取引手数料はいくらか?

ゼロ口座の取引手数料は1ロット取引につき基軸通貨(左側通貨)の10通貨(往復)となっています。

銘柄によって取引手数料の基軸通貨が違うので、通貨ペアが「”USD○○○”なら10ドル」「”EUR○○○”なら10ユーロ」の取引手数料が発生します。

ただし、「ゴールドは市場価格の1%」「シルバーは市場価格の50%」が取引手数料となっています。

▼XMゼロ口座の手数料
銘柄 取引手数料(往復)
FX通貨ペア 基軸通貨10通貨/LOT
ゴールド
(GOLD)
ゴールドの
市場価格の1%/LOT
シルバー
(SILVER)
シルバーの
市場価格の50%/LOT

ゼロ口座の取引手数料一覧(日本円換算)

XMゼロ口座の取引手数料は「基軸通貨10通貨/LOT」なので、決済通貨(右側通貨)がなんであれ、基軸通貨(左側通貨)が同じなら必要な手数料も同じになります。

以下に1Lotの取引に必要なゼロ口座の取引手数料を日本円に換算し一覧表にまとめました

通貨ペアの取引手数料
左側通貨 手数料 対円レート 手数料(円)
AUD 10AUD
CAD 10CAD
CHF 10CHF
EUR 10EUR
GBP 10GBP
NZD 10NZD
SGD 10SGD
USD 10USD
※参考レートは
▼ゴールド・シルバーの取引手数料
銘柄 手数料 現在レート 手数料(円)
GOLD 市場価格の1%
SILVER 市場価格の50%
※参考レートは
注意点
  • 1Lot未満または1Lot以上の取引の場合、「手数料×取引LOT数」で計算してください。

ゼロ口座の手数料がいくらなのか実際に取引して調査してみた

ゼロ口座の取引手数料がいくらか調査した結果、基軸通貨によって手数料が違いました

取引手数料の調査は、ほぼ同時刻にMT4で4種の通貨ペア(AUDJPY・GBPUSD・EURUSD・USDJPY)を取引しています。

xmゼロ口座mt4上の手数料

通貨ペア毎の取引手数料(日本円)
  • AUDJPY(豪ドル円):918円
  • GBPUSD(ポンドドル):1,619円
  • EURUSD(ユーロドル):1,427円
  • USDJPY(ドル円):1,347円
男性講師2

ゼロ口座の取引手数料が一律10ドル/Lotではなく、10通貨/Lotということが分かりますね。

XM公式の取引手数料の説明は分かりにくいので注意
Zero口座の手数料は一律5ドル(片道)ではない

XMのゼロ口座の取引手数料は、1ロット当たり5通貨(片道)です。

しかし、XMTrading Zero口座の「よくある質問」には、「手数料は5ドル」という記述があり、さらに、同ページの「XM Zero – スプレッドと条件」でも「手数料5USD」と記載しています。

一見、「どの銘柄でも5USDをその時のレートで円に換算すれば良いのか」と思ってしまいますが、実際には「基軸通貨(左側通貨)の5通貨/Lot(片道)」が正しいので、混乱する事の無いようにして下さい。

▼XMの取引手数料の説明▼

XM公式サイトのゼロ口座の説明では、全ての手数料が5USDであるかのように書かれている

xm公式のゼロ口座の手数料の説明モバイル

▼XMのスプレッドと条件の手数料表▼

公式サイトのXMTrading Zero口座(ゼロ口座)では、全ての通貨ペアで手数料は5USDと書かれている

xm公式のゼロ口座の手数料一覧表モバイル

出展:XMTrading

ゼロ口座の取引手数料に関する利用者の口コミ

実際のXMゼロ口座の利用者による口コミを調べたところ、以下のような意見が見られました。

利用者による口コミ
  • XMのゼロ口座は手数料がキツめ。スプレッドは良いけど、スタンダードと差はそれほど感じないかな。
  • スワップフリーの極がバランス良さそう。
  • XMゼロ口座の手数料ちょっと高いかも、早くお引っ越ししたい。
男性講師2

ゼロ口座のネックは、やはり取引手数料の高さでしょうか。


ゼロ口座の取引手数料は何pips?

ゼロ口座の取引手数料をpipsに換算するには、「pip値」「取引ロット数」「為替レート」の3つの値が必要です。

pip値とは、1ピップの変動による価格のことで、対円通貨ペアのpip値=0.01円、対ドル通貨ペアのpip値=0.0001ドルです。

しかし、この「pip値=0.01円または0.0001ドル」は取引ロット数を計算に入れていないので、実際に1pipがいくらかはpip値に取引ロット数をかける必要があります

以下に、ドル円などの対円通貨ペアの場合と、ユーロドルなどの対ドル通貨ペアの場合に分けて解説します。

対円通貨ペアの場合

まず、ドル円などの対円通貨ペアでは、「pip値」は0.01円なので、例えば、ドル円を1ロット取引する場合の1pipは以下のように計算できます。

0.01(pip値)×10万(1ロット)=1,000円

1ロット取引の場合、1pip=1,000円ということがわかりました。よって、5pipsなら5,000円、0.5pipsなら500円と計算できます。

これは言い換えると、1ロット取引の場合は○○円という数値を1,000で割るとpipsに換算できるということです。

では、現在レートが1ドル156円と仮定して、10ドル(1,560円)の取引手数料が何pipsになるか計算してみます。

1,560円÷1,000=1.56pips

以上の計算から、取引手数料10ドル(1,560円)は、1.56pipsとなります。

男性講師2

1ドルが100円程度だったころは、便宜的に10ドル=1pipと計算していましたが、現在のレートでは、実態とかなり乖離しているので、10ドル=1pipと計算するのはおすすめできません。

対ドル通貨ペアの場合

ユーロドルなどの対ドル通貨ペアでは、「pip値」は0.0001ドルなので、例えば、ユーロドルを1ロット取引する場合の1pipは以下のように計算できます。

0.0001(pip値)×10万(1ロット)=10ドル

1ロット取引の場合、1pip=10ドルということがわかりました。よって、5pipsなら50ドル、0.5pipsなら5ドルと計算できます。

つまり、1ロット取引の場合は○○ドルという数値を10で割るとpipsに換算できるということです。

では、現在レートが1ユーロ1.09ドルと仮定して、10ユーロ(10.9ドル)の取引手数料が何pipsになるか計算してみます。

10.9ドル÷10=1.09pips

以上の計算から、取引手数料10ユーロ(10.9ドル)は、1.09pipsとなります。


ゼロ口座の取引手数料が徴収されるのはいつ?

ゼロ口座の取引手数料は、エントリーと決済のそれぞれで発生しますが、MT4の場合、エントリー時に往復分が一括で徴収され、MT5の場合、片道ずつ徴収される仕組みになっています。

MT4の取引手数料は「エントリー時のレート」で決まり、MT5の取引手数料は「エントリー時と決済時のそれぞれのレート」で決まるため、MT4/MT5で取引手数料にわずかな差が生じます

MT4/MT5の取引手数料に有利不利はある?

MT4/MT5で取引手数料の徴収タイミングが違うので、どちらが有利か気になる人もいると思います。

レートがどう変動するかによって、MT4とMT5のどちらの取引手数料がお得かは変わります。

  • エントリー時のレートより決済時のレートが高い場合:MT4が有利
  • エントリー時のレートより決済時のレートが低い場合:MT5が有利
MT4/MT5の取引手数料の違い調査結果
MT4とMT5の取引手数料の比較

以下の画像は、MT4/MT5でUSDJPY1LOTのエントリー/決済を同時に行った際の取引履歴です。

USDJPYのレートが31.4pips上がって決済したら、MT5では手数料が2円高くなった
MT4の決済後損益額

1.「106.147」で買いエントリー
・取引手数料は往復分1,061円で確定
10通貨(往復手数料)×106.147(為替レート)=1061.47円
・この時点で残高には変化無し

2.「106.461」で決済
・取引損益からエントリー時に確定した往復分の取引手数料を差し引いた31,185円が残高に付与
31,400円(利益)+846円(スワップ)-1,061円(手数料)=31,185円(合計損益)

MT5の決済後損益額

1.「106.147」で買いエントリー
・取引手数料の片道分531円が確定
5通貨(片道手数料)×106.147(為替レート)=530.735円
・残高から531円を徴収

2.「106.461」で決済
・取引手数料の片道分「532円」が確定
5通貨(片道手数料)×106.461(為替レート)=532.305円
・取引損益から片道分の取引手数料を差し引いた31,714円が残高に付与
31,400円(利益)+846円(スワップ)-532円(手数料)=31,714円
ここではエントリー時の取引手数料5通貨分が含まれていない事に注意。
エントリー時の取引手数料5通貨を含めると、今回の取引全体の損益は31,183円となります。

※端数は小数点第一位で四捨五入されていました。
調査結果
  • 獲得pips:31.4pips
  • 為替損益:31,400円
  • MT4の取引手数料:1,061円
  • MT5の取引手数料:1,063円
  • MT4/5での取引手数料の差:2円

今回の取引では、エントリーから決済までに「31.4pips」上昇した結果、MT5では取引手数料が「2円」高くなりました。

目安としては「レートが20pips上昇するごとに、取引手数料が約1円高くなる(1LOT取引につき)としておけば憶えやすいでしょう。

ただし、取引手数料がJPYに換算される際、端数は小数点第一位で四捨五入されるため、今回の取引のように若干の誤差も出ることを留意して下さい。

男性講師2

筆者が試したところ、1ロット取引でレートが10pipsほど動いた場合でも、取引手数料の差は1円ほどだったので、過度に心配する必要はないと思います。


MT4/MT5で取引手数料を確認する方法

ゼロ口座の取引手数料はMT4とMT5で徴収されるタイミングが違うので、それぞれ確認方法が異なります

MT4で取引手数料を確認する方法

MT4の取引手数料は、現在保有中のポジションと決済したポジションで確認方法が異なります。

保有中のポジションの手数料を確認する方法

保有中のポジションで発生している取引手数料は、「取引画面(トレード画面)」から確認できます。

▼ クリックで切替 ▼
  • スマホ版MT4
  • PC版MT4
  • 「トレード画面」で手数料を確認したいポジションをタップすると取引手数料が表示されます。

    ゼロ口座スプレッドMT4モバイル

    ゼロ口座スプレッドMT4モバイル2

  • ターミナルの「取引」タブをクリックすると、各ポジションの右側に取引手数料が表示されています。

    取引タブに表示されたXMゼロ口座での保有中ポジションの手数料

決済したポジションの取引手数料を確認する方法

決済したポジションにかかった取引手数料は、「履歴」から確認できます。

▼ クリックで切替 ▼
  • スマホ版MT4
  • PC版MT4
  • 決済したポジションの取引手数料は「履歴」に表示されています。

    XMゼロ口座の手数料決済済みのポジションモバイル

  • 決済したポジションの取引手数料はターミナルの「口座履歴」タブ内の「手数料」の欄に表示されています。

    口座履歴かも同様にXMゼロ口座での手数料が確認可能

PC版MT4に手数料が表示されていない場合の対処法

PC版MT4で取引手数料を表示するためにはあらかじめ自分で設定しておく必要があります。

ターミナルウィンドウで右クリックすると、XMゼロ口座での取引手数料を選択できる

対処法

「ターミナル上で右クリック」→「手数料をクリック」で手数料が表示されます。

MT5で取引手数料を確認する方法

MT5の場合、取引手数料はポジションの決済後にのみ確認できます。

▼クリックで切替▼
  • スマホ版MT5
  • PC版MT5
  • 決済したポジションの取引手数料は「履歴」に表示され、画面上部には合計の取引手数料、画面下部にはポジション毎の手数料が表示されます。

    xmゼロ口座mt5上の手数料表示

  • 決済したポジションの取引手数料はターミナルの「口座履歴」タブ内で「表示列」をクリックし「手数料」を選ぶと表示されます。

    XMゼロ口座の決済済みポジションの手数料をMT5で表示


ゼロ口座の取引コストは経費として申告できる?

ゼロ口座の取引手数料(ECN手数料)は、確定申告の際に「経費」として申告が可能です。

MT4/MT5やXM会員ページから、取引履歴の詳細を印刷することもできるので、確定申告の際、内訳の証明書類が必要な場合に利用しましょう。

注意点
  • 確定申告で申請できるのは取引手数料のみで、スプレッドは計上できません。
男性講師2

スプレッドだけが取引コストとなる他口座タイプに比べると、ゼロ口座で取引した方が、僅かですが節税対策になります。


XMのゼロ口座を他社ECN口座と比較

XMと他社のECN口座の比較

XMのゼロ口座を、同じくボーナスを提供している「HFM」や、ボーナスを提供していない「Exness・ThreeTrader」のECN口座と比較しました。

比較に用いたFX業者の口座一覧
  • XM:ゼロ口座
  • HFM:ゼロスプレッド口座
  • Exness:ロースプレッド口座
  • ThreeTrader:RAWゼロ口座

スプレッドはやや狭いがECN手数料が高い

ゼロ口座の取引コスト(スプレッド+ECN手数料)を他社のECN口座と比較しました。

スプレッドだけを見れば、XMは他社と比べても遜色ありませんが、XMのゼロ口座はECN手数料が最も高く、多くの銘柄でコスト高となっています

▼平均スプレッド/取引手数料/合計コストの比較
通貨ペア XM HFM Exness ThreeTrader
AUDUSD スプレッド 0.4 0.7 0.2 0.2
手数料 1.5 0.6 0.7 0.4
合計 1.9 1.3 0.9 0.6
EURUSD スプレッド 0.1 0.4 0 0.1
手数料 0.9 0.6 0.7 0.4
合計 1.0 1.0 0.7 0.5
GBPUSD スプレッド 0.2 0.7 0.1 0.3
手数料 0.8 0.6 0.7 0.4
合計 1.0 1.3 0.8 0.7
USDJPY スプレッド 0.1 0.9 0 0.1
手数料 1.0 0.6 0.7 0.4
合計 1.1 1.5 0.7 0.5
GOLD スプレッド 1.9 1.3 0.7 1.0
手数料 1.9 0.6 0.7 0.4
合計 3.8 1.9 1.4 1.4
(表内は全てpips表示)

優れた条件=青で表示
劣った条件=赤で表示

男性講師2

ゼロ口座のデメリットは、取引手数料の高さですね。最も優れた結果を出したのは、ThreeTraderで、次いで、Exnessでした。


ECN口座をお試しで利用するならXMゼロ口座がおすすめ

XMのゼロ口座は、取引コストこそやや高めですが、海外FXでは珍しく口座開設ボーナスの対象口座なので、入金せずに取引が可能です。

また、最低入金額が500円で、比較的安いので、気軽にECN口座の利用を始められます。

▼各社ECN口座の取引条件の比較
XM HFM Exness Three
Trader
最大
レバレッジ
500倍 2,000倍 2,000~
無制限
500倍
ロスカット
水準
20% 0% 20%
ECN手数料
(1Lot往復)
10通貨 6ドル 7ドル 4ドル
最低
入金額
500円 0 10万円
ボーナス ※有 無し
※口座開設ボーナスのみ、優れた条件=青で表示
男性講師2

最低入金額を見ると、XMは500円、HFMは0円となっているので、他の2社に比べて取引するまでのハードルが低いですね。


XMでゼロ口座を追加で開設する方法

ゼロ口座を追加する流れ
  1. XMの会員ページへアクセス
  2. 口座一覧の一番右へ
  3. 追加口座開設を選択
  4. プラットフォームと口座タイプを選択
  5. レバレッジと基本通貨を選択
  6. パスワードを設定
  7. ゼロ口座の開設完了

XMでゼロ口座(ZERO口座)を開設する場合、すでにXMの口座を保有している方と、まだ保有していない方で、開設の手順が異なります。

すでにXMで口座を保有している場合は、会員ページから追加口座開設を行う事で簡単にゼロ口座を追加できます

まだ、XMに登録していない方は、口座を作成してから、追加口座を開設しましょう。

ゼロ口座を追加で作成する手順

XMの会員ページからゼロ口座を開設する手順を7ステップに分けて解説します。

手順 1
会員ページへログイン

以下のボタンよりXMの会員ページ(マイページ)へログインします。

会員ページへログインする
XM公式サイトへ

手順 2
口座一覧の一番右へ

口座一覧の右上の矢印「>」ボタンをクリックして、一番右に移動します。

右にスワイプ右矢印をクリック

手順 3
「追加口座開設」を選択

口座一覧の右の【追加口座開設】をタップクリックしてください。

追加口座開設をタップ追加口座開設をクリック

手順 4
プラットフォームと口座タイプを選択

プラットフォーム(MT4かMT5)を選択し、口座タイプ(ゼロ口座)を選択します。

プラットフォームを選択しゼロ口座をタッププラットフォームを選択しゼロ口座をクリック

手順 5
レバレッジと基本通貨を選択

レバレッジと基本通貨を選択して、利用規約にチェックを入れたら、【続行する】を押します

レバレッジと基本通貨を選択し続行するをタップレバレッジと基本通貨を選択し続行するをクリック

  • 基本通貨:USD/EUR/JPYから選択
  • レバレッジ:1~500倍から選択
手順 6
パスワードを設定

パスワードを設定したら、【完了】を押してください

パスワードを設定し完了ボタンをタップパスワードを設定し完了ボタンをクリック

パスワードの注意点
  • 10~15文字でローマ字の大文字・小文字・数字・特殊文字を各1文字以上含める
  • 利用できる特殊文字は「 #[]()@$&*!?|,.^/\+_- 」
手順 7
追加口座開設完了

ゼロ口座の追加開設が完了し、「口座番号・プラットフォーム・サーバー名」が表示されます。

追加の口座開設が完了追加の口座開設が完了

POINT

登録メールにも、口座IDとサーバー情報が届くので、大切に保管しましょう。

XMゼロ口座(ZERO口座)に関するよくある質問(FAQ)

FAQアイキャッチ

XMの複数口座に関するよくある質問と回答をまとめています。本記事で問題が解決されない場合には、公式サポートまでお問い合わせください。

XMゼロ口座の取引手数料はいくらですか?

ゼロ口座の取引手数料(ECN手数料)は基軸通貨の10通貨/Lot(往復)です。ただし、ゴールドはゴールド価格の1%/Lot、シルバーはシルバー価格の50%/Lotが往復の取引手数料となります。

XMゼロ口座の手数料はどのように計算しますか?

ゼロ口座の取引手数料は基軸通貨の10通貨/lotなので、例えば、USDJPYを1Lot取引する場合、10米ドル(約1,500円)、EURUSDの場合は10ユーロ(約1,600)となります。

XMゼロ口座の最低入金額はいくらですか?

XMゼロ口座の最低入金額は5ドルで、他の口座タイプと共通です。

XMのゼロ口座でボーナスを受取れますか?

XMゼロ口座は、新規口座開設ボーナスのみ受け取り可能で、入金ボーナスやXMポイントを受取りたい方は、スタンダード口座や、マイクロ口座をご検討ください。

MT4/MT5の損益額にゼロ口座手数料は反映されますか?

MT4では、エントリー時に往復分の10通貨/lotが手数料として反映されますが、MT5の場合は、エントリー時に片道5通貨/lot、決済時に片道5通貨/lotが徴収されるので、未決済の時点では、片道分しか反映されません。

XMゼロ口座の取引手数料を安くすることはできますか?

ゼロ口座の手数料を安くすることはできません。ただし、よく取引される通貨ペアの中では、AUD、NZDが基軸通貨の通貨ペアなら手数料が比較的安くなっています。また、ゼロ口座の手数料は経費として確定申告の際に計上できます。


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