コピートレード(ソーシャルトレード)業者の比較と選び方の記事です。
コピートレード業者を探している方に向けて、サービスを提供している各社のシステムの紹介や比較はもちろん、選び方やおすすめの業者も紹介します。
おすすめコピートレード業者の比較一覧
システム名称 | HFコピー |
ストラテジーの 配信総数 | 1,300以上 |
配信者の成績の 見やすさ | 見やすい |
フォローコスト (手数料) | 利益の0~50% (30%前後が多い) |
最低いくらから 始められるか | $10 |
同時に フォロー可能な数 | 10人(10口座開設) |
システム名称 | Exness ソーシャルトレーディング |
ストラテジーの 配信総数 | 1,400以上 |
配信者の成績の 見やすさ | 見やすい |
フォローコスト (手数料) | 利益の0~50% |
最低いくらから 始められるか | $10 |
同時に フォロー可能な数 | 無制限(口座残高による) |
システム名称 | ソーシャルトレード |
ストラテジーの 配信総数 | 10以下 |
配信者の成績の 見やすさ | 日本語未対応で いまひとつ |
フォローコスト (手数料) | 利益の30% |
最低いくらから 始められるか | 5,000円 |
同時に フォロー可能な数 | 各サーバー毎に1人 (最大3人) |
人気のコピートレード業者はExness
匿名でアンケート調査をした結果、最も人気があるコピートレード業者はExnessでした。
Exnessのコピトレは、豊富なストラテジーや専用アプリの見やすさで人気があるようですが、現在、日本からの新規登録は受け付けていません。※アンケートは匿名で回答できるので、是非ご協力お願いします
【匿名アンケート】
HFMのコピートレード(HFコピー)
コピートレードのシステムが使いやすい!HFMの「HFコピー」
HFM(HotForex)が提供しているコピートレード「HFコピー」。取引ロット数の計算が少しややこしいものの、全体的な安定性や使いやすさはピカイチです。在籍しているストラテジー配信者は皆HFMで実際にトレードを行っているトレーダーで、HFMの審査をクリアした腕利き達です。HFMにアカウントがあれば、コピートレード専用口座を開設して、気軽にコピートレードを始めることができます。
関連記事:HFコピーの始め方
- ストラテジー配信者の人数が多い
- 10人までフォローできる
- セント口座やプロ口座もコピー可能
- フォローコスト(手数料)が高め
- セント口座の取引銘柄が少ない
- 取引ロット数の計算が若干分かりにくい
コピートレード専用口座のスペック
HFコピーを利用するにはコピートレード用口座を開設する必要があります。
HFコピー口座にはセント口座/プレミアム口座/プロ口座があり、最大レバレッジは500倍固定となります。
なお、セント口座では通貨ペアとゴールドのみ取引可能です。
プロ | プレミアム | セント | |
---|---|---|---|
取引ツール | MT4/Webtrader/HFMアプリ | ||
口座通貨 | USD/JPY | USD/JPY | |
スプレッド | 0.5pips~ | 1pips~ | |
最大 レバレッジ | 500倍固定 | ||
ロスカット 水準 | 20% | ||
最低 入金額 | フォロワー:$100 (2回目以降は$50) プロバイダー:$100 (2回目以降は$50) | フォロワー:$25 (2回目以降は$10) プロバイダー:$100 (2回目以降は$50) | フォロワー:$10 (2回目以降は$5) プロバイダー:$25 (2回目以降は$5) |
最小 取引サイズ | 1,000通貨 | 10通貨 | |
スワップ ポイント | なし | あり | |
フォロワーの 取引ロット数 決定方法 | 配信者との口座残高比率(詳細) | ||
ボーナス | 利用不可 |
- HFMのコピトレは、セント口座・プレミアム口座・プロ口座を選べるが、
コピーできるのは同じ口座タイプを使用しているプロバイダーのみ - 1つの口座でフォローできるプロバイダーの上限は1人
- ストラテジー口座への最低入金額は
プロバイダーによって異なる
ストラテジーの総数
HFMのHFコピーには1,300前後のストラテジーが配信されており、これはコピートレード提供業者の中でも多い方です。
配信者の成績の見やすさ
コピーする対象を探す時に参照するストラテジーリストには、ストラテジー配信者の取引成績やエクイティ対残高、財務統計や取引内容などが、図や表を用いてわかりやすく表示されています。
フォローコスト(手数料)
HFコピーでストラテジー配信者をフォローする際に必要な手数料は、スプレッドを省けばストラテジー配信者に支払う成功報酬のみです。
この成功報酬はコピートレードで得た利益の0~50%で、ストラテジー配信者自身が割合を決めています。
50%の場合、獲得利益の半分が報酬として徴収されてしまうことになりますね…。
とは言え、30%前後に設定しているストラテジー配信者が大半です。許容できる手数料割合の相手を選んでフォローしましょう。
最低いくらから始められるか
HFコピーでは、ストラテジー配信者をフォローする際に、お財布口座からコピートレード専用口座へ資金移動する必要があります。
最低入金額はストラテジー配信者によって異なりますが、セント口座を利用すれば、1番安い場合$10から始めることも可能です。
ただし、ストラテジー配信者の取引手法によっては$10だと簡単にロスカットに遭う場合も。なるべくコピー相手の口座残高と同等の金額を入金する方がよいです。
最低入金額は、プロバイダーが自由に設定できるので、選択するプロバイダーによっては、既定の最低入金額より高い場合があります
同時にフォロー可能な人数
HFコピーでは、コピートレード専用口座1つにつき1人のストラテジー配信者がフォロー可能です。
コピートレード専用口座は最大10口座まで開設できるので、同時にフォロー可能なストラテジー配信者は10人となります。
1口座に1人ずつストラテジー配信者をフォローする形になるので、資金管理も行いやすいのではないでしょうか。
Exnessのコピートレード(ソーシャルトレーディング)
コピートレード専用口座のスペック
Exnessのコピートレード専用口座には、スタンダード口座とプロ口座があり、口座通貨は米ドルのみ、最大レバレッジは200倍で、裁量取引口座とはやや仕様が異なります。
なお、フォロワーとして参加する場合、自分で口座の設定を変更することはできず、プロバイダーの口座設定が適用されます。
ソーシャル トレーディング口座 | |
---|---|
取引ツール | 専用スマホアプリ/ ウェブブラウザ |
口座タイプ | ソーシャルスタンダード口座/ ソーシャルプロ口座 |
口座通貨 | USD |
スプレッド | 狭い (スタンダード/プロ口座と同様) |
最大 レバレッジ | 50倍/100倍/200倍 (プロバイダーのみ選択可能) |
ロスカット 水準 | 0% |
最低 入金額 | フォロワー:$3※ プロバイダー:$500 |
最小 取引サイズ | フォロワー:資金比率による プロバイダー:0.01 lot |
フォロワーの 取引ロット数 決定方法 | 配信者との資金比率によって 自動計算 |
ボーナス | 利用不可 |
※最低投資金額は$10
ソーシャルトレーディングはExnessのアカウント登録をしていれば、専用アプリやウェブブラウザから簡単に始められます。
ストラテジーの総数
Exnessのソーシャルトレーディングには、数百人のストラテジー配信者が在籍しており、戦略ストラテジー数は1,000を超えます。
業者 | ストラテジー数 |
---|---|
Exness | 1,400前後 |
HFM | 1,300前後 |
TTCM | 10人以下 |
配信者の成績の見やすさ
コピーする対象を探す時に参照する戦略リストは、「通貨別・最もコピーされたもの・最高利益率・低手数料」などで、並べ替えができます。
また、気になったプロバイダーをタップすると、その配信者の取引概略や統計データ、保有中のポジション、取引履歴などが分かりやすく掲載されており、一目で確認できます。
Gallery
フォローコスト(手数料)
Exnessソーシャルトレーディングでストラテジー配信者をフォローする際に必要な手数料は、スプレッドを省けばストラテジー配信者に支払う成功報酬のみです。
この成功報酬はコピートレードで得た利益の0~50%程で、ストラテジー配信者自身が割合を決めています。
手数料は15%から30%に設定している配信者が多いです。
最低いくらから始められるか
Exnessソーシャルトレーディングを始めるには、専用口座に入金する必要があります。
最低入金額は$3ですが、実際の投資金額はストラテジー配信者によって異なり、最低$10から投資を始めることも可能です。
取引数量は、戦略配信者と投資家の資金比率によって自動で割り出されるので、小額からでも取引を始められます。
同時にフォロー可能な人数
Exnessソーシャルトレーディングでは、口座残高の限りフォロー可能です。
例えば、自分の口座残高が$100あった場合、最低投資金額の$10で配信している戦略であれば、10人までフォローできます。
配信者の最低投資金額の設定にもよりますが、気になった戦略を少しずつフォローすることもできます。
TTCMのコピートレード(ソーシャルトレード)
お試し感覚で5,000円から気軽に試せるコピートレード
TTCM(TradersTrust)が提供しているコピートレード「ソーシャルトレード」。最低入金額の5,000円から運用できるので、大金を用意する必要はなし。最大レバレッジも30倍~3,000倍の間で自分の需要に応じて設定可能です。資格を持つファンドマネージャーやプロの投資家など、激戦された人材のみを配信者として登録しているとのことですが、在籍人数が少なく選ぶ楽しみはいまひとつ。今後更にストラテジー配信者の人数が増えることに期待です。
- USD/EUR/JPY/GBPに対応
- 最大レバレッジ3,000倍
- ストラテジー配信者数がとても少ない
- ストラテジーの成績が日本語非対応
コピートレード専用口座のスペック
TTCMのソーシャルトレードを利用する場合、マイページからストラテジー配信者を選んでフォローするタイミングで「ストラテジーコピー用口座」を開設する形になります。
ストラテジー コピー用口座 | |
---|---|
取引ツール | ブラウザ |
口座通貨 | USD/EUR/JPY/GBP |
スプレッド | 調査中 |
最大レバレッジ | 3,000倍※ |
ロスカット水準 | 20% |
最低入金額 | 5,000円 |
最小取引サイズ | 0.01lot |
フォロワーの 取引ロット数 決定方法 | 調査中 |
ボーナス | 利用不可 |
※最大レバレッジは30,50,100,200,500,1,000,3,000倍から選択
ストラテジー配信者の総数
TTCMのソーシャルトレードのストラテジー配信者は10人以下とかなり少ないです。
その上、直近の数か月はほぼ取引していないトレーダーも数名見受けられました。
誰を選ぶか悩む時間は削減できそうですが、せめてもう少し選択肢が欲しいのが本音です。
配信者の成績の見やすさ
ストラテジー配信者の成績は、文字が細かくグラフも簡易的なため、情報が一目で掴みにくいです。また、日本語非対応なので、英語が苦手だと少し辛いかもしれません。
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フォローコスト(手数料)
TTCMのソーシャルトレードでも成功報酬制が適用されており、コピートレードで得た利益の30%をストラテジー配信者に支払う必要があります。
これは他社と比較しても平均的な手数料の割合だと言えます。
最低いくらから始められるか
ソーシャルトレードの最低開始金額の設定はありませんが、口座への最低入金額は5,000円となっています。
リスクは高いですがハイレバ×少額資金で一発逆転を狙えるかも?という仕様ですね。
同時にフォロー可能な人数
TTCMのストラテジー配信者はそれぞれサーバーが振り分けられており、各サーバーごとに1つのストラテジーをフォローできます。
サーバーは1~3まであり、最大3人のストラテジーを同時にフォロー可能です。
コピートレード業者を選ぶ5つのポイント
コピートレードをやると決めたら「どの業者でコピートレードをやるか?」考える必要があります。
ここでは、コピートレード業者を選ぶ際の手掛かりとなる5つのチェックポイントをお伝えします。
1.配信者の人数が多いかどうか
ストラテジー配信者が少ないと、そもそもフォローしたいと思える相手が見つからない可能性もあります。
配信者が多ければ、さまざまなトレーダーをフォローすることができ、利益を得られるチャンスも大きくなります。
ストラテジー配信者が多いのは、そのブローカーのコピトレシステムが優秀で人気だという風に読み解くこともできますね。
2.配信者の成績が見やすいかどうか
コピートレードではストラテジー配信者の成績を確認することができますが、その画面が見にくいと非常にストレスで非効率です。
配信者の成績が見やすい業者を利用し、じっくり時間をかけて理想的なコピー相手を探しましょう。
優秀なトレーダーをフォローできるかどうかによってコピトレの命運が左右されます。
3.フォローコスト(手数料)は高すぎないか
フォローコスト(手数料)が高すぎると、せっかくコピートレードで利益が出ても、その多くが手数料として引かれ、効率的に利益が得られません。
どれくらいの手数料が引かれるのか、事前にきちんと確認しましょう。
多くの場合、フォローコストはストラテジー配信者への成功報酬となり、配信者ごとに異なる割合の手数料が定められています。
4.最低いくらから始められるか
業者やストラテジー配信者によって最低投資金額は異なり、少額取引が不可だったり、不向きな仕様になっている場合もあります。
少額でのコピートレードが行いたい方は、事前に最低いくらから始められるのか確認しておきましょう。
あまりに少額での運用だと業者によっては直ぐにロスカットとなるので、理想はフォロー相手と同額かそれ以上の証拠金を用意したいところです。
5.何人まで同時にフォローできるか
ストラテジー配信者を1人だけフォローした場合、万一そのトレーダーが大失敗してしまったら、あなたも同様に資金を失うことになります。
複数人の配信者を同時にフォローできる業者であれば、異なるタイプのトレーダーをコピーし、リスク分散を行うことが可能です。
1人のストラテジー配信者に資金を集中させるのではなく、複数のストラテジー配信者に資金を分散することで、一気に資金を失う危険を回避できます。
外部システムを介してコピートレードができる業者
海外FX業者の中には、自社でコピートレードを提供していない業者もあります。
しかし、コピートレードを提供していない業者でも、外部のシステムを使ってコピートレードをする方法があるので、以下で紹介します。
XMはMQL5を使ってコピートレードができる
XMには自社システムのコピートレードはありませんが、MT4/MT5を開発したメタクォーツ社が運営するMQL5コミュニティにユーザー登録し「シグナル」を利用することでコピートレードが行えます。
MQL5のシグナルを利用すれば、MT4/MT5に対応しているほぼすべての業者間でコピートレードを行うことが可能になりますが、利用にはVPSが必要で月額料金制です。(1シグナルあたり$30~50/月)
業者を跨いでコピートレードを行う場合、取引環境の違いやコピーのタイムラグが気になりますね。
また、月額制のため利益が出なくても費用が発生する点や、VPS稼働が必要な点を踏まえると、利便性は今一つだと言えます。
TradeviewはcTraderCopyを使ってコピートレードができる
Tradeviewでコピートレードを行う場合、先述したMQL5のシグナルを利用するほか、cTraderという取引プラットフォームのコピートレードシステム「cTraderCopy」からコピートレードを行うことも可能です。
フォローコスト(手数料)は利益の30%程度に設定されており、VPSは不要です。
Tradeviewに開設した口座がMT4/MT5口座の場合はMQL5のシグナル、cTrader口座の場合はcTraderCopyを使ってコピートレードを行うことになります。