HFM(HotForex)のHFコピーでフォロワーとして利益を得るためには、ストラテジープロバイダーリストから好きなトレーダーを選んでフォローする必要があります。
このストラテジープロバイダーリストには様々な情報が記載されており、また専門用語も多いので初めての方は見方がよくわからなかったり複雑に感じるかもしれませんが理解すれば難しいことはありません。
本記事では、フォロワー口座を開設したばかりの方に向けて、ストラテジープロバイダーリストの見方、プロバイダーをフォローする手順、コピーした取引履歴の確認方法、フォロワーが知っておくべきルールの四部構成で解説します。
ストラテジーリストの見方、用語説明
まずは、ストラテジープロバイダーリストの見方や各種用語を確認しましょう。
ストラテジープロバイダーリストの見方は、トップ画面(一覧画面)と個別プロフィール画面に分けて詳しく説明します。
ストラテジーリスト表示方法
myHF(マイページ)のメニュー内にある「HFコピー」→「ストラテジーリスト」と進むことで、ストラテジープロバイダーリストが表示されます。
ストラテジーリストトップ画面(一覧画面)の見方
ストラテジーリストのトップ画面には、各ストラテジープロバイダーの基本情報が一覧で表示されます。
プロバイダーのアイコンや名前など
PCでは画面左側に、スマホでは画面上部に、ストラテジープロバイダーのアイコンや名前などが表示されます。
- アイコン画像
- プロバイダー名称
- 口座番号
- 口座タイプ
- 国籍
- 「プロフィール表示」リンク
アイコン画像もしくは「プロフィール表示」リンクをクリックすると、そのプロバイダーの個別プロフィール画面へ移動します。
プロバイダーの基本データ
画面中央には、プロバイダーの能力を判断する上で重要な5つの基本データが表示されています。
- 利得率:
時間加重収益方法を用いて計算された
収益を表す指標 - 最大ドローダウン:
ストラテジーが過去に出した最大の損失割合 - フォロワー:
ストラテジーをフォロー(取引をコピー)している人数 - 安定性スコア:
トレードの安定性
(①が最も安定的⑤が最も危険) - いつからアクティブ:
HFコピーで取引を始めてからの経過日数
最大ドローダウンが大きすぎるトレーダーは、資金を多めに入れないとロスカットに遭う危険性があります。
利得率の高さよりも、最大ドローダウンが高すぎない人を選ぶことが、安定して利益を得られるポイントかもしれませんね。
フォローやお気に入りの追加
各ストラテジープロバイダーごとに「お気に入り追加ボタン」と「フォローボタン」があります。
- ★(お気に入り追加ボタン):
気になるプロバイダーをブックマーク
(フィルターから素早く検索可能) - フォロー:
このボタンからフォロー確認画面へ
「利用できません」の場合は?
ストラテジープロバイダーにはフォロワー数に上限があります。
フォローボタンの箇所に「利用できません」と表示されている場合は、既にフォロワーが定員に達しており、フォロー出来ないことを示しています。
ストラテジーリスト上部の「フィルター表示」ボタンを押すと、以下8つの項目が表示され、項目を選択すると、リストに表示されるプロバイダーを絞り込めます。
- 検索ウィンドウ:
ストラテジープロバイダー名で検索 - 表示:
「全て」または「お気に入り」を選択 - 安定性スコア:
1~5から選択 - 最大ドローダウン:
0~99%までの9段階から選択 - 口座タイプ:
口座タイプを選択 - 国:
プロバイダーの国籍を選択 - 利得率:
10~200%以上の5段階から選択 - フォロワー:
100人「以下」または「以上」を選択
プロバイダー個別プロフィール画面の見方
個別プロフィール画面では、ストラテジープロバイダーの取引成績や取引内容等、より詳細な情報を確認できます。
ストラテジーリスト一覧画面のアイコン画像もしくは「プロフィール表示」リンクをクリックすると、各プロバイダーの個別プロフィール画面へ移動できます。
最上部:プロバイダーの基本データ
個別プロフィール画面の上部には、ストラテジーリスト(一覧画面)には表示されていない、ストラテジープロバイダーのより詳しい情報が表示されます。
- ストラテジー基本情報:
名前や国籍などの基本情報 - Last update:
プロフィール画面に表示されるデータの最終更新時間 - プロバイダー紹介文:
プロバイダー自ら記入した自己紹介、
取引銘柄や取引方針などを説明 - 口座切り替えタブ:
プロバイダーが複数のプロバイダー口座を保有している場合に表示 - 最低初回入金額:
プロバイダーをフォローするための最低入金額(プロバイダーごとに異なる) - パフォーマンス手数料:
取引で利益が出た際にフォロワーから
徴収される報酬の割合
特に④(最低初回入金額)と⑤(パフォーマンス手数料)は、プロバイダーごとに金額の設定が異なるため、フォロー前にきちんと確認しておく必要がありますよ。
最低初回入金額は$10~ですが、選択するプロバイダーによっては、高く設定している場合もあります。また手数料は30%前後に設定している人が多い印象です。
パフォーマンス
パフォーマンスの項目では、ストラテジープロバイダーの利得率の合計がグラフで視覚的に確認できるほか、過去の利得率が月ごとに公開されています。
運用成績グラフ
- Gain(利得率):
時間加重収益方法を用いて計算された収益を表す指標 - Average Gain(平均利得率):
複数の利得率を足し、その合計を数量で割って出したもの - △Deposit:入金したタイミング
- ▽Withdrawal:出金したタイミング
- グラフ上で詳細を確認したい個所を選択すると、時間や金額などの詳細が表示される
- 赤枠で囲んだ名称部分をクリックすると、グラフ上への表示/非表示が可能
順調に利益を重ねている人は、このグラフがなだらかな右肩上がりになります。合計の利得率が高くても、グラフのがたつきが大きい場合、安定して取引を得られているとは言えません。
月別の利得率一覧
運用成績グラフの下には、月別の利得率が表示されています。
各月の利得率をクリックすると、その月の運用成績が拡大されてグラフに表示されます。
エクイティ対残高
エクイティ対残高の項目では、ストラテジープロバイダーの資金の推移を具体的に確認できます。
- equity(エクイティ):
証拠金から取引に使用している金額を差し引いた金額 - Balance(残高):
現在保持中のポジションの損益を含まず、閉じられたポジションの損益のみを含んだ口座資金 - △Deposit:入金したタイミング
- ▽Withdrawal:出金したタイミング
- グラフ上で詳細を確認したい個所を選択すると、時間や金額などの詳細が表示される
- 赤枠で囲んだ名称部分をクリックすると、グラフ上への表示/非表示が可能
このトレーダーはこまめに出金して、バランス(残高)を一定に保つように管理しているのがわかりますね。
ちなみに、エクイティがバランスに比べてかなり減少している場合は、含み損が膨らんでいるということなので注意しましょう。
財務統計
財務統計の項目では、現時点での財務情報をまとめて確認できます。
- 残高:
現在保持中のポジションの損益を含まず、閉じられたポジションの損益のみを含んだ口座資金 - エクイティ:
証拠金から取引に使用している金額を差し引いた金額 - 初回入金:スタート時の証拠金額
- 合計入金:
今までに入金した証拠金の合計金額 - 合計出金:
今までに出金した証拠金の合計金額 - 利益:トレードで発生した総損益
このトレーダーは、合計出金額が合計入金額をはるかに上回っていますね。ただし、現時点では含み損が膨らんでいるようです。
後述しますが、プロバイダーの口座残高は、フォロワーの取引ロット数を決定する大きな要因となるのでよく確認しておきましょう。
取引
取引の項目では、運用商品の割合やこれまでの取引数量、平均損益などが確認できます。
取引銘柄の割合グラフ
取引される銘柄の種類やその割合を確認することができます。
このトレーダーは、GBP/USDとUSD/CAD、EUR/USDなどをよく取引するようですね。
これまでの取引数量や平均損益など
これまでの取引総数や、勝ちトレード、負けトレードの数を確認できます。ここでの「収益性」は取引の勝率を指します。
また、取引ロット数や取引時間の平均値から、そのトレーダーの取引スタイルをある程度想像することが可能です。
- 確定取引数:これまでに取引した回数
- 未確定取引数:
現在保有中(未決済)のポジション数 - 利益確定取引数 :収益があった取引数
- 損失確定取引数:損失があった取引数
- 収益性:
利益確定取引数÷確定取引数×100で割り出した勝率 - Average Profit(利益平均):
これまでの取引1回あたりの平均収益額 - 損失平均:
これまでの取引1回あたりの平均損失額 - 取引数量平均:
これまでの取引1回あたりの平均取引ロット数 - 取引期間平均:
これまでの取引1回あたりの平均ポジション保有期間
このトレーダーは、少なめのロット数でデイトレードを行うことが多いことがわかります。
リスクリワード比率も確認しよう
リスクリワード比率とは「1回の取引での損失と利益の比率」で、勝率だけでは見えない実際の損益の割合を確認できます。
リスクリワード比率は「利益平均÷損失平均」で割り出し、1=利益平均と損失平均が同じ割合となります。
つまり、リスクリワード比率が1以上なら利益の割合の方が大きく、反対に1以下なら損失の割合の方が大きいということです。
このトレーダーの場合、リスクリワード比率は以下の通りです。
14.53÷17.37=0.836(1以下)
⇒リスクリワード比率の観点からは、損失の割合の方が大きい
勝率が77.82%とかなり優秀に感じましたが、リスクリワード比率の観点からはそうとも言えない、ということですね。
そうですね。勝率ばかりが高くてリスクリワード比率が低いと、いわゆるコツコツドカンになってしまう可能性もあります。
取引活動
取引活動の項目では、直近の取引履歴を確認できます。
- 取引銘柄:取引した銘柄
- アクション:Buy/Sell
- オープン時間:取引開始時間
- 終了時間:取引終了時間
- 利益:その取引で発生した利益
中には取引頻度が極端に少ないトレーダーもいます。直近の取引がいつ行われたか、念のため確認しておくようにしましょう。
プロバイダーをフォローする手順
気に入ったストラテジープロバイダーを見つけたら、早速そのトレーダーをフォローしてコピートレードを始めましょう。
ストラテジープロバイダーは以下の手順で簡単にフォローできます。
- フォロワー口座開設をする
- フォローしたいプロバイダーのフォローボタンを押す
- 入金額と3つの項目を設定する
- きちんとフォローできたか確認する
フォロワー口座への入金はmyHF口座(お財布口座)を介する必要があります。予めmyHF口座へ入金しておきましょう。
1. フォロワー口座開設をする
ストラテジープロバイダーをフォローするためには、まずフォロワー口座を開設する必要があります。
以下に当てはまる方は、関連記事を参考にして先に手続きを完了させてください。
2. フォローしたいプロバイダーのフォローボタンを押す
フォローボタンは、トップ画面(一覧画面)と個別プロフィール画面それぞれにあります。
いずれからでも構わないので、フォローしたいプロバイダーのフォローボタンをクリックします。
3. 入金額と3つの項目を設定する
フォローボタンを押すと、フォロー内容の設定画面へ移動します。
画面の内容に沿って必要事項を入力します。
- フォロワー口座設定:
フォロワー口座が複数ある場合、
どの口座でフォローするか選択 - ストラテジーへの追加金額(USD):
プロバイダーが指定する最低入金額以上を入力 - 取引量配分率選択:
取引のコピー比率、
20~100%の範囲で選択 - レスキューレベル選択:
保護される証拠金の割合、
0~40%の範囲で選択 - 最小取引数量のコピー:はい/いいえ
入金額が取引ロット数に影響
HFコピーでは、フォロワーとプロバイダーの口座残高の比率によって「コピー率」が算出され、その大小によって取引ロット数が自動的に決定されます。(詳しくは後述)
- プロバイダーと同じ取引ロット数で取引したい⇒プロバイダーの口座残高と同額を入金
- プロバイダーより小さなロット数で取引したい⇒プロバイダーの口座残高より少ない金額を入金
- プロバイダーより大きなロット数で取引したい⇒プロバイダーの口座残高より多い金額を入金
取引量配分率
これは高すぎるコピー率を抑えるための機能で、20~100%の範囲で選択可能です。
多めに入金するが小ロットで取引したい場合などは、取引量配分率を小さく設定することでコピー率を下げられます。
取引量配分率が100%の場合は、口座残高比率を元に割り出されたコピー率がそのまま適用されます。
- コピー率を下げたい(ロット数を小さくしたい)⇒低めに設定
- 割り出されたそのままのコピー率がいい⇒100%に設定
レスキューレベル
これは自分でロスカット水準を設定するような機能で、0~40%の範囲で選択可能です。
この数値を設定しておくと、フォロワー口座の残高が一定以下にまで減少した時点で、自動的に強制決済&フォロー解除を行い、フォロワー口座内の資金をmyHF口座へ避難させることができます。
HFコピー口座自体のロスカット水準は20%なので、レスキューレベルを0%にしても、証拠金維持率が20%を下回った時点でロスカットとなります。
最少取引数量のコピー
ここでは「口座残高比率を元に割り出されたコピー率が低すぎて、フォロワーの取引ロット数が裁定取引量の0.01に満たない場合に、そのロット数を0.01に繰り上げて取引を行うかどうか?」が確認されています。
この項目で「はい」と選んでおくことで、取引ロット数の計算結果が0.01以下であった場合でも、0.01ロットとして取引を行えるようになります。
- 取引量配分率、レスキューレベル、
最少取引数量のコピーの項目は、
追加入金時にも変更可能 - レスキューレベル、最少取引数量のコピーの項目は、出金時にも変更可能
全て入力して「Start Following」を押すと、以下のコメントが表示されます。
これでフォロー作業は完了です。
4. きちんとフォローできたか確認する
フォローが正常に完了していたら「Myフォロワー口座」ページにフォローしたストラテジープロバイダーが表示されます。あとはプロバイダーが取引を行うのを待つのみです。
Myフォロワー口座画面の見方、取引履歴の確認方法
「Myフォロワー口座」ページでは、フォローしたストラテジープロバイダーの確認や取引履歴の確認、入出金などが行えます。
ここでは、Myフォロワー口座画面の見方や取引履歴の確認方法をご紹介します。
Myフォロワー口座画面の見方
まずはMyフォロワー口座画面の見方を確認しましょう。
Myフォロワー口座画面には、以下の通り13の項目があります。
- 口座ID:フォロワー口座ID
- ストラテジー:
プロバイダー名とプロバイダー口座ID - フォローする:フォローした日時
- レバレッジ:500倍固定
- Volume Allocation:
選択した取引量配分率 - コピー率:
残高比率から割出されたコピー率 - 最小0.01ロットでコピー:
0.01ロットに満たない取引量を0.01ロットに繰り上げて取引するかどうか「はい/いいえ」 - レスキューUSD:
選択したレスキューレベル - 残高/エクイティ:
閉じたポジションの損益のみを含んだ口座資金/証拠金から取引に使用している金額を差し引いた金額 - アクション:
ここから入出金履歴や取引履歴などが確認可能 - 資金移動:
ここから追加入金や出金、フォロー解除などを行う - 状況:アクティブな口座か否か
- 新規フォロワー口座開設:
フォロワー口座を追加開設可能
(最大10口座まで)
取引履歴の確認方法
ストラテジープロバイダーによって行われた取引履歴は「アクション」の歯車マークから「取引履歴」を選択することで確認可能です。
プロバイダーが行い、フォロワー口座にコピーされた取引が時系列データとして表示されます。
- チケット:取引番号
- 取引銘柄:取引した銘柄
- 終了時間:ポジションの決済時刻
- アクション:Buy/Sell
- ロット:
コピー率を元に割出された取引ロット数 - 始値:取引期間で最初についた価格
- 終値:取引期間で最後についた価格
- S/L:
プロバイダーが設定したストップロス - T/P:
プロバイダーが設定したテイクプロフィット - スワップ:取引で発生したスワップ
- 利益:取引で発生した損益
まだポジション保有中の取引に関しては「終了時間」に「1970-01-01 00:00:00」と表示されます。
「アクション」の他の項目
「アクション」の歯車マーク内には、他にも以下の項目があります。
- ファイナンス(入出金履歴)
- MT4パスワードリセット
- フォロー履歴
プロバイダーへの報酬がいくら支払われたかは「ファイナンス」から確認できます。
報酬支払のコメントには「Performance fee from フォロワー口座番号 to プロバイダー口座番号」と記載されています。
フォロワーが知っておくべき6つのルール、注意点
最後に、フォロワーとしてHFコピーを利用する上で知っておくべきルールや注意点を6つお伝えします。
取引ロット数は口座残高比率で決定
プロバイダーをフォローすると、取引銘柄やエントリー/クローズのタイミングは全てプロバイダーと同様のものが口座に反映されますが、唯一取引ロット数は「コピー率」によって決定されます。
このコピー率は、フォロワーとプロバイダーの口座残高の比率によって自動的に算出されます。
- フォロワーの口座残高=
プロバイダーの口座残高=
コピー率は1 - フォロワーの口座残高<
プロバイダーの口座残高=
コピー率は1未満 - フォロワーの口座残高>
プロバイダーの口座残高=
コピー率は1を超える
- コピー率が1⇒
フォロワーの取引ロット数=
プロバイダーの取引ロット数 - コピー率が1未満⇒
フォロワーの取引ロット数<
プロバイダーの取引ロット数 - コピー率が1を超える⇒
フォロワーの取引ロット数>
プロバイダーの取引ロット数
つまり、フォロワーの取引ロット数を決定する大きな要因は、フォロワー口座残高がプロバイダー口座残高より多いか少ないかということですね。
例)両者の口座残高が同額の場合
- フォロワー口座残高:$1,000
- プロバイダー口座残高:$1,000
この場合、両者の口座比率は1:1なので、フォロワーのコピー率は1.0となり、ストラテジープロバイダーの取引ロット数がそのままフォロワーにも適用されます。
コピー率1.0
ストラテジープロバイダーが0.1ロット取引⇒フォロワーも0.1ロット取引
例)フォロワー口座残高<プロバイダー口座残高の場合
- フォロワー口座残高:$1,000
- プロバイダー口座残高:$2,000
この場合、両者の口座比率は0.5:1なので、フォロワーのコピー率は0.5となり、フォロワーの取引ロット数はストラテジープロバイダーの半分となります。
コピー率0.5
ストラテジープロバイダーが0.1ロット取引⇒フォロワーは0.05ロット取引
算出されたロット数が0.01に満たない場合「最少取引数量のコピー」で「はい」と選んでいたら0.01ロットに繰り上げて取引されます。「いいえ」の場合、取引されません。
例)フォロワー口座残高>プロバイダー口座残高の場合
- フォロワー口座残高:$2,000
- プロバイダー口座残高:$1,000
この場合、両者の口座比率は2:1なので、フォロワーのコピー率は2.0となり、フォロワーの取引ロット数はストラテジープロバイダーの2倍となります。
コピー率2.0
ストラテジープロバイダーが0.1ロット取引⇒フォロワーは0.2ロット取引
コピー率は取引量配分率でも制御可能
取引量配分率を低めに設定すれば、プロバイダーより口座残高が多くても、コピー率を制御して小ロットで取引することが可能です。
取引量配分率100%の場合
- フォロワー口座残高:$2,000
- プロバイダー口座残高:$1,000
- 取引量配分率100%
フォロワーのコピー率は2.0のまま。
⇒フォロワーの取引ロット数はストラテジープロバイダーの2倍のまま。
取引量配分率50%の場合
- フォロワー口座残高:$2,000
- プロバイダー口座残高:$1,000
- 取引量配分率50%
フォロワーのコピー率は1.0となる。
⇒フォロワーの取引ロット数はストラテジープロバイダーと同じになる。
取引量配分率20%の場合
- フォロワー口座残高:$2,000
- プロバイダー口座残高:$1,000
- 取引量配分率20%
フォロワーのコピー率は0.4となる。
⇒フォロワーの取引ロット数はストラテジープロバイダーの4割に減少する。
報酬が口座から徴収されるタイミング
報酬がフォロワー口座から徴収されるタイミングは、隔週の土曜日の朝(その週の取引終了時間)です。
つまり、報酬額は2週間分の取引の損益を累計計算して決定されます。ただし、プロバイダーをフォローしたタイミングがちょうど報酬徴収の週だった場合、フォローした週末に報酬が徴収される場合もあります。
また、フォロワーが出金やアンフォローを行った場合にも、その時点の損益額に応じた報酬がフォロワー口座から差し引かれます。
- 隔週土曜日の朝
- フォロワー出金時
- フォロワーがストラテジープロバイダーをアンフォローした時
フォロワー自ら決済することも可能
フォロワーはMT4にログインすれば、自らポジションを決済することが可能です。
ただし、フォロワーがMT4からテイクプロフィットやストップロスの設定を行ったり、新規注文をとることはできないのでご注意ください。
フォロワーがMT4から行えるのは、ポジションの決済のみです。
1つのフォロワー口座がフォローできるプロバイダーは1人だけ
1つのフォロワー口座で同時にフォローできるのは1つのストラテジープロバイダー口座のみです。
既にプロバイダーAをフォローしていて、他のプロバイダーBをフォローしたくなった場合、まずAのフォローを解除してからでないとBをフォローすることはできません。
もしくは、新たにフォロワー口座を追加開設することで、Bを別途フォローすることができます。なお、フォロワー口座は最大10口座まで保有可能です。
- 1つのフォロワー口座でフォローできるプロバイダーは1人だけ
- フォロワー口座は最大10口座まで開設可能(最大10人のプロバイダーを同時にフォローできる)
- 複数のフォロワー口座で1人のプロバイダーを重複してフォローすることは不可
60日間以上フォローせずに放置した口座はアーカイブ
ストラテジープロバイダーをフォローしていない状態でフォロワー口座を60日間以上放置した場合、その口座はアーカイブされてしまうので注意しましょう。
アーカイブされたフォロワー口座は復活できませんが、別の新規フォロワー口座をすぐに開設することは可能です。
もしアーカイブされた口座内に資金が残っていた場合は、myHF口座へ自動的に資金移動されます。
フォローが自動解除されることもある
以下2つの条件に当てはまると、ストラテジープロバイダーをフォローしていても、自動的にフォローが解除されてしまうので注意しましょう。
- フォロワー口座の残高が$5以下
- オープンポジション無し
フォローが解除されると、口座内の資金はmyHF口座へ自動的に移動します。
HFMコピーのやり方に関するよくある質問FAQ
HFMコピーの使い方について、よくある質問をまとめているので参考にしてください。