脱炭素ブームが起きている昨今、炭素削減のためにはプラチナが大量に必要とされています。
本記事では、今後のプラチナ投資に注目している方のためにXMでプラチナ投資をする方法や注意事項を解説しています。
プラチナってどんな商品?プラチナ投資早分り解説
XMでプラチナ投資をするにあたって、まずはプラチナへの理解をより具体的にしましょう。
そもそもプラチナってどんなもの?
プラチナはパラジウム同様、希少性が非常に高いレアメタルです。
その見た目は銀とよく似ており、あまり見分けがつきませんが、プラチナは銀白色に輝く外見を持ち、美しい光沢があります。
守りの資産としての貴金属。攻めの資産としての工業金属。 プラチナはこの二つの性質を合わせ持つ特殊な貴金属だと言われています。
プラチナのことをもっと詳しく
以下で、プラチナに関するより詳しい情報をまとめているのでぜひ覗いてみてください。
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プラチナの主な供給源
プラチナ供給源の内訳は鉱山生産が74%、リサイクルが26%です。
オイルや多くのコモディティ商品はリサイクルができませんが、プラチナは可能なので「リサイクル」という概念が存在します。
また、鉱山生産国の内訳は以下の通りです。
南アフリカ73%、ロシア12%、ジンバブエ8%、北米5%、その他2%
南アフリカとロシアだけで全体の85%を占め、特に南アフリカからの供給量が多いです。
原産国の偏りは、ほかの貴金属と比較してもかなり大きいと言えるでしょう。
プラチナの主な需要や用途
プラチナの需要は毎年やや変動があるものの、おおよその内訳としては、ディーゼル車の触媒としての用途が40%、その他工業/産業が20%、宝飾用が25%、投資用が15%となっています。
プラチナは宝飾品向けの需要が大きそうな印象ですが、実際は産業用としての需要の方が大きくなっていて、自動車触媒とその他産業用の需要を合わせると全体の60%にも及びます。
ちなみに投資用としての需要は、毎年の増減がかなり大きくなっています。
自動車触媒とは、自動車の排気ガスの有害成分を浄化する装置のことをいいます。
プラチナは主にディーゼル車の触媒として、パラジウムはガソリン車の触媒として使われています。
各国排ガス規制の強化が強まると、この触媒の需要が押上げられます。
プラチナの主な消費国
プラチナは欧州と中国での消費量が比較的大きくなっています。
また、地域によって需要項目の割合に違いがあり、各国それぞれ大きな割合を占めているものは以下の通りです。
- 欧州...自動車触媒、投資
- 中国...宝飾
- 北米...需要項目がばらけている
- 日本...自動車触媒、宝飾
プラチナ先物を決めるのはどこ?
プラチナ先物取引は主に、アメリカ最大規模の商品先物取引所であるNYMEX(ニューヨークマーカンタイル取引所)と、国内ではJPX(大阪取引所)で行われています。
プラチナ先物商品の取引価格は、NYMEXでの価格が国際指標価格とされています。
プラチナ値動きの要因
プラチナ値動きの要因は、大きく分けて3つあります。
1.自動車産業のプラチナ使用量変化
冒頭でも紹介しましたが、プラチナ用途の40%を自動車触媒が占めています。
そのため、プラチナ値動きのカギを握るのはこの自動車産業と言っても過言ではありません。
自動車市場でディーゼル車のシェアが拡大したり、排ガス規制が強化されたりすると、触媒に使われるプラチナの量も増えるため、プラチナの値上がりに繋がります。
逆にガソリン車がディーゼル車のシェアを奪ってしまうと、プラチナの需要は下がりますので、その分値段も安くなります。
2.世界経済と工業/産業の活性化
プラチナは工業関連の需要も豊富です。
その内訳は、科学(パレキシレン、硝酸、プロビレン化合物、シリコン)、エレクトロニクス(ハードディスク)、ガラス(液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ)、医療/バイオ(医薬品、カテーテル)、石油(石油プラント)等と多岐にわたります。
世界経済が上向くと、これら工業/産業の活性化にも繋がるので、結果としてプラチナの需要も高まり、価格も上振れしやすくなります。
また、宝飾関係の需要も世界経済と密接な関りがあります。
3.南アフリカのプラチナ生産状況
プラチナは金と比較しても需要と供給の偏りが大きく、主要な生産国や消費国の政治/経済の動向によって、その価格も大きく影響を受けます。
特に注意しておきたいのが、プラチナ総生産量の7割以上が南アフリカで採掘されていることから、もし南アフリカで異常事態が発生すれば、すぐに世界中のプラチナが不足してしまうという点です。
コロナウイルスのために南アフリカの採掘場が稼働停止した際にも、プラチナ供給は大幅に減少しました。
他にも、南アフリカでは労働争議、電力供給問題、鉱山事故、政情不安などの供給リスクがありますから、プラチナ取引の際には南アフリカの情勢によく注意しましょう。
脱炭素社会の幕開けはプラチナにとっての追い風?
脱炭素化社会が地球にもたらす恩恵は「地球温暖化防止」です。その目標達成のために必要なのが、温室効果ガス排出量をゼロにすること、つまり「脱炭素化」です。
脱炭素のためにプラチナ需要が増加する可能性があり、その用途は主に以下のふたつです。
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グリーン水素
脱炭素化に重要な役割を果たすとされているのグリーン水素。
グリーン水素とは、水(H2O)を再生可能エネルギーを用いて作られた電力を利用して分解し、生成された水素のことです。
この水素を利用し、酸素を大気中に放出することで、環境への悪影響を与えずに水素を利用することができます。
グリーン水素を生成する装置は、4種類あるとされていますが、そのうちの一つにプラチナが使用されています。
一説では、グリーン水素は2050年までに世界のエネルギー需要の25%を供給し、2050年までに10兆米ドルの市場になると見込まれているようです。
水素燃料電池車(FCV)
現在、EUと70ヵ国以上が、グリーン水素を利用して2050年までにカーボンニュートラルを達成すると宣言しています。
さらに米大統領がバイデン氏に変わったことで、アメリカも世界に足並みをそろえ「脱炭素社会」に向かっています。この流れで世界の環境規制が厳しくなれば、それに伴いプラチナ需要が増加し、世界規模での争奪戦となる可能性があります。
XMのプラチナ(PLAT)の取引条件
XMのプラチナの最大レバレッジや平均スプレッドなど、取引条件や取引条件を解説します。
項目 | 概要 |
---|---|
シンボル | PLAT |
最大 レバレッジ | 22.2倍 |
証拠金率 | 4.5% |
平均 スプレッド | 425ポイント |
1ロットの価値 (コントラクトサイズ) | 10 Troy ounces |
最小ロット | 1ロット |
最大ロット | 100ロット |
スワップ | 先物商品のため無し |
XMのプラチナは先物商品
XMのプラチナは、先物商品なので、スワップは発生しませんが、限月(決済期限)があります。
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先物とは?現物とは?
先物取引では「買い」だけではなく、「売り」からでも取引を開始できます。
つまり、相場が上がる場合も下がる場合も、売り買いの選択次第で利益を得られる可能性がある、ということです。
今後相場が上がると読んだ場合、PLATをまず「買い」、値上がりを待ってから「売り」の注文を入れて利益を狙います。
逆に、今後相場が下がると読んだ場合には、PLATをまず「売り」、値下がりを待ってから「買い」の注文を入れて利益を狙います。
先物取引のデメリットとしては、現物よりスプレッドが広いこと、うっかり限月を過ぎると、ポジションが自動決済されてしまうという2点です。
XMのプラチナはシンボル後方に限月が記載される
XMのプラチナは先物商品なので、画像の「PLAT-JAN24」のように、シンボル後方に日付が記載されます。
この「JAN24」が先物の限月で、このプラチナは2024年の1月(January)に自動で決済されることを示しています。
限月の決済日を迎えると強制的に決済されてしまうので、先物商品を保有する場合は必ず確認しましょう。
XMの先物スケジュール確認手順
XM公式サイトには各先物商品の詳細な決済スケジュール表が記載されています。
まず、以下のボタンからXMのサイトにアクセスし、ページ下方(その他の金属)までスクロールしてください。
タブが「先物CFD商品」「取引時間」「有効な取引」の順に並んでいるので「有効な取引」をクリックします。
先物銘柄のスケジュール表が表示されれば完了です。
- 内容
- シンボル
- 取扱限月:先物商品の決済期限
- 開始日:先物商品の発売日
- 決済のみ可:取引終了日(決済のみ可能)
- 満期日:自動決済される日
- 限月:設定されている限月の一覧
- 取引期限:クリックで注意事項を確認可能
XMのプラチナ取引時間
XMのプラチナの取引時間を日本時間に変換すると以下の通りになります。
▼冬時間/夏時間はタブで切り替え▼
- 月~木曜取引時間
:AM7時05分~翌AM5時55分 - 金曜日取引時間
:AM7時05分~翌AM5時10分
XMでは、祝日などの影響により取引時間が変わる場合があります。最新の取引時間はXMからのお知らせページでご確認ください。
XMのプラチナ証拠金計算方法
プラチナをXMで取引するための証拠金の計算式は以下になります。
「数量(ロット数)」×「コントラクトサイズ」×「約定価格」×「証拠金率」=「必要証拠金」
※ここでの約定価格(オープン価格)とは、エントリー時の価格を指します。
実際に1ロット(10 Troy ounces)取引してみた
プラチナをデモ口座で実際に1ロット取引して、必要な証拠金がいくらになるか見てみましょう。
今回は、売りの約定価格が1ロット当たり1179.87ドルの時に、1ロット「買い」注文を入れました。
取引ロット数...1
コントラクトサイズ...10 Troy ounces
約定価格...1179.87ドル
証拠金率...4.5%
1ロット×10 Troy ounces×1179.87ドル×0.045=530.94ドル
これを日本円換算すると、必要証拠金は
約58,361円になります。
プラチナの取引可能ロットは1~100ロットです。100Lotなら約580万円の証拠金が必要ですね。
必要証拠金をパラジウムと比較すると?
このプラチナ1ロット分の必要証拠金額を、同じ貴金属商品かつ先物商品であるパラジウムのものと比べるとどうでしょう?
銘柄 | 1ロットあたりの 証拠金 |
---|---|
プラチナ | 63,919円 |
パラジウム | 66,460円 |
参考レートは2024年12月3日
プラチナもパラジウムも必要証拠金に大きな違いはありませんね。
XMのプラチナ取引手数料(スプレッド)の計算方法
XMのプラチナは先物商品のためスワップがなく、取引コストとして計算するのはスプレッドのみとなります。
「数量(ロット数)」×「スプレッド(ポイント)」×「ティックバリュー(ドル)」=「スプレッドの価格」
ティックバリューとは、最小変動単位による収益の変化をいいます。
値動きの最小値の欄にあるUSD 0.1がこれに値します。
ティックバリューは、コントラクトサイズと最低価格変動をかけることで求められます。XMのPLATの場合、コントラクトサイズが10 Troy ouncesで最低価格変動が0.01です。
つまり「10×0.01=0.1」なので、値動きの最小値(ティックバリュー)は0.1ドルとなります。
また、商品のコントラクトサイズは各取引会社異なるため、ティックバリューもそれに伴い各社異なります。
計算例
1ロット(10 Troy ounces)あたりのスプレッド価格はどのくらいでしょうか?
計算してみましょう。
- 取引ロット数:1ロット
- PALLのスプレッド:425ポイント
- ティックバリュー:0.1ドル
1ロット×425ポイント×0.1ドル=42.5ドル
日本円換算して、1ロットあたりのスプレッドは約4,655円です。
スプレッドが大きければ大きいほど、注文時の含み損が大きくなります。
スプレッドをパラジウムと比較すると?
プラチナ1ロット分のスプレッド価格を、同じ貴金属商品かつ先物商品であるパラジウムのものと比べるとどうでしょう?
銘柄 | スプレッド |
---|---|
プラチナ | 約4,655円 (425ポイントの時) |
パラジウム | 約10,408円 (957ポイントの時) |
同じレアメタルのプラチナとパラジウムでしたが、取引のハードル面では大きな差がありますね。
XMのプラチナ値動きによる損益幅の計算方法
XMのプラチナの損益額はスプレッドと同じ計算式で算出できます。
「数量(ロット数)」×「ポイント」×「ティックバリュー(ドル)」=「損益」
最小変動レート=1ポイントです。
XMのPLATの場合、最低価格変動値が0.01なので、これが1ポイントとなります。
1174.53ドルから1175.53ドルにレートが変動した場合、レート差は1.00なので、この場合のポイントは100となります。
実際に1ロット(10 Troy ounces)取引してみた
今回は1ロット当たり1163.97ドルの時に「買い」注文を出しました。
ちなみに今回の必要証拠金は約58,083円、取引手数料(スプレッド価格)は4,655円でした。
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その後、1175.32ドルに値上がりした際に決済注文をしました。
1175.32-1163.97=11.35
PLATの最低価格変動値は0.01なので、0.01=1ポイント
つまり今回のポイントは1135です。
- 取引ロット数:1ロット
- ポイント(レート差):1135ポイント
- ティックバリュー:0.1ドル
1135ポイント×0.1ドル×1ロット
=113.5ドル
これを日本円換算すると、今回の収益は
約12,563円でした。
XMでプラチナを取引するメリットとデメリット
それでは、ここまで見てきたXMのPLAT基本情報を踏まえつつ、XMでプラチナを取引するメリットとデメリットを見ていきましょう。
プラチナをXMで取引するメリット
- お手軽に自分のタイミングで取引開始できる。
- 先物商品なのでスワップポイントが無く、コストがスプレッドのみ。
- 「売り」からでも「買い」からでも取引が始められる。
プラチナ価格の先行きを予想するためのヒントは、私たちの身近な所にたくさんあります、自分がここぞと思ったタイミングで手軽にエントリー出来ます。
また、XMのプラチナは先物商品ですから、「売り」からでも「買い」からでも取引が始められ、プラチナ価格が値上がりしても、値下がりしても、利益を狙えるチャンスがあるということなので、大きなメリットと言えます。
プラチナをXMで取引するデメリット
- プラチナを含む先物商品は、現物商品に比べるとスプレッドが広い。
- 価格変動が大きいため、ハイリスクハイリターン。
- 先物商品なので限月に決済されてしまう。
プラチナを含む先物商品は、現物商品に比べると広めのスプレッド設定となっており、3か月の限月周期がある事から決済され、商品を持ち続けたい場合は再度エントリーする必要があります。
また、先物商品特有の価格変動の大きさも、ある意味ではデメリットとなります。
価格が急落/急騰した際に、思った方向に動けば万々歳ですが、もし逆に動いてしまった場合、あっという間に資金を失ってしまうこともあるので、必要以上に大きな額で投資することは避けましょう。
XMでプラチナを取引するときの手順
ここからは、XMでプラチナ取引をするための設定手順を説明していきます。
今回は以下の3つを重点的に説明します。
- 口座開設
- MT4/MT5のダウンロード
- MT4のプラチナチャート表示
1.XMの口座開設方法
まずは、こちらのボタンから公式サイトに進んでください。
個人情報を記入したのちに、XMでは口座タイプの選択・口座基本通貨の選択・レバレッジの選択をする必要があります。
- 口座タイプ:プラチナは、全口座タイプで取引条件が同じです。
- 基本通貨:プラチナ取引ならJPY(日本円)かUSD(米ドル)を選ぶのが良いでしょう。
- レバレッジ:プラチナのレバレッジは22.2倍で固定となります。
必要事項を記入し口座開設申請を出し、メール認証がされると、すぐにXMから口座開設完了のメールが届きます。
その後、WEB上で<現住所確認書類>
<写真付き身分証>の画像をXMにアップロードすると口座の有効化がされ、取引可能になります。
関連記事:XMの口座開設方法
2.XMのMT4/MT5のダウンロード
口座開設が完了したら、続いてXMのMT4もしくはMT5をダウンロードをしましょう。
以下のリンクからMT4/MT5のダウンロードページへ飛べます。
手順1 MT4/MT5を使用端末に応じて選択
ダウンロードページには、PC(Windows)、Mac、スマートフォン、タブレット各種それぞれのMT4/MT5が準備されています。
ご自身のご利用になる端末に応じて選択してください。
手順2 ダウンロードボタンをクリック
ダウンロードボタンをクリックするとダウンロードが開始されます。
MT4/MT5は通貨ペアやCFD商品を扱う取引プラットホームです。
MT4は既に開発終了宣言が出されたものの、現時点での主流はMT4で、安定性もこちらの方が高いとされています。
MT5はMT4の後継版で、今後もアップデートが行われていく予定です。
基本的な使い方はMT4/MT5ともに同じです。
手順3 ログイン
MT4/MT5のインストール完了後にMT4/MT5を立ち上げると、ログインIDとサーバー名を求められます。
ログインIDとサーバー名は、XMから届いた口座開設完了メールに記載されているので、そちらを確認してログインしましょう。
スマホの場合は、【新規口座開設】→【既存のアカウントにログイン】で、IDとサーバー、パスワードを設定すればログインできます。
関連記事:XMのMT4の使い方
3.MT4上でPLATの表示の設定をする
MT4/MT5の初期設定では、プラチナ(PLAT)を含む多くの銘柄名が表示されていません。
プラチナ取引を行うには、すべての銘柄を表示させる設定をする必要があります。
手順1 気配値欄を表示させる
まずは画面左上に注目です。メニューバーの中にある気配値ボタンをクリックします。
手順2 すべての銘柄を表示
すると画面左側に各通貨ペアと取引商品のリストが現れます。この箇所が気配値欄です。
MT4画面左の「気配値」枠上で右クリック→「すべてを表示」を選択します。
手順3 プラチナのチャートを表示
取引したい銘柄のチャートを表示させましょう。
気配値欄の中から、取引したい銘柄上で右クリック→「チャートを表示」を選択します。
表示されるチャートは、デフォルトではバーチャートになっています。
時間足やチャートは好みに応じてアレンジできるので、ご自身にとって一番使いやすいものにセッティングしてみてください。
また、以下の記事では設定方法を解説をしているので、どうぞ参考にしてください。
関連記事:MT4/MT5チャート表示方法
手順4 オーダーの発注画面を表示
チャート上で右クリックすると、メニューから「注文発注」→「新規注文」でオーダーの発注画面が開きます。
オーダーの発注画面詳細
オーダー画面では「数量」「注文種別」を選び、「注文」ボタンをクリックすることで成行注文できます。
- 取引したい銘柄を選択(必須)
- 注文方法の選択(必須)
- 売買するロット数の選択(必須)
- ストップロス:損切り価格を設定
- テイクプロフィット:利確したい価格を設定
- 現在価格
- Sell(売り注文)かBuy(買い注文)かを選択(必須)
- 現在価格のティックチャート
MT4の操作に関して不明点がある方は、MT4の使い方|基本編の記事も参考にしてください。
XMのプラチナ取引に関するよくある質問(FAQ)
XMのプラチナ取引について思うこと
コロナ時のプラチナ振り返り
コロナウイルスが世界に大打撃を与えた2020年、経済の悪化からプラチナの需要減少が懸念されました。
しかし、世間の予想通りプラチナの需要減少があったにも関わらず、結果的にはこの年プラチナは過去最大の供給不足となりました。
それは何故かというと、電力不足とコロナウイルスの影響で、南アフリカの鉱山生産が大幅に減少したためです。
プラチナの供給が、いかに南アフリカ頼りになっているかがよくわかる出来事でした。
原産地の偏りは、今回のケースのように原産国にトラブルが発生した場合、その銘柄の価格に大きな影響を与えるリスクとなります。
これからの「脱炭素社会」とプラチナ
パラジウムの高騰を受けてプラチナへの代替需要はより増加するという見方がある一方で、現状はまだパラジウムに大きく値段の差をつけられたままです。
しかしながら、プラチナのように供給量の少ないレアメタルは、買い占めなどが起こった際に何倍もの値段に跳ね上がる事があります。
これからの脱炭素社会の中でプラチナの需要が急増、なんていうシナリオになった場合には、ひょっとしたら金やパラジウムのように大化けする可能性も。
地球の未来のために世界がカーボンニュートラルに向かって走り出した今、私たちも未来を見据えて慎重なトレードを行っていきたいものです。
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