銅の値動きは世界経済と密接な関りがあり、銅に注目すれば景気の先行きも占えるといわれています。
XMで実際に銅を取引することで世界経済の流れがより身近になり、今まで読み飛ばしていたような海外のニュースにも、ぐっと興味が持てるようになるのではないでしょうか。
この記事ではXMでの銅取引のやり方や注意点を解説しています。
XM公式サイトでは銅(HGCOP)のスプレッドや条件、取引時間、取引期間などのデータを公開
銅の価格は、景気の動向を占う際によく判断材料となります。
なぜなら景気上向き時には建設が盛んに行われたりと、銅を用いた製品の需要が高まるのに対し、景気低迷時には反対にその需要が落ち込むためです。
そのため、銅の値動きと経済の趨向には密接な関りがあると言えます。
銅は現在、2012年ぶりの高値を叩き出しています。
2019年の終わりごろと比べると、ほぼ倍の価格にまで膨れ上がっています。
これは、銅の消費量世界一である中国が、コロナのパンデミックから徐々に回復しつつあり、銅の需要が高まっているにもかかわらず、銅の主要な生産地である南米がまだコロナの影響下にあり、供給量が需要量に追いついていない、という背景によるものです。
今後の動きにもぜひ注目したいところです。
XMで銅投資する時に押さえておきたい基礎知識
XMの銅(カッパー)基本情報
まずはXMの銅(カッパー)基本情報を確認していきましょう。
銅の取引条件は以下の通りです。
-
シンボル HGCOP 内容 High Grade Copper レバレッジ 50倍 スワップ 先物商品のため無し 配当金 先物商品のため無し スプレッド最低 0.0077 1ロット当たりの価値 2000 LBS 最小/最大取引サイズ(lot) 1/200 証拠金率 2% 数値および逆指値のレベル 0.01 最低価格変動 0.00010 値動きの最小値 USD 0.2 シンボル HGCOP 内容 High Grade Copper レバレッジ 50倍 スワップ 先物商品のため無し 配当金 先物商品のため無し スプレッド最低 0.0077 1ロット当たりの価値 2000 LBS 最小/最大取引サイズ(lot) 1/200 証拠金率 2% 数値および逆指値のレベル 0.01 最低価格変動 0.00010 値動きの最小値 USD 0.2 -
シンボル 各コモディティ銘柄に対するXM独自のシンボル表記 内容 コモディティ銘柄の内容 レバレッジ 大きければ大きいほど、少ない資金で大きな金額を動かせる スワップ 通貨ペア間での「金利差相当額」 配当金 株主が通常受け取れる配当金に相当。株価指数の現物銘柄にのみ発生 スプレッド最低 1日の中で一瞬でも現れた最小のスプレッド数値 1ロット当たりの価値 コントラクトサイズ 最小/最大取引サイズ(lot) 取引可能な最小/最大ロット数 証拠金率 対象銘柄を取引するために取引額の何%が証拠金として必要かを表した値 数値および逆指値のレベル 現在の市場価格にて予約注文を設定するための最低距離 最低価格変動 銅の損益幅を求める際に使用 詳細 値動きの最小値 スプレッドの価格を求める際に使用 詳細 シンボル 各コモディティ銘柄に対するXM独自のシンボル表記 内容 コモディティ銘柄の内容 レバレッジ 大きければ大きいほど、少ない資金で大きな金額を動かせる スワップ 通貨ペア間での「金利差相当額」 配当金 株主が通常受け取れる配当金に相当。株価指数の現物銘柄にのみ発生 スプレッド最低 1日の中で一瞬でも現れた最小のスプレッド数値 1ロット当たりの価値 コントラクトサイズ 最小/最大取引サイズ(lot) 取引可能な最小/最大ロット数 証拠金率 対象銘柄を取引するために取引額の何%が証拠金として必要かを表した値 数値および逆指値のレベル 現在の市場価格にて予約注文を設定するための最低距離 最低価格変動 銅の損益幅を求める際に使用 詳細 値動きの最小値 スプレッドの価格を求める際に使用 詳細
XMの銅は先物商品
XMの銅を含む多くのCFD商品は先物商品です。
先物とは?
1か月、3か月、半年先の商品値段で取引する金融商品。
XM内の先物商品の多くは商品発売から3カ月後に自動決済される。
商品の実物はなく、将来の商品価値(数値)だけを売買するので、「スワップポイント」はない。
商品ごとに「取引期限」が設けられている。
現物とは?
現時点の商品価格で取引する金融商品。
決済日の規定はなく、長期保有することも可能。
コンビニでおにぎりを買うことも現物取引の一種と言える。
先物取引では「買い」だけではなく、「売り」からでも取引を開始できます。
つまり、相場が上がる場合も下がる場合も、売り買いの選択次第で利益を得られる可能性がある、ということです。
今後相場が上がると読んだ場合、銅先物をまず「買い」、値上がりを待ってから「売り」の注文を入れて利益を狙います。
逆に、今後相場が下がると読んだ場合には、銅先物をまず「売り」、値下がりを待ってから「買い」の注文を入れて利益を狙います。
先物取引のデメリットとしては、現物商品よりスプレッドが高く設定されている、という点があります。
また、うっかり限月を過ぎてしまうと、ポジションは自動決済されてしまうので要注意です。
シンボル後方に限月が記載される
シンボルの後ろに記載されている「-MAR22」は、このHGCOPが2022年の3月(MARCH)までに決済される先物商品であることを示しています。
先物商品の取引が終了する月を「限月」といい、このHGCOPの限月は2022年の3月となります。
限月の決済日を迎えると強制的に決済されてしまうので、銅を保有する場合は必ずチェックしましょう。
XM先物スケジュール表の確認方法
公式サイトから先物の詳細な決済スケジュール表を確認することができます。
- 内容
- シンボル
- 取扱限月:現在取り扱われている先物商品の限月
- 開始日:先物商品の発売日
- 決済のみ可:取引終了日(この日は新規注文の受付が停止され、決済注文だけが可能となる)
- 満期日:商品の受け渡し日(=限月。この日に自動決済される。決済時間は商品により異なる)
- 限月:設定されている限月の一覧
- 取引期限:アイコンを選択すると、取引期限に関する注意事項が表示される。
⇒「取引は、典型的に限月の前の月の月末の3営業日前に満期となります。」
XM銅の最大レバレッジ
銅の最大レバレッジは、その他のコモディティ商品と同様の「50倍」です。
FXやGoldなどの1000倍と比べると少なく感じるかもしれませんが、国内FX会社の最大レバレッジ25倍と比べると倍の多さになっているので、十分大きな数と言えます。
少ない証拠金でレバレッジを効かせて大きな額が取引できるというのも、XMの銅取引ならではです。
銅のスワップポイントと配当金は0
銅は前述の通り先物商品のため、「スワップポイント」と「配当金」が発生しません。
ポジションを持ち越してもスワップポイントは0です。
スワップ金利と配当金による儲けや損失がないということは、限月までの間は何日保有しても、保有コストが発生しないということです。
XMの銅(カッパー)取引時間
銅のXM取引時間を日本時間に変換すると以下の通りになります。
月~木曜取引時間:AM8時05分~翌6時55分(夏時間は―1時間)
金曜日取引時間:AM8時05分~AM6時10分(夏時間は―1時間)
また、「平日朝の1時間10分間」と、「土曜早朝から月曜朝まで」はメンテナンスのため取引不可なのでご注意ください。
年始やクリスマスなどの特別な日には取引時間が変更になることがあります。
欧米の休日には市場がクローズすることが多々ありますので、ご注意ください。
XMでは月初に、取引時間の変更がある各銘柄について「XMからのお知らせ」ページで取引時間の変更を告知しています。
以下からぜひ確認してみてください。
XM取引時間に関するより詳しい記事はこちらからどうぞ。
関連記事:XM取引時間一覧(日本時間)
XMの銅(カッパー)証拠金の計算方法
銅をXMで取引するための証拠金の計算式は以下になります。
「約定価格(オープン価格)」×「コントラクトサイズ(取引単位)」×「数量(ロット数)」×「証拠金率」=「必要証拠金」
※ここでの約定価格(オープン価格)とは、エントリー時の価格を指します。
計算例
銅を1ロット取引するのに必要な証拠金はいくらになるでしょうか?
計算してみましょう。
オープン価格(例)...4.0654ドル
コントラクトサイズ...2000LBS
取引ロット数...1
証拠金率...2%
4.0654ドル×2000LBS×1ロット×0.02
=約162.62USドル(必要証拠金)
これを日本円換算すると、必要証拠金は約17,000円になります。
銅を取引MAX量の200ロットトレードするなら約3,400,000円の証拠金が必要ですよ。
関連記事:XM証拠金一覧表
XMの銅(カッパー)取引手数料(スプレッド)の計算方法
XMの銅は先物のためスワップがなく、取引コストとして計算するのはスプレッドのみとなります。
ここでの取引手数料は、スプレッドの価格のことを指します。
スプレッドはポジションを持った時点で支払い済みになるので、スプレッドが大きければ大きいほど、マイナスからのスタートとなってしまいます。
「スプレッド(ポイント)」×「ティックバリュー(ドル)」×「ロット」=「スプレッドの価格」
ティックバリューとは、最小変動単位による収益の変化をいいます。
値動きの最小値の欄にある0.2USDがこれに値します。
XMの銅の場合、コントラクトサイズが2000で最低価格変動が0.0001です。
「2000×0.0001=0.2」なので、値動きの最小値は0.2となります。
銅のコントラクトサイズは各取引会社ごとに異なるため、ティックバリューも同様に各社異なります。
計算例
銅1ロットあたりのスプレッド価格はどのくらいでしょうか?
計算してみましょう。
銅のスプレッドポイント:87ポイント
ティックバリュー:0.2ドル
ロット:1ロット
87ポイント×0.2ドル×1ロット=17.4ドル
これを円価格にするには、1ドルあたりの円価格(105円など)をかけてください。
17.4ドル×105円=1,827円
約1,900円が、銅1ロット保有時のスプレッド価格(円)となります。
銅のトレードは、平均約-1,900円からのスタートです。
XMの銅(カッパー)の値動きによる損益幅の計算方法
XMの銅の損益はスプレッドと同じ計算式で算出できます。
「ポイント」×「ティックバリュー(ドル)」×「ロット」=「損益」
最小変動レート=1ポイントです。
銅の場合、最低価格変動値が0.0001なので、これが1ポイントとなります。
4.0654ドルから4.0754ドルにレートが変動した場合、レート差は0.0100なので、ポイントは100となります。
計算例
銅1ロット保有時にレートに100ポイントの差が発生した場合、損益幅はどのようになるでしょうか?
計算してみましょう。
ポイント(レート差):100ポイント
ティックバリュー:0.2ドル
ロット:1ロット
100ポイント×0.2ドル×1ロット=20ドル
これを円価格にするには、1ドルあたりの円価格(105円など)をかけてください。
20ドル×105円=約2,100円が、レートが0.0100変動した場合の損益(円)となります。
銅のレート差と損益幅の関係図
pointとロット数の大小で、損益額はどのように変動するでしょうか?
以下の一覧で確認してみましょう。
取引ロット数と必要証拠金 | 10pointの損益幅 | 100pointの損益幅 |
---|---|---|
1ロットの場合 必要証拠金 約17,000円 |
210円 | 2,100円 |
10ロットの場合 必要証拠金 約170,000円 |
2,100円 | 21,000円 |
100ロットの場合 必要証拠金 約1,700,000円 |
21,000円 | 210,000円 |
200ロットの場合 必要証拠金 約3,400,000円 |
42,000円 | 420,000円 |
こうして見ると、わずかなレートの変動でも取引ロット数が多ければ、損益額も比例して大きくなることがわかりますね。
利益も大きければ損失も大きいと言えます。
銅に関する世界の動きをしっかりキャッチして、慎重にトレードをしましょう。
XMの銅(カッパー)を実際に取引して損益額を解説
実際にXMで銅の取引をして損益を計算してみましょう。
今回は、銅が売値4.0131ドルの時に1ロット売りました。
スプレッドの金額は-1,888円、必要証拠金は17,418円でした。
以下は、実際に銅を取引した画面です。
その後、4.0085ドルに値下がりした際に決済注文をしました。
エントリー時4.0131ドル→4.0085ドルに下降したので、0.0046の差が生まれています。
銅の最低価格変動値は0.0001なので、0.0001=1ポイントとなります。
つまりここでのポイントは46です。
XMの銅のティックバリューは0.2ドル。
今回の取引数は1ロット。
当日の日本円で換算して1,000円の儲けとなりました。
銅(カッパー)先物価格に関する豆知識
銅先物価格はどこが決める?
銅の取引は主に「ロンドン金属取引所(LME)」、「ニューヨーク・マーカンタイル取引所」、「上海金属取引所」の3つの市場で行われています。
これらの市場で日々銅相場や銅先物価格が決定されていますが、一般的にはLMEの現物価格が銅価格の指標となっています。
ロンドン金属取引所
(LME=London Metal Exchange)
1877年に設立された取引所で、世界最大規模の非鉄金属専門の先物取引所です。
銅の取引は1883年から行われるようになりました。
銅、鉛、スズ、亜鉛、アルミニウム、ニッケル、アルミ合金などが上場されており、LMEにおける取引価格は国際的な指標価格であると言えます。
銅の取引所取引は、現在世界の約9割がLMEで行われています。
銅と原油価格の関係性
銅の先物価格と原油の先物価格の動向には、密接な関係性があります。
まず、原油の価格は通貨の値上がりと深く関係しています。
原油が高騰するとドル安となり、相対的にその他の通貨が値上がりします。
すると銅を用いた製品(家電、PC、車など)の購入や建設が増えるため、結果的に銅の需要も高まり、長期的に見て原油価格高騰時には銅価格も高騰する、という流れが生まれるのです。
銅の価格は景気の良し悪しを反映するといいますが、このように原油価格とも関連するのですね。
銅の先物価格を決定する3つの大きな要因
さらに、銅の先物価格を左右する3つの要因を紹介します。
1.全世界の製造業の景気
冒頭でも述べた通り、銅価格と世界の景気は大きく関係しています。
景気上向き時には銅を用いた製品の需要や建設が増加するのに対し、景気低迷時にはそれらの需要が落ち込むためです。
世界で最も大きな製造業国は中国であり、同時に銅の世界一の消費国でもあります。
ですから、中国の経済状況は大きく銅の価格を左右します。
また、銅の消費国第二位はアメリカです。
アメリカの景気も、銅価格に強く影響を与えるといえるでしょう。
2.銅在庫の変化
在庫量は需要と供給の量を示す指標の一つです。
この需要と供給の割合は、銅先物価格の趨勢を占う大きな要因となります。
銅の主な生産国は、南米と北米、アフリカなど。
主な消費国は、中国とアメリカ、日本などです。
生産(供給)量が減ったり、消費(需要)が増えると、銅の在庫も減って銅先物価格が上昇します。
逆もしかり、です。
米ドル指数
米ドルとCFD商品の価格間には、一定の逆相関の関係が見られます。
(米ドルの価格とCFD商品の価格の動きが反比例する)
これは、基本的にCFD商品価格は米ドルで計算されており、米ドルのレートが変化するとCFD商品はその影響を受けるためです。
米ドルとCFD商品の価格間には、一定の逆相関の関係が見られます。
(米ドルの価格とCFD商品の価格の動きが反比例する)
これは、基本的にCFD商品価格は米ドルで計算されており、米ドルのレートが変化するとCFD商品はその影響を受けるためです。
もちろん銅も例外ではなく、米ドル値上がり時には銅は値下がりし、米ドル値下がり時には銅は値上がりします。
銅を取引することで、ほかの銘柄の値動きの趨勢も見えてきますね。
これも大きな意味での銅取引のメリット、と言えるでしょう。
XMで銅(カッパー)取引するメリット/デメリット
それでは、ここまで見てきたXMの銅基本情報を踏まえつつ、XMで銅を取引するメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット1.レバレッジの大きさ
銅先物取引をする上でも、レバレッジの大きさは見過ごせないポイントです。
XMの銅取引のレバレッジは最大50倍で、日本の証券会社の最大レバレッジ25倍の倍額です。
日本の証券会社で銅の取引を行うなら、XMの倍(もしくはそれ以上)の証拠金が必要ということになります。
途端に敷居が高くなってしまいますね。
XMならレバレッジが50倍なので、少額の証拠金でも銅投資が始められるというのは、大きな魅力です。
メリット2.XMならゼロカットで安心
XMでの銅取引ならFX同様にゼロカットが保証されているので、万一口座残高を超える損失が発生してしまった場合でもXMがマイナス分を負担してくれます。
損失額をトレーダーが追加で負担する必要がなく安心です。
関連記事:XMゼロカットシステムとは?
メリット3.使い慣れたプラットフォームで取引できる
そもそも、日本の証券会社では銅先物を取り扱っていない会社がほとんどで、ほかの海外FX会社の中でも銅を扱っている所は多くありません。
すでにXMでFXなどの取引を行っている方でしたら、新たに銅のトレードに挑戦する場合でも、引き続きMT4やMT5を使って慣れた環境で取引が行えます。
国内FX会社のようにFX銘柄とCFD銘柄の口座を分ける必要もありません。
銅の価格は、先述の通り原油や米ドルと強く結びつきがあるので、ほかのトレードを並行して行う場合にも大いに参考になります。
デメリット スプレッドの幅が広い
銅を含む先物商品は、現物商品に比べてスプレッド幅が広くなっています。
ゼロスプレットが売りのZERO口座もコモディティ商品は使えないので、ここで発生するスプレットによる手数料は吸収せざるを得ません。
しかし、先述したメリットの内容を鑑みると、XMで銅などのコモディティ商品を取引をする価値は大いにあると思います。
XMで銅(カッパー)取引するときの手順
ここからは、XMで銅取引をするための設定手順を説明していきます。
手順としては、以下の3つを重点的に説明します。
- 口座開設
- MT4/MT5のダウンロード
- MT4のHGCOPチャート表示
XMの口座開設方法
まずは、こちらのボタンから公式サイトに進んでください。
個人情報を記入したのちに、XMでは口座タイプの選択・口座基軸通貨の選択・レバレッジの選択をする必要があります。
- 口座タイプの選択:銅を含むコモディティ商品は、ZERO口座スプレッドの提供がないのでご注意ください。(ZERO口座を用いても通常スプレッドでの取引となります)
- 基軸通貨の選択:基軸通貨は、銅を取引するならJPY(日本円)かUSD(米ドル)を選ぶのが良いでしょう。
- レバレッジの選択:1000倍を選択しても、銅を含むコモディティ商品のレバレッジは50倍で取引することになります。
POINT必要事項を記入し口座開設申請を出し、メール認証がされると、すぐにXMから口座開設完了のメールが届きます。
その後、WEB上で<現住所確認書類><写真付き身分証>の画像をXMにアップロードすると口座の有効化がされ、取引可能になります。
詳しくは以下の記事も参考にしてください。
関連記事:XMの口座開設方法
XMのMT4/MT5のダウンロード
口座開設が完了したら、続いてXMのMT4もしくはMT5をダウンロードをしましょう。
以下のリンクからMT4/MT5のダウンロードページへ飛べます。
手順1 MT4/MT5を使用端末に応じて選択
ダウンロードページには、PC(Windows)、Mac、スマートフォン、タブレット各種それぞれのMT4/MT5が準備されています。
ご自身のご利用になる端末に応じて選択してください。
手順2 ダウンロードボタンをクリック
ダウンロードボタンをクリックするとダウンロードが開始されます。
MT4は既に開発終了宣言が出されたものの、現時点での主流はMT4で、安定性もこちらの方が高いとされています。
MT5はMT4の後継版で、今後もアップデートが行われていく予定です。
基本的な使い方はMT4/MT5ともに同じです。
手順3 ログイン
MT4/MT5のインストール完了後にMT4/MT5を立ち上げると、ログインIDとサーバー名を求められます。
ログインIDとサーバー名は、XMから届いた口座開設完了メールに記載されているので、そちらを確認してログインしましょう。
スマホの場合は、【新規口座開設】→【既存のアカウントにログイン】で、IDとサーバー、パスワードを設定すればログインできます。
関連記事:XMのMT4ダウンロード方法
MT4上で銅(カッパー)の表示の設定をする
MT4の初期デフォルト状態では、銅をはじめとするCFD銘柄が表示されていません。
銅の取引を行うには、すべての銘柄を表示させる設定をする必要があります。
まずは画面左上に注目です。
メニューバーの中にある気配値ボタンをクリックします。
手順1 すべての銘柄を表示
すると画面左側に各通貨ペアと取引商品のリストが現れます。
この箇所が気配値欄です。
MT4画面左の「気配値」枠上で右クリック→「すべてを表示」を選択します。
手順2 取り引きしたい銘柄のチャートを表示
取引したい銘柄のチャートを表示させましょう。
気配値欄の中から、取引したい銘柄上で右クリック→「チャートを表示」を選択します。
表示されるチャートは、デフォルトではバーチャートになっています。
時間足やチャートは好みに応じてアレンジできるので、ご自身にとって一番使いやすいものにセッティングしてみてください。
また、以下の記事では設定方法を解説をしているので、どうぞ参考にしてください。
関連記事:XMのMT4/MT5チャート表示方法
手順3 オーダーの発注画面を表示
チャート上で右クリックすると、メニューから「注文発注」→「新規注文」でオーダーの発注画面が開きます。
オーダーの発注画面詳細
オーダー画面では「数量」「注文種別」を選び、「注文」ボタンをクリックすることで成行注文できます。
- 画面左:現在価格のティックチャート
- 通貨ペア:取引したい銘柄を選択(必須)
- 数量:売買するロット数の入力(必須)
- 決済逆指値:損切りする価格
- 決済指値:利益確定したい価格
- 注文種別:「成行注文」か「指値注文」を選択(必須)
- 注文ボタン:売りか買いを選んでクリックして注文完了(必須)
- 取引したい銘柄を選択(必須)
- 注文方法の選択(必須)
- 売買するロット数の選択(必須)
- ストップロス(損切りする価格)を設定
- テイクプロフィット(利益確定したい価格)を設定
- 現在価格
- Sell(売り注文)かBuy(買い注文)かを選択(必須)
- 現在価格のティックチャート
MT4の操作でわからないことがあったら、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:MT4の基本的な使い方
XMの銅取引に関するよくある質問(FAQ)
おつかれさまでした。
XMでの銅取引方法に関する疑問は解決されたでしょうか。
一息ついたら、最後にXMの銅取引におけるよくある質問について、まとめて確認しておきましょう。
XMの銅(カッパー)のレバレッジはいくら?
- XMの銅(カッパー)のレバレッジはいくらですか?
-
XMの銅(カッパー)のレバレッジは50倍です。
その他のコモディティ(商品)も同様に50倍となっています。
関連記事:XMレバレッジ変更と規制解除
XMの銅(カッパー)の取引時間はいつ?
- XMの銅(カッパー)の取引時間はいつですか?
-
XMの銅(カッパー)の取引時間は、
月~木曜取引時間:AM8時05分~翌6時55分(夏時間は―1時間)
金曜日取引時間:AM8時05分~AM6時10分(夏時間は―1時間)です。
関連記事:XM取引時間一覧(日本時間)
XMの銅(カッパー)のスプレッドはどれくらい?
- XMの銅(カッパー)のスプレッドはどれくらいですか?
-
XMの銅(カッパー)のスプレッドは平均87ポイントです。
1ロット取引する場合、約1,900円分のスプレッド手数料がかかる計算です。ちなみに公式サイト上に書かれている最小スプレッドは、1日の中で一瞬でも現れた最小の数値を記載しているものなので、正直なところあまりあてにはなりません。
関連記事:XMスプレッド一覧|全銘柄掲載
MT4/MT5でHGCOPの注文ができない
- MT4/MT5でHGCOPの注文ができないのはなぜですか?
-
HGCOPの取引時間外の可能性があります。
この時間帯は、チャートも動いていません。
以下にHGCOPの閉場時間をまとめますので、ご確認ください。- 火-金 AM6:55 ~ AM8:05
(平日朝の1時間10分間) - 土 AM6:10 ~ 月 AM8:05
(土曜早朝から月曜朝まで)
※夏時間の場合はすべて1時間早まります。
もしくは、小数点以下のロット数で注文をしようとしている場合も、注文は受け付けられません。
銅の最小取引ロット数は1です。 - 火-金 AM6:55 ~ AM8:05
XMの銅取引について思うこと
銅の価格と経済の動き
銅はXMの取引銘柄の中では、どちらかというとマイナーな商品ではないでしょうか。
しかしこの銅は昔から景気の先行きを占う重要な判断材料とされています。
銅の価格を追いながら、世界経済の動きに思いを馳せるのも面白いですよ。
XMのCFD銘柄の多さには驚き
様々な海外FX会社がありますが、そもそも銅を取り扱っている会社は3,4社しかありません。
やはりXMのコモディティを含むCFD商品数は群を抜いて多いです。
選択肢が広く、様々な可能性を見つけられるというのも、XMの大きな魅力の一つですね。
FX取引に慣れたら、ぜひ銅やその他CFD商品取引にもチャレンジしてみてください。
- XM公式サイト/ログイン/パートナーページへのリンク集 2023-01-13
- XM(海外FX)確定申告のやり方|必要書類や最新フォーマット記入例 2023-01-10
- XMのスプレッド一覧|広すぎる?ドル円/ゴールド/ポンド円 2023-01-05
2月末まで 口座開設13,000円