MYFXMarkets(マイFXマーケッツ)では、スタンダード口座とプロ口座、マイクロ口座の3種類の口座タイプを提供しています。
大きな違いは、取引コストと最小取引量なので、トレードスタイルによっておすすめ口座が異なります。
本記事では、これからMYFX Marketsを利用する方に向けて、MYFXMarketsの口座タイプの特徴や違いを解説します。
MYFXMarkets口座タイプは3種類
MYFXMarketsには以下3種類の口座タイプがあります。
- スタンダード口座:MYFXMarketsでの標準口座
- プロ口座:取引手数料アリの低スプレッド口座
- マイクロ口座:最小10通貨から取引可能なミニ口座
各口座タイプの仕様に関しては、以下の一覧表をご覧ください。
スタン ダード | プロ | マイクロ | |
---|---|---|---|
基本通貨 | JPY・USD・AUD | USD | |
取扱銘柄 | FX・貴金属・原油・株式指数・仮想通貨 | 通貨ペア・貴金属 | |
最大 レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 | 500倍 |
スプレッド | 狭め | 狭い | 狭め |
ボーナス | 対象 | 一部対象 | 対象外 |
最低 入金額 | 制限なし | $30 | |
取引 手数料 | 無し | 1lotあたり $7/往復 | 無し |
1lot単位 | 1lot=10万通貨 | 1lot=1,000通貨 | |
最小取引量 | 0.01lot | ||
最大取引量 | 100lot | ||
最大保有 ポジション | 100 | ||
ロスカット水準 | 証拠金維持率20% | 証拠金維持率50% | |
マージンコール | 証拠金維持率90% | ||
取引ツール | MT4/MT5 | MT4 |
スタンダード口座
スタンダード口座は、取引手数料が無料なので初心者でも利用しやすい口座タイプです。
プロ口座よりスプレッドは広いですが、他社の同等口座タイプと比較すると狭めのスプレッドで取引できます。
- 外付け取引手数料無料
- スプレッドはプロ口座より広いが他FX業者と比べると狭め
- 最低入金額の設定は無し
- 最大レバレッジ1,000倍、ロスカット水準20%
プロ口座
プロ口座は、取引手数料が発生する代わりに、業界屈指の低スプレッドを提供しており、スキャルピングなどの超短期トレードにおすすめです。
低スプレッド口座には珍しく、最低入金額の設定は無いため、少額トレーダーでも無理なく利用可能です。
- 1lotあたり$7(620円)/往復の取引手数料が発生
- スプレッドは業界最狭レベル
- 最低入金額の設定は無し
- 最大レバレッジ500倍、ロスカット水準20%
マイクロ口座
マイクロ口座は、最小10通貨から取引できるミニ口座で、少額から取引をしたい方やトレードの練習をしたい方にピッタリの口座です。
ミニ口座は一般的にスプレッドが広めの業者が多いですが、MYFX Marketsのマイクロ口座は比較的狭いスプレッド、且つ取引手数料無料で取引が可能です。
- 取引手数料は無料
- スプレッドは、ミニ口座では業界最狭レベル
- 最低入金額は30ドル
- 最大レバレッジ500倍、ロスカット水準20%
各種口座タイプに関する最新情報は、MYFXMarkets公式サイトで確認可能です。
MYFXMarketsの口座の特徴や違い
ここからは、MYFXMarketsの口座タイプを比較しつつ、具体的にどんな特徴があるのか確認しましょう。
一部口座は最低入金額の縛りがない
MYFXMarketsでは、スタンダード口座とプロ口座に限り、最低入金額の設定がありません。
低スプレッド口座は最低入金額が高いことが多いですが、MYFXMarketsならプロ口座でも1円の入金から利用可能なので、少額で低スプレッド口座を利用したい方におすすめです。
マイクロ口座のみ最低入金額が30ドルに設定されています。
他社よりも全体的に低スプレッド
MYFXMarketsは業界トップレベルの低スプレッドが特徴で、いずれの口座タイプも業界平均より狭いスプレッドとなっています。
プロ口座とスタンダード口座のスプレッドは、銘柄にもよりますが大体1pipsほどの差があります。
スタンダード | プロ | |
---|---|---|
USD/JPY | 1.2pips | 0.4pips |
EUR/USD | 1.5pips | 0.5pips |
GBP/USD | 2.1pips | 1.1pips |
プロ口座は取引手数料が発生
プロ口座を利用する場合、1lotあたり往復$7(0.7pips)の取引手数料が発生します。
つまり、USD/JPYの場合、プロ口座のスプレッドは0.4pipsですが、取引手数料を加味すると実質1.1pipsとなります。
取引手数料を加味しても、プロ口座の取引コストが最も安いです。
プロ口座の取引手数料は安い?
他社と比較すると、MYFXMarketsのプロ口座の取引手数料は、とりわけ高くも安くもない、平均的な額だと言えます。
業者名 | 取引手数料 |
---|---|
MYFXMarkets | $7 0.7pips |
XM | $10 1.0pips |
FXGT | $6 0.6pips |
LandFX | $6 0.6pips |
他社のスプレッドと比較
MYFXMarketsのスタンダード口座を標準口座、プロ口座を低スプレッド口座として、他社の同等口座とスプレッドを比較したものがこちらです。
スタンダード口座のスプレッドは他社よりも好条件、プロ口座も取引手数料込のコストを比較すると、他社の低スプレッド口座とかなりいい勝負になっています。
一般口座 | 低スプレッド口座 | |
---|---|---|
MYFXMarkets | 1.2pips | 0.4pips (1.1pips) |
XM | 1.6pips | 0.1pips (1.1pips) |
easyMarkets | 2.0pips | (1.0pips) | 1.0pips
FXGT | 1.5pips | 0.1pips (1.7pips) |
青:最も低スプレッド
※()内は取引手数料込のpips
最大レバレッジは1,000倍
MYFXMarketsでは、スタンダード口座は最大レバレッジ1,000倍、プロ口座とマイクロ口座は500倍で取引できます。
口座残高によるレバレッジ制限があり、70万円を超えると段階的にレバレッジ制限が発生します。
口座残高 | 最大レバレッジ |
---|---|
70万円未満 | 1,000倍 |
70~500万円 | 500倍 |
500万円以上 | 400倍 |
1,000万円以上 | 取引状況により異なる |
- マイクロ口座及びプロ口座は最大レバレッジ500倍なので、残高500万円以下はレバレッジ制限が発生しません。
- CFD銘柄は最大レバレッジが100倍、仮想通貨は5倍に制限されています。
取引可能銘柄はマイクロ口座のみ少ない
MYFXMarketsの取引銘柄は、スタンダード口座とプロ口座が共通で、マイクロ口座のみ少なくなっています。
CFD銘柄のラインナップはあまり多くありませんが、ゴールドや原油、ビットコイン、イーサリアムなど主要な銘柄は取引可能です。
スタンダード/プロ | マイクロ | |
---|---|---|
FX52種 | ||
貴金属5種 | ||
原油2種 | ||
株式指数10種 | ||
仮想通貨5種 |
ロスカット水準は20~50%
MYFXMarketsでは口座タイプによってロスカット水準が異なり、スタンダード口座とプロ口座は20%、マイクロ口座は50%に設定されています。マイクロ口座はやや高めですが、スタンダード口座とマイクロ口座は海外FXとしては標準的な水準です。
なお、マージンコールは全口座共通で90%です。
ゼロカットで追証の心配なし
MYFXMarketsはゼロカットシステムを搭載しており、取引でマイナスになっても追証を求められることはありません。
ただし、多くの海外FX業者ではマイナス残高となった時点で自動的にゼロカットとなるのに対し、MYFXMarketsでは、まずサポートに連絡をし、指定された金額を入金することで初めてゼロカット発動となります。
なお、サポートへ連絡せずに追加入金をしても、ゼロカット適用とならないのでご注意ください。
サポートへ連絡する前に入金すると、ゼロカットが適用されず、マイナス分と相殺されるので注意が必要です。
取引プラットフォームはMT4/MT5に対応
MYFXMarketsではMT4とMT5、2つのプラットフォームを利用して取引可能です。
ただし、マイクロ口座は現在MT4のみ対応しています。
複数口座開設可能、口座維持手数料は無し
MYFXMarketsでは、1アカウントにつき5口座まで口座を保有することが可能です。
また、口座を長期放置しても休眠口座にはならず、口座維持手数料も発生しないので、安心して複数口座を保有できます。
ボーナスは内容に応じて対象口座が違う
MYFXMarketsはボーナスより取引環境で勝負するブローカーなので、あまり頻繁にボーナスキャンペーンは開催しません。
稀に入金ボーナスやトレードコンテストなど開催されますが、キャンペーンに応じて対象口座が異なるので、キャンペーン開催時はよく確認しましょう。、
現在は新規顧客獲得のために、当サイト限定の口座開設ボーナスキャンペーンを開催中です。なお、この新規口座開設ボーナスの対象口座はスタンダード口座のみです。
MYFXMarkets口座タイプの選び方
ここまで各口座タイプの違いを確認してきましたが、具体的にはどのような判断基準で口座タイプを選べばよいのでしょうか?
以下、ご自身に合った口座タイプの選び方をお伝えします。
ボーナスを利用したい方はスタンダード口座
MYFX Marketsでは、スタンダード口座のみ全てのボーナスキャンペーンの対象となります。プロ口座と比較すると、スプレッドは広めですが、他海外FX業者と比べると、比較的狭いスプレッドで取引できます。
取引コスト以外大きな違いはないので、まずスタンダード口座でボーナスを利用してからプロ口座を利用するのがおすすめです。
【こんな人におすすめ】
- 初心者の方
- 複雑な取引コスト計算が煩わしい方
- 少額入金がしたい方
- 未入金ボーナスを利用して自己資金を使わずに取引を始めたい方
より良いスペックで取引したいならプロ口座
取引コストをなるべく抑えたいと考える方には、総合的なスペックの高さからプロ口座をおすすめします。
特に、低スプレッド口座ながら最低入金額の設定がないというのは非常に高ポイントで、プロ口座利用のハードルを大きく下げる大きな要因です。
また、取引手数料は確定申告時に経費として計上できます。
【こんな人におすすめ】
- とりあえずおすすめの口座を開設したい方
- 取引環境を重視する中級以上のトレーダー
- 取引手数料を経費に計上したい方
- 少額入金がしたい方
- 短期トレードメインで取引コストを抑えたい方
少額から運用したい方や初心者はマイクロ口座
マイクロ口座は、最小10通貨から取引できるミニ口座です。10通貨の取引は損益が数十円単位で取引できるので、初心者がトレードを練習するのにピッタリの口座です。
また、ミニ口座ながら最大100ロット(10万通貨)まで取引でき、複数ポジションを保有できるので、10通貨では物足りない方もある程度大きな取引が可能です。
【こんな人におすすめ】
- 少額から取引を始めたい方
- トレードの練習をしたい方
- EAやインジケーターの運用を試したい方
MYFXMarketsの口座タイプに関するよくある質問(FAQ)
MYFX Marketsの口座タイプにについて、よくある質問をまとめているので参考にしてください。