XM回線不通

XMのサーバー名を確認する方法」と「MT4に表示されないサーバーを追加する方法」をご紹介します。

MT4やMT5にログインする際に、自分のXM口座のサーバー番号がMT4の検索リストに表示されない場合があり、その場合は手動でサーバーを追加する必要があります。

MT4に手動でサーバーを追加する方法は主に以下の3種類です。

XMでは「ヘルプセンター」のページが設けられており、そこにはMT4のプラットフォーム関連の回答もまとめられています。MT4/MT5にログインできない場合以外にも、何か困った事があれば覗いてみて下さい。

XMのサーバーとは?

各FX業者はそれぞれサーバーを用意する必要があり、他社よりも注文処理速度をあげようと、定期的にメンテナンスや増強などを行っています。

XMのサーバーセンターはロンドンにありますが、このサーバーに接続できないと、「回線不通」や「無効な口座」とエラー表示されます。

MT4/MT5にログインできないことへの対処法について、今回はまとめてみました。

XMのサーバー名の確認方法

自分のXMのサーバー名を忘れた場合、確認方法は以下の2つの方法があります。

XMから送られてきたメールを確認する

XMのログインIDとサーバー名は、口座開設時にXMから送られてきた以下のような「XMTradingへようこそ」のメールに記載されています。

XM-サーバー-メールで確認

上記のメールでは、サーバー名:XMTrading-Real 45 となります。

POINT

XMTrading-Realの後ろにある数字は口座の種類や、開設時期によって変わるので、複数口座をお持ちの方でも同じサーバー名とは限りません。

マイアカウントの概要から確認する

もう一つは、XM会員ページにログインして確認する方法です。

手順 1
メニューの「マイアカウント」をクリックして、口座一覧を表示します。
左上のメニューボタンをタップしてメニューを開き、「マイアカウント」をタップします。

XM会員ページのマイアカウントページを開くXM会員ページのマイアカウントページを開く

手順 2

【管理ボタン】をクリックして、口座情報を選択します。

XMマイアカウントで口座一覧を確認XMマイアカウントで口座一覧を確認

手順 3

口座の詳細な情報が表示され、その最上部にサーバー名が記載されています。

XM口座一覧でサーバー名を確認XM口座一覧でサーバー名を確認

上記の場合だと、サーバー名は XMTrading-Real 31 となります。

もし、パスワードを忘れてしまったら?

パスワードを忘れた、もしくは紛失した場合は、XMへ問い合わせても、セキュリティ上の理由から開示されないので、パスワードをリセットして再設定する必要があります。

▼XMのパスワードの再設定方法やログインできない場合の対処法などは以下の記事で解説しています。


XMのサーバー名をMT4/MT5に追加する方法

MT4にログインする際、希望のXMのサーバー名が表示されない場合があります。

XM-サーバー-サーバー名がない

その場合、MT4にXMのサーバー名を追加する必要があり、追加する方法は以下のとおりです。

それでは実際に、MT4に「XMTrading-Real 45」を追加してみましょう。

MT4にXMのサーバー名を一括スキャンする方法

XMのサーバー名を一括スキャンする方法は簡単で、デモ口座の申請画面より「スキャン」するだけです。

MT4にXMのサーバー名を一括スキャンする手順
  1. デモ口座の申請を開く
  2. 「スキャン」をクリック

XMのサーバー名を一括スキャンする手順

手順 1
デモ口座の申請を開く

MT4メニューバーの「ファイル」を選択して「デモ口座の申請」をクリックします。

XM-サーバー-デモ口座の申請をクリック

手順 2
「スキャン」をクリック

デモ口座の申請画面より、「スキャン」をクリックします。

XM-サーバー-サーバーをスキャン

数十秒ほどでスキャンが完了し、新しいサーバーリストが追加されます。

MT4に希望のサーバー名のみを追加する方法

MT4のログイン画面に不要なサーバー名を表示したくない場合は、希望のサーバー名のみを追加することも可能です。

MT4に希望のサーバー名のみを追加する手順
  1. オプション画面を開く
  2. サーバーの入力画面で希望するサーバー名を入力
  3. デモ口座の申請を開く
  4. デモ口座の申請画面よりスキャンする
  5. MT4を再起動する

MT4に希望のサーバー名のみを追加する手順

手順 1
オプション画面を開く

MT4画面上部のメニューバーから「ツール」を選択して「オプション」をクリックします。

XM-サーバー-MT4追加

POINT

キーボードの「Ctrl+O」を押すと簡単にオプション画面を開く事もできます。

手順 2
サーバーの入力画面で希望するサーバー名を入力

オプション画面のサーバーのタブを開き、サーバー(S)の項目に希望するサーバー名を入力し「OK」をクリックします。今回は、「XMTrading-Real 45」を追加します。

XM-サーバー-サーバー名を入力

サーバー名の入力例:XMTrading-Real 45

POINT

入力に不安な方は、サーバー名の確認方法で解説したメールまたはマイアカウントの概要にあるサーバー名をコピー&ペーストを行うと簡単に入力できます。

手順 3
デモ口座の申請を開く

次に、MT4メニューバーの「ファイル」を選択して「デモ口座の申請」をクリックします。

XM-サーバー-デモ口座の申請をクリック

手順 4
デモ口座の申請画面よりスキャンする

デモ口座の申請画面が表示され、先ほど追加したサーバー名「XMTrading-Real 45」が追加されています。「スキャン」をクリックしてアイコンが緑色に変わったらスキャンは成功です。

XM-サーバー-サーバーのスキャン

アイコンが緑色になったら、「キャンセル」または右上の「×」ボタンを押して閉じてください。
これで、MT4のログイン画面に「XMTrading-Real 45」が追加されます。

手順 5
MT4を再起動する

再度MT4を立ち上げると、MT4ログイン画面に先ほど追加したサーバー名「XMTrading-Real 45」が追加されています。

XM-サーバー-サーバー追加完了

後は、MT4のログインID、パスワードを入力し「ログイン」をクリックするとMT4にログインできます。

MT4を再インストールする方法

直接入力してもサーバーが表示されない場合は、MT4を再インストールする必要があります。

まず最初に、古いMT4をアンインストールしましょう。

次に、パソコンを再起動させます。

そのあとは最初にMT4をインストールした際と同じ手順で、XM公式サイトからインストールファイルをダウンロードし、インストールを行います。

それでもサーバーが表示されない場合は、再インストールしたMT4で上記の「MT4に希望のサーバー名のみを追加する方法」をもう一度試してみて下さい。


MT5にXMサーバー名を追加する方法

MT5にサーバーリストにXMサーバー名がない場合、以下の手順でサーバーを追加させることができます。

MT5にサーバー名を追加する手順
  1. 「ファイル」メニューから「デモ口座を開く」を選択
  2. 「XMTrading」と入力し、「証券会社を探す」
  3. サーバー名追加完了

MT5にXMサーバー名を追加する手順

手順 1
「デモ口座を開く」を選択

デモ口座を開く

手順 2
「XMTrading」と入力し、「証券会社を探す」

デモ口座の申請画面のアドレスに「XMTrading」と入力し、「証券会社を探す」をクリックします。スキャンが終わったらそのまま画面を閉じてください。

XM-サーバー-MT5にサーバー名を追加

POINT

「次へ」をクリックしても追加されないので、スキャンが終わったら画面右上の「×」でそのままデモ口座の申請画面を閉じてください。

手順 3
サーバー名追加完了

ログイン画面を表示すると、サーバー名が追加されています。

デモ口座を開く2

▼XMのMT5のダウンロード方法からグイン、注文決済までは以下の記事で解説しています。


XMサーバーについてよくある質問(FAQ)

FAQアイキャッチ

最後にXMのサーバーについて、よくある質問をまとめているので参考にしてください。

「回線不通」と表示され、ログインできません。

「回線不通」とはサーバーとの接続が完了しておらず、ログインできていない状態を示しています。サーバー情報が間違っていたり、ネット回線に問題がある場合に表示されることが多いです。

「無効な口座」と表示され、ログインできません。

「無効な口座」と表示される主な原因は、ログイン情報の間違いや口座が凍結されている、デモ口座の有効期限が切れている、などが考えられます。

XMの口座のサーバー情報が分からない場合はどうすればいいですか?

口座開設時に届いたメール、またはXM会員ページの「マイアカウントの概要」で確認できます。

MT5でXMのサーバー名を追加しても、ログイン画面で追加されていません。

まず、MT5の「デモ口座を開く」でアドレスにXMTradingと入力してサーバーをスキャンします。スキャンが終わった後に【次へ】を選択すると追加されない場合があります。

XMでもっと速いサーバーはありますか?

同じサーバーでもチャンネルがあり、そのチャンネルを変更する方法と、既存のサーバーから別のサーバーに乗り換える方法があります。ただし、必ずしも更に速くなるとは限りません。
サーバーのチャンネルの変更方法
手順 1

MT4の画面右下にあるアイコンをクリックします。

XM-サーバー-サーバーチャンネル

手順 2

アイコンをクリックすると、サーバーの各チャンネルのレイテンシー(応答速度)が表示されます。

XM-サーバー-サーバーチャンネルを変更

POINT

レイテンシ(応答速度)の数値が小さいほど、サーバーの応答に要する時間は短いという意味になります。
なので、レイテンシの数値(ms)が小さいチャンネルを選べば、サーバーの応答速度は相対的に上がります。

新しいサーバーへの乗り換え方法

XMでは、新規ユーザーが増えるたびに、新しいサーバーを増設しているようです。
つまり、数年前から利用している既存サーバーには、ユーザーが定員まで登録されているということになります。

どうしても既存サーバーの遅さが気になるようでしたら、新しく一つ口座を追加作成し、新しいサーバーに乗り換えるというのも、1つの方法です。

▼抜本的にサーバーのスピードを変えたい場合は、以下の記事にXMのVPSサーバーの契約(一部有料)について書きましたので、参考にしてください。

XM回線不通について思うこと

著者コメント_正也

初めてのログインの思い出

今からもう何年も前の話ですが、MT4をダウンロードしてインストールした後、初めてログインするとき、少し緊張したことを覚えています。

MT4は、何度も躓きながらも、次第に使い慣れていくとトレードにおける最高のパートナーになります。

MT4/MT5でよく聞くトラブルが、「ログインできない」というものです。

その中でも「サーバーが見つからない」という症状は多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。

この記事は、自分の経験も含めて、初心を思い返しながら書きました。

役立てていただけると、ありがたいです。

MT5のサーバー追加は、ちょっと複雑

記事内でも触れましたが、MT5のサーバー追加方法はやや複雑です。

MT4はサーバースキャンで済みましたが、MT5は記事の通りの順番で行わなければ、サーバー追加ができません。

自分で何度もMT5のサーバー追加を試みてもうまくいかなかった時、サポートに問い合わせして教えてもらった方法です。

MT5のサーバー追加でお困りの際は、参考にしてくださいね。


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