XMTrading(エックスエム)でリアル口座の開設を行う際、XMTradingプロフィールの登録や口座の認証手続きで躓いてXMリアル口座の開設ができないケースがあります。
入力のミスだったりコンプライアンスの問題だったりと原因は様々で、XM側でもかなり厳正な審査が行われるので、小さな事が口座開設できない原因となります。
本記事では、「XMで口座開設できない」ケースにスポットをあてて、原因と解決方法を紹介します。
XMで口座開設できない原因と解決方法
XMの口座開設の流れを説明すると、以下のように4ステップにわかれます。
自分がどの工程で止まっているのかチェックして原因を探っていきましょう。
口座開設フォームの入力ミス
口座開設フォームは特に難しい入力項目はありませんが、簡単な項目だからこそ「何を間違えてエラーとなっているのか分からない」という場合も考えられます。
まずどの項目で入力エラーが起きているか確認して、原因を解決しましょう。
メールアドレスは間違っていないか?
XMTradingプロフィールの登録を進めていくと「Eメールをご確認ください」というメッセージが表示され、登録したメールアドレスに認証メールが届きます。
登録時にEメールアドレスを間違えて入力していると、認証メールが届かず、口座開設作業をそれより先に進めることができません。
メールアドレスを間違えていた場合、もう一度最初から口座開設作業をやり直し、メールアドレスを正確に入力しましょう。
迷惑メールフォルダに入っている場合もある
別の要因として認証メールが迷惑フォルダに分類されていたり、他のフォルダに分類されてしまっている可能性もあります。
住所の英語表記は間違っていないか?
普段、海外に郵便などを出さない限りは、自宅の住所を英語で書く機会はないので、住所の英語表記を間違ってしまうケースもあります。
そういう場合は、Judressなど日本語の住所を英語住所に翻訳してくれるWebサイトがあるので、そちらを利用して英語住所を調べてみましょう。
住所を間違えて登録して、エラーが出てきた場合は、さきほど紹介したJudressなどの翻訳サイトを利用して確認しましょう。
なお、もし間違えた住所で登録できてしまった場合は、後からXMサポートデスクに問い合わせることで住所変更手続きを行うことができます。
XMに登録する住所は、出金時の受取銀行で登録した住所と同じである必要があり、もし住所が違うとスムーズに出金できない場合もあるので気を付けてください。
電話番号表記は間違っていないか?
電話番号は正しい国番号(+81)を選択した上で、ハイフン無しで、頭のゼロを抜いて入力する必要があります。
なお、XMではEメール認証のみ行っており、SMS認証(ショートメールを使った認証)はないので海外に一時滞在中に口座開設を行う場合も日本滞在時に使用している電話番号を入力しましょう。
電話番号を間違えたとしても口座開設に問題はありませんが、確認やトラブル等があった際に、電話がかかってくる場合もあるので、正確に入力する方が望ましいです。
カタカナ入力箇所は間違っていないか?
XMの口座開設では自分の名前のフリガナを入力する際に、「カタカナ入力」をする必要があります。
カタカナ入力は、IMEパッド部分で右クリックすると入力候補が表示されるので、その中から全角カナ入力を選べます。
しかし、パソコンの機種によって全角カナを選べない場合、自分の名前と同じカタカナをWeb上で検索し、コピー&ペーストを行うという荒業もあります。(口座開設に支障はありません)
Windowsの場合は、IMEパッドを右クリックで全角カナを選択できます。
Macの場合は、SHIFT+かなボタンを同時に押すと、全角カナに切り替わります。
投資家プロフィールでふさわしくない答えをしていないか?
口座開設手続きを進めていくと、「投資家プロフィール」という箇所で、ユーザーの資産状況を入力する画面があります。
実は、ここで何を答えてもXMの口座登録には支障がないと言われています。
この質問で気にするべき部分は、最初の投資額の部分のみです。
もし、投資額を4万ドル以上と入力をすると、最大レバレッジを500倍に制限されてしまうこともあるそうです。
「投資家プロフィール」で資金額を極端に少なく答えたり、職業が「無職」で答えた場合も、回答内容によって口座開設できないケースはほとんどないようです。
XMの口座開設では、ユーザーの身元の確認を重点的に行っています。
過去にブラックリストに載った経験のあるユーザーは、この段階で口座開設を拒否されますが、日本在住で身元がはっきりしている方ならば、ほとんど問題なく口座を開設できるでしょう。
XMが恐れているのは、反社会的勢力によるマネーロンダリングに利用される可能性や犯罪行為へ加担する事です。
そのため、反社会的勢力でないことを審査しているので、多くの一般ユーザーにとっては、入力ミスがないようにしておけば問題はありません。
XMでは、入力ミスが原因で口座開設ができないケースがほとんどだそうですので、入力には細心の注意を払いましょう。
それでは、ここから先は、入力ミス以外の原因もご紹介します。
入力ミス以外で口座開設できない場合
入力ミス以外で口座開設できないケースをチェック表にしました。
公式サイト外で口座開設をしている
公式サイト外からの口座開設というのは、いわゆる「口座開設代行」や「XMを装った別会社」で、口座登録情報を入力する行為です。
この場合、XMの公式サイトで口座開設するのに比べて、数日遅くなると言われています。
口座開設代行を使用しなくてもXMなら自分で全部出来ます!
POINT
海外口座を作るのが初めての場合、業者に任せた方が安心だと思う人もいるかもしれませんが、XMの日本語サポートのスタッフは全て日本人で、口座開設でつまずいた場合などには、丁寧なサポートをしてくれます。
正しく口座開設をしたい場合はXM公式サイトから行いましょう。
過去に口座を開設した経験がある
XMでは1人1アカウントの原則があり、過去に口座を開設したことがあれば、その口座が休眠・凍結していたとしても、その口座の復活&継続利用を求められます。
筆者も以前、口座開設して2年ほど放置した後に、口座を再開した経験があります。
その時は、直接、XMサポートに連絡をして、再開手続きを踏み、無事再利用することができました。
XMで8口座を保有している
XMの同一アカウント内で持てる口座数の上限は8口座なので、既に8口座保有している場合、新たに口座開設はできません。
もし、新規でさらに口座を作りたい場合は、過去に作った口座を削除してから、追加口座を作るようにしましょう。
XM側のブラックリストに載っている可能性も…
口座開設できない原因の最後に残った可能性は、海外FX業者のブラックリストに載っている可能性です。
過去に別の海外業者であっても不正行為を行い、口座アカウントを削除された経験がある場合、XMのブラックリストに載っている可能性があります。
海外FX業者間では、不正ユーザーの情報をシェアしており、違法な行為を繰り返すユーザーを締め出そうとしています。
口座の認証ができない原因と解決法
XMでXMTradingプロフィールの登録した後は「口座の認証(口座有効化)」が必要になります。
口座の認証では、XMに登録した情報と本人確認書類画像との照合が大きなポイントとなります。
提出した本人確認書類が不適格でないか
本人確認書類の画像でよくあるミスをチェック表にしてみました。
書類の有効期限は切れていないか?
「住民票」や「公共料金の請求書」や「クレジットカードの明細書」などの有効期限は、直近3ヶ月です。
3ヶ月以上前の本人確認書類は、証明書類として使用できません。
また、免許証やパスポートなどの写真付き身分証も、身分証の期限が切れていると利用できないので、注意しましょう。
指定された期限内の本人確認書類を再度提出しましょう。
公共料金の請求書に全住所が書かれているか?
公共料金の中には、世帯ごとの契約ではなく建物全体で契約しているものもあります。
その場合は、請求書に部屋番号などは記載されておらず、証明書類として使用できません。(ガス会社の請求書には、このパターンが多いようです)
住民票など全ての住所が正確に書かれた書類をXMへ提出しましょう。
ファイル形式を間違えていないか?
XMの本人確認書類画像は、ファイル形式「GIF、JPG、PNG、PDF」と定められています。
用意した画像の拡張子を確認し、正しいファイル形式で提出しましょう。
画像のサイズが大きすぎないか?小さすぎないか?
アップロードできるサイズは5MBまでです。
画像のサイズがオーバーした場合は、アップロードできずに弾かれてしまう可能性があります。
また、反対に画像が小さすぎると、本人確認書類に記載された文字が見えず、審査に落ちてしまう可能性があります。
光が反射して不鮮明になっていないか?
光が反射して画像が不鮮明になってしまった場合も、審査からは落ちることがあるようです。
特にパスポートなどは、本人写真部分がコート加工してあるので光が反射しやすく、撮影するのに工夫が必要です。
蛍光灯の真下で撮るのではなく自然光のある昼間に撮影すると良いでしょう。
画像内の全ての情報が鮮明に確認できるように撮影してから再度提出しましょう。
画像データを加工していないか?
画像データに加工した痕跡があると、審査で落とされてしまうことがあります。
XMでは提出画像のみで本人確認しているため、偽造パスポートや偽造免許証に対して目を光らせており、画像については無加工で提出することが望ましいようです。
加工せずに撮影したままの状態でXMへ提出しましょう。
写真加工アプリを使用していないか?
こちらも、上と同じ理由で審査落ちしてしまう原因です。
写真加工アプリの場合、特に設定していなくても最初から元画像を加工する機能が備わっており、これらも加工の一種とみなされてしまうことがあるようです。
スマートフォンに標準で搭載されているカメラで撮影した画像を提出しましょう。
書類提出から3日営業日以上経過しているか
口座の認証は、XMサポートの営業時間内に行われ、混雑状況に応じて認証されるまでの時間も異なります。
最短だと数分で終わりますが、最大で3営業日程度時間がかかる場合もあります。
土日はXMのサポートが営業時間外の為、金曜日などに書類を提出した場合、認証まで通常より時間がかかります。
3営業日以上経過しても認証されない場合は、XMサポートに問い合せてみましょう。
本人確認書類は正常にアップロードされているか
XMの口座認証作業は本人確認書類が2種類アップロードされて、初めて開始されます。
どちらか片方でも正常に提出されていないと認証作業は開始されません。
居住国に間違いは無いか
XMは口座開設者の居住国によりサービス提供範囲が分かれており、日本の居住者であればXMTradingのサービスを受ける事になります。
もし、日本国籍の方でも、XMTRADINGのサービス範囲外となる場合は口座を開設することが出来ません。
XMTradingのサービス提供国外に居住している場合は、XMGLOBALやXM.comでの口座開設が必要になります。
XMで口座開設できない状況についてよくある質問(FAQ)
XMで口座開設ができない状況に関して、よくある質問をまとめているので参考にしてください。
自分の名前の正確なスペルが分かりません。
住所に字(あざ)や上ル下ルが入ってる場合の英語表記はどうすればいいですか?
結婚して名字が変わりましたが、旧姓の身分証明書しかありません。
引っ越しをしたばかりで、現住所の証明書類がありません。
口座開設の途中ですが、登録に使うメールアドレスを変更できますか?
関連記事:XM登録情報の変更方法
XMで口座開設について思うこと
入力ミスに気を付けましょう
本記事でも解説していますが、「XMで口座開設ができない」という方のほとんどが、名前や、住所の英語表記などの入力ミスが主な原因だそうです。
特に住所の英語表記を間違ってしまうケースが多いようです。
自宅の住所を英語で書く機会はないので、慣れてない方もいるのではないでしょうか。
そういう場合は、日本語の住所を英語住所に翻訳してくれる翻訳サイトJudress(http://judress.tsukuenoue.com/)を利用してみましょう。
登録フォームへの入力は15分以内を目安に
実は、記事内では触れていないのですが、XMの口座登録フォームへの入力は1ステップ15分以内に入力しないと、勝手にログアウトされる仕様になっています。
だから、頑張って入力し終わった後に、「ステップ2へ」というボタンをクリックしたら、時間切れでまた最初に逆戻りしてしまう、ということがたまにあります。
これは、セキュリティ上、必要な措置なのですが、それを知らないと戸惑ってしまいますよね。
僕が初めて口座開設した時も、同じように1ステップ15分以上かけてしまい、タイムアウトになってしまった経験があります。
なので、初めて口座開設する人は、事前に必要な情報をまとめておくことをおすすめします。そうすれば、タイムアウトにならずスムーズに口座開設できますからね。
11月末まで 口座開設13,000円