相場の分析はFXをやる上でとても大切ですが、初心者にとっては何をどうしたら良いのか分からないと思います。
そんな方にオススメしたいサービスとして、XMの取引シグナルがあります。
XMの取引シグナルとは、FXのプロ中のプロがチャートを分析し、エントリーや利確・損切のタイミングを教えてくれるものです。
XMの取引シグナルは、XMで口座開設した方なら無料で利用できます。
- 当記事及びXM取引シグナルは、将来の成果・相場変動を保証するものではありません。
- 最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願い致します。
取引シグナルはXM公式サイトで。
XM取引シグナルとは?Avramis Despotis(アブラミス・デスポティス)って誰?
そもそも、XM取引シグナルとはなんなのでしょうか?
会員ページにログインしないと利用できないので、XMで口座開設していない人には分かりにくいでしょう。
(ログイン前にXMの公式サイトからわかる情報はこちらのページのみ)
XMの取引シグナルとは、「FXのプロが、相場状況をどのように見ていて、取引のタイミングはいつなのかを具体的に教えてくれるサービス」です。
「FXのプロ」って、誰のことなんですか?
Avramis Despotis(アブラミス・デスポティス)さんという、英国テクニカルアナリスト協会(British Society of Technical Analysts)の公認テクニカルアナリストの方です。
英国テクニカルアナリスト協会は、約7,000名の会員が所属する国際テクニカルアナリスト協会の傘下にある協会で、日本にも日本テクニカルアナリスト協会が存在しています。
また、アブラミス氏はtradepedia社のCEOを務め、金融市場においては20年以上の経験を持ち、2万人以上の個人・機関投資家の教育を行ってきた人物です。
つまり、アブラミスさんは「プロを育成するプロ」という事なんですね。
アブラミス氏はCNBC(アメリカの大手テレビネットワークのひとつNBCとニュース通信社ダウ・ジョーンズが共同設立したニュース専門放送局)にもたびたび出演して解説を務めるなど、金融業界では一定の地位と実績を残しています。
↑右側の大柄の男性がアブラミス氏
権威のある人なんですね!
はい。
そんなアブラミスさんがXM取引シグナルの配信者なんて、心強いですよね。
XM取引シグナルは「プロトレーダーがどんな理論・思考で取引しているのか」が分かるので、「ノウハウがないFX初心者」にとっては特に利用したいサービスになっています。
- プロのノウハウを吸収できる
- 勝率の高い戦略を参考に出来る
- 無料で利用できる
XM取引シグナルの表示方法・見方・使い方
では、ここからはXM取引シグナルの具体的な見方や使い方について解説していきます。
XM取引シグナルの表示方法
まずはXM取引シグナルをダウンロードしてみましょう。
会員ページから「取引シグナル」へ進む
参照する日付・銘柄の取引シグナルを選択してPDFファイルをダウンロードする
日付の選択
初期の状態では最新の日付が自動的に選択されているので、「今日の取引シグナルが見たい」という時は何も触らなくて大丈夫です。
配信時間(モーニングコール/アフタヌーンコール)を選択
日付は最新のものが表示されているので間違いやすいですが、アフタヌーンコールを見たい時は忘れずに「アフタヌーンコール」をクリックしましょう。
アフタヌーンコールって?
XM取引シグナルは、1日に2回配信されます。
EET(東ヨーロッパ時間)で「10:00~10:30」に配信されるのがモーニングコール、「16:00~16:30」に配信されるのがアフタヌーンコールです。
各配信時間の日本時間は以下の通りです。
モーニングコール
夏…16:00~16:30
冬…17:00~17:30
アフタヌーンコール
夏…22:00~22:30
冬…23:00~23:30
銘柄の選択
使用中のPCやスマホ端末に、取引シグナルのPDFファイルがダウンロードされます。
- EUR / USD(ユーロ/米ドル)
- GBP / JPY(ポンド/円)
- USD / JPY(米ドル/円)
- GBP / USD<(ポンド/米ドル)
- EUR / JPY(ユーロ/円)
- AUD / USD(豪ドル/米ドル)
- GOLD(金)
- US30(ダウ平均株価)
- OIL(WTI原油)
- NIKKEI(JP225) (日経平均株価)
XM取引シグナル配信前にダウンロードした場合
配信が行われる前に取引シグナルをダウンロードすると、以下のような画面が表示されます。
時間を過ぎてるのに↑のような画面が表示されるのですが、何か問題があるのでしょうか?
20分くらいは遅れる事もよくありますので、少し待ってからダウンロードしてみて下さい。
基本的には、遅くても30分後(夏時間のモーニングコールなら日本時間17時)には配信されます。
XM取引シグナルの見方・取引の基本方針
配信後にダウンロードしたPDFファイルを開くと、以下のような画面が表示されます。
上部には「分析データ表」と「チャート」が表示され、下部には「時間別シグナル表」が表示されています。
取引の基本方針
取引シグナルを開いたは良いけど、情報が多すぎて混乱します。
ひとつずつ意味を把握していけばすぐに理解できるので大丈夫ですよ。
とはいえ、XM取引シグナルにおける「取引の基本方針」は前もって把握しておいた方が良いでしょう。
XM取引シグナルでは、多くの場合以下のようなパターンで取引が進みます。
- エントリー
- 相場が利益確定1に到達
(ここでポジションの50%を決済し、損切レベルをエントリーポイントに変更) - 利益確定2に到達するのを待つ
基本的にはこのパターンで取引が進んでいきますが、状況に応じて変化する場合もありますので注意して下さい。
では、この基本方針を踏まえつつ、ここからはXM取引シグナルの見方や詳細を解説します。
チャートの見方
まずはチャートを見ていきましょう。
ここに表示されているチャートは、1時間足のチャートになっています。
時間別シグナル表の「240分足」「日足」に掲載されるデータとは異なる点に注意して下さい。
チャート上には複数のインジケーターによって、様々な情報が表示されています。
- サポートライン/レジスタンスライン
- エントリーライン/利確ライン/損切ライン
- スイングインジケーター/リバーインジケーター
- 緑または赤色の矢印
サポートライン/レジスタンスライン
ポジションを持たず、次のエントリーポイントを探している時には、チャートに「サポートライン」と「レジスタンスライン」が引かれています。
チャート右側に「R1~3」の名称がある赤色のラインがレジスタンスライン、「S1~3」の名称がある緑色のラインがサポートラインです。
サポートラインは下値支持線とも呼ばれ、そのライン以下には価格が下落しないと予想されるものです。
レジスタンスラインは上値抵抗線とも呼ばれ、そのライン以上は価格が上昇しないと予想されるものです。
XM取引シグナルでは、このサポートラインとレジスタンスラインを基準にエントリーポイントが提示されます。
上記の画像では「R3」が省略されています。
エントリーライン/利確ライン1、2/損切ライン
ポジションを保有中はサポートラインとレジスタンスラインが消え、代わりにエントリーライン(EL)、利確ライン1(T1)、利確ライン2(T2)、損切ライン(SL)が表示されます。
上記の画像では「T2」が省略されています。
スイングインジケーター/リバーインジケーター
チャート上には「スイングインジケーター」と「リバーインジケーター」と呼ばれるインジケーターが表示されています。
これらのインジケーターは、アブラミス氏がCEOを務めるTradepedia社が提供しています。
「スイングインジケーター」はロウソク足上に引かれている黒い実線で、トレンドの最安値と最高値の軌跡が描かれています。
「リバーインジケーター」は、ロウソク足の後ろに描かれた青・茶・黄色の川のようなラインです。
ロウソク足がこれらのラインよりも下にある場合は下降トレンド、上にある場合は上昇トレンドになります。
茶色と黄色のラインの間にある空白が大きいほど、トレンドが強い事を示しています。
黄色のラインが青いラインと交わっている時は、トレンドが弱くなっている事やトレンドが転換する可能性を示しています。
緑/赤色の矢印
チャート上には緑、または赤色の矢印が引かれる場合があります。
この矢印は今後の値動きを予測したものです。
エントリーポイントが提示されると、その場所から相場が向かうと予想される方向に向かって矢印が描かれます。
ロングポジションでは「緑色の矢印」が表示され、ショートポジションでは「赤色の矢印」が表示されます。
矢印の線が実線の場合はエントリー済み、点線の場合は提示されたエントリーポイントまで相場が動くのを待っている状態です。
分析データ表の見方
続いて、チャートの左側にある分析データ表を見ていきましょう。
- 前回のクローズ = 現在値の前のロウソク足の終値。
- 変化率 = 価格の変化率。「買い/売り」のサインや相場の勢いを表す。
- 現在値 = 現在(取引シグナル配信時)の価格。
- 52週中の最高値 = 過去1年間の最高値。
- 52週中の最安値 = 過去1年間の最安値。
- 30日間ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ) = 過去30日間の値動きの平均。相場の変動率(ボラティリティ)の大きさを表す。
- 40日間ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ) = 過去40日間の値動きの平均。相場の変動率(ボラティリティ)の大きさを表す。
これらのデータも1時間足のチャートから分析されたものになっているので、「240分足」「日足」向けの分析結果にはなっていない事を留意しておきましょう。
時間別シグナル表の見方
取引シグナルの下部には、時間足ごとの分析結果やシグナルが表でまとめられています。
- 60分足チャート·今後3日間 = 1時間足を基に、今後3日間の値動きを予想
- 240分足チャート·今後3週間 = 4時間足を基に、今後3週間の値動きを予想
- 日足チャート·今後3ヶ月 = 日足を基に、今後3ヶ月間の値動きを予想
例えば「60分足チャート・今後3日間」の項目でエントリーポイントが提示された場合、取引を開始から3日以内にイグジットポイントに到達する事が予測されます。
ただし、相場の状況によっては早まったり長引いたりするので、あくまで参考程度に留めておいて下さい。
それでは、ここからは各項目の詳細を見ていきます。
トレンド & 状態
「トレンド」は「現在の相場の流れを示す矢印とその勢い」が表示されています。
- = 強い上昇
- = 弱い上昇
- R = レンジ
- = 中立
- = 弱い下降
- = 強い下降
- 買われすぎ2 = 極度に買われすぎ
- 買われすぎ1 = 僅かに買われすぎ
- 中立 = 買いと売りが拮抗
- 売られすぎ1 = 僅かに売られすぎ
- 売られすぎ2 = 極度に売られすぎ
極度に買われすぎ/売られすぎの状況では、反対方向への修正が早い段階で来る可能性が高いことを示します。
サポート & レジスタンス
チャートに表示されていたサポートライン/レジスタンスラインの数値が表示されています。
チャートではいくつかのラインが省略される事もある上、1時間足しか確認できません。
こちらでは全てのラインが数字で分かる上、時間足ごとの数値が確認できます。
また、レンジ相場では「S1」「R1」以外は省略される場合があります。
コメント
分析した結果、今後どのように立ち回るか等が書かれています。
シグナル配信者のアブラミス氏が、どのように相場を見ているのかがわかります。
最初は何が書いてあるか分からないかもしれませんが、前述した「取引の基本方針」や、後述する「ポジション & 取引の確率」を踏まえてコメントを読めば、現在の状況が見えてくるでしょう。
ポジション & 取引の確率
「ポジション」では買い売りのどちらで発注したか、またはどちらの目線で相場を見ているのかが表示されています。
「買い」の場合と「ロング」の場合があるので混乱しますが、これはポジションの保有が有るか無いかで変化します。
- 買い = ポジション無し。ロングポジションを持つために様子を見ている。
- 売り = ポジション無し。ショートポジションを持つために様子をみている。
- ロング = ロングポジションを保有中。
- ショート = ショートポジションを保有中。
- 待機中 = ポジション無し。相場が動くのを待っている。
「取引の確率」はエントリーシグナルが与えられると表示され、その取引の予測結果を示すインジケーターの数が多いほど高くなります。
確率の高いものから順番に、「高い>やや高い>中程度>やや低い>低い」という言葉が表示されます。
「-」はまだ相場が不安定で予測結果がはっきりしない状態であることを意味しています。
エントリー、利益確定&損切りレベル
「エントリー、利益確定&損切りレベル」では、分析により提示されたシグナルが表示されます。
- エントリー = エントリーする、あるいはエントリーした価格
- 損切り = 損切り設定する価格
- 利益確定1 = 1度目の利益確定ライン
- 利益確定2 = 2度目の利益確定ライン
ポジションがある、またはエントリーポイントに相場が到達するのを待っている場合、各項目に価格が表示されます。
ポジションが無く、次のエントリーポイントを探っている場合は「-」のままとなっています。
エントリーポイントの表示が無いのに利確ポイントが表示されている場合がありますが、これは何を意味しているのでしょうか?
それはエントリーシグナルが無い状態で相場の方向性が予測されている状態ですね。
エントリーのチャンスを待っている状態でもあるので、前述した「トレンド&状態」や「コメント」欄も併せて確認し、相場が動くのを待ちましょう。
取引シグナルを参考に取引している場合は、配信されるたびに各数値をチェックし、調整を行うようにしましょう。
XM取引シグナルの見方は以上になります。
最新の取引シグナルは、XM会員ページからダウンロードして下さい。
XM取引シグナルの使い方 IFO注文する方法
XM取引シグナルは、そのままコピーして取引したり、戦略の参考にしたりなど、トレーダーによってさまざまな使い方があるでしょう。
XM取引シグナルは、エントリーポイントやイグジットポイントを全て教えてくれます。
「エントリー、利益確定&損切りレベル」を見てIFO注文を入れるだけで、プロの取引をそのままコピーできます。
IFO注文とは、「注文・利確・損切」の価格をあらかじめ入力しておくことで、「○○円になったら注文→注文後△△円で利確、□□円で損切」というように、指定した値段で自動的に注文・決済をしてくれる注文方法です。
MT4でIFO注文する方法
では、実際にMT4でIFO注文をする手順を紹介します。
「注文種別」という項目の「成行注文」の部分をクリックして、「指値注文(Pending Order)」をクリックします。
「注文種別」を選択して「価格」を入力しましょう。
- Buy Limit(指値買い)
- 価格が下落した際に買いたい場合
- Sell Limit(指値売り)
- 価格が上昇した際に売りたい場合
- Buy Stop(逆指値買い)
- 価格が上昇した際に買いたい場合
- Sell Stop(逆指値売り)
- 価格が下落した際に売りたい場合
以上で注文の予約設定は完了です。
「決済逆指値(S/L)」という項目が損切価格、「決済指値(T/P)」という項目が利確価格になります。
IFO注文が無効になった場合は?
もし以下のように「無効なS/LまたはT/P」と表示された場合は、注文種別や損切、利確の設定に差異があります。
入力内容をよく確認して、もう一度発注してみましょう。
注文が無効になってしまった場合のよくある間違いとしては、以下の理由が考えられます。
- 注文種別(Buy Limit、Buy Stopなど)の設定に相違がある。
- 設定している価格が現在価格と近すぎる。
XMでは、注文や決済の予約を行う際、現在価格と近すぎる場合は予約ができません。
必要な価格差は銘柄によって異なりますが、ドル円の場合は40ポイント(4pips)以上離れている必要があります。
相場状況によっては、取引シグナルで設定された価格が指定できない場合もあります。
損切・利確の設定を追加・変更する方法
相場状況によって損切や利確の設定ができない場合に、とりあえず発注だけ行って、後から損切や利確の設定を追加・変更することも可能です。
またXM取引シグナルは、配信されるたびに損切や利確の数字が変化する場合があります。
そのつど設定の調整も必要になるので、設定変更する方法も覚えておきましょう。
以上で変更は完了です。
XM取引シグナル検証 気になる勝率は?
XM取引シグナルは相場に関する大量の情報が無料で手に入るサービスです。
しかし、そのシグナルはどれぐらい信用できるものなのでしょうか?
いくら無料とはいえ、勝てないのなら意味はありません。
そこで、XM取引シグナルはどれぐらいの勝率があるのか、過去データを利用して検証してみました。
いくつかの銘柄で、それぞれ一ヶ月分のデータから勝率を計算します。
- 利益の合計と勝率を公平に判断するため、利確ポイント1で全てのポジションを決済したものと仮定。
(利確ポイント2まで含めると、損切ポイントが1つであるのに対し利確ポイントが2つあるために、勝率と利益が上がりやすくなってしまう) - チャートで確認しても決済価格が不明なものは除外。
検証:USDJPY 2019年3月の勝率
まずは、日本人トレーダーが最も多く取引するであろう、「USDJPY=米ドル円」を見てみましょう。
2019年3月中の有効なポジション一覧
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/12 モーニングコール | 111.30で買い注文 | ‐ |
3/12 アフタヌーンコール | 111.25で損切 | -5 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/19 モーニングコール | 111.38で売り注文 111.25で利確 |
13 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/22 アフタヌーンコール | 110.25で売り注文 | – |
3/25 モーニングコール | 109.90で利確 | 35 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/26 アフタヌーンコール | 110.24で買い注文 110.53で利確 |
29 |
- 有効ポジション数:4
- 利益合計:72pips
- 勝率:75%
勝率75%はすごいですが、一ヶ月間で有効なポジション数が4つしかありませんでした。
これでは検証結果として物足りないので、他の通貨ペアも見てみましょう。
検証:EURUSD 2019年3月の勝率
続いて、円が絡まない通貨ペアで、おそらく最もメジャーな組み合わせの「EURUSD=ユーロ米ドル」を見てみましょう。
2019年3月中の有効なポジション一覧
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/6 モーニングコール | 1.1305で売り注文 1.1290で利確 |
15 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/7 アフタヌーンコール | 1.1285で売り注文 | – |
3/8 モーニングコール | 1.1265で利確 | 20 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/11 アフタヌーンコール | 1.1245で買い注文 | – |
3/12 モーニングコール | 1.1259で利確 | 14 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/18 アフタヌーンコール | 1.1345で買い注文 | – |
3/20 アフタヌーンコール | 1.1362で利確 | 17 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/21 アフタヌーンコール | 1.1408で売り注文 1.1392で利確 |
16 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/22 アフタヌーンコール | 1.1341で売り注文 1.1315で利確 |
26 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/27 モーニングコール | 1.1272で売り注文 | – |
3/28 アフタヌーンコール | 1.1238で利確 | 34 |
- 有効ポジション数:7
- 利益合計:142pips
- 勝率:100%
有効なポジション数が7つもあって、勝率100%を叩き出したのはスゴイですね。
さらに検証中に印象的だったのは、7つ中5つものポジションが、利確ポイント2に到達した事です。
他の銘柄で利確ポイント2に到達したのは、多くても1ポジション。
たまたま調子が良かったのかもしれませんが、EURUSDの的中率は驚異的でした。
検証:NIKKEI (JP225) 2019年3月の勝率
XM取引シグナルはCFDのシグナルも配信していますが、CFDにおいても高い勝率を出す事ができるのでしょうか?
日本人には馴染み深い、「NIKKEI (JP225)=日経平均株価」でも検証を行ってみました。
2019年3月中の有効なポジション一覧
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/21日 アフタヌーンコール | 21196で売り注文 | ‐ |
3/22 モーニングコール | 21376で損切 | -180 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/27 アフタヌーンコール | 21309で買い注文 | – |
3/28 モーニングコール | 21200で損切 | -109 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/25 モーニングコール | 21122で売り注文 20800で利確 |
322 |
- 有効ポジション数:3
- 利益合計:33pips
- 勝率:33%
利益は多少出ていますけど、エントリー数が少なく、勝率もグッと下がりましたね…。
JP225は結果が曖昧で今回は無効としたポジションも多く、正直頼りがいの無いシグナルが多かった印象でした。
エントリーシグナルが与えられても相場がそこまで動かず、約定しないことも多かったですね。
検証:GOLD 2019年3月の勝率
USDJPYやEURUSDと比べるとJP225は勝率も低いので、「あれ?CFDは苦手なのかな?」と思ってしまいました。
そこで次は株価指数とは異なるCFD、「GOLD=金」を検証してみました。
2019年3月中の有効なポジション一覧
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/1日 モーニングコール | 1317で売り注文 1311で利確 |
60 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/4日 アフタヌーンコール | 1290で売り注文 1286で利確 |
40 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/13日 モーニングコール | 1301で買い注文 | – |
3/13日 アフタヌーンコール | 1306で利確 | 50 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/19日 アフタヌーンコール | 1308で買い注文 1310で利確 |
20 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/21日 モーニングコール | 1311で買い注文 1317で利確 |
60 |
配信時間 | シグナル | 利益(pips) |
---|---|---|
3/26日 モーニングコール | 1320で買い注文 | – |
3/28日 アフタヌーンコール | 1303で損切 | -170 |
- 有効ポジション数:6
- 利益合計:60pips
- 勝率:83%
こちらの勝率は83%と、先に検証した通貨ペアのような高い勝率を出しています。
どうも、CFD全てが苦手という訳ではないようです。
全検証結果まとめ 勝率は80%
今回の検証では、JP225に関しては良い結果ではありませんでしたが、他の3つは勝率70%を超える結果を叩き出しました。
今回の全検証結果をまとめます。
銘柄 | 戦績 | 勝率 | 利益 |
---|---|---|---|
USDJPY | 4戦3勝 | 75% | 72pips |
EURUSD | 7戦7勝 | 100% | 142pips |
JP225 | 3戦1勝 | 33% | 33pips |
GOLD | 6戦5勝 | 83% | 60pips |
総計 | 20戦16勝 | 80% | 307pips |
全体の勝率はなんと80%!
JP225が足を引っ張りましたが、それでもこの勝率はスゴイですね。
補足:CFDのpips換算について
「CFDでは1pipあたりいくらになるのか?」は、実は業者や銘柄によって異なります。
XM公式サイトトップの右下にあるスプレッドの項目でも確認できますが、
XMでは
- GOLD:0.1ドル=1pip
- JP225:1円=1pip
とされているのが分かります。
検証してわかったXM取引シグナルの注意点
XM取引シグナルを検証した結果、全体的には高い勝率があり「その通り真似して取引すれば勝てるのでは」と思ってしまいますよね。
しかし今回、過去データを検証してわかった注意点がありますので、こちらも皆さんと共有しておきたいと思います。
結論から言うと、「全ての取引を完全にコピーして取引するのは不可能」ということです。
- いつの間にか注文・決済している時がある
- 突然反転ポジションを保有している場合がある
- 取引シグナルの作成から配信まで時間差がある
いつの間にか注文・決済している時がある
保有ポジションが無く、エントリーシグナルも与えられていない場合、以下の画像のような事が書かれていることが多いです。
「111.37の下降ブレイクを待つ」とのコメントはありますが、エントリーシグナルの項目は空白のままで、相場に動きがあるのを待っている状態です。
シグナルが無いからと油断していると、次の配信では以下のようになりました。
あれ!?
発注した上に、利確までしてるんですか?
そうなんです。
発注前に取引シグナルでエントリーシグナルが与えられるのが理想なんですが、相場状況によっては、突然の発注や決済がされている事もあります。
後乗りしようにも、すでに相場は動いていますから、もうどうする事もできません。
突然反転ポジションを保有している場合がある
以下の画像は、買いのエントリーシグナルが付いていたある時の取引シグナルです。
下降ブレイクでショートを取るとの予告もありますが、「取引の確率」が「やや高い」というのもあり、ロングで注文予約を入れて待っていると…
しっかりショートで利確してる!
そうなんです。
まぁこのような極端なケースは稀で、今回の検証でも2件しかありませんでした。
滅多に無い事とは言え、このような事が起こる可能性がある事も覚えておきましょう。
XM取引シグナルの作成から配信まで時間差がある
以下は、2019年3月7日に配信された、EURUSDのアフタヌーンコールです。
「前回のクローズ」やチャート的に、この時の取引シグナルは14時~15時のローソク足が描かれた直後に作成されたと推測できます。
取引シグナルを作成したのが15時だとして、配信時間は16時~16時半。
さらに配信が20分ほど遅れたとして、私たちがシグナルを確認できるのは16時50分前後になります。
取引シグナルの作成からユーザーが確認するまで、時間差が2時間近くあるんですね…。
そうなんです。
ちなみにこの時の取引シグナルでは、ショートのエントリーシグナルが与えられただけで、まだ利確は行われていません。
しかし実際の相場では、急激な変動により17時の段階ですでに利確ポイント2に到達していました。
これももうどうする事もできないですね…。
はい。これもまた極端な例ではありますが、配信時間には利確ポイント1付近まで相場が動いている程度のことは時々あります。
取引シグナルをダウンロードしたら、時間差がある事を踏まえ、現在でもそのシグナルをコピーするべき状況なのか、焦らず相場をよく確認するようにしましょう。
XM取引シグナルに関する質問(FAQ)
- XM取引シグナルとはなんですか?
- XMの取引シグナルとは、「FXのプロ(Avramis Despotis氏)が、相場状況をどのように見ていて、取引のタイミングはいつなのかを具体的に教えてくれるサービス」です。
- XMの取引シグナルは無料で見ることは可能ですか?
- はい、XMで口座開設した方なら誰でも無料で利用できます。
- XMの取引シグナルの配信時間を教えてください。
-
XMの取引シグナルは、1日にモーニングコールとアフタヌーンコールの2回配信されます。
- モーニングコール…17:00~17:30(夏時間16:00~16:30)
- アフタヌーンコール…23:00~23:30(夏時間22:00~22:30)
- XMの取引シグナルのダウンロード方法を教えてください。
- XM会員ぺーにログイン後、メニューの「取引ツール」クリックして「取引シグナル」をクリックします。次に「日付」を選択し「モーニングコール/アフタヌーンコール」を選択し、参照したい銘柄の右側にある「ダウンロード」をクリックすると取引シグナルのPDFファイルがダウンロードされます。
XM取引シグナルまとめ
さて、今回はXM取引シグナルの見方や使い方を解説し、検証して勝率を確認しました。
最後に今回の内容をまとめて終わりにしたいと思います。
- 勝率の高い戦略を参考に出来る
- プロのノウハウを吸収できる
- 無料で利用できる
- 毎回ログインしてPDFファイルをダウンロードする必要がある
- 全ての取引を完全にコピーするのは不可能
- USDJPY = 75%
- EURUSD = 100%
- JP225 = 33%
- GOLD = 83%
- 総計 = 80%
XM取引シグナルは、相場によってはそのままコピーして取引するのは難しい状況もあります。
- 「コメント」をはじめ、取引シグナルの各種データをよく見て、突然の注文や決済になるべく対応できるようにする
- 取引シグナルの作成から配信まで時間差がある事を踏まえて、発注前に現在の相場を確認する
など、自分自身でも考え、リスクを取る必要があるでしょう。
しかし、ただコピーするのではなく、「戦略の参考にする」「思考やノウハウを吸収する」という目的で利用するのであれば、これほど心強いサービスは無いでしょう。
XM取引シグナルでは、80%の勝率を叩き出すほど精度の高い分析が、1日2回無料で配信されます。
「XMを利用しているけど、取引シグナルは見たことが無い」という方も、一度ダウンロードしてみるのはいかがでしょうか?
- 当記事及びXM取引シグナルは、将来の成果・相場変動を保証するものではありません。
- 最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願い致します。
FX初心者はXMのウェビナーもチェックしたい
取引シグナルは、具体的なエントリーや利確ポイントを教えてくれますが、「なぜそこにポイントを設定したのか?」「どのように相場を見れば良いのか?」という理論的な部分は分かりません。
XMでは日本人が講師を務める「FXウェビナー」という教育コンテンツも用意されており、毎回中身の濃い内容を提供しています。
XMウェビナーは取引シグナル配信者とは異なる方が講師を務めているため、考え方やロジックには違いもありますが、FX初心者には強い味方になるでしょう。
XMのウェビナーは口座開設をしていなくても受講可能です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
もしXM取引シグナルの見方が分からなくなったら、また見に来て頂けると嬉しいです。
それではまた、次回お会いしましょう♪
XM取引シグナルについて思うこと
FXのプロの考え方を参考にしてみるのもいいかも
本記事でも解説していますが、XMの取引シグナルは、FXのプロを育成するプロ、Avramis Despotis(アブラミス・デスポティス)氏がチャートを分析し、エントリーや利確・損切の目標数値などを教えてくれるサービスです。
XMの取引シグナルは、1日にモーニングコールとアフタヌーンコールの2回配信されます。
- モーニングコール…17:00~17:30(夏時間16:00~16:30)
- アフタヌーンコール…23:00~23:30(夏時間22:00~22:30)
なかなか相場で勝てない方や、自分のトレードスタイルがはっきり決まってない方などは、一度参考にしてみるのも良いかもしれませんね。
XM取引シグナルは、XMのアカウントをお持ちの方なら無料で利用できます。
トレンドの見極めはさすがプロ
相場の見方で一番難しいのは、トレンドの見極めだと言われています。
「この下落がトレンド変換のきっかけなのか??」とチャートとにらめっこしても答えは出てきません。
その点、XMの提供している取引シグナルは、はっきりとトレンドの方向性をチャート分析して教えてくれます。
1時間足のトレンド、4時間足のトレンド、日足のトレンドと分けて表示、さらにその根拠についてもわかりやすく解説しています。(時間足でトレンドを区切るというのは最初は目から鱗でした)
しかし、当然ながら一日2回しか配信がないので、配信の合間にトレンドが変わることもしばしば。
そういう時は、次のシグナル配信時には、配信していたトレンドを速攻変更して、新しい相場状況を分析する速報性もあります。
この変わり身の早さは、さすがプロだな、と思う次第です。
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11月末まで 口座開設13,000円
いつもためになる記事をありがとうございます。
取引シグナルを見ていて質問なんですが、エントリー欄に記載されている値段は、すでにエントリーした値段なのか、それともエントリー予約した値段なのか、違い(見分け方)ってありますか?
コメントありがとうございます。
お名前が本名風でしたので、イニシャルに変えさせて頂きました。
与えられたエントリーシグナルがエントリー済みであるかどうかは、エントリー価格が明記された項目の左側にある「ポジション」の項目から判別できます。
・「買い」または「売り」→ エントリー前
・「ロング」または「ショート」→ エントリー済
ただし、当記事内でも触れていますが、この取引シグナルが「作成された時間」と「配信された時間」には、1~2時間ほどの時間差があるのでご注意下さい。
この時間差があるために、取引シグナル上では「エントリー前」となっていても、実際には「エントリー済み」であるべき価格まで、すでに相場が動いている事があります。