「XMの1ロットっていくら?何通貨?」
XMで取引しようとする際に、LOT(ロット)について迷う人も多いと思います。
本記事では、XMのLOTの知識や計算、最大ロット・最小ロット、1pipsあたりの損益計算方法、ロット調節でのリスク管理方法をご紹介します。
XMの各銘柄の1ロットあたりの価値は、XM公式サイトで確認できます。
XMのロットについての基礎知識
FXにおいて「ロット(Lot)」とは、取引単位のことです。
FX取引では、取引単位が大きいので、まとまった通貨数量をひとつの単位(ロット)とし、取引量を把握しやすくしています。
ロットは、取引の損益や、リスク管理に重要な概念なので、しっかり理解しておきましょう。
XMの1ロットはいくら?
XMを含む海外FXの1ロットは10万通貨が主流で、国内FXの1Lot=1万通貨の10倍の通貨量となっています。
FXでは、さまざまな国の通貨を取引するので、便宜上、ドルやユーロなどの名称は用いず、「通貨」という呼称で統一しています。
そのため、1ロット=10万通貨といっても取引する通貨により、10万USドル、10万南アフリカランド、10万トルコリラなど、「通貨」が指すものは違います。
XMでは口座タイプによっても1ロットの通貨量が違う
XMのスタンダード/KIWAMI極/ゼロ口座の場合、1ロット=10万通貨ですが、マイクロ口座は1ロット=1,000通貨です。
口座タイプ | 通貨量 |
---|---|
スタンダード/ KIWAMI極/ゼロ |
10万通貨 |
マイクロ | 1,000通貨 |
XMのロットは、基本的には1Lot=10万通貨で、マイクロ口座は、100分の1と覚えれば簡単ですね。
XMで1ロットの注文に必要な証拠金は?
XMの1ロット取引を行うにはいくら必要なのか口座タイプごとに見てみましょう。
1ロット当たりの必要証拠金は「現在のレート・通貨量・レバレッジ」の3つで算出します。
現在の為替レート×通貨量÷レバレッジ=必要証拠金
(最大レバ1,000倍、1$=130円の場合)
- 【スタンダード/KIWAMI極口座の場合】
- 130×10万÷1000=13,000円
- 【マイクロ口座の場合】
- 130×1,000÷1000=約130円
※マイクロ口座は1Lot=1,000通貨 - 【ゼロ口座の場合】
- 130円×10万÷500=約26,000円
※ゼロ口座の最大レバは500倍
1Lotが10万通貨で、1000倍レバなら為替レートに100を、500倍レバなら200を掛けるだけで必要証拠金を計算できますね。
XMの最大ロットと最小ロット
XMの最大ロットは、口座タイプによって異なり、最小ロットは、全口座タイプ共通です。
なお、最小ロットは0.01Lotですが、MT5のマイクロ口座に限り0.1ロットとなっています。
口座タイプ | 最小ロット | 最大ロット | |
---|---|---|---|
スタンダード/ KIWAMI極/ゼロ |
0.01 | 50 | |
マイクロ | MT4 | 0.01 | 100 |
MT5 | 0.1 |
マイクロ口座なら最小10通貨から、他の口座タイプなら1,000通貨から取引できますね。
XMの最大ロット数&最大取引量と必要証拠金
XMの最大ロット数&最大取引量と必要証拠金は、口座タイプによって異なります。
ドル円が130円のとき、最大ロットを注文するのに必要な証拠金は以下の通りです。
口座タイプ | 最大取引量 | 必要証拠金 目安 |
---|---|---|
スタンダード/ KIWAMI極 |
50ロット (500万通貨) |
約65万円 |
ゼロ | 約130万円 | |
マイクロ | 100ロット (10万通貨) |
約13,000円 |
最大ロット取引に必要な証拠金の計算詳細
- 1ロット=10万通貨
- 最大ロット=50ロット
XMのスタンダード/KIWAMI極口座の最大ロット数は50ロットです。
最大取引量は、10万通貨×50ロット=500万通貨となります。
1ドル130円で換算すると、6億5千万円です。
つまり、XMでは1回の取引で「6億5千万円」分の取引をすることができるということです。
最大50ロット取引に必要な証拠金は?
- 【スタンダード/KIWAMI極口座の場合】
- 最大1000倍のレバレッジを掛ければ、「6億5千万円÷1000」で約65万円の証拠金で50ロットが取引できます。
- 1ロット=10万通貨
- 最大ロット=50ロット
XMのゼロ口座の最大ロット数は50ロットです。
最大取引量は、10万通貨×50ロット=500万通貨となります。
最大50ロット取引に必要な証拠金は?
- 【XMのゼロ口座の場合】
- ゼロ口座は最大500倍なので「6億5千万円÷500」で50ロット取引するには約130万円の証拠金が必要になります。
- 1ロット=1,000通貨
- 最大ロット=100ロット
XMのマイクロ口座の最大ロット数は100ロットです。
最大取引量は、1,000通貨×100ロット=10万通貨となります。
1ドル130円で換算すると、1,300万円の取引をすることができます。
最大100ロット取引に必要な証拠金は?
- 【XMのマイクロ口座の場合】
- 最大1000倍のレバレッジを掛ければ、「1,300万円÷1000」で100ロット取引するには約13,000円の証拠金が必要になります。
同じ500万通貨でもゼロ口座だけ高いのは、ゼロ口座のレバレッジが500倍だからです。
XMの最小ロット数&最小取引量と必要証拠金
XMの最小ロット数&最小取引量と必要証拠金は、口座タイプによって異なります。
ドル円が130円のとき、最小ロットを注文するのに必要な証拠金は以下の通りです。
口座タイプ | 最小取引量 | 必要証拠金 目安 |
|
---|---|---|---|
スタンダード/ KIWAMI極 |
0.01ロット (1,000通貨) |
130円 | |
ゼロ | 260円 | ||
マイクロ | MT4 | 0.01ロット (10通貨) |
1円 |
MT5 | 0.1ロット (100通貨) |
13円 |
最小ロット取引に必要な証拠金の計算詳細
- 1ロット=10万通貨
- 最小ロット=0.01ロット
XMのスタンダード・KIWAMI極・ゼロ口座の最小ロット数は0.01ロットです。
1ロットあたりの大きさは10万通貨となるので、0.01ロットは1,000通貨となります。
1ドル130円で換算すると、13万円相当のトレード額になります。
最小0.01ロット取引に必要な証拠金は?
- 【スタンダード/KIWAMI極口座の場合】
- 最大レバレッジ1000倍なので「13万円÷1000倍」となり、わずか130円の証拠金で取引できます。
- 【ゼロ口座の場合】
- 最大500倍なので「13万円÷500倍」となり、0.01ロットに必要な証拠金は260円です。
- 1ロット=1,000通貨
- 最小ロット=0.01ロット(MT4)
- 最小ロット=0.1(MT5)
XMのMT4のマイクロ座の最小ロット数は0.01ロットです。
1ロットあたりの大きさは1,000通貨となるので、0.01ロットは10通貨となります。
最小ロット取引に必要な証拠金は?
- 【MT4のマイクロ座の場合】
- 1ロットあたり1,000通貨なので、0.01ロットは10通貨です。
最大レバレッジ1,000倍なので、1ドル130円で換算すると、1,300円÷1,000で、証拠金は1.3円です。 - 【MT5のマイクロ座の場合】
- 1ロットあたり1,000通貨なので、0.1ロットは100通貨です。
最大レバレッジ1,000倍なので、1ドル130円で換算すると、13,000÷1,000で、証拠金は13円です。
最小ロットなら、口座タイプにかかわらず、最低入金額の800円でポジションを取れますね。
XMで1万円チャレンジする場合どのくらいポジション持てる?
XMのスタンダード口座やKIWAMI極口座で1万円チャレンジする場合、USDJPYならどのくらいポジションを持てるのか見てみましょう。
➀まずは1ロット取引に必要な証拠金を計算します。(1ドル130円で計算)
【証拠金=レート×通貨単位÷レバレッジ】で算出します。
130円(レート)×10万通貨÷1000(レバレッジ)=約13,000円(証拠金)
➁次に1万円で持てる最大ロット数を計算します。
【最大ロット数=口座残高÷証拠金】で算出します。
10,000円(残高)÷13,000円(証拠金)=0.77ロット(最大ロット数)
つまり1万円で持てる最大ロット数は0.77ロットとなります。
口座残高における最大ロット数は?
口座残高ごとに、何ロットまでUSDJPYを注文できるのかを算出し、一覧表にまとめました。
※以下の値は、あくまでも参考値であり、証拠金維持率がギリギリなので、少しの価格変動でロスカットされる可能性があります。
口座の残高 | 最大ロット数 |
---|---|
10,000円 | 0.77ロット |
20,000円 | 1.54ロット |
30,000円 | 2.31ロット |
50,000円 | 3.85ロット |
100,000円 | 7.69ロット |
500,000円 | 38.46ロット |
1,000,000円 | 76.92ロット |
筆者は、証拠金1万円で0.65ロットを入れたところ、ものの2分でロスカットとなったので、皆さんはくれぐれも注意してください。
XMのオーダー上限は200オーダー
XMでは、口座タイプごとに、1回で注文できるロット数の違いがありますが、最大保有ポジション数は全ての口座タイプで200ポジションまでです。
XMの各口座タイプの「1オーダーで持てる最大ロット数」と「最大保有ポジション」は以下のとおりです。
口座タイプ | 最大Lot数 | 最大保有ポジション |
---|---|---|
スタンダード | 50ロット | 200ポジション |
KIWAMI極 | 50ロット | 200ポジション |
ゼロ | 50ロット | 200ポジション |
マイクロ | 100ロット | 200ポジション |
POINT
200ポジション以上を保有したい方は追加で新規口座を作り、そちらの口座で新たなポジションを保有しましょう。
XM1ロットと国内業者1ロットの比較
XMでの1ロットと国内業者の1ロットでは、同じ1ロットでも意味が少し変わってきます。
XMでは1ロット=10万通貨なのに対して、国内FXだと1ロット=1万通貨としている業者が主流です。
最大 レバレッジ |
1Lotの 通貨量 |
必要証拠金 目安 |
|
---|---|---|---|
XM | 1,000倍 | 10万通貨 | 13,000円 |
国内FX | 25倍 | 1万通貨 | 52,000円 |
1Lot取引に必要な証拠金の計算詳細
XMのスタンダード・KIWAMI極口座の場合
レバレッジが1000倍なので、1ロット(10万通貨)に必要な証拠金は以下の通りです。
130円×10万通貨÷1000倍=13,000円
国内業者の場合
レバレッジが25倍なので、1ロット(1万通貨)に必要な証拠金は以下の通りです。
130円×10万通貨÷25倍=52,000円
XMが1ロット=10万通貨でも国内証券(1Lot=1万通貨)より証拠金が安いのは、XMの最大レバレッジが国内証券より高いからです。
平均取引量はいくつですか?
以下の匿名アンケートの結果、半数以上の方が1万通貨(0.1ロット)未満で取引しているようで、比較的小額から細かくトレードしている人が多いことが伺えます。
※アンケートは匿名で回答できるので、是非ご協力お願いします。
1pipはいくら?1pip動いた場合の損益計算
FX通貨ペアでの1pipの価格は、取引通貨の値動きの最小値と取引数量が分かれば計算できます。
しかし、CFD銘柄の場合は、pipではなくpointで計算し、また「株価指数」か「それ以外のCFD商品」かで、計算方法が異なります。
1pip動いた場合の損益は、理解すれば簡単に計算できるようになるので、取引の前に覚えておいた方が良いでしょう。
通貨ペアの1pipはどう計算する?
通貨ペアの「1pipの価格」は「取引数量」と「値動きの最小値」をもとに簡単に計算できるので、まずは、値動きの最小値を見てみましょう。
値動きの最小値って何?
通貨ペアの値動きの最小値とは「1pipsがどれだけ細かいか」を表した値です。
値動きの最小値は決済通貨(右側通貨)によって異なり、XMでは以下のようになっています。
決済通貨 | 値動きの最小値 |
---|---|
日本円 (JPY) |
0.01円 |
その他通貨 (USD,EUR等) |
0.0001決済通貨 |
対円通貨では0.01(百分の1)、それ以外の通貨は0.0001(1万分の1)と覚えれば簡単です。
1pipの価格はいくら?
通貨ペアの1pipの価格は、上述した「値動きの最小値」に「取引数量」を掛けるだけで算出でき、計算式は以下のようになります。
取引量×銘柄の値動きの最小値=1pipの価格
取引量は、1ロットであれば、10万通貨なので10万となります。
例えば、ドル円を1ロットを取引した場合の計算式を当てはめると「10万×0.01=1,000」となるので、1pipは1,000円となります。
USDJPYの場合、1pip=0.01円と覚えている方がいるかもしれませんが、実際には、通貨量も計算に入れる必要があります。
1pipあたりの価格は通貨ペアによって違う
通貨ペアごとに値動きの最小値や決済通貨が異なるので、1pipの価格も通貨ペアごとに違います。
ドル円1pipの価格は円で求められますが、ユーロドルの場合はドルで求められるので、円建て口座を利用している場合は、対円レートを掛けて、円換算すると分かりやすいです。
大体の価格が分かるように、下に各国通貨別の1pipあたりの価格対照表を作ったので、参考にしてください。(円建て口座の場合)
通貨ペア | 1pips 変動 |
10pips 変動 |
100pips 変動 |
---|---|---|---|
○○○JPY | 1,000円 | 10,000円 | 100,000円 |
○○○USD | 円 | 円 | 円 |
○○○EUR | 円 | 円 | 円 |
○○○CHF | 円 | 円 | 円 |
○○○AUD | 円 | 円 | 円 |
○○○GBP | 円 | 円 | 円 |
pipあたりの価格は、0.1Lotの場合は10分の1になり、0.01Lotの場合は100分の1になります。
株価指数の1pointはどう計算する?
株価指数の「1point」は「取引量」と「最低価格変動」をもとに計算できるので、まずは、最低価格変動を見てみましょう。
最低価格変動って何?
株価指数の最低価格変動とは「1pointがどれだけ細かいか」を現した値です。
最低価格変動は株価指数を構成している通貨によって異なり、以下のようになります。
通貨 | 最低価格変動 |
---|---|
日本円 | 1円 |
米ドル | 1セント |
ユーロ | 1ユーロセント |
つまり、最低価格変動=1当該国通貨ということになります。
1pointの価格はいくら?
株価指数の1pointの価格は、先ほど紹介した「最低価格変動」に「取引数量」を掛けるだけで算出でき、計算式は以下のようになります。
取引量×最低価格変動=1pointの価格
取引量は、1ロットであれば1、10ロットであれば10で計算します。
例えば、日経225を1ロット取引した場合の計算式は「1×1=1」となるので、1pointは1円となります。
各国の株価指数によって1pointあたりの価格は違う
株価指数ごとに基準となる通貨が異なるので、1pointの価格も株価指数ごとに違います。
日経225の価格は円で求められますが、ダウ平均の場合はドルで求められるので、円建て口座を利用している場合は、対円レートを掛けて、円換算すると分かりやすいです。
大体の価格が分かるように、下に株価指数別の1pointあたりの価格対照表を作ったので、参考にしてください。(円建て口座の場合)
株価指数銘柄 | 1point 変動 |
10point 変動 |
100point 変動 |
---|---|---|---|
日経225 (JP225) |
1円 | 10円 | 100円 |
米国株価指数 (US30,US100等) |
円 | 円 | 円 |
欧州株価指数 (EU50,FRA40等) |
円 | 円 | 円 |
ロンドン株価指数 (UK100) |
円 | 円 | 円 |
豪州株価指数 (AUS200) |
円 | 円 | 円 |
スイス株価指数 (SWI20) |
円 | 円 | 円 |
香港株価指数 (HK50) |
19円 | 193円 | 1,934円 |
日経225の場合、pointの価格がそのまま円での価格となるので、損益もスプレッドも計算が簡単です。
株式CFDの1pointはどう計算する?
株式CFD銘柄の「1point価格」は「ロット数」と「値動きの最小値」をもとに計算できるので、まずは、値動きの最小値を見てみましょう。
株式CFD銘柄の値動きの最小値はいくつ?
「値動きの最小値」は、XM公式サイトの株式CFD商品ページに記載されている「最低価格変動」と「コントラクトサイズ」を掛けて算出でき、計算式は以下のようになります。
最低価格変動×コントラクトサイズ=値動きの最小値
例:Apple(AAPL.OQ)の値動きの最小値
0.01(ドル)×10(Shares)=0.1ドル
株式CFDの1pointの価格はいくら?
株式CFD銘柄の1pointの価格は、計算式は以下のようになります。
ロット数×値動きの最小値=1pointの価格
例えば、Apple(AAPL.OQ)を1ロット取引した場合の計算式は「1×0.1=0.1」となるので、1pointは0.1ドルとなります。
株式CFDは銘柄によって1pointの価値が違う
株式CFDは、銘柄によって1pointの価値が異なります。
株式CFD銘柄 | 1point 変動 |
10point 変動 |
100point 変動 |
---|---|---|---|
Apple | 円 | 円 | 円 |
HSBC | 円 | 円 | 円 |
Diageo | 円 | 円 | 円 |
Airbus | 円 | 円 | 円 |
BMW | 円 | 円 | 円 |
EMS | 円 | 円 | 円 |
CFD商品の1pointはどう計算する?(貴金属/エネルギー/コモディティ/仮想通貨)
CFD銘柄の「1point価格」は「ロット数」と「値動きの最小値」をもとに計算できるので、まずは、値動きの最小値を見てみましょう。
CFD銘柄の値動きの最小値はいくつ?
CFD商品の値動きの最小値は「エネルギー」「コモディティ」「仮想通貨」の場合、XM公式サイトの各銘柄のページに載っています。
※仮想通貨の値動きの最小値は各銘柄の「詳細を読む」から詳細ページへ進み確認してください。
一方、「貴金属」の値動きの最小値は、XM公式サイトに載っていないので、計算する必要があります。
「値動きの最小値」は、XM公式サイトの各商品ページで発表されている「最低価格変動」と「コントラクトサイズ」を掛けて算出でき、計算式は以下のようになります。
例:ゴールドの値動きの最小値
0.01(ドル)×100(oz)=1ドル
値動きの最小値は、自分で計算できますが、計算しなくても良いように、値動きの最小値一覧表として、以下にまとめていますので、参考にしてください。
CFD銘柄の値動きの最小値一覧
CFD銘柄の値動きの最小値は、ほとんどがドル表記ですが、銘柄によっては、ユーロまたはポンドでの取引なので、ユーロ、ポンド表記の銘柄もあります。
銘柄 | 値動きの最小値 |
---|---|
ゴールド (GOLD) |
1ドル |
シルバー (SILVER) |
5ドル |
パラジウム (PALL) |
0.1ドル |
プラチナ (PLAT) |
0.1ドル |
商品名 | 値動きの最小値 |
---|---|
BRENT | 1ドル |
GSOIL | 0.04ドル |
NGAS | 1ドル |
OIL | 1ドル |
OILMn | 0.1ドル |
商品名 | 値動きの最小値 |
---|---|
COCOA | 1ドル |
COFFE | 1ドル |
CORN | 0.04ドル |
COTTO | 1ドル |
HGCOP | 0.2ドル |
SBEAN | 0.04ドル |
SUGAR | 1ドル |
WHEAT | 0.04ドル |
銘柄 | 値動きの最小値 |
---|---|
AAVEUSD | 0.1ドル |
ADAUSD | 0.01ドル |
ALGOUSD | 0.01ドル |
AVAXUSD | 0.01ドル |
AXSUSD | 1ドル |
BATUSD | 0.01ドル |
BCHUSD | 0.01ドル |
BTCEUR | 0.01ユーロ |
BTCGBP | 0.01ポンド |
BTCJPY | 0.01円 |
BTCUSD | 0.01ドル |
COMPUSD | 0.1ドル |
ENJUSD | 0.01ドル |
ETHEUR | 0.01ユーロ |
ETHGBP | 0.01ポンド |
ETHUSD | 0.01ドル |
FETUSD | 0.01ドル |
GRTUSD | 0.01ドル |
LINKUSD | 1ドル |
LTCUSD | 0.1ドル |
MATICUSD | 0.01ドル |
OMGUSD | 10ドル |
SKLUSD | 0.01ドル |
SNXUSD | 1ドル |
SOLUSD | 0.1ドル |
STORJUSD | 0.1ドル |
SUSHIUSD | 1ドル |
UMAUSD | 10ドル |
UNIUSD | 1ドル |
XLMUSD | 0.01ドル |
XRPUSD | 0.01ドル |
ZRXUSD | 0.01ドル |
1pointの価格はいくら?
CFD銘柄の1pointの価格は、上で紹介した「値動きの最小値」に「ロット数」を掛けるだけで算出でき、計算式は以下のようになります。
ロット数×値動きの最小値=1pointの価格
例えば、ゴールドを1ロット取引した場合の計算式は「1×1=1」となるので、1pointは1ドルとなります。
CFDは銘柄によって1pointの価格が違う
CFDは、銘柄ごとに値動きの最小値が違うので、1pointの価格も銘柄ごとに違います。
「貴金属」「エネルギー」「コモディティ」は全てドルで求められ、「仮想通貨」はドル、ユーロまたはポンドで求められるので、対円レートを掛けて、円換算すると分かりやすいです。
大体の価格が分かるように、下に代表的な銘柄の1point当たりの価格対照表を作ったので、参考にしてください。(円建て口座の場合)
CFD銘柄 | 1point 変動 |
10point 変動 |
100point 変動 |
---|---|---|---|
ゴールド (GOLD) |
円 | 円 | 円 |
シルバー (SILVER) |
円 | 円 | 円 |
プラチナ (PLAT) |
円 | 円 | 円 |
原油 (OIL) |
円 | 円 | 円 |
銅 (HGCOP) |
円 | 円 | 円 |
ビットコイン (BTCUSD) |
円 | 円 | 円 |
ゴールドと原油のように、値動きの最小値が同じ銘柄なら、1point変動による価格の動きも同じになります。
XMで取引する時、ロットはどう決める?
ロット(取引量)を決めるときは、「1pip動いたらいくら損失が出て、今の証拠金でどの程度の損失に耐えられるか?」等リスクを計算し、自分に合った実効レバレッジで取引するのが良いでしょう。
ロットの調整方法を以下に解説します。
ロットを調整すればリスクを調整できる
FXを始めたばかりの方の中には「レバレッジが高い=リスクが大きい」と考えている方もいるかと思います。
確かにレバレッジを高く設定して、取引額を増やすとその分リスクも増えることもありますが、実際は「レバレッジが高い=少ない証拠金で取引が可能」という考え方もあります。
- レバレッジなし:13,000,000円
- レバレッジ100倍:130,000円
- レバレッジ500倍:26,000円
- レバレッジ1000倍:13,000円
上記のようにレバレッジが高いほど必要な証拠金が少なくなりますが、レートが10pips変動した時の損益はどれも1万円です。
レバレッジが何倍だろうと同じ量のポジションを持った時の損益は同じです。
損益の計算は、「pips×ロット数」となるので、リスクを左右するのは「ロット数」になります。
例)ドル円で1ロット(10万通貨)を保持している場合
もし、雇用統計などで100pips変動があったら、損益は10万円発生します。
しかし、0.1ロットしか保持していない場合なら、100pips変動したとしても、1万円の損益で済みます。
つまり、実際にリスクを調節するのはロットであり、レバレッジが25倍でも1000倍でも、ロット数が同じであれば損益の額は同じなのです。
そのため、FXの資金管理はレバレッジで行うのではなく、ロットを調整することでリスクも調整できるということです。
1ロットと0.01ロットでは、必要証拠金も利益・損益も100倍の差があるので、注文する際には十分気を付けましょう。
当サイトでは、リスク許容度別の最大取引ロット数が一目でわかる「ロット計算機」を公開しているので、ご利用ください。
XM ロットの変更方法
XMで取引ロット数を変更するには、MT4/MT5にて、希望のロット数を入力/選択するだけです。
気配値から取引したい通貨ペアをダブルクリックタップします。
開いたメニューから「新規注文」をタップします。
発注画面が開くので、希望のロットを入力、またはリストの中から選択してください。
XMのロットに関するよくある質問(FAQ)
XMの1ロットは何通貨ですか?
XMの最大ロット数と最小ロット数はいくらですか?
XMの1pipの損益はいくらですか?
1pipの損益は1,000円前後ですが、決済通貨(右側通貨)によって異なります。
1ロットあたりの1pipの価格は、以下の通りです。
通貨ペア | 1pips 変動 |
10pips 変動 |
100pips 変動 |
---|---|---|---|
○○○JPY | 1,000円 | 10,000円 | 100,000円 |
○○○USD | 円 | 円 | 円 |
○○○EUR | 円 | 円 | 円 |
○○○CHF | 円 | 円 | 円 |
○○○AUD | 円 | 円 | 円 |
○○○GBP | 円 | 円 | 円 |
CFDの1ロットあたりの1pipの価格はどう計算する?
CFD銘柄の場合、計算単位はpipではなくpointで計算します。
また、CFDは銘柄によって契約サイズが異なるので、1pointの価格も異なり以下の通りです。
銘柄名 | 1pipの価格 | 1pointの価格 |
---|---|---|
PALL パラジウム |
1USD | 0.1USD |
OIL WTI原油 |
10USD | 1USD |
CORN コーン |
0.4USD | 0.04USD |
XM1ロットについて思うこと
自分に相応しいロット数を知るために
記事内にもふれましたが、結局のところリスクを調節するのは、取引量(ロット数)です。
自分にとって相応しいロット数を知るためには、まずは、取引レポートをみて自分のトレードの客観的なデータを知るべきでしょう。
自分の手法の勝率や損益率、自分の資金が許す最大ドローダウン、トレードにおける損切ルール、利確ルールを知ればおのずと自分の最適ロットを理解できるはずです。
例えば、自分の最大ドローダウンが100pip、自分の手法の勝率が30%ならば、10回のうちの7回の負けのトータルの損失額が自分の口座資金額を越えないように取引量(ロット数)を調整すれば良いわけです。
つまり、「100pip × 1pip(一回当たりの取引量の価格) ≦ 自分の口座資金」という計算式が成り立ちます。
ここに自分の勝率などを加味して、最適なロット数をわりだしていってください。
ロットを調節する=レバレッジを調節する
これも記事内でふれましたが「レバレッジが高い≠リスクが大きい」だと思います。
実際にトレードでのリスク管理には「取引ロットを調整する」ことが一番です。
そう思うのは、やはりトレードにおいては「実効レバレッジ」の考え方の方が重要になると思うからです。
実効レバレッジとは、自分の口座資金に対し、どれだけレバレッジをかけて取引するかを測る指標です。
たとえば、口座Aと口座Bがあり同じ1000倍のレバレッジを適用していたとしても、口座資金がAには10万円、Bには100万円ある場合では、トレードにおける反応は大きく異なってきます。
口座A(ドル円1ロットを保有した場合)
- 資金:10万円
- 適用レバレッジ:1000倍
- ドル円1ロット保有証拠金:約13000円
- 実際のレバレッジ:100倍
口座B(ドル円1ロットを保有した場合)
- 資金:100万円
- 適用レバレッジ:1000倍
- ドル円1ロット保有証拠金:約13000円
- 実際のレバレッジ:10倍
つまり、同じレバレッジ1000倍であっても、口座資金の大小により、実効レバレッジは違ってくるのです。
実効レバレッジは、ひと桁台が理想的だと言われています。
口座Aが口座資金に対して、比較的大きなロットを取引しているのを危険と思うなら、取引ロット数を0.5ロット、もしくは0.1ロットずつ下げて、実効レバレッジを下げればよいのです。
「ロットを調整する=レバレッジを調整する」になるというのは、こういう意味なのです。
11月末まで 口座開設13,000円