本記事では、ビットコインFXのスプレッドが狭い(取引手数料が安い)口座をお探しの方に向け、実際の取引口座から計測したリアルタイムスプレッドと取引手数料を含めた、ビットコインFXの取引コストランキングをご紹介。
また、スプレッドが安いおすすめの取引所の紹介や取引所選びの注意点もあわせて解説しているので是非参考にして下さい。

この記事では、取引コストを比較しやすいように手数料を米ドルに換算しています。
ビットコインFXの取引手数料スプレッドランキング
仮想通貨FXの取引コストは、主に「スプレッド」と「取引手数料」の2つから構成されます。
スプレッドとは、売値(Ask)と買値(Bid)の差額であり、取引ごとに発生する基本的なコストです。例えば、ビットコインの買値が500万円、売値が501万円の場合、スプレッドは1万円となります。
取引手数料は各取引所が設定するサービス利用料で、取引所や口座タイプによって料率が異なります。一般的に取引量に応じて変動し、取引規模が大きくなるほど手数料も比例して増減します。
これらスプレッドと取引手数料を合算したものが総取引コストとなり、お客様の口座残高から自動的に差し引かれます。
以下に、ビットコインFX取引において最もコストパフォーマンスに優れた取引口座を、総コスト順にランキング形式でご紹介します。
ビットコインFXのリアルタイムスプレッドランキング
本ランキングは、実際の取引口座(MT4・MT5)よりリアルタイムでスプレッドデータを測定し、1ロット(1BIT)の往復取引にかかる総コストが現在最も安い口座を金額が低い順に配列しています。

総コスト(スプレッドと取引手数料の合計)を米ドルに換算して比較しているので判りやすいと思います。
- 1分毎にスプレッド値とランキングを自動更新
- 取引時間外のデータは所得しません
口座 | 現在 スプレッド |
手数料 | 合計 コスト |
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XMTrading (KIWAMI極) 最大レバレッジ500倍 ロスカット水準20% 初回最低入金額800円 |
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XMTrading (Standard) 最大レバレッジ500倍 ロスカット水準20% 初回最低入金額800円 |
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XMTrading (Micro) 最大レバレッジ500倍 ロスカット水準20% 初回最低入金額800円 |
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VantageTrading (Premium) 最大レバレッジ333倍 ロスカット水準0% 初回最低入金額500ドル |
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VantageTrading (RawECN) 最大レバレッジ333倍 ロスカット水準10% 初回最低入金額50ドル |
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VantageTrading (Standard) 最大レバレッジ333倍 ロスカット水準10% 初回最低入金額50ドル |
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HFM (Crypto CFD) 最大レバレッジ1,000倍 ロスカット水準0% 初回最低入金額なし |
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XS (Standard) 最大レバレッジ500倍 ロスカット水準20% 初回最低入金額なし |
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XS (Pro) 最大レバレッジ500倍 ロスカット水準20% 初回最低入金額500ドル |
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XS (Elite) 最大レバレッジ500倍 ロスカット水準20% 初回最低入金額500ドル |
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IC Markets (Standard) 最大レバレッジ200倍 ロスカット水準50% 初回最低入金額200ドル |
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IC Markets (RawSpread) 最大レバレッジ200倍 ロスカット水準50% 初回最低入金額200ドル |
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Exness (RawSpread) 最大レバレッジ400倍 ロスカット水準0% 初回最低入金額1,000ドル |
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Exness (Zero) 最大レバレッジ400倍 ロスカット水準0% 初回最低入金額1,000ドル |
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Exness (Pro) 最大レバレッジ400倍 ロスカット水準0% 初回最低入金額1,000ドル |
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Exness (Standard) 最大レバレッジ400倍 ロスカット水準0% 初回最低入金額10ドル |
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ThreeTrader (PureSpread) 最大レバレッジ200倍 ロスカット水準20% 初回最低入金額1万円 |
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ThreeTrader (RawZero) 最大レバレッジ200倍 ロスカット水準20% 初回最低入金額10万円 |
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FXGT (Standard+) 最大レバレッジ1,000倍 ロスカット水準20% 初回最低入金額10ドル |
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FXGT (ECN) 最大レバレッジ1,000倍 ロスカット水準40% 初回最低入金額100ドル |
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FXGT (Optimus) 最大レバレッジ1,000倍 ロスカット水準0% 初回最低入金額10ドル |
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FXGT (Pro) 最大レバレッジ1,000倍 ロスカット水準20% 初回最低入金額50ドル |
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Bigboss (Standard) 最大レバレッジ50倍 ロスカット水準20% 初回最低入金額なし |
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Bigboss (Deluxe) 最大レバレッジ50倍 ロスカット水準0~100% 初回最低入金額なし |
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miltonMarkets (Elite) 必要証拠金は15,000/1Lot ロスカット水準50% 初回最低入金額10万円 |
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TitanFX (Blade) 最大レバレッジ100倍 ロスカット水準20% 初回最低入金額200ドル |
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TitanFX (Standard) 最大レバレッジ100倍 ロスカット水準20% 初回最低入金額200ドル |
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IS6FX (Crypto) 最大レバレッジ1,000倍 ロスカット水準20% 初回最低入金額5,000円 |
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easyMarkets (MT5) 最大レバレッジ400倍 ロスカット水準30% 初回最低入金額25ドル |
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easyMarkets (MT4) 最大レバレッジ100倍 ロスカット水準30% 初回最低入金額25ドル |
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Bybit (MT5) 最大レバレッジ500倍 ロスカット水準50% 初回最低入金額なし |
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手数料や総コストの金額は取引量に比例して増減します。表は1ロット(1BIT)の往復手数料を米ドル換算した価格です。
スプレッドを日本円や米ドルに換算したい場合は、スプレッド計算機が便利です。
ビットコインFXの手数料が安いおすすめの取引所6選
ここでは先述のスプレッドと取引手数料のランキングを基に、仮想通貨FX(ビットコインFX)に最適な取引所と口座タイプをご紹介します。
おすすめの取引所や口座は、コスト面での優位性だけでなく、以下の要素も考慮して選びました。
- 運営実績
- 日本語サポート
- 仮想通貨銘柄数
- スプレッドの安定性
- 最大レバレッジ
- スワップフリー(スワップ無料)
- ボーナスの有無
おすすめの取引所とその口座のメリットを具体的に解説していきます。
1. EXNESS
15年以上の実績を持つグローバルブローカー、低スプレッドやスワップフリーが魅力。
EXNESS(エクスネス)は2008年創業の老舗FX業者、スキャルピングにも対応した柔軟な取引システムを提供。抜群の取引条件で主にプロフェッショナル向けの取引環境をサポート
取引所仕様 | 取扱い通貨数 |
---|---|
仮想通貨銘柄数 | 30種類+ |
仮想通貨での入出金 | |
取引時間 | 365日 24時間 |
EXNESSのビットコインFXにおすすめの口座
エクスネスを利用して仮想通貨FXを行う場合は、取引にかかる総コストが安いプロ口座かロースプレッド口座がおすすめです。
スプレッドだけで取引したい場合やスリッページの少ない決済環境を求める場合は「プロ口座」を選択。往復7USD/lotの手数料がかかるが更にスプレッドが狭い口座を希望する場合は「ロースプレッド口座」を選択すると良いでしょう。
どちらの口座も最大レバレッジが400倍と高く、スワップフリーに対応しており、スワップ無料で取引ができる点も魅力です。
口座仕様 | ロースプレッド口座 | プロ口座 |
---|---|---|
平均スプレッド | 12.42 | 16.21 |
取引手数料 | 7USD/1LOT(往復) | 無し |
レバレッジ | 400倍 | 400倍 |
ロスカット水準 | 0% | 0% |
最低入金額 | 1,000USD | 1,000USD |
スワップフリー | ||
ボーナス |
取引コストの安さで選ぶのであれば、EXNESSがおすすめです。
2.XS.com
充実した投資家保護制度と優れた取引環境を誇る、プロ向け次世代ブローカー
XS.com(エックスエス)は最大2000倍のレバレッジと業界最狭水準のスプレッドを提供。取引コストの安さに加えVIP顧客に対しての優遇プログラムがあり、取引量の多いトレーダーに特におすすめです。充実した資産保護体制と出金拒否ゼロの実績で安心感があります。
取引所仕様 | 取扱い通貨数 |
---|---|
仮想通貨銘柄数 | 9種類+ |
仮想通貨での入出金 | |
取引時間 | 365日 24時間 |
XSのビットコインFXにおすすめの口座タイプ
XSで仮想通貨FXを行う場合、取引コストが安く、レバレッジが高い、とゆう理由でプロ口座かエリート口座がおすすめです。
プロ口座とエリート口座の違いは、取引手数料の徴収方法です。プロ口座はスプレッドのみ、エリート口座はスプレッド+取引手数料が徴収されます。
どちらの口座も5日間のスワップフリーに対応しており中期トレーダーの利用にも向いています。
口座仕様 | プロ | エリート |
---|---|---|
平均スプレッド | 30.24 | 24.23 |
取引手数料 | 無し | 6USD/1LOT(往復) |
レバレッジ | 500倍 | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
最低入金額 | 500USD | 500USD |
スワップフリー | ||
ボーナス |
XSは取引条件が良く、VIPプログラムが手厚いため、特に取引量の多いプロの方におすすめできます。
3. XMTRADING
190以上の国と地域で100万人以上のトレーダーにサービスを提供する信頼の取引プラットフォーム。
XMTRADING(エックスエム)は日本人トレーダーからの人気No.1の取引業者で、豊富なCFD取引商品と高いレバレッジで幅広いニーズに対応。丁寧な日本語サポート、充実のボーナス制度、安定したサーバー環境で快適な取引環境を提供しています。
取引所仕様 | 取扱い通貨数 |
---|---|
仮想通貨銘柄数 | 30種類+ |
仮想通貨での入出金 | |
取引時間 | 365日 24時間 |
XMTRADINGのビットコインFXにおすすめの口座タイプ
XMTRADINGで仮想通貨FXをする場合、取引コストの安さを求めるのであればKIWAMI極口座、スプレッドは広いが豊富なボーナスを受け取り資金効率よくトレードをしたい場合はスタンダード口座がおすすめです。
どちらの口座も仮想通貨FXの最大レバレッジが500倍と高く、リクオート無しの優れた取引環境が提供されており、特にKIWAMI極口座はスワップフリーに対応しており煩わしいスワップを気にする必要がありません。
口座仕様 | スタンダード口座 | KIWAMI極口座 |
---|---|---|
平均スプレッド | 60.02 | 45.02 |
取引手数料 | 無し | 無し |
レバレッジ | 500倍 | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
最低入金額 | 5USD | 5USD |
スワップフリー | ||
ボーナス |
XMTRADINGの取引コストは少し高めですが、信頼性で選ぶのであれば一番におすすめできます。
4. HFM
複数の金融ライセンスと高水準の取引条件を備えた、実績あるグローバルブローカー。
HFM(エイチエフエム)は世界有数の金融ライセンスを保有する海外FX業者で、最大2000倍のレバレッジと低コストな取引環境を提供。豊富なボーナスと独自のコピートレード機能で、トレーダーの投資スタイルに柔軟に対応。
取引所仕様 | 取扱い通貨数 |
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仮想通貨銘柄数 | 70種類+ |
仮想通貨での入出金 | |
取引時間 | 365日 24時間 |
HFMのビットコインFXにおすすめの口座タイプ
HFMでは多数の暗号通貨が取引できる仮想通貨取引専用の「暗号通貨CFD口座」が用意されています。
この口座は少し取引コストが高めですが、レバレッジが1000倍と特に高く、ロスカット水準も0%なっており、専用のキャンペーンが開催されるため、仮想通貨のハイレバ取引を資金効率よく行う事ができます。
口座仕様 | 暗号資産CFD口座 |
---|---|
平均スプレッド | 77.42 |
取引手数料 | 無し |
レバレッジ | 1000倍 |
ロスカット水準 | 0% |
最低入金額 | 1円~ |
スワップフリー | |
ボーナス |
HFMの仮想通貨FXは飛びぬけて高いレバレッジとロスカット水準0%が魅力です
5. VANTAGE TRADING
高いレバレッジと最高水準の取引環境を誇る、マルチアセット取引プラットフォーム。
Vantage(バンテージ)は2009年創業のオーストラリアを拠点とする海外FX業者で、豊富な取引銘柄と充実したボーナスキャンペーンで、あらゆるトレーダーのニーズに応えています。
取引所仕様 | 取扱い通貨数 |
---|---|
仮想通貨銘柄数 | 80種類+ |
仮想通貨での入出金 | |
取引時間 | 365日 24時間 |
VANTAGE TRADINGのビットコインFXにおすすめの口座
VANTAGEでビットコインを取引する場合、プレミアム口座のスプレッドが狭く、取引条件も良いですが、入金額が3000ドルと高額でボーナスの対象外といったデメリットがあります。
そのため、ボーナス不要で、3000ドル以上の入金額を用意できる方にはプレミアム口座。少額で始めたい方やボーナスを利用したい方はスタンダードSTP口座がおすすめです。
口座仕様 | プレミアム | スタンダード |
---|---|---|
平均スプレッド | 20.01 | 23.99 |
取引手数料 | 無し | 無し |
レバレッジ | 333倍 | 333倍 |
ロスカット水準 | 0% | 10% |
最低入金額 | 3000USD | 50USD |
スワップフリー | ||
ボーナス |
VANTAGEの仮想通貨FXはレバレッジこそ333倍と他社よりも抑えられていますが、取引条件も良く、豊富なボーナスが用意されています。
6. BYBIT
世界3位の暗号資産取引プラットフォームを展開するグローバル取引所。
BYBIT(バイビット)は1000万人以上のユーザーを持つ大手仮想通貨取引所で、豊富な取引ペアと充実したボーナス制度を提供。安定した取引環境と多彩な取引ツールで、デジタル資産取引の新たな可能性を切り開きます。
取引所仕様 | 取扱い通貨数 |
---|---|
仮想通貨銘柄数 | 30種類+ |
仮想通貨での入出金 | |
取引時間 | 365日 24時間 |
BYBITのビットコインFXにおすすめの口座
BYBITは上で紹介した取引所とは違い、暗号資産専門の取引所です。そのため仮想通貨の取扱銘柄数の多さはもちろん、マイニングやステーキング等の機能が備わっている点も魅力的です。
口座タイプといった概念は無く、専用プラットフォームで取引を行いますが、他のFX業者のようにMT5を利用してFX取引を行うことも可能です。
ただし、コスト効率だけを考えるなら、MT5口座よりもBybitの専用プラットフォームが有利です。
BYBIT専用プラットフォームで取引する場合は、メイカー手数料0.02%、テイカー手数料0.055%で取引可能です、さらに取引量に応じたVIPレベルや様々な割引プログラムが用意されており、更なる割引も期待できます。
口座仕様 | MT5口座 |
---|---|
平均スプレッド | 0.1 |
取引手数料 | 0.055%/lot |
レバレッジ | 200倍 |
ロスカット水準 | 50% |
最低入金額 | 0.01USD |
スワップフリー | |
ボーナス |
専門の仮想通貨取引所であればBYBITをおすすめしています。
ビットコインFXの取引所選びで重視すべき4つのポイント
ビットコインFXの取引所選びでは、スプレッドなどのコストの比較だけでなく、取引環境全体を評価することが重要です。特にビットコインFXでは主要な取引所が海外にある為、取引所の信頼性が重要な判断材料となるでしょう。
以下では、取引所選びで特に重視すべき4つのポイントについて詳しく解説していきます。これらの要素を総合的に検討し、より良い取引環境を探してください。
1. 取引所の信頼性と監督体制を調査
取引所のセキュリティ対策とライセンスは、資産を守る上で最も重要な要素です。信頼できる取引所の条件として、以下の点を必ずチェックしてください。
金融ライセンスの有無と種類
金融ライセンスは取引所が正規の監督下で運営されていることを示す重要な指標です。各国・地域で異なる規制機関がライセンスを発行しており、例えばFCA(英国)、MAS(シンガポール)、ASIC(オーストラリア)などが代表的です。一般的に、厳格な規制地域のライセンスを持つ取引所ほど、信頼性が高いと言えます。
顧客預入資産の管理体制
優良な取引所は顧客の資産をコールドウォレット(オフライン保管)で管理し、運営資金と完全に分離しています。さらに、プルーフ・オブ・リザーブ(資産証明)を定期的に公開したり、保険を付保しているケースもあります。資産保全の仕組みが明確に説明されていない取引所は、リスクが高いと考えるべきです。
運営企業の実績と評判
取引所を運営する企業の経歴や資本力、そして過去に出金拒否やトラブルの事例がないかを調査しましょう。コミュニティでの評判やソーシャルメディアでのフィードバック、専門家のレビューなども参考になります。
カスタマーサポートの質
緊急時に迅速に対応できるカスタマーサポートの存在は、資産を守る上で不可欠です。24時間対応、複数言語対応、問い合わせ方法の多様性(チャット、メール、電話など)をチェックしましょう。
例えば、高品質なサポートを提供する取引所は、利用者の細かな質問にも真摯に回答してくれます。
まずは安全な取引所を選ぶことを優先してください。
2. 取引時間:土日や休日も取引可能かチェック
24時間365日取引可能な取引所を選ぶことで、市場の変動に柔軟に対応できます。
従来の株式市場やFX市場と異なり、仮想通貨市場は基本的に24時間取引が可能です。しかし、取引所によってはメンテナンス時間を設けていたり、土日の取引に制限を設けているケースがあります。
特にビットコインは世界中で取引されているため、ニュースによる大きな値動きは夜間や週末に発生することも少なくありません。「買いたい時に買えない」、「売りたい時に売れない」など、機会損失の無いように24時間365日取引可能な取引所を選択した方が良いでしょう。
取引所の取引時間とメンテナンス時間をしっかり確認しましょう。急な相場変動時に取引できないと大きな機会損失になります。
3. 最大レバレッジとロスカット水準をチェック
仮想通貨FXでは現物取引と違いレバレッジをかける事ができますが、取引所によってレバレッジの上限が異なります。
海外の仮想通貨FX取引所では、最大100倍以上のレバレッジを提供しているところもあるため、資金効率よく利益を狙う事が可能です。口座の最大レバレッジが高いほど自由度の高い取引ができますが、レバレッジを上げるほど損失のリスクが高まる点には注意してください。
また、仮想通貨FXにはロスカットがある点にも注意してください、証拠金残高がロスカット水準を下回ると自動的に損切り決済となってしまいます。ロスカット水準も各取引所ごとに異なります。
レバレッジは資金効率を高められる一方で、リスクも増大します。レべレッジのメリットとデメリットを理解して自分に合った取引所を選びましょう。
4. 口座の利用規約をチェック
口座の利用規約は取引所によって対応が異なります。取引所の規約や技術的な制限を確認しましょう。
自由に取引を行う事ができるのか、以下の点に注目すると良いでしょう。
- EAの使用可否
- スキャルピングの可否
- 両建ての可否
- 注文の同時発注制限
- 取引量の制限
- ストップレベル
- 使用可能なプラットフォーム
特にボーナスを提供している業者は、キャンペーンの悪用を防ぐために厳しめの規約が定められている事が多くあります。
スプレッドが狭い時間帯に取引しよう
スプレッドは市場の状況によって常に変動しています。この変動の特徴を理解し、効率的な取引タイミングを見極めることが、プロフェッショナルなトレーダーの特徴です。
単にスプレッドが狭い取引所を選ぶだけでなく、スプレッドの狭い時間帯、スプレッドが広がる時間帯を理解して活用することで、取引コストを大きく削減できます。
スプレッドが狭い時間帯
スプレッドが狭くなる時間帯は、主に市場の流動性が高まる時間と一致します。具体的には以下4つの時間帯がスプレッドが狭くなりやすい時間帯として有名です。
ロンドンとニューヨーク市場の重なる時間帯(日本時間 21:00〜翌1:00頃)
- 世界で最も流動性が高くなる時間帯
- 欧州とアメリカの市場参加者が同時に活動
- 特にFXや主要な仮想通貨のスプレッドが最も狭くなる傾向
- 多くのプロトレーダーがこの時間帯に大口取引を行う
東京とロンドン市場の重なる時間帯(日本時間 16:00〜18:00頃)
- アジアとヨーロッパの取引が重なる時間
- 欧州の取引開始で流動性が増加
- 特にアジア通貨ペアのスプレッドが改善
金曜日以外の平日取引
- 平日の火曜日から木曜日の流動性が高い
- 月曜日の取引開始時や金曜日の取引終了間際はスプレッドが広がりやすい
- 祝日を避けた通常営業日が最適
市場が安定している時
- 大きな経済指標の発表がない時間帯
- 地政学的イベントの影響が少ない平常時
- ボラティリティが落ち着いている相場環境
FXや仮想通貨取引では、特にロンドン市場とニューヨーク市場が重なる時間帯を「ゴールデンタイム」と呼びます。この時間帯は世界中で最も流動性が高くなるため、スプレッドが最も狭くなる時間帯です。

多くのプロトレーダーがこの「ゴールデンタイム」に取引を集中させることで、コスト効率を高めています。大きな金額の取引のエントリーや決済は、できるだけこの時間帯に行いましょう。
スプレッドが広がる時間帯
スプレッドは特定の市場環境では急激に拡大することがあり、取引コストが大幅に増加する可能性があります。以下は特にスプレッドが広がりやすい時間帯と状況です。
週末および市場の端境期(日本時間 土曜日〜月曜日早朝)
- 週末は機関投資家の参加がなく流動性が著しく低下
- 金曜日の欧米市場クローズから月曜日のアジア市場オープンまでは特に注意
- 少ない取引量で相場が大きく動く可能性が高まる
主要経済指標発表前後(各種指標発表の15分前〜30分後)
- 米国雇用統計、FOMC、GDP発表などの重要指標前後は特に変動大
- マーケットメーカーが価格提示を控えるため流動性が枯渇
- 予想と大きく異なる結果が出ると急激なスプレッド拡大を引き起こす
市場のボラティリティが高まる時
- 地政学的リスクの高まり(戦争、テロ、政変など)
- 金融危機や市場の急変動時
- パニック売りや投機的な買いが集中する場面
アジア・オセアニア時間の深夜帯(日本時間 3:00〜7:00頃)
- 世界的に取引参加者が少なく流動性が低い
- 特にマイナー通貨ペアや小型アルトコインは取引が薄くなる
- 少額の取引でも価格が大きく変動することがある
祝日や特別な市場環境
- クリスマスや年末年始などの主要な祝日期間
- 夏季休暇シーズン(8月中旬など)
- 突発的な市場クローズや取引制限時
これらの時間帯や状況では、可能な限り取引を避けた方が手数料の節約になります。

スプレッドが広がった状態での取引は、想定以上のコストがかかるので注意してください。
仮想通貨FXのスプレッドについてよくあるご質問
仮想通貨FXのスプレッドや取引環境について、よくあるご質問をまとめています。それ以外にも、仮想通貨FXを行う上で重要となる情報まとめているので、実際の取引を始める前に、ぜひ確認してください。
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