FusionMarketsの評判や評価、安全性は?
2024年11月現在、FusionMarketsの日本向けの営業は停止しており、口座開設や取引はできません。

Fusion Markets(フュージョンマーケッツ)はオーストラリアのメルボルンを拠点に、2019年6月からサービスをスタートさせた新興の海外FX業者です。

海外の口コミサイトなどでは「オーストラリア1の低コスト・豊富な取扱い銘柄・優れたスワップポイント・丁寧なカスタマーサポート」など多くの点が高く評価されていますが、まだ日本語の情報が少なく、安全性や信頼性など取引条件以外の部分については不安な面もあります。

そこで本記事では、FusionMarketsの安全性や信頼性はもちろん、海外での評判や口コミを参考に特徴魅力注意点を解説していきます。

FusionMarketsはこんな業者
  • オーストラリアで最安の取引コスト
  • 多数の銘柄がプラススワップ
  • 最低入金額なし
  • 全通貨ストップレベルゼロ
  • 取扱銘柄250種類以上
  • コピートレード機能を提供
  • ゼロカットなし
  • 日本語でのサポート体制が整っていない

Fusion Marketsの安全性と信頼性

チェック項目
運営会社 ✅Gleneagle Securities Pty Lmiited
登記住所 ✅Govant Building, Kumul Highway, 1st Floor, Port Vila, Vanuatu
運営歴 ✅ 約4年
金融
ライセンス
✅ VFSCのライセンスを取得
(登録番号40370)
資金管理 ✅ 分別管理
備考 ゼロカットなし

Fusion Marketsは、2023年1月から日本向けにサービスを開始しています。

日本でのサービスは開始されたばかりですが、オーストラリアではグループ会社のGleneagle Asset Management Limitedによって金融ライセンスASICの規制の元約4年運営を続けている実績があります。

Fusion Markets(フュージョンマーケッツ)は日本の金融庁未登録の海外FX業者です、安全性や信頼性については、「日本に事務所を持たない海外FX業者である事」を踏まえて考えましょう。

VFSCの金融ライセンスを取得

FusionMarketsの金融ライセンスは3種類

フュージョンマーケッツは、バヌアツ共和国の金融ライセンス(登録番号40256)を取得しています。

バヌアツのライセンスはマイナーライセンスですが、2019年3月から規制が強化され、賠償責任保険の加入を義務付けたり、会計や監査に厳しい条件を付けるなど、ライセンス要件を厳格化しており、以前より信頼性が向上しています。

また、グループ会社ではASICやFSAの金融ライセンスを取得しており、特にASICは規制が厳しく取得が難しい金融ライセンスとして知られているので、グループとしての信頼感はあると評価できます。

▼グループ全体で保有する金融ライセンス
VFSC(バヌアツ金融サービス委員会) 登録番号:40256
ASIC(オーストラリア証券投資委員会) 登録番号:226199
FSA(セーシェル共和国金融庁) 登録番号:SD096

顧客資産はティア1銀行で分別管理

Fusion Marketsでは顧客の資産をNAB(ナショナルオーストラリア銀行)及びHSBCの信託口座で運営資金とは分別して管理しています。

また、ASICの規制では顧客資産の分別管理が義務付けられており、また顧客の資産をヘッジ取引や運営資金として使用することはできません。

顧客の資産を保護する為の安全策は?

Fusion Marketsに顧客の資産を安全に保護する対策として何か行っているか伺ったところ、下記のようにご回答頂きました。

当社は、顧客の資金の安全を真剣に考えつつ、さまざまな安全策を講じています。

まず、Fusion MarketsではTier1銀行であるNAB(ナショナルオーストラリア銀行)及びHSBCで分離口座を維持しており、全ての顧客の資金は分離信託口座で運用資金とは別に管理されています。

第二に、Fusion Marketsは強力な親会社が支援する数少ないブローカーの1つであり、50%のパートナーであるGlen Eagle Securitiesはオーストラリアの大規模な金融サービス会社です。4億ドル以上の顧客ファンドを保有し、10億ドル以上の資金調達を支援しています。この金額はオーストラリアの他のほとんどのFX業者よりかなり高い水準です。

更に、クライアントと企業をできる限り保護する為、様々な保護手段とリスク管理手法を利用しています。具体的には、スマートストップアウト、内部のリスクチーム、評判の高い金融ライセンスの取得、T1銀行の分離信託口座などです。

男性講師2

グループ企業がASICのライセンスを所得しており、それなりに信頼できそうな会社ですが、オフショアライセンスで運営する海外のFX会社なので、そういった安全面でのリスクを理解できる方なら試してみる価値はあると思います。


Fusion Marketsの評判や口コミ

Fusion Marketsは日本向けにサービスを提供してから日が浅く、日本国内での評判や口コミは見つかりませんでした。

そこで今回は、「海外ではどういう評価なのか」「海外での口コミはどうか」という点に着目して評判を紹介していきます。

Trustpilotではトレーダーから高評価

FusionMarkets、Trustpilotでの評価FusionMarkets、Trustpilotでの評価

Fusion MarketsについてTrustpilotで調べると900件弱のレビューが集まっていました。

まず900件ものレビューが集まっていることでユーザーがそれなりに活動している事は想像できますが、総レビュー件数900件弱のうち、実に96%が星4つ以上の評価をしています。

経済指標時に注文が通りにくいという評判が数件あったものの、取引コストの安さ・優れたサポート体制・約定力についての評価がとても高く、特に取引コストは過去に利用したブローカーで最も安いという声も多く見られました。

参考:Trustpilot
女性講師2

レビュー件数が多く、様々な国から評判が集まっているので、これらの口コミも信用できると感じました。

複数のサイトで最も低コストのブローカーとして認定

FusionMarkestお客様の声

Fusion Marketsは、公式HPでも紹介されている通り、海外ではいくつかの評価サイトで最も低コストのブローカーと紹介されるなど高い評価を得ています。

また取引手数料が安いだけでなく、入出金手数料や口座維持手数料が無料であり、全体的にかかるコストが安い点やカスタマーサポートが優れている点、十分なレバレッジ取引が可能な点が特に評価されています。

男性講師2

口コミにあるように、徹底的なコスト削減で驚くほど狭いスプレッドを提供するのがFusionMarketsの一番の特徴だと私も思います。


Fusion Marketsの7つの魅力やメリット

FusionMarketsの特徴や魅力、メリット

Fusion Marketsはオーストラリア1の低コスト、ストップレベルゼロ、最低入金額なし、など特に取引条件面が優れたブローカーです。

また、通貨ペアや米国株式の取扱いが豊富で、貴金属やコモディティに加えて仮想通貨も取り扱っているので、様々な銘柄への分散投資も可能です。

取引コストはオーストラリアで最安

FusionMarketsでは取引コストの安さが1番の売りで、オーストラリアの他のどのFX業者よりも安い取引コストを提供しています。

クラシック口座・ECN口座共に安く、どちらの口座タイプを利用しても、他のFX業者より取引コストを抑えて取引ができます。

クラシック口座も十分狭いスプレッドを提供

Fusion Marketsの主要な銘柄のスプレッドを、スプレッドに定評のあるExness、Axioryと比較しました。

それぞれ最もスタンダードな口座で平均スプレッドを比較したところ、ほぼ全ての銘柄でFusion Markesのスプレッドが最も狭い数値でした。

今回比較した全銘柄で平均スプレッド2.0未満という数値ということからも分かる通り、スプレッドは様々な銘柄で安定して狭くなっています

▼STP口座のスプレッドを比較(取引量:1ロット)
銘柄 Fusion
Markets
Axiory Exness
USD
JPY
1.2 1.7 1.1
GBP
JPY
1.8 2.7 2.6
AUD
JPY
1.5 2.0 2.4
EUR
USD
1.0 1.3 1.0
EUR
GBP
1.1 0.8 1.9
GBP
USD
1.2 1.7 1.2
AUD
USD
1.5 1.8 1.9
XAU
USD
2.0 3.3 2.1

単位:pip
最も優れた数値=青で表示

ECN口座の取引コストは最も安い水準

続けて、ECN口座も同様に主要な銘柄のスプレッドを、Exness、ThreeTraderと比較しました。

全体的に見るとThreeTraderの方がやや有利ですが、半分以上の銘柄は取引コストが最も安く、ThreeTraderと並んで最も安い水準です。

なお、今回比較した銘柄ではクロス円の取引コストが特に安く、全銘柄が最も優れた数値でした。

比較した口座のECN手数料
  • FusionMarkets : 往復$4.5
  • ThreeTrader : 往復$4
  • Exness : 銘柄ごとに異なる(往復$7~$18)
▼ECN口座の取引コストを比較(取引量:1ロット)
銘柄 Fusion
Markets
Three
Trader
Exness
USD
JPY
0.7 0.8 0.7
GBP
JPY
1.4 1.5 1.5
AUD
JPY
1.0 1.0 1.2
EUR
USD
0.5 0.4 0.7
EUR
GBP
0.7 0.7 1.9
GBP
USD
0.8 0.8 0.9
AUD
USD
0.7 0.5 1.3
XAU
USD
1.7 1.2 1.9

※ECN手数料を加算した取引コストで比較
単位:pip
最も優れた数値=青で表示

ECN手数料は往復で$4.5のみ

どのFX業者でもECN口座のスプレッドがある程度狭いのは当たり前で、取引毎に発生するECN手数料が主な原因となり、取引コストに差が生まれます。

FusionMarketsの手数料は往復$4.5でThreeTraderに次いで安く、XMと比べると1ロットの取引で0.55pipsも異なることになります。

ボーナスキャンペーンや運営コストに力を入れるのではなく、取引環境を良くして顧客に還元しようとするFusion Marketsの企業努力によって、ここまで安いECN手数料の提供が実現しています。

▼ECN口座の手数料を比較
業者名 取引手数料
Fusion Markets
(ゼロ口座)
往復$4.5
XM
(ゼロ口座)
往復10通貨/ロット
ThreeTrader
(RAWゼロ口座)
片道$2/ロット
Exness
(ゼロ口座)
銘柄により変動

女性講師2

力を入れるポイントは取引コストだけじゃなく、FX業者によってボーナスキャンペーンやレバレッジ、ロスカット水準など様々で、業者の色がよく表れますね。

スワップ狙いのトレードが可能

Fusion Marketsでは、7~8割の通貨ペアで片側スワップがプラススワップに設定されています。

中でもGBPHUF,USDDKK,CHFPLNなど一部銘柄は他のFX業者と比べても特に優れており、スワップ狙いのトレードも可能です。

POINT

エキゾチック通貨が特にスワップ狙いのトレード向き

▼プラススワップの優れた銘柄
銘柄 買い 売り
GBDHUF
(ポンド/ハンガリーフォリント)
-7230円 3590円
EURHUF
(ユーロ/ハンガリーフォリント)
-7381円 3525円
AUDHUF
(豪ドル/ハンガリーフォリント)
-3531円 3290円
USDDKK
(米ドル/デンマークDクローネ)
2965円 -1182円
CHFPLN
(スイスフラン/ズウォティ)
-2740円 2217円

※2023年4月時点の数値

優れた条件=青で表示

主要銘柄もプラススワップが多め

Fusion Marketsでは、エキゾチック通貨だけでなくメジャー通貨やマイナー通貨でもプラススワップが多く採用されています。

メジャー通貨はマイナススワップのFX業者が多い中、多くの銘柄でプラススワップを採用している点は魅力的です。

また、USDJPYやEURUSDのような流通量の多い通貨でもプラススワップが大きいので、エキゾチック通貨よりもリスクを抑えてスワップ狙いのトレードができます。

▼主要銘柄のスワップポイント
銘柄 買い 売り
USDJPY
(米ドル/日本円)
1557円 -2122円
EURUSD
(ユーロ/米ドル)
-815円 682円
EURJPY
(ユーロ/日本円)
744円 -1308円
GBPJPY
(ポンド/日本円)
1569円 -2388円
AUDJPY
(豪ドル/日本円)
746円 -1050円

※2023年4月時点の数値

優れた条件=青で表示


ストップレベルは全銘柄ゼロ

Fusion Marketsでは全銘柄ストップレベルがゼロに設定されています。

スキャルピングやEAを利用する上で、ストップレベルが広いと理想のタイミングで指値注文ができず、思うように利益を上げられない可能性があります。

FusionMarketsなら、好きな位置で自由に指値注文が入れら、ストップロスを設定する際も必要以上にレートを離す必要がないので、損失も最小限に抑えられます。

ストップレベルとは?

ストップレベルとは、指値注文や逆指値注文時に、現在のレートから最低限離さなければならない価格差のこと。

数値が大きければ大きいほど、離さなければならない価格も大きくなります。

最低入金額がなく、少額から取引可能

FusionMarketsは最低入金額無し

Fusion Marketsではゼロ口座・クラシック口座共に最低入金額は定められていません。

特にECN口座は多くのFX業者で最低入金額が設定されており、中には$1,000以上の入金が必要なFX業者もあります。

しかし、Fusion Marketsのゼロ口座なら最低入金額がなくECN口座利用のハードルが低いので、「あまり多くの資金を入金したくないけどECN口座を利用してみたい」という方にピッタリです。

▼ECN口座比較
FX業者 口座タイプ 最低入金額
Fusion Markets ゼロ口座 $0
XM ゼロ口座 $5
HFM HFMゼロスプレッド口座 $500
ThreeTrader Rawゼロ口座 $1000
▼ECN口座比較
業者名 最低入金額
Fusion Markets
(ゼロ口座)
$0
XM
(ゼロ口座)
$5
HFM
(ゼロスプレッド口座)
$500
ThreeTrader
(Rawゼロ口座)
$1000

取り扱い銘柄は200種類以上

FusionMarkets取扱い銘柄は?

Fusion Marketsでは約250種類の取引銘柄を提供しています。

中でも通貨ペアや米国株式は他FX業者よりも取扱いが多く、様々な銘柄を取引できます。

特に貴金属は亜鉛やアルミ、プラチナなど他のFX業者ではあまり見かけることのない銘柄も取り扱っているので、貴金属だけで分散投資することも可能です。

▼Fusion Marketsの取扱い銘柄
通貨ペア 86種類 貴金属 12種類
コモディティ 11種類 エネルギー 3種類
米国株式 103種類 株価指数 15種類
暗号通貨 14種類
▼フュージョンマーケッツの取扱い銘柄
通貨ペア 86種類
貴金属 12種類
仮想通貨 14種類
コモディティ 11種類
エネルギー 3種類
米国株式 103種類
株価指数 15種類
注意点
  • MT4とMT5で取扱い銘柄が異なります。
  • 米国株式はMT5でのみ取引可能です。

コピートレード(Fusion+)を利用可能

FusionMarketsのコピートレードはどう?

Fusion Marketsでは最低入金額なし、月額無料でコピートレード(Fusion+)を提供しています。

フォローコスト(手数料)も利益の最大30%以内なので、他のFX業者よりコストを抑えてコピートレードの利用ができます。

ただし、まだ準備段階で一部機能のみ提供しており、マスタートレーダーからの招待でのみフォローすることが可能です。

▼利用金額比較
業者名 最低
入金額
手数料(フォローコスト)
Fusion Markets 0円※ 利益の0~30%
Exness $10 利益の0~50%
Traderstrust 5,000円 利益の30%
HotForex $100 利益の0~50%

※通貨ペア・貴金属の月間取引量が2.5ロット以下の場合、月$10の利用料が必要

POINT

現在はまだ準備中ですが、今後数か月の間にマスタートレーダーのリーダーボードが公開され、全ての顧客が自由にマスタートレーダーをフォローできるようになるそうです。

無料VPSを利用して安定した環境での取引が可能

FusionMarketsでは条件を満たせば無料でVPSを利用でき、低レイテンシーの安定した接続環境で取引できます。

無料VPSを提供している多くのFX業者では口座残高+最低取引量のが条件として定められていることが多いですが、FusionMarketsなら取引量の条件だけ達成すれば無料で利用できます。

また、仮にVPS使用無料条件に満たないとしても、公式HPから申請すると提携しているVPS業者を25%OFFで利用できるので、他FX業者と比較すると安価でVPSを利用できます。

▼無料VPSの利用条件を比較
業者名 必要な
口座残高
必要な
取引量
費用発生時の価格
FusionMarkets 条件なし 30日間で
20lot以上
$15~
XM $1000以上 5lot以上
(FX,Gold,Silver)
$28
HFM $5000以上 条件なし $30
Exness $500以上の入金実績
$100以上の余剰証拠金
条件なし $15
IS6FX 50万円以上 条件なし $28

※費用発生時の価格は全て月額です。

VPSとは?

VPSとは「Virtual Private Server(仮想プライベートサーバー)」の略で、オンライン上に自動売買専用の仮想Windowsパソコンを保有できるイメージです。

EAを利用する場合、平日24時間パソコンを起動させる必要があるため、パソコンに負担がかかってしまいますが、VPS上でEAを利用すれば、本体のパソコンの電源をオフにしても問題ありません。

予期せぬ停電やシステムトラブルによってパソコン本体がシャットダウンしてしまった場合にも、VPSが稼働していれば取引は続行されるので安心です。


FusionMarketsの5つの注意点やデメリット

FusionMarketsの注意点、デメリット

FusionMarkets(フュージョンマーケッツ)で最も注意すべき点はゼロカットがない点です。

また、その他にもやや注意したい点がいくつかあるのでまとめて解説します。

ゼロカットがなく、追証が発生する

FusionMarkesではゼロカットシステムを採用していないので、取引で口座残高以上の損失が出た場合、口座へマイナス分を追加で入金しなくてはなりません。

かつて国内FXのレバレッジが25倍に規制される前、最大レバレッジ50倍や200倍でも大きな借金を抱えた人がいます。

FusionMarketsは最大レバレッジ500倍という更に大きなレバレッジで取引できるので、しっかりと証拠金維持率に注意しつつ、指標発表時など大きな変動が考えられる時はエントリーを控える、などリスク管理を徹底する必要があります。

日本語サポートはメール対応のみ

FusionMarketsの日本語サポートはメール対応のみで、ライブチャットや電話による日本語サポートはありません。

海外ではサポート体制に定評のあるFusionMarketsですが、日本向けにサービスを開始してから日が浅く、まだ整っていないのが現状です。

なお、ライブチャットでの問い合わせも可能ですが、外国人担当者の対応となるので、問合せ内容によっては解決までにかえって時間を要する可能性があり、おすすめできません。

日本語メールサポート

help.jp@fusionmarkets.com

最大レバレッジは500倍でやや低め

FusionMarketsの最大レバレッジは全口座タイプ共通で500倍で、更に口座残高によるレバレッジ制限があります。

最大レバレッジ1,000倍以上の海外FX業者が多数ある中で、「最大レバレッジ500倍・レバレッジ制限有り」というのは少し見劣りする条件です。

▼口座残高によるレバレッジの制限条件
口座残高 最大倍数
0~USD50,000 最大500倍まで
USD50,001
~USD100,000
最大200倍まで
USD100,001
~USD250,000
最大100倍まで
USD250,001
~USD500,000
最大50倍まで
女性講師2

レバレッジ500倍は低い数値ではありませんが、ハイレバレッジでの取引を好む人は物足りなさを感じるレバレッジです。

仮想通貨は最大レバレッジ10倍に制限

Fusion Marketsでは、仮想通貨取引の最大レバレッジが10倍に規制されており、他FX業者と比べて特に低めの設定です。

他FX業者より大きな利益を狙いづらいのはもちろんですが、小ロットの取引をする場合にもそれなりの証拠金が必要になるので、大きな取引には不向きだと言えます。

十分な資金があり、堅実な利益を取引したい方以外にはおすすめできません。

▼仮想通貨の最大レバレッジ比較
業者名 最大レバレッジ 業者名 最大レバレッジ
FXGT 1000倍 IS6FX 1000倍
XM 500倍 Exness 400倍
Fusion
Markets
10倍

常設のボーナスキャンペーンがない

FusionMarketsは、取引条件に力を入れているFX業者で常設のボーナスキャンペーンはありません。

ボーナスキャンペーンを利用してお得に取引がしたい方や大きな取引がしたい方には向いていません。

女性講師2

どのFX業者も永続的に受け取れるようなボーナスは殆どないので、長期的に見れば取引コストの優れたFusionMarketsの方が資金効率は良いと考えられます。

デモ口座の有効期限は30日間

Fusion Marketsのデモ口座には有効期限があり、取引や残高の有無に関わらず開設から30日後に失効します。

リアル口座を開設して、口座に$10入金することで開設済のデモ口座を無期限化することができますが、入金後にサポートへ申請が必要です。

なお、会員ページで自由に残高やレバレッジの調整ができるので、一旦無期限化さえしてしまえば、実際に用意できるトレード資金に合わせてリアルな練習ができます。


これからFusionMarketsを利用する方へ

これからFusionMarketsを利用する方へのアドバイス

Fusion Marketsは取引条件は優れた条件が多く、特に取引コストを最も重視する人にとっては魅力的なFX業者です。

最後に、これからFusionMarkesを利用していくにあたり、評判や評価を調査した上で感じた点を紹介します。

取引コストは群を抜いて安い

今回評判や口コミを紹介するにあたり、当サイトでスプレッドを約1カ月間計測して他FX業者と比較しました。

結果は、海外での評判通り、取引コストの安さは安定しており、スプレッドが狭いと言われるFX業者と比較しても優れた数値でした。

もちろん変動スプレッドなのでスプレッドが広がることはありますが、FusionMarketsを利用することで大半の銘柄は取引コストを最大限節約可能です。

口コミや評判がなく不安な面も…

FusionMarkets(フュージョンマーケッツ)は、2023年1月に日本向けのサービスを開始したばかりのFX業者なので、口コミや評判もなく実際どうなのか不安な部分もあります。

グループ会社でASICなど3種類の金融ライセンスを取得しているので、ある程度の信頼感はありますが、まだ日本では新興業者であり、更に日本顧客はASICの規制の対象外です。

日本での評判が増えるまでは必要以上の資金を入金せず、失っても問題ないくらいの資金から利用を始めるのがおすすめです。

他FX業者よりもリスク管理を徹底

FusionMarketsは、海外FX業者では珍しくゼロカットがなく、追証が発生します。

更にレバレッジ500倍でレバレッジ取引が可能なので、大きな変動があった際に口座残高以上の損失が出る可能性もあります。

安全に取引する為には、必要以上の大きな取引はせず、証拠金維持率は200~300%以上の状態で保つなど、他の海外FX業者で取引をする時以上にリスク管理を徹底しましょう。