EBC(EBC Financial Group)のコピートレードは、プロのトレーダーが行う取引を自動的に自分の口座で再現できるサービスです。
FX初心者でも、多忙なサラリーマンでも、適切なプロバイダーを選ぶだけで、自分自身がチャートと向き合わなくても利益を狙えるチャンスがあります。
本記事では、EBCのコピートレードの特徴とやり方、注意点まで解説しているので、EBCのコピートレードに興味のある方は参考にして下さい。
EBCのコピートレード|その特徴と魅力
EBC Financial Groupのコピートレードサービスは、他の業者と比較しても内容が充実しており、低コストで高いパフォーマンスを目指す事ができます。以下に主な特徴と魅力を解説していきます。
フォローコストや成功報酬が不要
多くのコピートレードサービスでは、フォロー手数料や利益に対する成功報酬が必要ですが、EBCではこれらが完全無料です。
EBC側が成功報酬を負担しているため、余分なコストなく運用できます。
フォロー解除も簡単なので、気軽に試せる点も魅力です。
少額から始められる
EBCのコピートレードには最低資金条件がないため、わずかな資金からでも始められます。
他社ではシグナルプロバイダーが最低資金額を設定していることがありますが、EBCではどのプロバイダーでも自由にフォローできます。
最低入金額は50ドルですが、それ以下の資金でもフォロー可能です。
1000人以上の豊富な選択肢
EBCでは1,000人以上のトレーダーがシグナルプロバイダーとして登録しており、多様な取引スタイルから選べます。
条件設定による絞り込み検索や、様々な項目でのソートが可能なため、自分の希望に合ったトレーダーを見つけやすいです。
世界中のトレーダーが登録しているので、国際的な視点からの取引戦略も学べます。
自分に合わせたリスク管理が可能
EBCのコピートレードでは、フォロー時に3種類のコピー基準から選択できます。
何を基準にコピーするかだけでなく、コピーする比率や許容できる損失も設定可能です。
- 資金比率:プロバイダーの資金と自己資金の比率で注文
- 取引量比率:設定した倍数で注文量を調整
- 固定サイズ:指定したロット数で一律に注文
いきなり大きな資金や倍率で運用せず、小さな倍率やサイズで試しに運用することでリスクを軽減できます。
直感的なインターフェース
シグナル一覧画面では、プロバイダーの取引状況や累計の損益履歴が分かりやすくグラフ化されています。
この直感的な表示により、トレーダー同士の比較が容易で、優秀なトレーダーを一目で識別できます。
五角形が大きければ大きいほど優秀なシグナルの可能性が高くなります。
取引状況が公開されており、透明性が高い
各プロバイダーの詳細な取引データ(累計取引回数、取引量、取引銘柄、ポジション平均保有時間など)に加え、個別の注文履歴まで確認可能です。
数値だけでなく実際の取引パターンを確認できるため、トレーダーの真の実力や戦略を見極められます。
極端に利益率が高い場合やドローダウンが少ない場合は、取引履歴で取引の傾向をチェックしましょう。
大会上位のプロトレーダーをフォロー可能
EBCが開催する「100万ドル取引大会」の参加者は全員シグナルプロバイダーとして登録されており、実績ある上位トレーダーのシグナルをフォローできます。
上位トレーダーのシグナルをフォローして利益は狙えるのはもちろん、上位トレーダーの取引データを確認することでトレード戦略の参考にすることもできます。
トレード大会でも一時的にギャンブルトレードをする方もいるので、順位だけでなく取引データも確認してからフォローしましょう。
EBCのコピートレードのやり方①|画面の見方やプロバイダーの選び方
EBCのコピートレードは、会員ページのコピートレード専用ページで運用します。
まずは、EBCのアカウントを登録し、口座を開設しましょう。
既に口座を保有している方は、既存の口座でシグナルのフォローができるので、新たに口座を開設する必要はありません。
コピートレード画面
EBCの会員ページにログインすると、ダッシュボードにコピートレードのメニューがあります。
シグナル一覧の見方
EBCコピートレードページのシグナル一覧は、全てのシグナルプロバイダーの簡単な分析情報が一覧で表示されています。
この一覧では各プロバイダーの利益率や最大ドローダウン、累計損益の変動などを確認可能です。
- 利益率:登録からの累計利益率
(数値が高いほど利益の割合が多い) - 最大ドローダウン:
最も損失を出したトレードの損失率
(数値が低いほど低リスク) - 標準偏差:
損益のボラティリティを表す数値
(数値が低いほどトレードが安定) - シャープレシオ:取引のリスクとリターンの関係性を測る指標
(数値が高いほどリスクに対するリターン率が優れている) - プロフィットファクター:
総利益と総損失の比率を表す指標
(数値が大きいほど総利益の割合が多い) - 累積実現収益曲線:
累計収益を表したグラフ
1つの数値だけでなく複数の数値から総合的に判断することが大切です。
シグナルプロバイダーの検索方法
シグナルプロバイダーを探す方法は、任意の条件で優れた順に表示する方法と、条件を指定してプロバイダーを検索する方法の2種類です。
任意の条件で優れた順に表示する方法
シグナル一覧ページの上部に、利益率・シャープレシオ・標準偏差…という風に7つの項目が表示されています。
ここで好きな項目をクリックすれば、クリックした項目の優れた順に表示を切り替えられます。
条件を指定してプロバイダーを検索する方法
シグナルプロバイダーの検索はシグナル一覧の【スマート検索】から行います。
スマート検索画面では、投資予定額・期待利益率・最大許容損失率の3項目で絞って検索ができ、【検索】を押すと、指定した条件に合うプロバイダーのみが表示されます。
3つの項目全てを指定しないと検索できません。
EBCのコピートレードのやり方②|フォロー方法
実際にプロバイダーをフォローする、具体的な手順を解説します。
- EBCの会員ページにログイン
- コピートレード専用ページに移動
- 任意のシグナルプロバイダーを選択
- コピーする条件を設定してフォロー
- シグナルプロバイダーのフォローが完了
EBCの会員ページにログイン
以下のボタンよりEBC公式サイトへ移動し「今すぐログイン」からログインページを表示します。
EBCで登録したメールアドレスまたは電話番号とパスワードを入力して【ログイン】をクリックしてください。
コピートレード専用ページに移動
メニューの「コピートレード」をクリックして、コピートレード専用ページに移動します。
任意のシグナルプロバイダーを選択
シグナル一覧が表示されるので、任意のプロバイダーの【フォローする】を選択してください。
コピーする条件を設定してフォロー
フォローする口座や取引条件の設定をしてプロバイダーをフォローします。
マイアカウントの設定
フォローに利用する口座を選択し、当該口座のログインパスワードを入力します。
コピーモードの設定
プロバイダーをコピーする条件を設定します。
コピーモードと倍率の設定方法
シグナルプロバイダーと自分の資金比率と同じ比率で取引をコピー。自己資金は有効証拠金と口座残高のどちらかを選択。
「倍数/サイズ」欄に数字を入力すると、「資金比率で決まった比率×指定した倍数」で運用。
例①)プロバイダーは資金$1,000で1ロット注文、自己資金は$100
⇒自己資金がプロバイダーの1/10なので、取引量も1/10の0.1ロットを注文
例②)プロバイダーは資金$1,000で1ロット注文、自己資金は$100、倍数3と入力
⇒「資金比率×倍数」で注文されるので、1ロット×1/10×3倍で0.3ロットを注文
有効証拠金は含み損益も合わせて計算されるので、自分でも口座を運用している場合や複数のシグナルをフォローしている場合は「残高」で設定する方がリスクを抑えて運用ができます。
リスク管理の設定
最大損失額の設定をしたい場合は、「リスク管理」をクリックしてリスク許容額を入力し【保存する】をクリックしてください。
コピートレードの総損失額が設定額を超えると、自動でシグナルのフォローが解除され、保有ポジションも全て決済されます。
シグナルプロバイダーのフォローが完了
現在自分がフォローしているシグナル一覧のページが表示されれば、プロバイダーのフォローは完了です。
EBCコピートレードの注意点
EBCでコピートレードを利用する上で予め理解しておいた方が良い2つの注意点を紹介します。
リスク許容額を超えるとフォローが自動で解除
EBCのコピートレードはフォロー時に最大許容損失額を設定できます。
設定した場合、自己資金額や証拠金維持率に関係なく、トレードの総損失額が設定額を超えた段階でシグナルのフォローが解除されます。
また、フォローが解除される際、保有ポジションも全て自動で決済されます。
プロバイダーと損益率が異なる場合がある
EBCのコピートレードはSTD口座とPRO口座、どちらも利用でき、異なる口座タイプのプロバイダーでもフォロー可能です。
異なる口座タイプのプロバイダーをフォローした場合、エントリーポイントはコピーできても、取引条件は自分がフォローに利用している口座に準じた条件での取引になります。
PRO口座は取引履歴に手数料が表記されているので、取引データを確認すれば口座タイプの判別が可能です。