ミルトンマーケッツ(Milton Markets)では、最低入金額や最大レバレッジ、スプレッドの狭さなどが異なる3種類の口座タイプが用意されています。
- フレックス口座:スプレッドは広めだが、最低入金額がなく少額から利用可能
- スマート口座:フレックス口座とエリート口座の中間スペック
- エリート口座:最低入金額がやや高額だが、スプレッドがかなり狭い
各口座タイプの特徴をよく理解しないまま口座開設を行うと、口座タイプの特性を生かしたトレードが行えずに損をしてしまうかもしれません。
本記事ではミルトンマーケッツの各口座タイプの仕様や違いを比較して紹介します。
ミルトンマーケッツの口座タイプは3種類
ミルトンマーケッツには、以下3種類の口座タイプがあります。
各口座タイプの特徴や詳細を見る前に、まず一覧表で比較した取引条件から確認してみましょう。
フレッ クス |
スマ-ト | エリ-ト | |
---|---|---|---|
基本通貨 | USD・JPY・EUR | ||
取扱銘柄 | FX・貴金属・株価指数・ 仮想通貨・株式CFD |
||
最大 レバレッジ |
100倍 | 1,000倍 | 500倍 |
スプレッド | 広め | 並 | 狭い |
ボーナス | 対象 | 対象外 | |
最低入金額 | なし | 1万円 | 10万円 |
取引手数料 | 無し | 往復0.4pips/1ロット | |
1lot単位 | 1lot=10万通貨 | ||
最小取引量 | 0.01lot | ||
最大取引量 | 100lot | 50lot | |
最大保有 ポジション |
100 (Forex) |
200 (予約注文含む) |
100 (予約注文含む) |
ロスカット 水準 |
50% | ||
マージン コール |
100% | ||
取引ツール | MT4 |
フレックス口座
フレックス口座は、最低入金額の設定がなく、初心者でも気軽に利用できる口座です。
最大レバレッジは100倍で、スプレッドは他の口座タイプよりも広めに設定されています。
- 最低入金額の制限はなし
- ロスカット水準50%
- スプレッドは標準~やや広め
- レバレッジは100倍固定
スマート口座
スマート口座は、フレックス口座よりスプレッドが狭く、エリート口座より最低入金額が安い仕様になっており、全体的にバランスの取れた口座だと言えます。
最大レバレッジは1,000倍と、他の口座タイプよりひときわ高い設定ですが、口座残高が一定額まで増えるとレバレッジ制限が発生するのでご注意ください。
- 最低入金額は1万円
- スプレッドは狭め
- ロスカット水準50%
- 口座残高15万円以上で最大レバレッジが制限
エリート口座
エリート口座は、低スプレッド+最低入金額10万というプロ仕様の口座で、ミルトンマーケッツで最も取引コストの安い口座タイプです。
取引手数料も「往復1ロット$4~」なので、他の多くのFX業者よりも安い手数料を提供しています。
また、レバレッジの制限条件がスマート口座より緩く、口座残高が100万円以上ある場合は、エリート口座が最もハイレバレッジで取引できます。
- 低スプレッド+取引手数料$4~
- 他の口座よりレバレッジの制限条件が緩い
- ボーナスは対象外
- 最低入金額が10万円必要
各種口座タイプに関する最新情報は、ミルトンマーケッツ公式サイトからも確認可能です。
ミルトンマーケッツの口座の特徴
FX業者によっては、口座タイプごとに取扱銘柄や取引lot数などが細かく異なる場合がありますが、ミルトンマーケッツの場合は比較的シンプルで、主な違いは最大レバレッジ、取引コスト、最低入金額の3点だけです。
以下で各口座の共通点や相違点を、一つずつ確認していきましょう。
- 取扱銘柄は全口座タイプ共通
- 最大/最小ロット・保有可能ポジション
- 最大レバレッジ1,000倍はスマート口座のみ
- ロスカット水準は全口座共通で50%
- スプレッドの狭さならエリート口座
- エリート口座のみ取引手数料が必要
- フレックス口座は最低入金額の縛りなし
- 取引プラットフォームはMT4のみ
- 複数口座は1アカウント5つまで
- エリート口座のみボーナスの対象外
取扱銘柄は全口座タイプ共通
いずれの口座も取扱銘柄に違いはなく、共通して以下の銘柄を取引することが可能です。
最大/最小ロット・保有可能ポジション
ミルトンマーケッツでは口座タイプ毎に最小/最大ロット数や保有可能ポジション数が異なります。
FLEX | SMART | ELITE | |
---|---|---|---|
最小 ロット |
0.01Lot | ||
最大 ロット |
100Lot | 50Lot | |
最大 ポジション |
100 (Forex) |
200 (予約注文含む) |
100 (予約注文含む) |
最大レバレッジ1,000倍はスマート口座のみ
最大レバレッジは口座タイプによって異なり、スマート口座が最も大きなレバレッジ1,000倍で取引できます。
口座 | 最大レバレッジ | レバレッジ制限 |
---|---|---|
FLEX | 100倍 | なし |
SMART | 1,000倍 | あり |
ELITE | 500倍 | あり |
口座残高によるレバレッジ制限
ミルトンマーケッツでは、口座内の有効証拠金額に応じて、最大レバレッジに制限がかかります。
制限条件はエリート口座が最もゆるく、エリート口座のみ証拠金が100万円を超えても500倍で取引できます。
口座残高 | レバレッジ | ||
---|---|---|---|
FLEX | SMART | ELITE | |
~150,000円 | 100倍 | 1,000倍 | 500倍 |
~1,000,000円 | 500倍 | ||
~2,000,000円 | 200倍 | ||
~10,000,000円 | 200倍 | ||
10,000,001円~ | 100倍 |
ロスカット水準は全口座共通で50%
ロスカット水準とマージンコールは、いずれも全口座共通です。
全口座共通 | |
---|---|
ロスカット水準 | 50% |
マージンコール | 100% |
スプレッドの狭さならエリート口座
スプレッドの広さは口座タイプによって異なり、スプレッドの狭い順から「エリート口座」(狭い)、「スマート口座」(狭め)、「フレックス口座」(並)となります。
ELITE | SMART | FLEX | |
---|---|---|---|
USDJPY | 0.8pips | 1.1pips | 1.8pips |
エリート口座のみ取引手数料が必要
ミルトンマーケッツでは、エリート口座のみ1ロット当たり0.4pips(往復)の取引手数料が発生します。
他の口座と比較すると、スプレッドを加味しても取引コストは最も安くなるので、取引コストを重視する方には最もおすすめです。
その他の手数料は?
海外FXで取引手数料以外に発生する手数料として、「入金手数料」「出金手数料」「口座維持手数料」があり、ミルトンマーケッツでは以下のように設定されています。
- 入金手数料:無料
- 出金手数料:銀行送金の場合、出金額の3.5%
- 口座維持手数料:60日間全く取引をしない口座に対し$30/月
フレックス口座は最低入金額の縛りなし
最低入金額は口座タイプによって異なり、安い順から「フレックス口座」、「スマート口座」、「エリート口座」となります。
口座 | 最低入金額 |
---|---|
FLEX | 1円~ |
SMART | 1万円 |
ELITE | 10万円 |
取引プラットフォームはMT4のみ
ミルトンマーケッツで利用可能な取引プラットフォームは、MT4(MetaTrader4)です。
MT5は利用できないためご注意ください。
MT4はミルトンマーケッツ公式サイトからダウンロードすることができます。
複数口座は1アカウント5つまで
ミルトンマーケッツでは、最大5口座まで運用可能ですが、各口座タイプごとに開設可能数が異なり、スマート口座のみ3口座まで開設可能です。
- フレックス/エリート口座:最大1口座
- スマート口座:最大3口座
エリート口座のみボーナスの対象外
ミルトンマーケッツでは、フレックス口座とスマート口座のみボーナスキャンペーンの対象となります。
ミルトンマーケッツでは口座開設ボーナスや入金ボーナスがあるので、取引条件を重視する方もまずはボーナス対象の口座を利用して口座開設ボーナスを利用するのがおすすめです。
ミルトンマーケッツの口座タイプの選び方
ここまで各口座タイプの違いを確認してきましたが、具体的にはどのような判断基準で口座タイプを選べばよいのでしょうか?
以下、口座タイプの選び方や適した方を紹介します。
ハイレバ取引をするならスマート口座
少ない残高で大きな利益を狙うハイレバ取引ができて、全体的なスペックのバランスもとれているという面から、1番のおすすめは「スマート口座」です。
ロスカット水準50%には注意する必要がありますが、最大レバレッジ1,000倍+低めのスプレッドという好条件で取引ができます。
- ハイレバ取引したい方
- ミルトンを初めて利用する方
初心者や少額トレーダーならフレックス口座
なるべく利用する自己資金を控えめにしたいという方は、少額入金が可能な「フレックス口座」を利用しましょう。
最大レバレッジが100倍固定なので大きな取引はできませんが、少額から小ロットで堅実に取引を行うことができる口座です。
- FX初心者の方
- 入金額を抑えたい方
取引コストの安さならエリート口座
スマート口座を使ってみて、より狭いスプレッドで取引したいと感じた方は「エリート口座」にアップグレードしましょう。
圧倒的な低スプレッドの上に取引手数料は往復$4/Lotのみなので、取引コストを抑えたい方にはうってつけです。
スキャルピングなどの短期トレードにも適しています。
- FX上級者の方
- 取引量の多い方
- 取引条件を重視する方
ミルトンマーケッツの口座タイプに関するよくある質問(FAQ)
ミルトンマーケッツの口座タイプに関して、よくある質問を簡単にまとめたので参考にしてください。
ミルトンマーケッツで1番人気の口座タイプは何ですか?
追加口座はいくつまで開設できますか?
どの口座タイプならボーナスを利用できますか?
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