HFM(HotForex/ホットフォレックス)は、2010年から運営を開始した海外FX業者で、ヨーロッパや東南アジア等多くの海外ユーザーから高い人気を集める、実績のあるブローカーです。
サービス提供当初は、円建て口座の利用が出来なかったり、ボーナスにクッション機能がなかったり、と少し物足りない部分がありましたが、近年は口座タイプを増やしたり、コピートレードに力を入れるなど取引環境が改善され、徐々に日本人からの人気も高まりつつあります。
本記事では、HFMの評判や特徴、利用する上での注意点などを解説します。
運営実績やライセンスなど、調べた内容を評価のガイドラインに沿ってレポートに纏めています
- 運営歴は約13年
- 最大レバレッジ2,000倍
- コピートレードを提供
- 取扱い銘柄は1200種類以上
- 口座タイプは6種類
- 日本語サポートあり
- 2022年より銀行送金対応
- 円建て口座に対応
- 一部銘柄がスワップフリー
- ボーナスは専用口座でのみ利用可能
HFMの12の特徴や使用感・安全性
HFMは世界的に人気のある業者で、細かいサービスも充実していますが、海外の情報と比べるとまだ日本語の情報にかけるところがあります。
そこで、私たちがHFMを実際に使ってみた感想や、HFMユーザーの意見・評判をまとめました。
HFM(HotForex/ホットフォレックス)は日本の金融庁未登録の海外FX業者です、安全性や信頼性については、「日本に事務所を持たない海外FX業者である事」を踏まえて考えましょう。
企業としての信頼性が高い
HFMは2010年に設立されてから現在まで、10年以上の運営歴を有しており、悪い評判は見られません。
スポンサー活動や社会貢献活動に力を入れており、HFMは知名度や信頼度、資金力の高さがあるブローカーです。
HFM(HotForex)会社情報
運営会社 | HF Markets (SV) Ltd. |
---|---|
登記住所 | Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O.Box 1510, Beachmont Kingstown,St. Vincent and the Grenadines |
設立 | 2010年 |
取得ライセンス | セントビンセント・グラナディーン金融庁(FSA) 登録番号:22747IBC |
資金管理 | 分別管理 Renaissanceに加入 (最大€500万の補償) |
ホーム ページ |
HFM公式サイト |
電話番号 | +44-2030978571 |
SVG FSAの金融ライセンスを所得
HFMの親会社はHF Marketsグループですが、運営会社は管轄する国のエリアによって複数に分かれています。
日本の顧客を管轄するのは「HF Markets (SV) Ltd.」で、セントビンセント・グラナディーン金融庁(SVG FSA)の金融ライセンスを取得しています。
FSA 登録番号:22747IBC
FSAはマイナーライセンスですが、グループ会社はFCAのような取得難易度の高いライセンスも保有しており、HF Marketsグループ全体には一定の信頼が置けると言えます。
- HF Markets (DIFC) Ltd
:ドバイ金融サービス機構(DFSA)
/登録番号:F004885 - HF Markets (UK) Ltd
:英国金融行動監視機構(FCA)
/登録番号:801701 - HF Markets SA (PTY) Ltd
:南アフリカ共和国金融行動監視機構(FSCA)
/登録番号:46632 - HF Markets (Seychelles) Ltd
:セーシェル金融庁(FSA)
/登録番号:SD015 - HFM Investments Ltd
:ケニア共和国資本市場局(CMA)
/登録番号:115
ブローカーとして数々の賞を獲得
HFMを運営するHF Marketsグループは、ブローカーとしての活躍が世界で評価され、これまでに多くの賞を獲得しています。
2013年にはAppleやGoogle、みずほ銀行や野村證券と並んで、World FinanceTop100 Global Companyも受賞しました。
これは、その年に各専門分野での卓越性や、業界発展への貢献が認められた100社のみが授与できる、非常に栄誉ある賞です。
出金拒否などの悪い噂がない
HFMは2010年から10年以上の運営歴がありますが、この間、理不尽な出金拒否や利益没収などの悪い噂は1つもありません。
これまで見てきた通り、HFMは海外ではブローカーとして一定の地位を築いているので、理由もなく出金拒否を行う必要性がそもそもないと考えられるでしょう。
Twitter上での評判・評価
hotforexは超優良ブローカーだと思うけどね
出金拒否とか心配する必要が無いレベル
exnessと同等ぐらいの安心感はありますよ詳細:Twitterより引用
最近よく聞かれるのがこれ。
Q.FXの証券会社はどこを使ってますか?
A.XMとHotforexです。ネットで調べてもちゃんと情報出てくるし、出金も問題なくできてる。
そして僕個人との癒着とか一切ないです😌詳細:Twitterより引用
ボーナスキャンペーンの開催に積極的
HFMでは常時20%入金ボーナスを提供しており、更に期間限定ではあるものの定期的に100%入金ボーナスやラッキーくじを開催しています。
また、年利を獲得できるROFMや、現金やボーナスなどと交換できるロイヤリティプログラムなど、新規・既存顧客問わず、お得に取引できるボーナスキャンペーンも常時提供しています。
特にロイヤリティプログラムは取引期間や取引量に応じて更にお得に利用できるようになるので、長期的にお得に利用したくなるサービスです。
入金 ボーナス |
入金額の20%のボーナス ボーナス上限は67万円 |
---|---|
リターン・オブ・ フリーマージン |
余剰証拠金に年利2~3% セント/プレミアム/プロ/ゼロスプレッド/HFコピー口座が対象 出金可 |
ロイヤリティ・ プログラム |
取引量・ランクに応じて変動 セント/プレミアム/プロ/ゼロスプレッド/HFコピー口座が対象 現金またはボーナス、サービスなどに交換可 |
預けたお金に利息がつく
HFMでは入金ボーナスや等に加えてリターン・オン・フリーマージン(ROFM)という利息還元サービスを行っています。
口座残高(余剰証拠金)や取引量によって利息率は2%~3%と異なりますが、日本のメガバンクの定期預金金利は0.002%なので、これと比較するとHFMの金利は非常に大きいです。
還元金額は、日ごとの余剰証拠金額とその月の累積取引量に基づいて計算され、翌月第1週にmyHFお財布口座へ支払われます。
余剰証拠金 | 月間の取引量 | |
---|---|---|
5~50Lot | 50Lot以上 | |
$1,000~ $25,000 |
2% | 2.5% |
$25,000~ | 2.5% | 3% |
利息獲得の資格と条件
- 余剰証拠金が$1,000以上であること
- 月間の取引数量が5Lot以上あること
- 対象銘柄はFX通貨ペア・ゴールド・シルバー
- 3分間以上ポジションを保有した取引のみ取引量としてカウントされる
トレーディングコンテストを開催する
HFMでは、多彩なトレーディングコンテストが開催されます。
トレーディングコンテストとは取引の腕前を競うコンテストのことで、指定の期間内にどれほど資金を増やせるかを競います。
特にデモコンテストは無料で参加できるにも関わらず、上位3名以内に入賞するとリアル口座で利用できるボーナスが獲得できる太っ腹なコンテストです。
トレーダーズアワード・コンテスト
毎月、コンテスト参加者の中で最も利益が多かったトレーダー1名に、賞金$1,000と美しいクリスタルトロフィーが付与されます。
- プレミアム口座を保有しており、$500(5万円)以上の口座残高があるユーザーが対象。
デモ・コンテスト
毎月、コンテスト参加者の中で利益が多かった上位トレーダー3名に、リアル口座で使えるボーナスが付与されます。
貰えるボーナス金額は、1位:$2,000、
2位:$1,000、3位:$500です。
本コンテストはデモ口座で行うので、参加リスクはゼロです。
- デモ口座の初期設定残高は$10,000
- デモ口座のレバレッジは200倍固定
- 本ボーナスで得た利益には出金条件が付く(最低往復50回&10lot以上の取引を行う)
実際の参加者からの口コミ
リアル口座で運用しにくい日が続いているので、デモコンテストに参加してナンピン系EAを稼働。
ナンピン系は一時的な利益率すごいですね。
1万ドルスタートで2週間で2827ドルの利益です。
収益率での勝負やから、130%とかで1位なれるならみんなチャンスあり。
調子良かったら誰でも行ける。
稀に1000%オーバーの月とかあるけど笑。
最新のトレーディングコンテスト情報はHFM公式サイトをご確認ください。
セント口座の使い勝手がいい
HFMでは、裁量トレード用口座として「プレミアム口座・セント口座・ゼロ口座・プロ口座・トップアップボーナス口座・HFコピー口座」が用意されており、それぞれ異なる特徴を持っています。
特にセント口座は、1Lot=1,000通貨、最大レバレッジ2,000倍、最低入金額設定なしと、少額ハイレバ取引をするのに適した仕様となっています。
また、最大200lot(20万通貨)までポジションを保有できるので、少し大きな取引をしたい場合も、セント口座で十分対応できるので、初心者~中級者には特におすすめの口座です。
プレミアム | セント | ゼロ | プロ | トップアップボーナス | HFコピー | |
---|---|---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | 2,000倍 | 1,000倍 | 500倍 | |||
スプレッド | 1.2pips~ | 0.0pips~ | 0.6pips~ | 1.4pips~ | 口座によって異なる | |
1Lotの単位 | 10万通貨 | 1,000通貨 | 10万通貨 | 口座によって異なる | ||
最低入金額 | $0 | $100 | $0 | 口座によって異なる | ||
取引手数料 | なし |
FX:往復$6 Gold:往復$14 |
なし | |||
最小ロット | 0.01 | |||||
マージンコール /ロスカット水準 |
証拠金維持率50% /証拠金維持率20% |
|||||
入金ボーナス | なし | 最大$5,000 | なし | |||
取引可能銘柄 | 全商品 | FX, Gold | 全商品 | 口座によって異なる | ||
スワップフリー | 対象 | 対象外 | 対象 |
スプレッドが改善され、やや狭めの水準に
HFMは以前は低スプレッド口座でもスプレッドがやや広めの設定になっていましたが徐々に改善され、現在では他FX業者と比較してもやや狭めの水準になっています。
「以前はボーナスが豊富でスプレッドが多少広いのも仕方ない」という印象でしたが、現在はボーナスよりも取引コストの安さで勝負するブローカーへと変わってきています。
平均スプレッドをXMと比較
同じように豪華なボーナスが付与されるXM、スプレッドの狭さが売りのExnessとスプレッドを比較しました。
プレミアム口座のスプレッド比較
プレミアム口座(STP口座)は、ボーナスを提供していないExnessより広い数値でしたが、同じボーナス業者のXMと比較するとだいぶ狭い数値になっている事がわかります。
- HFM:プレミアム口座
- XM:スタンダード口座
- Exness:プロ口座
HFM | XM | Exness | |
---|---|---|---|
EURUSD | 1.2 | 1.6 | 1.0 |
USDJPY | 1.6 | 1.6 | 1.1 |
EURJPY | 2.3 | 2.3 | 2.0 |
GBPUSD | 1.9 | 2.1 | 1.2 |
AUDUSD | 1.8 | 1.8 | 1.9 |
XAUUSD | 2.8 | 3.5 | 2.1 |
低スプレッド口座のスプレッド比較
ECN口座もSTP口座と同様に比較したところ、あくまで平均スプレッドですが、スプレッドの狭さを売りとするExnessよりも更に狭いスプレッドを提供していました。
ECN口座を利用して取引するのであれば、ボーナスを提供しているHFMのゼロスプレッド口座を利用するのが間違いなさそうですね。
- HFM:ゼロスプレッド口座
- XM:ゼロ口座
- Exness:ゼロ口座
Hot Forex |
XM | Exness | |
---|---|---|---|
EURUSD | 0.1(0.7) | 0.2(1.1) | 0.03(0.73) |
USDJPY | 0.1(0.7) | 0.3(1.3) | 0.03(0.73) |
EURJPY | 0.4(1.0) | 0.4(1.4) | 0.1(1.1) |
GBPUSD | 0.3(0.9) | 0.5(1.5) | 0.04(0.94) |
AUDUSD | 0.7(1.3) | 0.4(1.4) | 0.26 (1.26) |
XAUUSD | 0.0(1.4) | 2.2(4.2) | 0.3(1.9) |
HFコピー口座で簡単にコピートレードができる
HFMには、裁量トレード用口座以外に、コピートレード専用の「HFコピー口座」があり、プレミアム口座・セント口座・プロ口座のコピートレードが可能です。
HFコピー口座を利用すれば、数多くのストラテジー・プロバイダーの中から、気に入ったトレーダーを選んでフォローするだけで、簡単に優秀なトレーダーの取引を自分の取引としてコピーできるようになります。
- コピートレードで他のトレーダーの取引をコピーする側⇒フォロワー
- 取引をコピーされる側⇒ストラテジー・プロバイダー
- コピートレードって何?
- 手数料を支払って他のトレーダーの取引をそっくりそのままコピーする取引方法です。EAとは異なりVPSの設定が不要なので、手軽に始められます。
2024年、HFコピーのセント口座・プレミアム口座に加えて、プロ口座が円建て口座に対応し、より利用しやすくなりました。
取引手法の勉強になる
コピートレードは、兼業トレーダーなど、忙しくて自分で取引する時間が少ないという方にとても適したシステムですが、勉強のために上級者のリアルな取引を見てみたいという方にもおすすめです。
ストラテジー・プロバイダーとして登録されているトレーダーはかなりの腕前を持っているので、具体的な取引手法(売買のタイミングや、損切・利確の数値など)が参考になるでしょう。
ストラテジー・プロバイダーになって成功報酬を稼ぐことも可能
もし、一定の実力があれば、あなた自身がストラテジー・プロバイダーになることも可能です。
ストラテジー・プロバイダーになり、フォロワーがあなたのトレードをコピーすれば、「フォロワーからの手数料+トレードの利益」と、二重の収入を得ることができます。
なお、手数料の金額は、利益の5~50%の間でストラテジー・プロバイダー自身が設定します。
成功報酬のため、もしトレードで負けてしまった場合は、手数料を受け取ることはできません。
国内銀行送金やbitwallet入出金に対応
HFMでは、国内銀行送金やクレジットカード、bitwalletなど6種類の方法に対応しており、入出金の利便性も高いです。
また、HFMは入出金手数料を請求しません。もし銀行送金で入金し、銀行から決済手数料を請求された場合は、銀行送金控えのコピーをHFMに送ることで手数料を返金してくれます。
銀行送金で出金する場合は、銀行側などで発生する手数料はユーザー負担となります。
-
最大
入金額最低
入金額反映
時間手数料 銀行送金 110万円 1000円 10分以内 無料 JCB 300万円 750円 VISA
/Master50万円 750円 即時 仮想通貨 $10000 $30 BX
ONE100万円 1000円 10分以内 bit
wallet500万円 1000円 Binance
pay$30000 $20 -
最大
出金額最低
出金額反映
時間手数料 銀行
送金350万円 1000円 最大
2営業日無料※ JCB $10000
※入金額迄$5 2~10
営業日無料 VISA
/Master$10000
※入金額迄$5 2~10
営業日仮想通貨 – $10 24時間以内 BX
ONE100万円 2000円 即時 bit
wallet$10000 $20 Binance
pay$3000 $10 ※銀行や決済代行会社等で発生する手数料はすべてHFMが負担
クレジットカードへの出金は入金後6ヶ月間のみ可能で、それ以降は別の出金方法での出金が必要になります。
日本人による日本語サポートあり
HFMは平日24時間のサポート体制を整えています。基本は英語でのサポートとなりますが、日本人サポートも在籍しているので、英語が苦手な方でも問題ありません。
日本語サポート対応時間は、日本時間の平日14:30~23:00(冬時間15:30~24:00)です。日本語でのライブチャットやメールの返信は、基本的にこの時間内に届くことになります。
また、公式サイトには問い合わせフォームもありますが、こちらは英語での対応となるので、日本語を利用したい方は、以下に記載するメールアドレスへ連絡しましょう。
- ライブチャット
:公式サイトから利用可能 - メール:support@hfm.com
- 電話:+44-2030978575
※電話は基本的に英語対応だが、事前に日本語でのコールバック申請が可能
取引銘柄は1,000種類以上
HFMの取引銘総柄数は1,000種類以上と、他社を圧倒する多さを誇ります。
他社では扱いの少ないETFや債券など、珍しい銘柄が幅広く取引できるのが特徴です。
通貨ペア数は並なのですが、800銘柄以上ものDMA株式(MT5でのみ取引できる株式CFD商品)を取引できる業者は他にありません。
- FX通貨ペア:53
- 貴金属(現物):6
- エネルギー:4(現物2、先物2)
- 株価指数:23(現物11、先物12)
- 株式(MT4):96
- DMA株式(MT5):871
- コモディティ(先物):5
- 債券:3
- ETF(上場投資信託):34
- 仮想通貨:19
取扱銘柄数を他社と比較
大手海外FX業者とHFMの取引銘柄を比較すると、HFMの取引銘柄総数がケタ違いで多いことがわかります。
また、他社では扱いのない銘柄もHFMでは多く取扱っています。
HFM | XM | Exness | |
---|---|---|---|
通貨 ペア |
53 | 55 | 95 |
貴金属 | 6 | 5 | 10 |
エネル ギー |
4 | 8 | 3 |
株価 指数 |
23 | 29 | 11 |
株式 | 967 | 無 | 98 |
コモディティ | 5 | 8 | 無 |
債券 | 3 | 無 | 無 |
ETF | 34 | 無 | 無 |
仮想 通貨 |
19 | 31 | 34 |
全銘柄 合計 |
1,114 | 136 | 251 |
条件を満たせば無料VPSが利用可能
EAの利用に欠かせないVPSですが、HFMでは一定条件を満たせば、「Beeks Financial Cloud社」のVPSを無料で利用することができます。
BeeksのVPSはFX取引に特化しており、エクイニクス社のサーバーを利用するため、約定スピードも格段に良くなると好評です。
以下の通り、スペックの異なる3つのVPSパッケージが用意されています。
ブロンズ | シルバー | ゴールド | |
---|---|---|---|
CPU | 1VCPU | 2VCPU | 4VCPU |
メモリ | 1,300MB | 2,700MB | 5,120MB |
容量 | 25GB | 50GB | 75GB |
OS | Windows Server 2012 R2 |
VPSとは?
VPSとは「Virtual Private Server(仮想プライベートサーバー)」の略で、オンライン上に自動売買専用の仮想Windowsパソコンを保有できるイメージです。
EAを利用する場合、平日24時間パソコンを起動させる必要があるため、パソコンに負担がかかってしまいますが、VPS上でEAを利用すれば、本体のパソコンの電源をオフにしても問題ありません。
予期せぬ停電やシステムトラブルによってパソコン本体がシャットダウンしてしまった場合にも、VPSが稼働していれば取引は続行されるので安心です。
無料VPSの利用条件
HFMで無料VPSを利用するためには、最小入金額と取引ロット数の条件をクリアする必要があります。
VPSのスペックに比例して条件の難易度も上がります。
ブロンズ | シルバー | ゴールド | |
---|---|---|---|
最小 入金額 |
$5,000 | $8,000 | $15,000 |
取引 ロット数 |
5lot/月 | 8lot/月 | 15lot/月 |
無料VPSを継続して利用するためには、所定の取引ロット数を毎月クリアすることが条件となります。
実際の利用者
HotForexの無料Beeksシルバーが使えるようになり思いの外サクサクなので、とりあえず3月はこれでHotForex運用します。4月ころには良いVPSなり専用サーバーなりを使用開始したいと思っています(Beeksあまり信用していないし)。
月額レンタルでの利用も可能
無料利用の条件クリアが難しい場合は、レンタル費用を支払ってVPSを利用することも可能です。
ブロンズ | シルバー | ゴールド | |
---|---|---|---|
月額 料金 |
$30 | $50 | $80 |
年額 料金 |
$360 | $600 | $960 |
独自の便利なツールがたくさん
HFMには、独自の取引ツールや分析ツールが多数用意されており、取引に活かすことが可能です。
ここでは、特に実用性の高いものをピックアップしていくつかご紹介します。
HFMアプリ
HFMではMT4/MT5アプリの他に、「HFMアプリ」という独自のモバイルアプリをリリースしています。(Android・iPhoneに対応)
HFMアプリはMT4/MT5の代替として用いるものではなく、あくまで取引をサポートするためのツールですが、外出先でも最新情報を確認できるので、HFMユーザーには嬉しいサービスです。
上級トレーダーツール
HFMでは、MT4/MT5に追加可能なインジケーターや拡張機能を「上級トレーダーツール」としてユーザーに配布しています。
いずれもより便利にトレードできるようになるツールなので、ぜひチェックしてみてください。
- Trade Terminal
:MT4/MT5に通常備わっていない多数の取引機能を提供 - Mini Terminal
:Trade Terminalの拡張機能 - Connect
:MT4/MT5からHFMのサービスに直接接続 - Sentiment Trader
:各シンボルの売買のセンチメント(趨勢)を表示 - Session Map
:現在時刻の主要市場を地図上に表示 - Alarm Manager
:各種アラームを任意で作成し、Twitterやemailに送信 - Excel RTD
:リアルタイムのアカウント、チケット、価格データをExcelに取り込み - Market Manager
:常に画面トップに小さく便利なウィンドウを維持可能 - Correlation Matrix
:取引シンボルペア間の相関関係グリッドを表示 - Correlation Trader
:2つのシンボルの価格動向を表示 - Tick Chart Trader
:ショートカットキーから、迅速に参入注文や注文決済が出せる - MT4 & MT5 Indicator Package
:便利なチャートインジケーターのパッケージ
オートチャーティスト・ツール
オートチャーティスト・ツールとは、チャートパターンをリアルタイムで自動検出してくれるツールで、MT4/MT5にインストールして利用することができます。
16種類のチャートパターンと6種類のフィボナッチパターンが記憶されており、チャート上で特定のパターンが現れるとユーザーに通知してくれる優れものです。
HFMを利用すれば、この機能が無料で利用できるため、自分でチャートとにらめっこせずとも、取引チャンスを掴めるようになります。
教育コンテンツが充実
HFMでは、他社と比較して教育系コンテンツも充実しています。
初心者から上級者まで、幅広い層を対象とした大量の各種ビデオレッスンや無料ウェビナーが提供されており、勝てるトレーダーを育てたいというHFMの熱意が感じられるポイントです。
HFMの4つの注意点
ここからは、HFMを使ってみて、注意するべきだと感じたりデメリットだと感じた点を4つご紹介します。
2つのタイミングでレバレッジを制限
HFMでは有効証拠金額による制限と時間による制限があります。
「時間によるレバレッジ制限」と言うと聞き慣れないフレーズかもしれませんが、要は「指標発表時・ロールオーバー時」にレバレッジが規制されることを指しています。
有効証拠金が4,999ドルを超えると最大レバレッジが制限
HFMは、有効証拠金による最大レバレッジ制限を採用しており、有効証拠金の増加に伴う最大レバレッジ制限は以下の通りです。
有効証拠金 | 最大レバレッジ |
---|---|
$0~$4,999 | 2,000倍 |
$5,000~$39,999 | 1,000倍 |
$40,000~$99,999 | 500倍 |
$100,000~$299,999 | 200倍 |
$300,000~※ | 75倍 |
※有効証拠金が30万ドル以上且つポジションを50ロット以上保有している場合のみ制限が適用されます。
有効証拠金が日本円で約75万円を超えたあたりからレバレッジ制限が始まります。
重要指標発表やロールオーバーの前後はレバレッジが制限
HFMでは、重要指標発表の15分前から指標発表の5分後まで、最大レバレッジが500倍に制限されます。
また、サーバー時間23:00~1:00も同様に500倍に制限されます。
指標発表のスケジュールや詳細情報はHFM公式サイトの指標発表カレンダーで確認できます。
過去にサーバーダウンしたことがある
HFMに限ったことではありませんが、FX業者では突然のサーバーダウンが発生するリスクがあります。HFMも過去にサーバーダウンした経験があり、サーバーが特別安定しているという感じはありません。
ユーザーの反応
hotforexサーバーダウンしやがった
詳細:Twitterより引用
hotforexサーバー落ちてる?
詳細:Twitterより引用
口座が休眠化しやすい
HFMでは、口座を60日間放置すると休眠化(アーカイブ)され、ログインできなくなってしまいます。
他社では90日間程度の設定になっていることが多いことを踏まえると、HFMは他社より少し短い設定だと言えます。
休眠されても口座維持手数料は発生しない
取引口座が休眠(アーカイブ)されると、口座内にある残高は自動的にmyHFお財布口座へ資金移動されます。
そのため、休眠されても口座維持手数料は発生しませんが、サポートへ連絡しても休眠口座は復活できないので注意してください。
一部サービスがまだ日本語非対応
HFMには様々な独自のサービスが用意されていますが、残念ながら日本語に対応していないコンテンツも少なくありません。
また、法的書類や各ボーナス、コピートレード、トレーディングコンテストの規約説明など、一番しっかり理解しておきたい重要書類も英語表記のままです。
- HFモバイルアプリ
- 上級トレーダーツールのマニュアル
- 高機能インサイト
- FXニュース
- Forex教育ビデオ
- 取引コースビデオ(一部)
- ウェビナー
- ハウツービデオ
- HFM専門分析
- Podcast
- 各種規約、マニュアルテキスト
これからHFMを利用する方へ
HFMは海外で高い知名度があり、企業としての規模や実績、信頼度もあるため、過剰に安全性を心配する必要はありません。
トレーディングコンテストを開催して実力のあるトレーダーを集めようとしていたり、各種教育系コンテンツで初心者トレーダーを育てようとしている姿勢は、ブローカーとしての積極性を感じます。
特に、コピートレードは、実力者・初心者双方にメリットがある機能なので、興味がある方は試してみてはいかがでしょうか。
ただ、ボーナスの利用に関しては、クッション機能無しのものも混在しているため、うっかりロスカットに遭ってしまわないようご注意ください。