Focus Markets評価と評判 アイキャッチ

Focus Markets公式サイトはコチラ

Focus Markets(フォーカスマーケッツ)は、2019年に元PepperstoneやGomaketsのスタッフによって立ち上げられた海外FX業者で、オーストラリアを拠点に2022年4月から日本向けにサービスを開始しています。

Focus Marketsは、他社よりも少し良い取引条件を常に提供する事を目指しており、「全ての取引条件において標準以上のスペックを提供している海外FX業者」ですが、新興のFXブローカーであり信頼面にやや不安があります。

この記事では、Focus MarketsがどんなFX業者か、魅力や注意点を解説しています。

FocusMarketsはこんな業者
  • 運営歴は約2年
  • 最大レバレッジ1000倍
  • ロスカット水準30%
  • 取扱銘柄1000種類以上
  • 仮想通貨の取引が可能
  • 一部仮想通貨はスワップフリー
  • スプレッドが全体的に狭い
  • スワップ狙いのトレードが可能

Focus Marketsの10の魅力や安全性

Focus Markets特徴Focus Markets特徴

Focus Marketsの取引条件や会社情報の特徴・魅力をまとめました。

Focus Marketsは、最大レバレッジ1,000倍、スワップ狙いのトレードも可能、スプレッドは全体的に狭め、など魅力的な取引条件を提供しており、他FX業者より大きく劣っている面がありません。

今回は私たちが実際に使用した感想や、評判・口コミなどを元にFocusMarketsを評価しています。

Focus Markets(フォーカスマーケッツ)は日本の金融庁未登録の海外FX業者です、安全性や信頼性については、「日本に事務所を持たない海外FX業者である事」を踏まえて考えましょう。


オーストラリアで運営実績あり

Focus Marketsは、2019年にオーストラリアのメルボルンを拠点に運営を開始した海外FX業者です。

日本では2022年4月からサービスを始めたばかりですが、オーストラリアで金融ライセンスASICの規制の元2年強運営を続けている実績があります。

海外FXの評価サイトTrust Pilotでは星4つの評価を得ており、悪い評判もありません。ただ、評判件数が少ない事から、利用者数は多くないと言えます。

会社情報
▼Focus Markets運営会社情報
運営会社Focus Markets LLC
登記住所1st Floor, First St. Vincent Bank Ltd Building, James Street, Kingstown, VC0100
設立2019年
サーバー所在地東京など世界各地に設置
公式HPhttps://www.focusmarkets.com/jp/
金融ライセンスは2種類

Focus Marketsは日本顧客向けにセントビンセント及びグレナディーン諸島の金融ライセンス(SVG FSA)を取得しており、また、グループ会社はASIC(オーストラリア)の金融ライセンスも取得しています。

SVG FSAのライセンスは比較的取得しやすいライセンスで、多くの海外FX業者が取得しています。

グループ会社であるFocus Markets Pty Ltdが取得しているASICは、規制が厳しく取得しづらい金融ライセンスと言われており、グループ会社とは言えASICのライセンスを取得していることでFocus Marketsの信頼性は増すと言えます。

▼保有する金融ライセンス
SVG FSA(セントビンセントおよびグレナディーン諸島)登録番号:356 LLC 2020
ASIC(オーストラリア証券投資委員会)登録番号:514425

顧客資産はティア1銀行で分別管理

Focus Marketsでは、顧客の資金はオーストラリアのTier-1銀行であるナショナル・オーストラリア銀行(NAB)の顧客信託口座で分別管理が行われています。

運営歴が長くても金融ライセンスを保有していなかったり、資産の分別管理先の銀行を非公開なFX業者もある中で、銀行情報を公開している点はとても好感が持てます。


一部仮想通貨はスワップフリーで取引が可能

Focus Marketsでは、BTC(ビットコイン)とETH(イーサリアム)の取引に限り、スワップフリーで取引可能です。

仮想通貨取引は業者によっては、取引高に対してスワップや取引手数料が発生して、手数料が思いのほか高額になることがあります。

Focus Marketsのビットコイン、イーサリアムなら別途取引手数料が発生することもないので、他の業者よりもコストを抑えて取引が可能です。

仮想通貨銘柄のスワップは取引高を元に算出

Focus Marketsの仮想通貨取引は、取引高とスワップレートを元に支払うスワップが計算されます。

Focus Markets公式HPでBTCとETH以外の銘柄は、スワップレートが5%と表記されていますが、厳密には買い(ロング)が5%、売り(ショート)が1%に設定されています。

注意

スワップレートは変動する可能性有り

計算式

(レート×スワップレート)÷365
×取引ロット数=1日毎のスワップ

スワップレートを確認
公式HPへジャンプ


スワップ狙いのトレードが可能

Focus Marketsのスワップポイントは、プラススワップの通貨が多く、半数程度の通貨ペアで片側スワップがプラススワップに設定されています。

中でもUSDTRYやEURTRYなど一部銘柄は他FX業者と比べても特に大きな数値で、スワップ狙いのトレードも十分可能です。

POINT

マイナー通貨やクロス円が特にスワップトレード向き

▼プラススワップの大きな銘柄
銘柄買/売日本円
換算額
EURTRY
(ユーロ/トルコリラ)
13,534円
USDTRY
(米ドル/トルコリラ)
12,099円
GBPJPY
(ポンド/円)
1,420円
USDMXN
(米ドル/メキシコペソ)
1,209円
EURJPY
(ユーロ/円)
930円

※2024年3月時点の数値


スプレッドが全体的に狭い

Focus Marketsのスプレッドは、他のFX業者と比べて全体的に狭い数値に設定されています。

メジャー通貨・マイナー通貨問わず全体的に狭く、多くの銘柄で他FX業者よりも取引コストを抑えて取引可能です。

他社とのスプレッド比較

Focus Marketsのメジャー通貨のスプレッドを、最大手海外FX業者XM、スプレッドに定評のあるExnessと比較しました。

銘柄によってはExnessに劣るものの、全体的に見るとFocus Marketsが最も優れた数値であることが分かります。

▼平均スプレッド比較(スタンダード口座)
銘柄Focus MarketsXMExness
EURUSD1.21.71.0
EURGBP1.42.11.6
USDJPY1.41.71.1
GBPUSD1.42.21.2
EURJPY1.12.61.9
AUDUSD0.92.01.5
GBPJPY1.63.42.0
XAUUSD1.13.52.0

単位:pip
コストが高い=
コストが低い=


最大レバレッジ1,000倍で取引可能

Focus Marketsでは最大レバレッジ1,000倍で取引が可能です。

通貨ペアのみ最大レバレッジ1,000倍というFX業者よく見かけますが、Focus Marketsなら通貨ペアだけでなく、ゴールド原油も最大レバレッジ1,000倍で取引できる点が特徴です。

また、口座残高が100万円を超えるとレバレッジが制限されますが、レバレッジ制限後も最大レバレッジ500倍という十分大きなレバレッジで取引が可能です。

▼銘柄別最大レバレッジ
通貨ペア1000倍貴金属(ゴールド)1000倍
原油1000倍株価指数200倍
貴金属(その他)100倍仮想通貨(BTC/ETH)100倍
仮想通貨(その他)20倍株式CFD5倍
▼銘柄別最大レバレッジ
1000倍通貨ペア/貴金属(ゴールド)/原油
200倍株価指数
100倍貴金属(その他)/仮想通貨(BTC/ETH)
20倍仮想通貨(その他)
5倍株式CFD

レバレッジ制限は複数口座運用で回避可能

上述した通り、Focus Marketsの最大レバレッジは、単一口座の口座残高が100万円を超えた場合に制限されます。

「出金はしたくないけど、最大レバレッジ1,000倍で取引したい」という場合は、追加口座を開設して資金を移動し、口座残高を100万円以内に調整することで、常に最大レバレッジ1,000倍での取引が可能です。

POINT

Focus Marketsの口座はMT4で5口座、MT5で5口座、最大10口座まで作成可能です。


取扱い銘柄は800種類以上

Focus Markets取扱い銘柄

Focus Marketsでは、FX(外国為替)、仮想通貨、株価指数CFD、株式CFD、貴金属、エネルギーを取り扱っており、合計800種類以上もの銘柄を取り扱っています

中でも株式CFDは650種類以上の取扱いがあり、他FX業者と比較してもかなり多く取り扱っています。また、他FX業者では見かけることのない仮想通貨インデックスの取引をすることもできます。

▼取扱い銘柄数
FX(外国為替)55種類
仮想通貨59種類
株価指数16種類
株式663種類
貴金属5種類
エネルギー2種類
※2024年3月時点の銘柄数です。

仮想通貨の取扱い数は業界最高水準

Focus Markets仮想通貨

現在は仮想通貨の取扱い銘柄数は以前より減少しています。

近年仮想通貨を取り扱う海外FX業者が増えてきましたが、Focus Marketsは350種類以上もの仮想通貨を取り扱っており、海外FX業者としては最も多い水準です。

また、仮想通貨専門の取引所ではUSDTなどのステーブルコインとのペアが大半ですが、Focus MarketsではAUDやCAD、MXNなど様々な法定通貨とのペアがあり、銘柄の選択肢も豊富です。

現物取引はありませんが、BTCやETHなどの有名な銘柄からまだ価値のあまり高くない銘柄まで幅広く取り扱っており、デリバティブ(レバレッジ)取引をメインに行う方にとっては十分な銘柄数だと言えます。

仮想通貨の銘柄を確認
公式HPへジャンプ


仮想通貨で入金が可能

Focus Marketsは仮想通貨での入金が可能で、現在はBTC(ビットコイン)とUSDT(Tron/Ethereum)での入金に対応しています。

仮想通貨をFocus Marketsへ送金すると、送金時のレートで自動的にUSDに交換されて口座に着金します。

仮想通貨の現物を保有している場合、わざわざ別途法定通貨に両替しなくても取引に利用できるので、トレードまでの手間も少なくて済みます。

POINT

JPY口座への入金はまだ準備中で、現在はUSD口座のみ対応しています。


安定した高速約定を提供

Focus Maarketsは、東京を含む世界各国のEqunixデータセンター内にサーバーを設置しています。

世界中のEquinixデータセンター内にサーバーを設置することで地理的なレイテンシーがほぼなく、平均速度2.3msの安定した執行速度を実現しています。

また、150以上のLP(リクイディティ・プロバイダー)と提携して取引の流動性を確保している点も安定した約定が可能な理由の1つです。


スキャルピングやEAの利用制限なし

Focus Marketsでは、スキャルピングやヘッジング、EAの利用に関する制限は一切ありません

その為、様々な手法や取引スタイルで、自由な取引が可能です。

注意

複数口座間・複数業者間での両建ては禁止されています。


身分証明書のみで口座開設が可能

Focus Marketsの本人確認は、口座開設後に身分証明書を提出するだけで完了します。

大抵の海外FX業者では利用前に身分証明書に加えて住所確認書類の提出が必要ですが、Focus Marketsなら住所確認書類の提出は必要ありません。

すぐに入金や取引が可能になるので、2種類の書類の承認が必要なFX業者に比べて気軽に口座開設できます。

パスポート提出時のみ住所証明の提出が必要

Focus Marketsでは原則住所証明書の提出は必要ありませんが、身分証明書としてパスポートを提出した場合のみ最初の出金時に現住所を確認できる書類を提出しなくてはなりません。

住所確認書類は銀行の明細や公共料金の請求書などが有効で、メールでFocus Marketsへ提出する必要があります。

提出する書類のルール
  • 鮮明に見える画像
  • 90日以内に発行された書類
  • 口座申請と同じ名前と住所が表示された書類

Focus Marketsの5つの注意点

Focus Marketsを利用する上での注意点を5つまとめました。

日本語サポートの対応時間が短い点は主に夜に取引している方にとっては不都合な点ですが、その他は特に大きなデメリットはなく、いずれも事前に把握しておくだけで大丈夫です。


口座タイプの違いは通貨ペアの取引コストのみ

Focus Marketsにはスタンダード口座とPro口座、2つの口座タイプがありますが、異なるのは通貨ペアを取引する場合の取引コストのみで、その他の違いはありません。

通貨ペア以外の銘柄は全て同じ取引条件なので、どちらの口座を開設するか迷ってる場合は、取引したい銘柄の取引コストを比較して検討してください。

POINT

Pro口座の取引手数料:往復$7/1Lot

FocusMarkets2種類の口座タイプ


ゼロカット時はサポートへ申請が必要

Focus Marketsではゼロカットに対応していますが、ゼロカット後のマイナス残高をリセットする為には申請が必要です。

申請前に入金してしまうと、入金額とマイナス残高が相殺し合い、実際に入金される金額が減ってしまうので、必ず入金前にサポートへ連絡してください。


最大レバレッジ1,000倍の利用は連絡が必要

Focus Marketsでは、最大レバレッジ1,000倍を希望する場合にサポートへレバレッジ変更依頼のメールをしなくてはなりません。

一度最大レバレッジを1,000倍に設定した場合も、口座残高が100万円を超えて最大レバレッジが500倍に制限された場合には、口座残高を調整した後で改めて最大レバレッジ1,000倍への変更依頼を行う必要があります。

注意点
  • サポートに制限の解除申請を行わないと、最大レバレッジの制限は解除されません。

日本語サポートの対応時間が短い

Focus Marketsサポート体制2

日本語サポートは平日24時間対応となっていますが、実際に24時間対応しているのはメールのみで、ライブチャットは平日8~17時(日本時間)のみ対応しています。

その為、例えば金曜日の夜に取引をしていて疑問点があっても、回答を月曜以降まで待たなくてはなりません。

取引可能な時間帯ですぐに問い合わせられる窓口がない点は利用していく上で不安且つ不便な要素なので、ぜひ改善して欲しい点です。

Focus Marketsサポート体制


MT4のデモ口座は有効期限が30日間

Focus Marketsのデモ口座は有効期限があり、期限になると口座は自動的に閉鎖されます。

試しに長期的に運用することはできないので、あくまで取引の雰囲気を知る為の手段程度に考えておいた方が良いでしょう。

なお、有効期限はMT4口座が30日間、MT5口座が90日間に設定されています。

注意

デモ口座を作成する為には、先にポータルサイトへの登録が必要です。


これからFocus Marketsを利用する方へ

Focus Marketsは2022年4月に日本に進出しましたが、口コミや評判が少なく、まだ利用している人が少ない印象があります。

実際使用してみた感じは、フォーカスマーケットの一番の魅力はスプレッドにあると感じました、実際、多くの他業者よりも有利なコストで取引ができます。

しかし、日本での運営実績も少なく、新興のFX業者という事を考えると、預入資産の安全面のリスクに注意しなければいけません、高額入金は控えた方が良いでしょう。

Focus Market
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