BitDAO(ビッダオ)は2021年6月にBybitが主導となって開始された今注目のプロジェクト(DAO)です。
BitDAOのガバナンストークンBIT(ビット)は続々と上場する取引所を増やしており、価格も上昇を続けています。
- BitDAOって何?
- BITトークンは今後値上がりする?
- BitDAO(BIT)はどこで買える?
この記事ではこういった疑問点を解決できるように、BitDAOの目的や特徴、BitDAOのトークンBITの買い方や今後の動向について解説していきます。
リブランディングによりBitDAOがMantle(MNT)という名称に変わっています。
BitDAOとは?プロジェクトの目的や特徴
BitDAOとは2021年6月に設立が発表された世界最大級のDAO(自立分散型組織)です。
海外大手仮想通貨取引所BybitやPayPalの創業者Peter Thiel氏など多くの企業や投資家が支援したことで、ローンチ時点で2億3千万ドルもの運用資金を集めています。
設立時点でこれだけ多くの支援が集まっていることは稀で、それだけ様々な企業や投資家から期待されたプロジェクトであることが分かります。
DAOとは意思決定をする特定の機関や管理者が中心にいない組織のことで、予め決められたルールに基づいて自動で運営されています。
組織としての意思やルールの決定・実行などはプロジェクトのトークン保持者によって行われます。
BitDAOプロジェクトの目的
BitDAOはDeFi分野のプロジェクトの支援や、新たな金融サービス、トークンを利用した社会を目指すことを目的としています。
簡単に言うと、企業や組織に管理されずに、トークンなどを利用した経済活動を誰もが主体的に行える環境を作ることを目指しています。
また、より大きな目標として従来の金融システムであるCeFi(中央集権型金融)との架け橋となり、双方の発展に貢献することを掲げています。
DeFiとCeFiの違い
DeFiとCeFiの主な違いは特定の企業や組織が資産管理などの金融サービスを行っているかどうかです。
従来のスタイルであるCeFiは、企業や組織によって管理されている為、利用したくてもできない人がいるのが現状です。
しかしBitDAOが支援を行っていくDeFiは、企業や組織に依存しないので誰でも資産運用するチャンスがあります。
DeFi (分散型金融) | CeFi (中央集権型 金融) | |
---|---|---|
例 | Uniswap SuhiSwap | Bybit Binance |
登録 | 不要 | 必要 |
特徴 | スマートコントラクトに よって稼働 | 特定の企業や組織によって稼働 |
メリット | 個人情報や資産管理を自分で管理できるので、利便性や信頼性が 高い | 提供サービスが豊富で資産運用が しやすい |
デメリット | 資産を紛失したり、資産にアクセスできなくなった場合は全て自己責任 | 万一企業や組織が破綻した場合や問題が生じた場合に補償されない可能性がある |
スマートコントラクトとは、予め決められたルールに基づいて、特定の動作や情報によって自動的に実行されるプログラムのことで、契約や取引などに用いられます。
自動化されたプログラムに沿って契約や取引が行われるので、第三者を介する必要がなく、信頼性や透明性が高いと言われています。
より多くの人がDeFiで資産運用することはCeFi業界に良い影響を与え、双方のサービスが更に発展すると言われています。
海外大手仮想通貨取引所Bybitが主導
BitDAOは海外大手仮想通貨取引所Bybitが主導するプロジェクトで、今後Bybitが継続的なサポートを行っていくと発表しています。
具体的には継続的にBybitの先物取引量の0.025%をBitDAOに投資することが決められており、過去の取引量から推測すると年間10億ドル以上の支援が見込まれます。
運用資産は今後ますますが増え、支援できるプロジェクトの幅も広がるので、BitDAOが今後どういったプロジェクトを支援していくのか期待です。
なお、Bybitが実際に支援した金額は誰でもBitDAO公式HPやBybit公式Twitterで確認することができ、またBitDAOの公式HPでは現在の運用資産も公開されています。
豪華なパートナーによる支援
BitDAOはローンチ時にBybitやPayPalの創業者Peter Thiel氏以外にもイギリスの億万長者のファンドマネージャーAlan Haward氏、SushiSwap、Polygonなど著名な投資家や企業が多数支援しています。
また、日本のインフルエンサーである青汁王子もBitDAOに300万ドル投資したことをTwitter上で発表しており、BitDAOのトークンであるBITをお勧めするツイートやフォロワーへの配布を行うなど、BitDAOを強くおすすめしています。
国内外の著名な投資家や企業が多数支援していることで、今後BitDAOが支援していくプロジェクトの規模も大きいものになるのではないか、と言われています。
BitDAOのトークンBITとは?チャートや将来性
BITとは、BitDAOプロジェクトにおけるガバナンストークンのことで、仮想通貨取引所で取引や運用することができます。
BITを多数保有することでBitDAOプロジェクトの意思決定に投票できる権利を得ることができます。
項目 | 内容 |
---|---|
トークン 名称 | BIT |
時価総額 | ¥990.34B (2023/12/05時点) |
取扱い 取引所 | Bybit/FTX/Gate.ioなど |
発行数量 | 100億BIT |
公式HP | https://www.bitdao.io/ |
ガバナンストークンとは、分散型金融においてプロジェクトの新しい機能の開発や運用に関する方針の決定や選択に対する投票権のことです。
トークン保有者は方針決定前に投票する権利があり、トークン保有量に応じて投票の影響力も変わります。
2023年のチャートと価格動向
BITは2021年8月上場後しばらく価格を上げていましたが、、11月から2022年12月までおよそ1年間値を下げ続けました。
2023年は1月~10月まで特別大きな変動はなく、レンジ相場を形成していましたが、2023年10月より再度価格を上昇させ、1BIT約¥100まで値を戻しています。
2023年は最安値が¥44.65、最高値が¥99.03です。
引用元:TradingView
2021年8月にMISOで初上場
BITは2021年8月にSushiSwapのMISOというプラットフォームで初めて上場しました。
その際は2億BIT限定でオークション形式での販売となり初動で$1.67を記録。
設立して間もないトークンが上場直後に$1.67という高価格で取引されることは稀で、かなりの高水準と言っても良いでしょう。
しかし、その後BTC(ビットコイン)値下がりのあおりを受け、8月中は約$1.47まで価格を下げ続けました。
2021年9月末Bybitで上場
9月末にBybitでローンチパッドによるBIT配布後上場し、現物取引が出来るようになりました。
9月初旬は値を少し下げていましたが、Bybitでの上場が発表されてから再度値を上げてBybit上場前に最高値を更新。
その後、Bybitに上場して取引高が急激に増え、最高値は約$2.51まで上昇しました。
2021年10月Bybitでイベント開催
BybitでBITのステーキングでの運用やBIT関連のイベントが複数開催され、更にデリバティブ取引も可能になったことで、更に値が上昇。
この頃より、BITを上場させる取引所が増えるペースも上がっています。
BitDAOが支援するDeFi市場自体が盛り上がっていたことも追い風となったのか、BITの最高値も約$2.8まで上昇しました。
BITの将来性や今後の動向
BITの将来性ですが、結論から言うと今後も価値が高まる要素は多数あり、数倍から数十倍程度の値上がりの可能性は十分あります。
BitDAOが支援するプロジェクトの成長に影響されて値動きが起こる可能性もあり、支援状況にも注目が必要です。
大手取引所での上場に期待
BITはまだBinanceやOKEx、Huobiなど海外大手取引所では上場していません。
仮想通貨は大手取引所で上場後しばらくは値が上がる傾向にあるので、新規取引所に上場することで流動性が増して一気に値上がりする可能性があります。
草コインのような値上がりは難しい
BITは発行数量が100億BITと多いですがバーン(焼却)される予定はまだなく、流通量は今後増える一方なのでコイン自体の希少性は上がりにくいです。
また、取引開始時の時点で時価総額や価格が高かったこともあり、1,000~10,000倍といった草コインのよう暴騰は難しいでしょう。
Bybitのオリジナルトークン化?
将来的にはBybitのオリジナルトークンとなってBNB(バイナンスコイン)のような存在になる、といった予測をネット上で目にすることがあります。
仮にBybitのオリジナルトークンとなれば、Bybitを更にお得に利用できるようになり、且つ定期的にバーンされて希少性が増す可能性もあります。
しかし、BitDAOプロジェクト自体始まったばかりであり、まだオリジナルトークン化を期待する段階にはないと言えるでしょう。
BitDAO(BIT)の買い方
BitDAOのトークンBITは徐々に上場する取引所が増え、どこで買えば良いか、どうやって買えば良いか分からない人もいると思います。
ただ保有するだけなら上場している取引所のどこでも可能ですが、将来的にBITを運用していくことを考えるとBybitで購入するのが最もおすすめです。
Bybitでの購入をお勧めする理由
BybitはBITに特化したイベントが多数開催され、また取引高もずば抜けて多いのでお勧めです。
Bybitならイベントが豊富
Bybitではローンチプールやエアドロップなど、BITを効率よく管理・運用する為のイベントが既に複数開催されており、今後のイベントもいくつか決定しています。
ステーキングは他にも開催している取引所がありますが、取引高やウォレット残高に応じてBITが付与されるイベントを行ったのはBybitだけです。
詳しいイベントの情報はBitDAO(BIT)のお得な運用方法を参考にしてください。
Bybitでの取引高が最も多い
既に複数の取引所でBITを取り扱っていますが、Bybitの取引高が最も多くBITの取引の80%以上がBybitで行われています。
取引高が多いとそれだけ流動性が高いので、他の取引所と比べてボラティリティも小さく安定しています。
また、注文が中々通らず理想の価格で注文できないということもありません。
BybitでのBITの買い方
- Bybitで新規口座開設
- BybitへUSDTを入金
- BybitでBITを購入
Bybitでは3ステップでBITを購入することができます。
口座開設から実際にBITを購入するまで、早ければ30分程度あれば完了します。
Bybitで新規口座開設
まずBybitで新規口座開設をします。
必要事項を入力すると認証コードが届くので、そのコードを入力して認証すれば口座開設は完了です。
口座開設に必要なのはメールアドレスまたは電話番号とパスワードのみ
BybitへUSDTを入金
口座開設が済んだら、次はBybitへの入金が必要です。
Bybitでは仮想通貨の購入、または他の取引所やコインウォレットからの送金で入金できます。
BITの取引にはUSDTが必要なので、USDTを入金しましょう。
Bybit内でUSDTへの両替も可能
BybitでBITを購入
Bybitへの入金が済んだら、いよいよBITの購入ができます。
現物取引画面へ移動して、BITの現物を購入しましょう。
レバレッジ取引にも対応
Bybitでは最大レバレッジ50倍でBITUSDTのレバレッジ取引が可能です。
大きな資金がない場合も、Bybitなら実際の資金以上の金額を使って利益を狙うことができます。
BITのその他の上場先
BITは2021年6月にローンチされて以降、続々と上場先を増やしており、現在は18の取引所で取引・購入が可能です。
ただし、中には取引高が少ない取引所もあり、注文が中々約定せずエントリーしたいポイントを逃す恐れがあります。
理想のレートでエントリーする為にはなるべく取引高の多い取引所を選択しましょう。
国内取引所では未上場
BITの上場先(2024年11月時点) | ||||
---|---|---|---|---|
Uniswap | Bybit | Upbit | Kraken | KuCoin |
HTX | Gate.io | BingX | MEXC | BitMart |
Bithumb | XT.COM | Biconomy.com | KCEX | BVOX |
CEX.IO | CoinW | BtcTurk | Kripto | Bitrue | OrangeX |
CoinEx | Bitkub | Tapbit | Coinone | NovaDAX |
ProBit Global | CoinDCX | WazirX | Paribu | FameEX |
Ourbit | BloFin | CoinUp.io | GroveX | Blynex |
SuperEx | Quidax | TRIV | Indodax | ChangeNOW |
Korbit | WOOFi |
BitDAO(BIT)のお得な運用方法
BITを購入後、Bybitなら他の取引所よりもお得に運用できます。
BITを取り扱う取引所は徐々に増えていますが、取引できるだけでBITに特化したイベントやキャンペーンは行っていない取引所ばかりです。
BybitはBitDAOプロジェクトを主導していることもあり、BITのお得なイベントを短期間で多数開催し、今後のイベントも既にいくつか決定しています。
ローンチプールで毎日利回りを獲得
BybitではBITをステーキングするだけで毎日利回りが付与されます。
BITの現物を預け入れるだけで毎日BITを獲得できるので、長期で保有しようと考えている場合にはぜひ利用したいサービスです。
利回りは毎日付与され、いつでもステーキングをやめることができるので、BIT自体の価格が下がってきたら一旦売りたいという方でも安心です。
預け入れるBIT数が多いほど付与される利回りも増えます。
項目 | 内容 |
---|---|
開催期間 | 2021/10/13 ~2022/1/13 8:59 |
条件 | ・ByFiセンターで 50BIT以上の預け入れ ・本人確認レベル1の 認証を完了 |
イベント内容 | 預け入れるBIT数に応じて、 毎日利回りを獲得可能 |
注意事項
- ローンチプールには最小50BIT必要です。
- 本人確認(KYC)レベル1の認証を完了している必要があります。
- 米国に居住している方は利用対象外です。
- 複数アカウントの利用は不正利用となります。
BITを利用してローンチパッド
BybitではBITを利用したローンチパッドを開催しており、Bybitに新規上場するトークン(仮想通貨)を上場前に安く購入できます。
購入できるトークン数は保有しているBIT数によって異なり、多く保有していればその分多くトークンを購入できます。
新規上場するトークンは、上場直後から値が上がり始め数十倍、場合によっては数百倍の価格をつけることもあるので、獲得出来れば利益を上げるチャンスが広がります。
- CropBytes(CBX)
- Genopets(GENE)
Bybitで今後予定されているイベント
Bybitでは既に今後開催予定のイベントが複数発表されています。
ロイヤルティプログラムやBIT保有者全員へのプレゼントは、ただBITを保有しているだけで良いので、参加のハードルも低く、BITを保有しているなら参加しておきたいイベントです、
今後BybitならではのBITに関するイベントは多数開催される可能性は高く、お得に取引する為にはBybitを利用するのが良いでしょう。
Bybitで過去に開催されたイベント
Bybitでは2021年9月のBIT上場から11月までに既に4種類のBITに関連するイベントを開催しています。
どのイベントも豪華で魅力的なイベントばかり開催されており、今後も同様に豪華なイベントが開催される可能性も十分あります。
- BITローンチパッド:
5日間の平均ウォレット残高に応じて最大3,500BITを付与 - BITエアドロップ:
期間内に3日以上、合計10万ドル以上の取引高を取引で最大600BITを付与 - Go To BITキャンペーン:
USDT無期限のBITUSDTの取引高に応じて最大1,010BITを付与 - BITデビュー応援キャンペーン:
期間内に初めて入金した方限定で10BITを付与
BitDAOの買い方やBITトークンのお得な運用方法に関する紹介は以上です。
DAOの将来性やメリットなどDAO自体について詳しく知りたい方は、メタバース相談室で分かりやすく解説されているので、ぜひ参考にしてみてください。