
時折「XMは出金できない。出金拒否される」という口コミを見かけます。
XMと何年もお付き合いして、何百人もの顧客とやり取りしてきた筆者からすると、「原因が無い出金拒否はありえ無い」といった見解です。
しかし、出金申請からの着金が遅かったり、批判的な口コミを見ると不安に駆られます。
本記事では、出金拒否についての口コミの紹介から、出金トラブルにならない為に「XMで出金拒否/出金できない場合にありがちな6つのミス」と「知らず知らずにやりかねないXMの5つの取引禁止事項」を紹介しています。

もし、今あなたが「XMで出金できない」と悩んでいるなら、この中にあてはまる事例はないか、確認してみて下さい。
目次

XMの出金拒否について口コミを調べましたが、情報ソースの不確かな批判記事しかなく、XM側の理不尽な理由による出金拒否は無いという結論です。しかし、XMの入出金ルールを知らずに出金手続きに失敗し、着金が遅れてしまったりといった事はよくあるようです。本記事では事前知識とトラブルの解決法を本記事で提案しています。
当記事では、XMで出金拒否や出金トラブルが発生する事例や対策を紹介しています。
XMで出金する際の具体的な手順については、以下の記事で詳しく紹介しているので参考にして下さい。
関連記事:XMの出金方法
XMの出金拒否・トラブルに関する口コミ
ネットを見ていると、XMでの出金拒否に関する口コミがすぐに見つかります。
どんな人が出金拒否の対象になっているのかもすぐ見えてくるでしょう。

まずは、私が見つけた興味深い口コミを2つ紹介します。
XM出金拒否の口コミ1
以下は、Yahoo!知恵袋に投稿された質問です。
海外FXのXMの記事を見ると必ずといっていいほど定型文の批判が回答にあるんですがなぜですか?
使用せずにに口座凍結されたとか、引き出したらポイント消えたとか、全部ルールに書いてあるのを読んでいないだけでは?そんなにXMは悪質なのですか?
当方使用者ですが、必要事項が間違っていなければ出金拒否もされたことありませんし、税金が高くなるのとスプが広いことくらいしかデメリット見つかりませんがどうなんでしょう?引用元:Yahoo!知恵袋

これは「XMに批判的で、それもコピペしたような内容の書き込みをよく見るが、それは本当なの?」という質問です。
たしかに、Yahoo!知恵袋でXMに関する質問を見ていると、そのような回答をよく見かけます。
質問によってはベストアンサーに選ばれているものもあり、不安に思ってしまうのも仕方がありません。
上記の質問でベストアンサーに選ばれた回答は以下の通りでした。
自分も、エックスイーマーケッツ(←XM)を5年くらい使ってますが、トラブルなどないです。
1億円入金したのに、すぐに出金できなかったから詐欺だとか、そういう胡散臭い書き込みとか、自分も見たことあります。
1億も持っていて、スプレッドも日本より広い、ハイレバの海外業者を使うかな?
マネーロンダリング防止とかで、1億すぐに出金できなかったのでは?
なんか、悪いうわさを流そうとしてるのかな?とか、ふつう考えますよね。自分で判断できない人が、鵜呑みにするんでしょうね。
投資も業者選びも自己責任の自己判断ですよね。引用元:Yahoo!知恵袋

「自分は5年XM使っているけど、トラブルはない。胡散臭い書き込みが多いから、鵜呑みにしないように」という趣旨の回答です。
回答者の方が言うには、出金拒否されたのは「マネーロンダリングを試みた」ためであるか、
そもそも通常のトレーダーではなく、「なんらかの意図があって悪い噂を流そうとしている」のではないかという事です。
もうひとつ、同じ質問に対する興味深い回答がありましたので紹介します。
ユーザーの理解不足なだけです。
出金拒否はありましたよ。
そりゃ、クレジットカードで出金できるのはクレジットカードで入金した金額までですからね。
それ以上の金額は別の方法で出金するのは当然ですね。引用元:Yahoo!知恵袋

「入出金のルールを守らなければ、出金拒否される」という趣旨の回答です。
XMではマネーロンダリング防止などのため「出金のルール」が設けられています。
そのルールの内の1つが「クレジットカードで出金できるのはクレジットカードで入金した金額まで」というものです。
このような「出金のルール」を理解していないトレーダーは「不当に出金拒否された」と誤解するかもしれません。
XM出金拒否の口コミ2
Yahoo!知恵袋でもう1つ、興味深い質問があったので紹介します。
XMについてです
いきなり口座が凍結されました。
取引もしていましたし、隷属に反することは全く何もしていません
お金は出金できるか心配です
どうしたらいいでしょうか?引用元:Yahoo!知恵袋

「突然XMで口座が凍結され、出金できないかもしれない。どうしたらいいのか?」という質問です。
状況の説明が不足しているため、詳細が掴めない書き込みです。
しかし、ベストアンサーに選ばれた回答から、口座が凍結された理由が予想できました。
以下が上記質問へのベストアンサーからの抜粋です。
禁止事項がらみなんじゃないでしょうか。
他のサイトとかでも故意的に両建てとか、窓開け勝負するために土曜早朝に何度も新規でポジション持つ、ボーナスの乱用、とかやってると、ペナルティがあったとかは見たことあるけど、それ以外は聞いたことないですね。
あとMTは、他の業者使って両建てとかしてもバレるらしいですよ。
自分も主にエックスイーマーケット使ってるけど、他にもたくさん業者あるし、他でやれば良いのでは?
それなりに理由も教えてもらえるだろうし、今後は気を付けることですね。ここの凍結とかは儲けてなくてもあるそうなので信頼してますね。
他のとこは儲けてる人だけを凍結するとよく聞くので。
引用元:Yahoo!知恵袋

「XMの禁止事項に触れたためではないか?XMは利益が無くても不正行為があるとペナルティを課すので信頼できる」という趣旨の回答です。
XMでの取引には禁止事項がいくつかあるので、それを行ってしまうと出金拒否や注文の取消、口座凍結などのペナルティが課されてしまう恐れがあります。
口コミから分かる「XMで出金拒否された人」

以上の口コミで「XMで出金拒否された人」は、予測も含めると以下の4種類でした。
- マネーロンダリングをしようとした
- 別の意図があって悪い噂を流している
- 出金ルールの理解不足からくる単純ミス
- 禁止された取引を行った
「1.マネーロンダリングをしようとした」と「2.別の意図があって悪い噂を流している」というのは、通常のトレーダーは関係の無い話なので、とりあえずは無視しても大丈夫でしょう。
しかし、「3.出金ルールの理解不足からくる単純ミス」や「4.禁止された取引を行った」というのは、実は悪気が無くてもやってしまう可能性があります。
ということは、私たち一般のトレーダーが気を付けるべきなのは、「出金時に単純ミスに気を配る」という事と、「取引時に禁止された行為をしない」という2点です。

では、ここからは「出金ルールの理解不足からくる、よくあるミス」や「XMで禁止されている取引」を紹介します。
XMで出金や取引をする際の参考にしてみて下さい。
XMで出金拒否/出金できない場合にありがちな6つのミス
XMで出金する際によくあるミスは6つあります。
知らずにこのミスを犯してしまうと出金できないので気を付けましょう。
1.XMから出金できない銀行を指定している
一部の銀行及びSWIFTコードを持っていない銀行には出金できません。
利用したい銀行にSWIFTコードがあるかは、その銀行に問い合わせるのが確実です。
日本の金融機関のSWIFTコード一覧からも一応確認できますが、こちらは情報が最新ではなく正確さに欠ける可能性があるので注意が必要です。
2.クレジットカードで入金額以上を出金しようとした

XMに入金する場合はクレジットカードが便利ですが、出金する際は、クレジットカードで入金した金額までしか出金できないので注意しましょう。
XMではマネーロンダリング防止のため、以下のようなルールがあります。
- 入金額までの出金は、入金時と同じルートで出金する
- 利益分は電信銀行送金でのみ出金可能
これはbitwalletやSTICPAYで入金した場合も同様で、まずは同じルートで入金額まで出金が必要になります。
つまり、クレジットカードで1万円入金し、利益が1万円あった場合は、合計残高の2万円全てをクレジットカードで出金することはできない事になります。
合計残高の2万円全てを出金するには、以下の手順で出金する必要があります。
例)クレカで1万円入金後、利益分と合わせて
2万円出金する場合
- クレジットカードに1万円を出金
- 利益1万円を電信送金で出金
複数のルートで入金した場合は?
複数のルートで入金した場合、入金額までは同じルートで出金しなければならないのは同じですが、優先順位があるため、まずはクレジットカードに出金しなければなりません。
- クレジットカード・デビットカード
- bitwallet、STICPAY、BXONE
- 電信送金
XMで出金を行う際は、上記の順番で、入金額と同額を相殺する必要があります。
例)クレカ/bitwallet/STICPAYで1万円ずつ
入金後、利益分と合わせて5万円出金する場合
- クレジットカードに1万円を出金
- bitwallet/STICPAYに1万円ずつ出金
- 利益2万円を電信送金で出金
返金処理の期限が過ぎた場合は?
クレジットカードへの出金は入金した金額分の「返金・キャンセル処理」が行われます。
ただし、クレジットカードへの「返金・キャンセル処理」が可能な期間は、出金のタイミングでカード決済会社により異なりますが、原則3ヵ月以上前に入金した分は返金(キャンセル)処理ができなくなります。
キャンセル処理可能な期間を超えているクレジットカードに出金しようとした場合は、以下のような画面が表示されます。
このように「返金期限を過ぎた場合」や「カードを解約した場合」は、当然クレジットカードには出金できないので、電信送金で出金する事になります。
※ただし、3カ月以上経過しても出金リクエスト自体は行える場合もあります。
その場合は、XM側でカード決済機関へ可否を確認し、カードでの決済が出来ない場合は、XMサポートよりメールで出金方法の案内が届きます。
3.出金後の証拠金維持率が150%を下回る

「ポジション保有中、出金後の証拠金維持率が150%を下回ってしまう金額(以下、出金できない金額)」は出金できないので注意しましょう。
出金する時はポジションを閉じるようにするのが理想的ではありますが、長期でポジションを保有している場合など、そうもいかない時もあるでしょう。
そういう場合は「出金できない金額」が具体的にいくらなのかを把握したい所ですが、この「出金できない金額」がいくらなのか分かりにくいのが難点です。

「出金できない金額」は「保有ポジションの証拠金」×「150%」で計算可能です。
逆に「出金できる金額」は「口座残高」-「出金できない金額」で計算可能です。

証拠金維持率の計算は面倒ですが、FXをしていると何かと必要になってくるので、「証拠金に関する基礎知識」はしっかりと身に付けておきましょう。
以下の記事では、「XM全銘柄の必要証拠金の目安」や「証拠金維持率の計算方法」などを解説しています。
「証拠金に関する基礎知識を見に付けたい」という方はぜひご活用下さい。
4.自分の名義じゃない金融機関に出金しようとした

出金先の金融機関で登録している名義が自分のものでない場合は、出金できないので注意しましょう。
他人名義の銀行口座などへの送金ができないのはもちろん、アルファベット表記の自分の名前が間違っている場合も出金できない可能性があるので注意が必要です。
「Yuuji」を「Yuji」や「Yuugi」と入力するなど、一文字のミスでも弾かれる場合があります。
そもそも「XMに登録した名前」と「金融機関に登録した名前」が違うという場合は、XMのサポートに連絡すれば、XMの登録名を変更してもらうことが可能です。
「日本語でのXMサポートへの問い合わせ方法などが分からない」という場合は、以下の記事で解説しているので参考にしてみて下さい。
関連記事:XM日本語サポートへのお問い合わせ方法
5.XMに登録した住所と銀行に登録した住所が異なる

出金先の銀行で登録している住所が、XMへ登録している住所と異なる場合も出金できないので注意しましょう。
引越や結婚などで住所が変わっているにも関わらず、「利用している銀行の住所を変更していなかった」という事もよくあります。
この場合は銀行の登録住所を変更し、再度XMに出金を申請すればOKです。
6.出金処理の日数の理解不足

出金申請をすると即時にXMの取引口座から出金金額が引かれますが、この時点では出金処理は完了していないので注意しましょう。
出金申請を出してから「出金処理完了メール」が届いて初めてXM側の出金処理が完了した事になります。
「出金処理完了メール」が届くまでは出金申請をしてから最大で1営業日ほどかかります。
さらに、ここから出金先の金融機関へ着金するまでは、各出金ルートによって異なる日数が必要になります。
出金ルート | 着金時間の目安 |
---|---|
電信送金 | 2~5営業日 |
クレジットカード | 最大2ヶ月※ |
bitwallet | 即時~24時間以内 |
STICPAY | 即時~24時間以内 |
BXONE | 即時~24時間以内 |
※クレジット/デビットカードでの出金(返金)は、カード会社によって日数が異なります。

「出金処理完了メール」が届くのに最大1営業日かかる事を考慮すると、
「出金依頼してから着金するまでの目安」は「各出金ルートの着金時間の目安」+「1営業日」と考えておくのが良いでしょう。
ただし、営業日の設定も各金融機関で異なるので、特に祝日や大型連休などは注意しましょう。
また、XMは海外の業者なので、休業日が日本の業者とは異なる場合もあります。
XMの休業日は公式サイトの企業ニュースやメールで知らされるので、出金が遅れている場合はそちらも確認してみましょう。
以下の記事では、XMの休業日や取引時間の解説を行っているので参考にしてみて下さい。
関連記事:XM取引時間の一覧表(日本時間)
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「着金時間の目安を過ぎても着金が無い」という場合
電信送金で出金する場合、たまに5営業日を過ぎても銀行に着金しないケースが見受けられます。
そういった場合、次の2つの原因が考えられます。
- 日本の銀行で入金処理が止まっている。
- XM側の銀行で送金処理が止まっている。
日本の銀行で入金処理が止まっている場合
海外から送金があった場合、一部の銀行では、本人へ電話で着金確認を行っています。
何らかの原因で、本人がこの電話に出られない場合、銀行側で口座への入金処理が止まってしまいます。
よって、XMからの出金が5営業日を経過しても銀行口座へ反映されない場合は、まずはご利用の銀行へ電話連絡してみるのが良いかと思われます。
XM側の銀行で送金処理が止まっている場合
ごく稀に、XM側の利用している銀行で送金処理が中断してしまっているケースがあります。
この場合、XMからXM側の銀行へ問い合わせてもらう必要があるので、日本語サポートへ「5営業日以上が経過しているのに着金がない」旨を伝えましょう。
すると、すぐにXM側の担当部門で調査が入り、銀行側で止まっていた送金処理が再開されます。
どうしても銀行へ着金しない場合
私たちで把握している限り、今までXMから出金できなかったというケースはありませんが、念のため最終手段を記載しておきます。
XMもXM側の銀行も「送金した」と主張していて、日本の銀行も「着金していない」と主張している状態、つまりお金がどこにあるか分からなくなった場合は、XM側の銀行に「MT103」を発行させるようXMサポートへ要請しましょう。
この「MT103」があれば、日本の銀行で、資金が現在どのような状態にあるかを確認する事が可能です。

とはいえ、これまでXMで「MT103」を発行してもらうまでの事態になったという話は聞いたことがありません。
この対応策に関しては、万が一の備えとして、頭に入れておくくらいで良いでしょう。
クレジットカードのキャンセル処理には最大2ヶ月かかる
クレジットカードのキャンセル処理が完了し、手元に出金したお金が戻ってくるまでの時間はカード会社やカード種別によって異なります。
カード種別 | 着金時間の目安 |
---|---|
デビットカード系 | 3~7営業日後 |
VISAクレジットカード系 | 約1~2ヶ月後 |
クレジットカードの場合は締め日や支払日の関係で、デビットカードより時間がかかる傾向があります。
また、クレジットカードの返金は複数回に分けて分割されて行われる場合があります。

まずは上記の着金時間の目安で紹介した期間待ってみて、それでも出金できない場合は、各カード会社に問い合わせてみて下さい。
知らず知らずにやりかねないXMの5つの取引禁止事項
XMでは、取引時のルールとして禁止事項がいくつか設けられています。
いずれも不正防止や顧客保護の観点から設けられたルールですが、これを把握しておかないと、知らないうちに禁止されている取引をしてしまう可能性もあります。
故意ではなかったとしても、「禁止行為を行った」と判断され出金拒否や口座凍結されてしまう恐れがあるため注意しましょう。
1.複数口座間の両建て

基本的に、XMでは1つの取引口座でのみ両建てを認めています。
しかし、XMまたは他の業者を利用してのポジションの両建ては禁止されています。
まず、口座Aと口座Bで両建てします。
その後大きく値動きがあり、一方は大きな利益が出て、もう一方は大きな損失が出てしまいます。
しかしXMでは証拠金維持率20%で強制ロスカットされるため、それ以上の損失は発生しませんが、利益は伸び続けることになります。
これを重要イベント時に行ったり、ボーナスやゼロカットを利用するなどした、更に悪質なケースもありますが、XMでは全て禁止されています。
ボーナスやゼロカットの費用はXM側の負担となりますが、複数口座間での両建て取引は、それらを悪用する行為につながります。
これを皆がやってしまうと、結果としてXMは損失ばかり被ることになるため、禁止されているのでしょう。
また、複数口座での両建ては、XM内だけではなく、他のFX業者を利用して行う場合でも禁止となっています。

口コミを見ていると「複数口座での両建てがXMにバレて即口座凍結された」という投稿を見かけます。
複数口座での両建ては、特に重いペナルティを課されやすい行為のようです。
真偽のほどは不明ですが、メタクォーツ社がMT4を利用している業者のデータを全て持っているので、不正取引があった場合はメタクオーツ社からXMへ報告が行っているという話も耳にします。
XMが利用できなくなるというリスクを考えると、興味本位でも手を出さない方が良いでしょう。
2.裁定取引(アービトラージ)

XMではいかなる裁定取引も禁止しています。
同一口座間での両建てでも、裁定取引とみなされるとペナルティを受ける可能性があるので注意しましょう。
裁定取引とは、「似た値動きをする銘柄」や「異なる業者間」などで生まれる、一時的に発生したレートの差や歪みを狙って両建てを行い、その差が縮んだ時に同時に決済することで、利鞘を得る手法です。
裁定取引は異なる業者間でやるのが一般的ですが、「EURUSDとEURJPY」など似た値動きをする銘柄間でやってもペナルティを受ける可能性があるので注意しましょう。
3.レートエラーや接続遅延を利用した取引

上記の裁定取引とも似ていますが、サーバー異常によりレートの提示に異変が発生した場合に、それを狙って取引を行う事も禁止されています。
稀なケースですが、、スイスフランショックのような異常な相場変動が起こった時など、サーバーに負荷がかかり接続遅延が発生することがあります。
このような適切な相場価格を提示できない状態のレートを、意図的に狙って取引を行うと、それもペナルティの対象となる可能性があります。
4.XMPやボーナスの不正取得や悪用

XMのボーナスキャンペーンはとても豪華なものとなっています。
しかし、このボーナスを悪用する行為も禁止されています。
「他人のふりして口座開設ボーナスを何度も受け取る」「XMPを稼ぐために両建てする」など、ボーナスのシステムを悪用して取引を行う行為もまた、ペナルティを受ける対象となります。
XMでは、ボーナスが絡んだ出金トラブルもよく見かけます。
XMのボーナスクレジットには以下のようなルールがあります。
- ボーナスは出金できない
- 出金額と同じ割合のボーナスは消滅する
- 資金移動時に移動先の口座が「ボーナス対象外の口座」だった場合は、付随するボーナスは消滅する
このように、XMではボーナスに関するルールもあり、トラブルになりがちです。
ボーナスに関する詳細は以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみて下さい。
関連記事:XMボーナスの利用方法
5.週明け(月曜日)の窓開けを狙った取引

窓開けの変動を故意に狙って取引を行う行為もペナルティの対象となる可能性があります。
普通に取引をしていてポジションが週を跨ぐことは問題ありません。
しかし週末に大きなイベントがあることを見越して、フルレバレッジでポジションを保有するような、利益かゼロカットになるのを意図的に狙う行為はペナルティを受ける可能性があります。
実際、このような取引により「ペナルティとして、レバレッジ制限をくらった」という人もいるようです。
関連記事:XMのレバレッジ規制とルール
XM出金拒否・トラブルまとめ
「出金拒否が一切無い業者」というのは存在しないでしょう。
XMにおいてもそれは例外では無く、確かに過去に出金拒否した事例はあります。
しかし、それは顧客側に問題があった場合がほとんどで、「理不尽な理由による出金拒否」というのは聞いた事がありません。

私たちトレーダー側は「出金のルールを理解し、ケアレスミスを起こさないように注意する」というのが重要です。
また、取引禁止行為については、普通に取引をしていても起こりえるものもあります。
(EAが知らない内に反対ポジションを保有していて、「複数口座間での両建て」になってしまった等)
そういった場合には必ずしも「即ペナルティを受ける」という訳ではないようです。
しかし、もしXMの担当者に「悪質」または「故意に行った」と判断されると、出金拒否などのペナルティをくらってしまうでしょう。

そういった状況に陥らないためにも、「取引禁止事項を留意して、XMに怪しまれないように取引する」のが良いでしょう。
「着金が明らかに遅い」「ちゃんと出金手続きが進んでいるか心配」という方は、XMのサポートデスクに問い合わせてみましょう。
サポートに状況を話せば、XM側での出金の進行状況を教えてくれます。
「日本語でのXMサポートへの問い合わせ方法などが分からない」という場合は、以下の記事で解説しているので参考にしてみて下さい。
関連記事:XM日本語サポートへのお問い合わせ方法
「出金拒否・出金できない」に関するよくある質問(FAQ)
XMで出金拒否って本当にある?
- XMで出金拒否って本当にありますか?
- いいえ、基本的にはありません。ただし、出金ルールや取引ルールに違反すると出金拒否される場合があります。
クレカで入金したのでクレカに出金したら出金拒否された。
- 以前クレカで入金したのでクレカに出金しようとしたら出金拒否されました。
- カード返金処理の期限が過ぎている可能性が高いです。クレジットカードへの「返金・キャンセル処理」が可能な期間は、出金のタイミングでカード決済会社により異なりますが、原則3ヵ月以上前に入金した分は返金(キャンセル)処理ができなくなります。この場合は、銀行送金で出金しましょう。
銀行に出金するのを拒否された。
- 銀行に出金しようとしたら拒否されました。
- SWIFTコードを持っていない銀行には出金できません。また、他人名義の銀行口座などへの送金ができないのはもちろん、アルファベット表記の自分の名前が間違っている場合も出金できない可能性があるので注意してください。
XMと銀行で登録した住所が違う場合どうしたらいい?
- XMに登録した住所と銀行に登録した住所が異なる場合どうしたらいいですか?
- 引っ越しなどでXMに登録した住所と銀行に登録した住所が異なる場合も出金できません。この場合、銀行の登録住所を変更して再度XMサポートへ連絡しましょう。
XMで出金トラブルを避けるにはどうしたらいい?
- XMで出金トラブルを避けるにはどうしたらいいですか?
XMで出金拒否されるのは、ほとんどがトレーダーが知らないうちに禁止されている取引をしてしまう可能性が高いです。XMで知らずにやりかねない禁止事項は以下の通りです。
- 複数口座間の両建て
- 裁定取引(アービトラージ)
- レートエラーや接続遅延を利用した取引
- XMPやボーナスの不正取得や悪用
- 週明け(月曜日)の窓開けを狙った取引
故意ではなかったとしても、「禁止行為を行った」と判断され出金拒否や口座凍結されてしまう恐れがあるため注意しましょう。
XM出金拒否/出金できないについて思うこと
XMではルールを守れば出金拒否はありえない
出金拒否が全く無い業者というのは存在しないでしょう。
それはXMにおいても例外では無く、確かに過去に出金拒否した事例はあります。
しかし、ほとんどの問題がトレーダー側にあった場合で、XM側の理不尽な理由による出金拒否というのは聞いた事がありません。
つまり、「出金ルールをよく理解する」ということが重要だと思います。
取引禁止事項に注意
XMでは、取引時のルールとして禁止事項がいくつか設けられています。
いずれも不正防止や顧客保護の観点から設けられたルールですが、これを把握しておかないと、知らないうちに禁止されている取引をしてしまう可能性もあります。
例えば、EAが知らない内に反対ポジションを保有していて、「複数口座間での両建て」になってしまった等…
そういった場合には必ずしも「即ペナルティを受ける」という訳ではないようですが、XMの担当者に「悪質」または「故意で行った」と判断された場合は、出金拒否や口座凍結されてしまう恐れがあるので注意が必要です。
そういった状況に陥らないためにも、取引禁止事項に留意して、取引を行いましょう。
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