
XMではポジションの証拠金維持率が20%を下回るとロスカットされます。
ロスカットまでの距離を、漠然と証拠金維持率の感覚で掴んでいる方は多いですが、具体的な距離をpipsで把握するには、その都度計算を行う手間があります。
「現在の証拠金維持率は?」
「あと何pipsでロスカット?」
「いくらになったらロスカット?」
本記事では、XMのロスカットまでの猶予を把握するための、証拠金維持率の計算方法からXMのロスカットの仕組み、強制ロスカットまでの許容pipsの算出方法を解説します。
XMの証拠金計算には、現在のレートを自動取得して計算してくれる「XM計算機ツール」が便利です。
関連記事:計算機ツールの使い方
関連記事:XM必要証拠金一覧表
目次
XMのロスカットの仕組み
XMのロスカットに関係する数値としては、最大レバレッジが888倍(ゼロ口座は最大500倍)、証拠金維持率50%でマージンコール、証拠金維持率20%で強制ロスカットに設定されています。
レバレッジが高く、ロスカット水準が低く設定されているため、国内FXよりもロスカットされにくい仕組みと言えますが、この仕組みや計算を充分に理解できているでしょうか?
まずは、FXの基礎知識である「ロスカットと証拠金維持率の関係」について復習しながら、XMのロスカットルールやロスカットされたらどうなるかを解説します。
ロスカットと証拠金維持率の関係
FXのロスカットと証拠金維持率の関係と、証拠金維持率の計算方法を復習します。
計算が面倒な方に、MT4/MT5画面上での有効証拠金・必要証拠金・証拠金維持率の確認方法も案内します。
ロスカットはFX業者による強制決済
口座の残高がFX業者の規定水準を下回ると保有ポジションがFX業者によって強制決済されること
この規定水準のことを、ロスカット水準(ロスカットレベル)と呼びます。ロスカット水準は証拠金維持率を基準として判断されます。
ロスカットと損切りの違い
自らポジションを決済して損失確定させることは損切り(ストップロス)と言います。
自分であらかじめ損失限度額を決めて、その限度額に達した時点でポジションを決済させる逆指値注文(ストップロスオーダー)による損切り方法もあります。
- ロスカット→FX業者による強制決済
- 損切り→自分で損失決済
証拠金維持率は強制ロスカットの目安
ロスカットを避けるために重要な目安となるのが証拠金維持率です。
XMでは証拠金維持率20%のロスカットラインを下回ると、自動的にポジションを強制決済されます。
わかりやすく図表にしたものがこちらです。
▼ロスカットと証拠金維持率の関係図
証拠金維持率50%…マージンコール
:ユーザーに対しての警告ライン
証拠金維持率20%…強制ロスカット
:XMのロスカット執行ライン
証拠金維持率0%…ゼロカット
:残高0リセットライン
証拠金維持率の概要と計算方法
保有しているポジションに対して口座残高がどのくらいの割合かを示す数値
証拠金維持率が高いほどその口座は安全な状態で、0%に近づくにつれて危険水域となる
証拠金維持率(%) =
有効証拠金÷必要証拠金×100
有効証拠金の計算方法
FX業者に預けた口座の残高とボーナスと含み損益を加えた金額のこと。
実際の有効証拠金は含み損益を加算するため、為替相場の動きに合わせて常に変動しています。
有効証拠金の計算式は下記の通りです。
有効証拠金 =
残高+ボーナス+含み損益
有効証拠金の計算例
下記の条件での有効証拠金の計算式は
- 口座残高5万円
- クレジット(ボーナス)2万円
- 含み損1万円
5万円(口座残高)+2万円(クレジット)-1万円(含み損)=6万円(有効証拠金)
5万円(口座残高)+2万円(クレジット)
-1万円(含み損)=6万円(有効証拠金)
となります。
必要証拠金の計算方法
ポジションを取るために最低限必要な担保金のこと。
必要証拠金は口座の最大レバレッジで変わります。実際の取引に必要な金額をレバレッジで割った金額が必要証拠金となります。
必要証拠金 =
取引通貨1通貨の価格×取引数量
÷最大レバレッジ
必要証拠金の計算例
EUR/USDを1ロット(10万通貨)取引する場合は
- 最大レバレッジ888倍
- 1EUR=0.8USD
と仮定すると
0.8USD(EURの1通貨のレート)
×10万(通貨取引量)
÷888(口座の最大レバレッジ)
=90.1USD(必要証拠金)
となります。
*円口座の場合は最後に円に両替
MT4/MT5で有効証拠金・必要証拠金・証拠金維持率を確認する方法
MT4/MT5の画面上には、自動計算された有効証拠金・必要証拠金・証拠金維持率の各数値がリアルタイムで表示されています。
- 有効証拠金:残高+含み損益
- 必要証拠金:現在のポジションに対する必要証拠金
- 余剰証拠金:
有効証拠金-必要証拠金 - 証拠金維持率:
有効証拠金÷必要証拠金×100
- 残高:XMの該当する口座の残高
- 有効証拠金:残高±含み損益
- 余剰証拠金:有効証拠金-証拠金
- 証拠金維持率(%):
有効証拠金÷必要証拠金×100 - 証拠金:現在のポジションに対する必要証拠金
余剰証拠金は、有効証拠金から現在取引中の必要証拠金を引いた金額となり、余剰証拠金の範囲内に限り新規の注文が可能です。
余剰証拠金 =
有効証拠金-必要証拠金
関連記事:XMの必要証拠金一覧表
証拠金維持率はロスカットの目安
証拠金維持率が分かれば、ロスカットまでの許容損失が分かります。証拠金維持率は有効証拠金と必要証拠金が分かれば計算できます。
必要証拠金は口座の最大レバレッジが大きいほど少なくなり、必要証拠金が少なくなるほど証拠金維持率は高くなります。
ロスカットと証拠金維持率の関係には最大レバレッジが大きく関係しています。
XMのロスカットルール
XMには重要なロスカットのルールが3つあります。
- 証拠金維持率が20%を下回るとロスカット
- 含み損の大きいポジションから順番にロスカット
- ロスカットが間に合わなかった場合はゼロカット
1:証拠金維持率20%を下回る
XMではポジションを保有している口座の証拠金維持率が20%を下回るとロスカットされます。
2:含み損の大きい順にロスカット
XMでは、口座の証拠金維持率が20%を下回ると含み損の大きいポジションから順番に強制決済(ロスカット)していきます。
複数のポジションを保有していた場合、該当のポジションがロスカットされた後、証拠金維持率が回復して残ったポジションは、そのまま取引が継続されます。
ロスカット水準を下回ると口座の全ポジションをロスカットする業者もいますが、XMでは他のポジションが生き残る可能性もあります。
3:ロスカットが間に合わなかったらゼロカット
急激な相場変動でロスカットが間に合わず、口座残高がマイナスになってしまっても、XMではゼロカットシステムにより、マイナス分の損失は補填されます。
国内のFX取引では追証が必ず発生しますが、XMでは口座残高は0になってもそれ以上の損失を抱えることはありません。
関連記事:XMゼロカットシステムとは?
XMでロスカットされたらどうなる?
ロスカットされると損失が確定し、資金を大きく減らしてしまいますが、XMでロスカットされた口座の残りの資金はいくらになっているのでしょうか。
ロスカット後に残る資金の計算方法と、損失時の現金とクレジットの関係について詳しく解説します。
ロスカット後の残りの資金
証拠金維持率が20%でロスカットされると、口座には必要証拠金の2割が残ることになります。
XMでは必ず証拠金維持率が20%時にロスカットされるわけではありません。急な相場変動時には20%を大きく下回ってロスカットされるケースもあります。
損失はまず現金から消費される
XMの取引の損失は「現金→クレジット」の順番で消費されます。
損失はまず現金から消費されるため、必要証拠金の20%以上のボーナスを証拠金としていた場合には、ロスカット時に残高が残らずボーナスのみ口座に残る形となります。
関連記事:XMボーナスクレジット
ロスカットまでの許容pips計算手順4STEP
ロスカット水準20%のXMでは、強制ロスカットまで何pipsの損失に耐えられるのでしょうか。
ロスカットまでの損失許容pipsの算出手順を解説します。
今回スプレッドは許容損失に加味しません。*小数点第3位は四捨五入で表示
1pipsの価値がいくらかについては、XMでは1pipいくら?の記事で解説しています。
- 必要証拠金を計算
「注文時の価格×通貨単位÷最大レバレッジ」 - ロスカット時の有効証拠金の計算
「必要証拠金×ロスカット水準(%)」 - 許容できる含み損を計算
「口座残高-ロスカット時の有効証拠金」 - 許容できる含み損をpipsに換算
「許容できる含み損÷1pipsの価値」
XMエントリーに下記の条件を仮定して計算します。
- 最大レバレッジ888倍
- 口座残高10万円
- ドル円/レート110円
- 0.1ロット(1万通貨)
1.必要証拠金を計算
必要証拠金の計算式は
「注文時の価格×通貨単位÷最大レバレッジ」
110×10000÷888≒1,238.74
必要証拠金は約1,238.74円
2.ロスカット時の有効証拠金を計算
ロスカット時の有効証拠金の計算式は
「必要証拠金×ロスカット水準(%)」
XMのロスカット水準は証拠金維持率20%なので
1,238.74×0.2≒247.75
ロスカット時の有効証拠金は約247.75円
3.許容できる含み損を計算
ロスカットまで許容できる含み損の計算式は
「口座残高-ロスカット時の有効証拠金」
100000-247.75=99,752.25
許容できる含み損は99,752.25円
4.許容できる含み損をpipsに換算
3で算出した金額をpipsに換算します。
今回はドル円(110円)の0.1ロット(1万通貨)でのエントリーなので、
1pipsの価値は100円になります。
99,752.25÷100≒997.52pips(許容pips)
≒約9.97円の許容値動きとなります。
- ロングでエントリーした場合は:
110円から約100.03円になると強制ロスカットされ、 - ショートでエントリーした場合は:
110円から約119.97円になると強制ロスカットされます。
XMのpips値は、XM公式サイトのFX計算ツールで確認できます。
関連記事:XMの1ロットはいくら?
口座残高別ロスカットまでの許容pips一覧表(ドル円)
XMでドル円(110円)を最大レバレッジ888倍で1ロット(10万通貨)エントリーするにあたり、口座残高の違いでロスカットの許容pipsはどれだけ変わるのかを検証しました。
口座残高1万円・5万円・10万円・30万円・100万円での許容値動きを算出したので参考にしてください。
XMエントリーに下記の条件を仮定して計算します。
- 最大レバレッジ888倍
- 口座残高10万円
- ドル円/レート110円
- 1ロット(10万通貨)
口座残高 | 必要証拠金 | 証拠金維持率 | 許容できる含み損 | 許容pips |
---|---|---|---|---|
1万円 | 約12,387.39円 | 約80.727% | 約-7,522円 | 約±7.523pips 約±0.07円 |
5万円 | 約12,387.4円 | 約403.636% | 約-47,522円 | 約±47.523pips 約±0.47円 |
10万円 | 約12,387.4円 | 約807.272% | 約-97,522円 | 約±97.523pips 約±0.97円 |
30万円 | 約12,387.4円 | 約2421.818% | 約-297,522円 | 約±297.523pips 約±2.97円 |
100万円 | 約12,387.4円 | 約8072.726% | 約-997,522円 | 約±997.523pips 約±9.97円 |
*一覧表は横スクロール可能
口座残高 | 必要証拠金 | 証拠金維持率 | 許容できる含み損 | 許容pips |
---|---|---|---|---|
1万円 | 約12,387.4円 | 約80.727% | 約-7,522円 | 約±7.523pips 約±0.07円 |
5万円 | 約12,387.4円 | 約403.636% | 約-47,522円 | 約±47.523pips 約±0.47円 |
10万円 | 約12,387.4円 | 約807.272% | 約-97,522円 | 約±97.523pips 約±0.97円 |
30万円 | 約12,387.4円 | 約2421.818% | 約-297,522円 | 約±297.523pips 約±2.97円 |
100万円 | 約12,387.4円 | 約8072.726% | 約-997,522円 | 約±997.523pips 約±9.97円 |
例)口座残高5万円でドル円110円のときに10万通貨エントリーした場合
- ロングでは、110円から約109.53円になると強制ロスカット
- ショートでは、110円から約110.47円になると強制ロスカット
となります。
上記の図の計算式
必要証拠金の計算方法
必要証拠金 =「注文時の価格(110円)×通貨単位(*10万通貨)÷最大レバレッジ」
最大レバレッジ888倍の場合:110×100000÷888≒約12,387.39円
証拠金維持率の計算方法
証拠金維持率(%)=「有効証拠金(口座残高+含み損益)÷必要証拠金×100」
1万円の場合:10000÷12387.39×100≒約80.727%
5万円の場合:50000÷12387.39×100≒約403.636%
10万円の場合:100000÷12387.39×100≒約807.272%
30万円の場合:300000÷12387.39×100≒約2421.818%
100万円の場合:1000000÷12387.39×100≒約8072.726%
ロスカット時の有効証拠金を求める
ロスカットになる有効証拠金 =
「必要証拠金×ロスカット水準(%)」
レバレッジ888倍でロスカット水準20%の場合:12387.39×0.2≒約2477.48円
有効証拠金は約2477.48円
ロスカットまで許容できる含み損を求める
ロスカットまでの許容含み損 =
「口座残高-ロスカット時の有効証拠金」
1万円の場合:10000-2477.48=7,522.52円
5万円の場合:50000-2477.48=47,522.52円
10万円の場合:100000-2477.48=97,522.52円
30万円の場合:300000-2477.48=297,522.52円
100万円の場合:1000000-2477.48=997,522.52円
円をpipsに換算
今回は、ドル/円(1ドル110円)10万通貨での
エントリーなので、1pipsの価値は
1000円になります。
1万円の場合:7,522.52÷1000≒7.523pipss≒約0.07円の許容値動き
5万円の場合:47,522.52÷1000≒47.523pips≒約0.47円の許容値動き
10万円の場合:97,522.52÷1000≒97.523pips≒約0.97円の許容値動き
30万円の場合:297,522.52÷1000≒297.523pips≒約2.97円の許容値動き
100万円の場合:997,522.52÷1000≒997.523pips≒約9.97円の許容値動き
ロスカットを回避するための3つの方法
XMでは証拠金維持率が20%より少しでも高ければ強制ロスカットはされません。
証拠金維持率は、必要証拠金に対しての有効証拠金が多いほど上がります。
XMのロスカット回避方法は3つあります。
XMで両建てすると必要証拠金が減る
XMでは、FXとゴールド・シルバーにおいて、同じロット数の両建ての場合、その両建てポジションにおける必要証拠金は0となります。その必要証拠金分だけ余剰証拠金が増えるので、一時的なロスカット回避方法となるのです。
両建てにより増えた余剰証拠金で新たにポジションを持つことも可能です。
- XMで同じロット数の両建てをすると必要証拠金が0になり、証拠金維持率も0となります
- 両建てのロット数が違う場合、同じロット数分を除いた残りの必要証拠金が表示されます
- XMで同じロット数の両建てをすると必要証拠金が0になり、証拠金維持率も0となります
- 両建てのロット数が違う場合、同じロット数分を除いた残りの必要証拠金が表示されます
ゴールドとシルバー以外のCFD銘柄では両建てしても証拠金は0になりません。売りと買いの証拠金が50%ずつ必要になります。
両建ての注意点
両建ての禁止事項
XMでは、同一口座内の両建ては可能ですが、同じアカウントの別口座を含む複数口座や他業者との間の両建ては禁止されています。
両建てはアービトラージ(裁定取引)などの不正行為に利用される事が多く、XMでも厳格なルールを定めています。
もし禁止されている両建てをしてしまうと、口座凍結などのペナルティを受けることになるので注意が必要です。
XMの両建ての禁止事項についてはXMの両建て活用術の記事で詳しく解説しています。
両建てを保持しているときの注意点
両建てしているポジションの証拠金が0であっても、損が発生しているポジションや、余剰証拠金が少ない状態での両建ては、一時的なスプレッドの拡大やスワップポイントによるマイナスで口座残高が減り、証拠金維持率が20%以下になってロスカットされる可能性が高くなるので注意しましょう。
両建てポジションを決済するときの注意点
両建てポジションの片方だけを決済する場合、両建てが解消されるため残ったポジションの証拠金が必要になります。口座残高が足りない場合や、ロスカット水準に近い状態で決済すると、即ロスカットされる危険性が高くなります。
関連記事:XMの両建て活用術&禁止事項
損切りをする
ロスカット水準に達する前に、自分で損切りを行なえば、損失を限定させることができます。
ポジションを保有する際、どこまでレートが逆行したらポジションを閉じるか、損切りポイントを事前に決めておくと、「悩んでいるうちにロスカットされてしまった」などという事態を回避できます。
また、あらかじめ逆指値注文(ストップレスオーダー)をしておいて損失の拡大を防ぐ方法もあります。
関連記事:XMのMT4/MT5逆指値注文方法
関連記事:XMMT4/MT5逆指値注文方法
保有しているポジションの一部を損切りする
保有ポジションの全てを決済しなくても、ポジションの一部だけ損切り(分割決済)することで証拠金維持率を上昇させることができます。
パソコン版MT4/MT5分割決済方法
- 分割決済するポジションをダブルクリック
- 決済数量(ロット数)を入力
- 成行決済をクリック
MT4/MT5で分割決済するポジションを選択
MT4ターミナル/MT5ツールボックスの取引タブを開き、分割決済したいポジションをダブルクリック。
*「決済逆指値(S/L)」と「決済指値(T/P)」以外の部分を選択します。
決済数量を入力して成行決済
分割決済する数量(ロット数)を選択または入力して、「成行決済」をクリック。
分割決済完了
スマホ版MT4/MT5分割決済方法
- トレード画面から分割決済したいポジションを選択
- ポジション決済を選択
- 決済数量(ロット数)を入力
- 決済をクリック
MT4/MT5アプリで分割決済するポジションを選択
MT4/MT5アプリのトレード画面を開いて、分割決済したいポジションを選択。
「ポジション決済」を選択
MT4の場合は、ポジションを右にスライドして、出てきたボックスの中からチェックマークを選択。
▼MT4アプリ画面
MT5の場合は、ポジションを選択するとメニュー画面が下に出てくるので、「ポジション決済」を選択。
▼MT5アプリ画面
決済したい数量を入力して、決済を選択
分割決済する数量(ロット数)を選択または入力して、「決済」を選択。
分割決済完了
有効証拠金を増やす
XMでは有効証拠金が増やす方法が3つあります。
XMの別口座から資金移動する
XMでは、1アカウントにつき最大8口座保有することが可能です。同一アカウント内の口座間では自由に資金移動(資金振替)できて、わずか30秒ほどで口座に即時反映されます。
XM口座間の資金移動の詳しい方法は、XM口座間の資金移動の方法と注意点という記事で解説しています。
XM口座間の資金移動では、資金の移動額と同一割合のクレジット(ボーナス)も一緒に移動先の口座へ移ります。
関連記事:XM資金移動の方法と注意
XMPをボーナスに換金
XMポイント(XMP)とは、XMで取引をすると貯まっていくポイントのことです。
XMのゼロ口座はXMP適用外となります。スタンダード口座とマイクロ口座のみXMPを利用できます。
「XMロイヤルティプログラム」というXMが行っている顧客サービスのひとつで、お買い物ポイントのように取引のたびにその取引量に応じてXMPが貯まっていきます。
貯まったXMPはボーナスや現金に交換できるため、追加入金まではしたくないという方にもできるXMならではのロスカット対策の一つです。
XMPをボーナスに換金する方法については、こちらのXMポイント(XMP)使用法で解説しています。
最新のボーナス情報は、XM公式サイトよりご確認ください。
関連記事:XMポイントの賢い利用法
追加入金をする
どうしてもロスカットを避けたいのであれば、追加入金をするという方法になります。
XMでは、口座と同一名義からのみ入金が可能であったり、基本通貨によって利用可能な入金方法が異なるなど、注意しなければならない入金ルールがあります。
XMの追加入金について、詳しくはこちらのXM入金ガイドをご参照ください。
入金方法 | 入金手数料 | 入金可能額 | 反映時間 |
---|---|---|---|
銀行送金 | 無料※1 | 500円~1,000万円 | 1時間以内※2 |
VISAカード | 無料 | 500円~80万円 | 即時 |
JCBカード | 無料 | 1万円~30万円 | 即時 |
bitwallet | 無料 | 500円~80万円 | 即時 |
BXONE | 無料 | 500円~80万円 | 即時 |
STICPAY | 無料 | 500円~80万円 | 即時 |
Online Bank Transfer(オンライン決済) | 280円 | 1万円~20万円 | 即時 |
Local Transfer(コンビニ払い) | 280円 | 1万円~20万円 | 即時 |
入金方法 | 入金手数料 | 入金可能額 | 反映時間 |
---|---|---|---|
銀行送金 | 無料※1 | 500円~1,000万円 | 1時間以内※2 |
VISAカード | 無料 | 500円~80万円 | 即時 |
JCBカード | 無料 | 1万円~30万円 | 即時 |
bitwallet | 無料 | 500円~80万円 | 即時 |
BXONE | 無料 | 500円~80万円 | 即時 |
STICPAY | 無料 | 500円~80万円 | 即時 |
オンライン決済 | 280円 | 1万円~20万円 | 即時 |
コンビニ払い | 280円 | 1万円~20万円 | 即時 |
*1入金額が1万円以上の場合
*2銀行営業時間内に入金した場合
関連記事:XMの入金方法
XMの入金や最新情報は、以下のボタンより会員ページにログインして確認してください。
XMのロスカットに関するFAQ
- XMではロスカットはいつされるの?
- XMでは口座の証拠金維持率が20%を下回ると強制決済されます。この強制決済のことをロスカットと言います。
- 複数口座を持っている場合、ロスカットされたらどうなる?
- XMでは1つのアカウントで最大8口座まで保有できますが、口座ごとに資産は分かれています。そのため、1つの口座で強制ロスカットされても、他の口座に影響はありません。
- XMのロスカットとゼロカットは何が違うの?
- ロスカットは、口座の証拠金維持率が20%を下回るとXMが自動的にポジションを強制決済することで、ゼロカットは取引でマイナス残高になったときにXMが損失を補填して残高を0にすることです。
- 証拠金維持率20.5%でもロスカットされる?20.0%?19.9%?
- XMでは口座の証拠金維持率20%を少しでも上回っていればロスカットされませんが、20%を下回るといつロスカットされてもおかしくありません。
XMのロスカットについて思うこと
XMはロスカットされにくい
XMは最大レバレッジが888倍と高く設定されています。近年、最大レバレッジ1000倍以上の海外FX業者が増えましたが、それでも他業者と比べてXMの取引環境はロスカットされにくいと言えます。
FX業者別ロスカットまでの許容pips比較
XMと他の海外FX業者と国内FX業者の最大レバレッジとロスカット水準を一覧にして、同じエントリー条件でロスカットまでの許容pipsを計算して比較しました。
下記の条件を仮定して計算します
- 口座残高10万円
- ドル円/レート110円
- 0.1ロット(1万通貨)
業者名 | 最大 レバ レッジ | ロス カット 水準 | 許容 pips |
---|---|---|---|
Exness | 2000倍 | 証拠金 維持率 0% | ±1000 pips |
FXGT | 1000倍 | 証拠金 維持率 20% | ±997.8 pips |
Gem Forex | 1000倍 | 証拠金 維持率 20% | ±997.8 pips |
XM | 888倍 | 証拠金 維持率 20% | ±997.5 pips |
MYFX Markets | 500倍 | 証拠金 維持率 20% | ±995.6pips |
Titan FX | 500倍 | 証拠金 維持率 20% | ±995.6 pips |
Three Trader | 500倍 | 証拠金 維持率 20% | ±995.6 pips |
AXIORY | 400倍 | 証拠金 維持率 20% | ±994.5 pips |
Big Boss | 999倍 | 証拠金 維持率 50% | ±994.49 pips |
Land FX | 500倍 | 証拠金 維持率 30% | ±993.4 pips |
easyMarkets | 400倍 | 証拠金 維持率 30% | ±991.75 pips |
Trade view | 500倍 | 証拠金 維持率 100% | ±780 pips |
GMO クリック 証券 | 25倍 | 証拠金 維持率 50% | ±780 pips |
外為 どっとコム | 25倍 | 証拠金 維持率 60% | ±736 pips |
みんなの FX | 25倍 | 証拠金 維持率 100% | ±560 pips |
XMならではのロスカット対策が可能
XMでは、ボーナスを有効証拠金に加算できて、XMPをボーナスに換金できたり、同一口座間の両建てが可能だったりと、追加入金以外にできるロスカット対策が他業者よりもあるのが特徴的です。
ハイレバ口座と資金管理用の低レバレッジ口座を使い分けよう
XMのロスカット水準は20%と他業者に比べて低く設定されています。ハイレバレッジと掛け合わせて高い証拠金維持率が実現できますが、ロスカットされると資金を大幅に減らしてしまいます。
XMでフルレバ取引をしてみたいけれど、ロスカットされるのが怖いという方におすすめなのが、ハイレバレッジの口座と低いレバレッジの口座を使い分けることです。
XMでは口座間の資金移動が簡単にできるので、ハイレバトレード用の口座と資金管理用の口座を用意して、資金を移動させながらトレードする方法であれば、リスクコントロールがしやすくなります。
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- XMお年玉プロモ2021 | ラッキーくじと100%ボーナス解説 2021-12-03