プロップファームのチャレンジとは? 種類とやり方

プロップファームチャレンジは、プロップファームがトレーダーのスキルを見極めるための認定試験です。本記事では、複数のプラン,評価段階,再挑戦の機会に触れつつ、チャレンジの種類、やり方など、プロップファームチャレンジの基礎的な情報を掲載しているので、チャレンジの理解に役立てください。

プロップファーム特集

プロップファームチャレンジとは?

プロップファームチャレンジとは、プロップファームの所属トレーダーとして認められるための認定試験です。通常、チャレンジは複数の段階があり、各段階で一定の利益を上げる必要があります。

チャレンジは複数ある

大抵のプロップファームは、購入価格が異なる複数のプランを用意しています。選択したプランによって、チャレンジ達成後に提供される資金額が違います。

なお、一部の業者には「速攻プラン」という試験を受けずに、購入した時点で資金を提供してもらえるプランがありますが、購入額に対して提供資金が小さく、資金効率は低くなっています。

プロップファームチャレンジは、一般的に複数の評価段階があり、各評価段階にて一定の利益を上げる必要があります。1つ目の段階をクリアしても、他の段階で失敗すると、その時点で失格となります。

なお、業者によっては、評価段階が1つのところもあります。

仮にプロップファームのチャレンジに失敗したとしても、そこで終了というわけではありません。新しくチャレンジを購入すれば、何度でも受けなおすことができます。

チャレンジに失敗した場合、購入費用は返金されないので、受かりやすいチャレンジから始めるのがいいですね。

プロップファームでは、トレーダーのスキルを試すために様々なチャレンジが用意されています。安く始められるものや、比較的受かりやすいものもあるので、自分の実力を試しながら、ステップアップすることができます。

プロップファームのチャレンジには、1万円程度で始められるものから30万円程度必要なものまであります。安いチャレンジは提供資金額が少なく、高いものはより多額の資金提供を受けられます。

チャレンジの価格と提供資金額の例(米ドル)
Profitex	Super Funded	Fintokei	FTMO	Instant Funding
129 (15,000)	66 (6,000)	150 (13,778)	169 (10,000)	69 (10,000)
215 (25,000)	99 (10,000)	253 (34,449)	272 (25,000)	120 (25,000)
350 (50,000)	158 (25,000)	480 (68,772)	376 (50,000)	219 (50,000)
700 (100,000)	298 (50,000)	687 (137,414)	588 (100,000)	399 (100,000)
1,400 (200,000)	550 (100,000)	1,197 (240,475)	1,176 (200,000)	–
–	999 (200,000)	1,652 (343,526)	–	–

※()内は提供資金額

とりあえず試してみたいという人は、100ドル以下の安いチャレンジから始めて、受かったら提供資金額が多いものに挑戦するのもいいかもしれません。

プロップファームのチャレンジは、業者やプランによってクリア条件が異なり、難易度に差があります。「評価段階の数,目標とする利益額,許容損失額」が違うので、最もクリアしやすいチャレンジを選ぶ方が有利になります。

プロップファームのチャレンジは、誰でも簡単に合格できるものではありません。ここでは、チャレンジの上手いやり方を分かりやすく解説し、初心者でも効果的に挑戦できる方法を紹介します。

チャレンジに参加するうえで最も重要なステップは、チャレンジの選択です。成功率が高くないからこそ、安いチャレンジから始めるか、できるだけ難易度が低いものを選択しましょう。

SuperFundedやInstantFundingは$100以下で始められるので、まずはここから始めてみて、感触を掴めたら他のところを試すのもいいかもしれません。

安いチャレンジの例
	Profitex	Super Funded	Fintokei	FTMO	Instant Funding
購入価格	$129	$66	$146	$170	$69

※全てドルに換算

Profitexのチャレンジは、評価段階が1つのみで、1日の許容損失が大きいので、比較的受かりやすくなっています。

難易度の比較の例
	Pro fitex	Super Funded	Finto kei	FTMO	Instant Funding
評価段階の数	1	2	2	2	1~3
利益目標	10%	10%/5%	8%/5%	10%/5%	10%/8%/5%
1日の最大ドローダウン	7%	5%	5%	5%	3%/5%
全期間の最大ドローダウン	10%	10%	10%	10%	6%/10%

※評価段階の数：いくつ試験を通過すると達成となるか
※利益目標：目標とする利益額
※最大ドローダウン：許容損失額

チャレンジには、各プロップファームが定めた取引制限があり、制限に違反すると一発アウトになります。例えば、コピートレードや裁定取引はどこの業者でも制限されていますが、指標トレードやマーチンゲールは業者によっては可能です。

取引の制限の例
項目	Profitex	Super Funded	Fintokei	FTMO	Instant Funding
指標トレード	可能	禁止	可能	*²可能	禁止
マーチンゲール	禁止		*¹可能	禁止
*³HFT	禁止		*¹可能	禁止
コピートレード	禁止
裁定取引	禁止
EAの使用	不可	禁止行為に該当しないEAは可